アムリタの陽気暮し

バリをこよなく愛するmisakiの日々です。

いつも心に楽園を。

親友

2008-07-06 21:24:46 | 日々の暮らし
私にはけんちゃん、という親友がいます。


高専の入学式の日から、席が後ろの男の子でした。
高専はぜーーーんぶあいうえお順だから、席もだし、実験のグループなんかもだし、なんでもグループは一緒で。
バイトも一緒にしたこともあるし。バンドも一緒に組んでいたくらい仲良し。

いつも一緒だったので、まあ、卒研ぐらいは違ってもと思い、相談なしに希望の研究室にいったらなぜかいるし(笑

なんていうか、きょうだいのようで、言いたい放題で、気を使ったりせず、何でもいえる相手です。
よく授業をさぼって川で話をしたり、テスト前は徹夜で勉強したり。さくさくと効率のよいけんちゃんは、のんびりやの私を見るに見かねてよく課題もしてくれました(苦笑
身体の弱かった私がよく倒れていましたが、よく担いでもらいました。
お互い彼氏、彼女もいたのですが、紹介したりして公認でした。
うん、、なぜか付き合うとかはなかったのです。
けんちゃんはけんちゃん、みたいな。なんていうか男女を越えたなにか信頼関係がありました。
うちにも来て普通にご飯食べてたし、とまったりしていたし、うちの家族とかとも一緒にどこそこ行ってたり。。。なんていうか本当の身内のような大事さがあります。
本当にたくさんの青春時代をすごいし、話をした人です。

就職こそべつべつになりましたが、ずっと仲をつないでこれました。

こないだ、机の引き出しの掃除をしていたら。
けんちゃんからの手紙がでてきました。就職した当時はまだ携帯とか、メールとかなくて、よく文通をしていました。
2枚くらいに季節のことと、現状報告など。
最後にさらっと「オレとお前は唯一無二の親友だからな」って書いてありました。

男女の友情は成り立たない、とか言う人もいるけど、私はそうは思わない。

結婚した今、お互い家族があるけれど、やっぱり大切な人には変わらなくて。
今では彼の奥さんも私にとって大事な人。


今日はそのけんちゃん夫婦が法事で短い間帰省しきてて、一緒にカフェにいきました。顔をみたら、充実していることがわかります。
あまり話をしなくても大丈夫。お互いそこで顔をあわせてゆっくり話を。
電話でもそうだったり。ばああっと話をするわけではなく、短い会話を忘れないように定期的にします。
でも、元気なのかそうでないのかわかります。
そう、15歳で出会って19年だものね。一回も喧嘩したこともない。
今日は私が68歳でぽっくり死ぬ話をしたら、
「じゃあ、お前が68歳になったら、毎日生きてるかーと電話をするからな。俺が墓を掃除してやるから、死ぬ前にオレにちゃんと前もって計らいをしろよ」と。
「わかった、じゃあ、67歳ころからお花代としていくらかあずけるよ。一ヶ月一回として、、、その代わりちゃんといってよね。」
「おおっ、おれは90歳以上いきるからな、しっかり守ってやるぞ」
なんて。
口には出していえないけれど、けんちゃん、いつも本当にありがとう。
(よんでるのかしら。奴は。だとしたらちょっと恥ずかしい。)


私は本当に人に恵まれていて、みんなに助けられてここまできました。
家庭が複雑でしたけれど、血がつながった人、そうでない人、たくさんの人に育てていただきました。いろんなことを教えてくださいました。
お客さもいいかたばかりで、何年と、開店当初から長くずっとお付き合いをしてくださいます。

私も誰かのためになにかできる人になりたい。
お世話になった人に恩返しができるといいな。


友情、健康、信頼、愛情。家族。
大切なものは目に見えなくて、お金で買えないものばかり。


★今日のカフェ★
湧山
有機野菜を使ったデザートとおいしい珈琲


ピーマンや大根、お豆などを使ったムース♪
とってもかわいくてさっぱり。名前もすずしろだって。
コメント (8)
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