ソファでジャンプ、お爺ちゃんのベッドでトランポリン。
滑り台。おりがみ。お絵かき。カルタ遊び。
お爺ちゃんのいすがキャスター付きで珍しく、乗ってぐるぐる、順番争いがいそがしい。
何でもないことでも、遊びになる。階段を上ったり降りたり、順番でだっこ。
ばあちゃんも筋肉痛になる。
普段は静かな我が家も、こうして賑やかな日もある。
子の世代に年金を払ってもらい、孫どもに慰めてもらっているような、年寄りにとって、救いのひと時なのでした。
ありがとうね。
この子らが大人になったとき、よい世の中であって欲しい。
よくいう、ツケをまわしたくない。
そんな思いがするのでした。

遊びをせんとや 生まれけむ
戯れせんとや 生まれけん
遊ぶ子供の 声きけば
我が身さへこそ 動(ゆる)がるれ 梁塵秘抄より