東大路通り五条坂の次ぐらい、東山に切れ上がる坂、そして八坂の塔を見通せる坂です。
巾の狭い坂です。
八坂の塔は、八坂神社とは別ものです。
八坂の塔は、法観寺の五重の塔です。
そして、夢見坂の名は、法観寺創建に由来するものだったのです。
法観寺・八坂の塔(京都市の説明額による)
霊応山と号し、臨済宗建仁寺派に属する。
寺伝によれば、聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げにより建立し、往時は延喜式七か寺の一つに数えられ、隆盛を極めたが、現在は八坂の塔(五重の塔)と太子堂、薬師堂の二宇を残すのみである。
八坂の塔は、本瓦葺き五層、方6メートル、高さ46メートルの純然たる和様建築で、白鳳時代の建築様式を今に伝えるものである。
創建以来、度々災火により焼失したが、その都度再建され、現在の塔は、永享12年(1440)に足利義教によって再興されたものである。(以下略)
私らが、塔の手前まできますと、舞妓さんがカメラマンに写してもらっている所に出会いました。
写させてもらってもいいでしょうかと聞きますと、カメラマンがどうぞといってくれましたので、スナップを3枚写しました。
ややあって、とある一角に「舞妓さんに変身」というお店がありました。
そこで、ああ、と合点がいきました。
さっき、舞妓さんをやり過ごして後ろへ廻ったとき、うなじのあたりの化粧がどことなく自信なげだったのです。
多分、旅雑誌の写真にするのに、モデルを連れてきて、にわか舞妓に変身させたのに違いない。そう話し合ったのでした。
本物の舞妓さんだったら、真昼間、勝負服を着てここらあたりを歩いているはずはないのです。
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