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さらだ的雑記帳

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アニメ魔法科高校の劣等生8話 感想と解説と…。

2014-05-27 14:56:20 | アニメ関連
魔法科高校の劣等生8話です

ちょっと特殊な形ですが
1クール途中のこの中途半端なところから新しいシリーズ九校戦編が始まります

掴みなのでそこまでの展開はなかったですけどちょっとずつ登場人物も増えてきて九校戦に向けての準備段階を感じさせるものになっていて
作りとしては悪くない感じでしたけど
どうでしたでしょうか?

とりあえず今回も原作比較を交えながら感想を上げて行きましょう
割と説明を省略してるとこもおおいので
半分位解説みたいになってます

一応個人的には解説がなくてもある程度
想像で補える範囲には収まってるんじゃないかなとも思ってるので
もしかしたら蛇足かもしれませんが
その場合でも想像の補完になってくれればいいかなと思って書いてみました


■八雲師匠との特訓
冒頭から何をやってるかわからなかったでしょうが

深雪がミラージバットという競技の特訓を八雲師匠の協力の元行っているところです

簡単に説明すると
この競技は空中に投影される光の玉を手に持った棒で叩くことで消すという競技です
投影される光の玉つまり幻影(ミラージュ)を打つ(バット)のでこの名前なんでしょうね

そして忍として
こういった幻影を作り出す技術に長けている師匠のところにお願いしに来ているということになってます


そしてここで小野先生の素性がわかるわけですが
この辺りの会話も少し説明が必要でしょうね

まず『達也の目をごまかしたかったら』云々という八雲師匠のセリフは達也の特殊技能に関するヒントになってます
どの技能のことなのかはわりとわかりやすいかもしれませんね
どんな技能なのかもそのうち説明ありそうですけどね

次に『BS魔法師でしたか』という達也のセリフですが

BS魔法師はBorn Specializedの略

つまり産まれながらの専門性を有していること
要は先天的な魔法特性であることを表す単語なので
小野先生は隠行(おんぎょう)の能力の高い魔法師だということを示しています

ちなみにBS魔法師は大抵専門的な魔法以外は得意でないことが多く
それらを含めて小野先生はそう呼ばれることが好きではないようです

またカウンセラーと諜報どちらが先かと言うことについては明確な答えが出てないので今の所は額面通り受け取っておいて良いかなと思います

それと
小野先生は深雪がミラージバットの練習をしてることをたずねてますが
ホントなら第一高校にほぼ常駐していて情報収集諜報技能に長けた小野先生が
深雪が九校戦に選手として選ばれたことを普通なら知らないわけないですし
八雲師匠だって小野先生が知らないわけないと思ってる方が普通だと思うんですけどね

ここは要は深雪の担当競技を知らせるためのセリフなんでしょうけど

個人的には
こんな中途半端に情報与えられてもやもやする位なら

この割とわかりにくい
九校戦の競技説明を
原作には無いところですが

例えば選手選考会議みたいなものをアニオリで入れて代表選手の特徴と競技特性を対比させて選抜する様子をみせることで
選手と競技の説明を一緒にやってみる回とかにすれば実際の大会時には不要な説明は省いて競技とストーリーを描くことに集中できるから
よかったんじゃないのかなって気がしますね

■吉田幹比古登場

急に見慣れない球技が始まりましたが
サッカーに似たこの球技は
レッグボールという球技です

なんだかよくわからない謎技術で外側を覆われたフィールドでその壁の反射も利用して行われるサッカーだと思えば間違いないと思います

全方位反射可能な壁で囲まれてるのに
サイドラインとエンドラインがあるのは
競技特性から考えると若干不自然ではあったりしますがこの辺は何か別の理由が有るのかもしれませんね
(壁の利用は良いが選手はラインの外に出られないなど)

原作では
ボールの反発係数が高いのでドリブルはあまり使われないみたいな解説があって

達也の天井にぶつけて跳ね返りを押さえる技もパスメインの中で培われた技術っぽく描かれてるのですが

個人的には反発係数が高いとトラップの方が大変でパスの方が難しいんじゃないかな?って気もするんですけどね

まぁ最終的には正直どちらも慣れで何とかなる範囲なのかもしれませんし
あまり細かいことは気にせず
未来において少しスポーツも形態が変わっているものも有るんだな
位で捉えておくのが正解なのかもしれませんね



さて幹比古ですが
彼が名字で呼ばれることを好まないのにはもちろん理由があります
この辺に彼の人間性や魔法特性に関するものを読み解く鍵もあるのですが
一応彼もこの作品のキープレイヤーの一人なので少しずつ特徴を掴んで貰ったら
いいのかなと思います

ちなみにエリカからはミキと呼ばれているのは子供の頃からの名残りなのですが
原作ではこのシーンの後に幹彦はミキと呼ばれるのを頑なに嫌がるシーンがあります
個人的にはこの辺のやり取りはいらないと思ってるのでここはカットしてくれて良かったです

ちなみにブルマ云々の話は一応この時代になるとあまり肌を露出する服装はドレスコード上よろしくないという慣習というか風潮があるという前提がありつつのやり取りなんですけど

正直この辺どう考えても曖昧なんで
今回のようにレオが蹴られて終わるっていうベタな落ちですっぱりとやってくれて良かったなって感じですね


それにしても今の若者ですらブルセラ問題なんて知らない人が多そうなんですが
レオくんは詳しすぎませんかね?w
最近じゃブルマみたことない人もいるでしょうし最早ピンとこない人も多いかもしれませんね

あと原作では千葉家のタンスの奥から引っ張り出して来たそうなんですが
もう既に全滅しかけてるものをどうやって保存してたのか…研究の余地がありそうですなwww

■九校戦エンジニア選抜

ここのやり取りは
原作の達也の心情が結構ウザいのでw
アニメでやった位がいい感じですね


まぁ難点をあげるとすれば
達也を推薦する理由が若干弱いですよね

今更分かり切ったことっぽくなってるので気にしても仕方ないのかもしれませんが原作では

あーちゃん先輩は達也の調整した深雪のCADが一流クラフトマンに劣らない出来であること

また渡辺委員長は委員会のCAD調整を一手に引き受けてること

を理由付けにしてくれてますので
どちらかは残してあげればよかったのでは?って気はしますね

それと細かい話になりますが
自分でCAD調整できるようになればといわれたときの渡辺先輩の
「…いや、(本当に)深刻な事態(問題)だな」

達也を候補として上げられた時の
七草会長の
「盲点だったわ」
ってセリフは原作から会話のやり取りとして違和感のあった
セリフなんですが

アニメ化してリズムやアクセントでそれらしく聞こえるのを期待していたのですが残念ながらほぼ原作まんまの感じでしたね

個人的にはこういう会話のテンポを無視した言葉選びがみられるところが原作の一番の難点だと思ってます

(該当セリフの一番多いエリカにあまり違和感がないのは中の人の原作愛故かなとも)

■トーラスシルバー
ここでこの話題が出たということは
どう言うことかわかりますよね
FLTという会社の専属エンジニアである
トーラスシルバーですが
このFLTと司波兄妹との繋がりを示すヒントは入学編の序盤でも実は見かけることが出来るようになってました

気になる方は深雪の調整を達也が行うあのサービス満点なシーンのあたりで色々と見回して見てください

しかし
実際のところこのセリフだけだとあまりトーラスシルバーの凄さも伝わってこないので
あーちゃん先輩のマニアックな長ゼリフをもう少し入れて欲しかったところですけどね

ループキャストについては以前にも説明しましたが
あーちゃん先輩曰く
他にも
特化型CADの起動式展開速度を20%向上させ
CADの非接触型スイッチの誤認識率を3%から1%未満にしただけでなく
それらの技術を公開し魔法界の進歩に貢献したそうです

技術的な進歩は?ですが
最後の部分だけでもそれなりに信奉の対象になってもおかしくない感じというのは伝わるんじゃないでしょうか?

それと
深雪のキータッチミスも
意図が中途半端に伝わってる感があるのもアレですね
基本的に深雪は達也の偉業を誇りたくて仕方ない性格だと思ってもらえれば間違いないみたいですw



■加重系魔法の三大難問


あーちゃん先輩の課題から
これについてはある程度設定があるのかもしれませんが
個人的には同じカテゴリーに
核融合炉と永久機関と飛行が
カテゴライズされていることに
単純な違和感があるんですよね

三大というのなら核融合炉じゃなく
なんか他にあったんじゃないか?
って気もしますけどね
加重系なら重力絡みで時間の進み方を操作するとかね

まぁこの辺りは設定的な決まりごとですから敢えて突っ込んでも仕方ないわけですが…。

ちなみに
飛行魔法に関する説明の中に
なんの前提情報もなく領域干渉が出て来ましたね

領域干渉と情報強化は概念が分かりにくいので既にこのブログでも別の場所で説明してたりするのですが

簡単に言えば
領域干渉は魔法師が持っている魔法師自身が魔法により事象を改変されない抵抗力みたいな力であり
これを対抗魔法としては指定された空間に展開することができ
魔法防御として使うことが出来るもの

と考えて貰うと良いと思います

そう考えると飛行状態を打ち消すのには使えないんじゃないか?
って思われるでしょうが
原作ではキチンと事後領域干渉による飛行魔法実験であることが明記されてます

普段は魔法師が自然に自己と自己の周りに展開している防御技能なので改変を打ち消してるだけで魔法行使をしてる感覚がなかったという側面もあるのでしょうが

単純に考えても
事後展開している以上は魔法による事象改変を戻すための新たな改変に過ぎず
最終的には一人が一度に行使できる魔法の数をオーバーすることで魔法行使ができなくなるという訳です
※魔法師の能力によって重ねがけ出来る魔法の数は決まっているので

原作ではこの事を裏付けるように
このイギリスの実験では普通の場合より魔法行使に必要な事象干渉力が増大してしまい
方向転換、速度変更などのための飛行魔法をかけられる回数が事後領域干渉を使う前より少なくなってしまうという結果に終わったことが説明されています

プログラムに詳しい人なら

キューに実行プログラムがたまって行く感じを想像してもらうと分かりやすいかもしれません
また事象干渉力の増大も
中断や終了してもガーベージコレクションが働いてない状態だと思ってもらえば
理解しやすいかもですね

また、前回唐突に司一が発した
対抗魔法という言葉についての説明は
このやり取りの中で出てくるものだったんですが
今回のやり取り見てる限りやはり特に前回言わせなくても問題ない感じでしたねw

■技術スタッフ選抜テスト

個人的にはアニメのように幹部達が推薦してる物に安易に反対している図というのに異様に違和感があるんですよね

そんなこと言ってる暇あったら最初からテストすればいいのでは?って思うんですよね

ちなみに原作では意外に好意的な意見が多いが反対も多く決まらないことになっています
テストするかどうかの判断が必要なのはこういう状態ですよね

そしてお約束ですがだれが被験者になるかでもめてるんですが
他のメンバーの選抜は全くテストしていなかったのかって感じですよねw

というかここでの肝は一部の人にしか理解されない調整スキルではなく

新入生勧誘で因縁の有るはずの桐原先輩が名乗り出たことであり

それは驚きを持って迎えられたはずなんですけど
何故かアニメではびっくりするほど無反応でしたよね?なんでなんでしょ?

さて
CADの調整シーンですが
まず桐原先輩のCADの設定を競技用CADにコピーするところで難色を示してます

実際にこのシーンは原作では
達也だけでなく他の技術スタッフも同じ意見であることを示す反応を入れてくれています

高スペックな機械の設定を
低スペックな機械に移せば
まともに動かない可能性があるのは
まぁ分かりやすいとこですよね

次にキーボード入力ですが
ここでは本当なら達也の操作画面を覗き込んだ
あーちゃん先輩だけが
桐原先輩のサイオン特性の
原データから完全マニュアル設定で
CADの調整をしていることに気がつき
驚愕するわけですが

アニメでは五十里&千代田をみせるためだったんでしょうかどうも他の人も達也の操作画面か見られてる感じがしますよね

というかキーボード入力が珍しい時代なのでそちらが目立ってことはありますけど

普通に考えれば操作画面が見えてるなら

例えばプログラミングが目の前でものすごい早さで行われていることを想像してもらえれば分かりやすいと思うんですが

ここにいるメンバーの中には実際にCAD調整をしているメンバーつまりプログラム言語をある程度理解しているメンバー相当数居るわけですから
相当なレベル差があったとしても多少かじってればオペレーションの凄さを感じることができたはずですから

もっと沢山の人がその調整方法の凄さに気がついてないとおかしいんですよね

この辺はちょっとした違和感でした

最終的には

スペックが低いもの
(つまり起動式の展開が遅いはず)
なのに
(もとの機械と比べても)
違和感がないと感じさせる

ということ自体が優秀であると言える

という
はんぞー君の一声で決まるんですが

折角なんで

「候補者をあげるにも苦労するほどエンジニアが不足している現状では一年生だとか前例がないとか、そんなことにこだわってる場合ではない」
というこの皮肉を残すというか素直になれない感じのセリフは残して欲しかったですね

■風間玄信少佐

壬生先輩の父上が出て来たことからも推測出来る通りこの渋いおじ様が
風間玄信(はるのぶ)少佐です

彼の率いる部隊が今後話に絡んで来ますので細かい説明はその時にでもするとして

一応特尉と呼んでるときは公務
達也と呼んでるときは私用
という区別があったということだけは
理解してもらうと

風間少佐と達也の関係性や立ち位置見たいなのが想像しやすいかもしれませんね

ちなみにまだ達也の九校戦参加は内定しただけなのでこれを知ってること自体が風間の情報収集能力の高さを示してたりするんですけどね

■飛行魔法の実現

深雪が着ているのは
ミラージバットの衣装なんですが


初めにも説明したように
のれな空中の光の玉を叩く競技で
実は女性用競技なので

空を飛び交う様子が美しく映えるような衣装を着ることが恒例になっています

ホントは達也を驚かせるために
着てみせたのですが
同時に飛行魔法で達也にも驚かされることになった訳です


飛行魔法の仕組みについては
生徒会室でも達也が話をしていましたが

起動式自体を消去する処理を入れることで事象干渉力の増加を防ぎ

これらの処理を機械で制御することで安定的に実行することを可能にしたみたいですね

つまり細かい具体的な説明はないので
あくまで類推ですが

上に飛ぶAという魔法を実行した後で横方向に移動するBという魔法を起動するわけですが
このBの前か後でAという魔法の魔法式を消し去るCという魔法を実行してるってことで
Bを消す時にはCも消してあげないと情報干渉力があがりそうなのでこれも消してるのかな?って思ってます

そしてこれだけの事を
機械制御で厳密なタイミング管理をすることができれば
一定以上事象干渉力があがることもなく断続間もなく空中を浮遊し飛行する魔法を実現することができるという感じなのかな?と考えてます

しかも飛行自体は
加重制御、移動、加減速などの連続ですから

今までに出てきた
ループキャストや多変数化といった
達也の得意分野っぽい技術もキーになっていて

これ見よがしに使われてるんだろうなっていうのも自然と想像されますよねw

まぁ逆に言うと
この程度の仕組みなら
何故三大難問として残っていたのかという不思議と魔法式消去の術式が実はやばいんじゃないかって気もしたりして

ちょっともやもやするところはあるんですけどね

とにもかくにも
深雪の空中ダンスをみながらエンディングへ


とりあえず入学編よりは今のところいいのではないかな?という感じです

ちょっと説明不足なところはありますが
今後を含めればある程度補完が可能な範囲に収まってると思いますし

結局こんな感じで不自然な端折りや無駄な改変を減らせば十分に楽しめる作品なんですよね…。
ということで次回以降の出来にも期待しつつ見守って行こうと思います

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8 コメント

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飛行デバイス (Akira)
2014-10-15 05:47:24
飛行魔法ですが、魔法の発動中に重ねがけする事で限界に達するわけで、重ねがけしない様に制御するのが飛行デバイスの役目なのでは?
例えば上昇の魔法をかけて終了すると落下を始めると思いますが、ここで次の魔法を発動すれば重ねがけにはなりませんが、相当の腕が必要ですよね?
それを飛行デバイスでは、短時間で終了する魔法をループキャストで発動し続け、新たな方向への魔法を発動すると直近の魔法終了後に引き継がれ、ループキャストで続く。と言うイメージではないでしょうか?
決して消去はしていないと思うのですが。
返信する
Re:飛行デバイス (salad27)
2014-10-15 07:39:17
>Akiraさん
コメントありがとうございます
ここの部分はわかりにくいところですよね

ループキャストを利用した
飛行デバイスによる制御というのは
確かに仰られているように飛行時の魔法の終息を捉えて自然に次の魔法をつなぐという役割も持っています

ただ飛行魔法を難問としていたのは実はその部分ではなく
この世界の魔法はあるものに対して魔法をかける際にそのものの状態を定義しているエイドスを書き換えることで行っており
この事象改変した魔法の残滓は魔法終了後も一定時間はその物体に対して残ることになっているらしく

この事が飛行魔法という同一物体に対して短時間に複数の事象改変を行う必要のある魔法においては必要となる事象改変の干渉力の増大を招き連続飛行を妨げていたという部分が大きいようなのです

中条先輩が最初に思いついたのも
後から終了条件を与えられないかということでしたので今回の疑問に近い考え方かもしれませんね

それが出来ないので対抗魔法による魔法の打消しという考えに至り
検索した外国の実験でそれが上手くいかないどころか対抗魔法を使う前よりひどいことが発表されていることが判明

魔法を打消すのではなく大雑把にいうと影響力を含めた魔法そのものを消去することが必要

という流れになる訳です

ただこの部分の詳細
つまり事象改変後どの位の時間その影響が残るのかというところについては明らかにされていないため
それが飛行魔法を阻害しながら同一物に対する連続した魔法をかけた場合に事象改変に必要な干渉力の高まりを不自然に感じさせないものなのかどうかという部分については
検証出来ておらずこの辺りの曖昧さがわかりにくさに繋がってるのだとも思います

原作では魔法による高所からの落下や単純な跳躍についてはかなりの記録があると書かれていますので
あくまでここで話題にされているのは
連続性と自由度を持った飛行であり

これを実現するためには細かく連続した事象改変を行う複数の魔法が必要という意味で特殊な位置づけをされている魔法なのだと考えて頂くのがどうやら良さそうで
この連続した複数の制御が達也の中では不確定要素が強く確実性が求められる核融合炉の制御に必要だという思いもあったようですね

またこの間出た最新刊でもう少し魔法の連続性ということについて新しい説明がされていましたので
詳しい話は避けますが
その辺りも含めて検証していく必要がありそうだったりします

こんな感じで説明になってますかね?
わかりにくければまたお気軽にどぞです
m(_ _)m



返信する
RE:RE: (Akira)
2014-10-16 00:21:05
速いですね
3巻102ページに、
「終了条件が充足されていない魔法式」は自然消滅するまでエイドス上に留まるとあります。
上書きした場合にも効果は改変されますが、魔法式自体はしばらく留まるので、上書きし続けるとその都度干渉力を上げなければならない。
と解釈しています。
つまり充足させれば魔法式も消滅するのでは?
それを普通にやろうとすると、例えば上昇の魔法を発動して終了(充足)後に落下を始める→斜め上前方に移動の魔法を発動して終了(充足)後に落下を始める→これをくりかえす
と、一応飛び続けられますが、かなりタイミングが難しく落下のリスクが高いですよね。

それを飛行デバイスで制御する。
上昇をCADに入力→短時間で終了する上昇の魔法式を出力、ループキャストで終了と発動を重ならないように繰り返す。
次の方向の入力があったら前の魔法の終了直後に新たな方向に移動の魔法式を出力、ループキャストで終了と発動を繰り返す。
次の方向の・・・
と繰り返せば魔法が被らずに上書きする必要がなく、発動された魔法式は充足し消滅する事を繰り返す、故に干渉力の上昇も無いという仕組みではなないでしょうか?
文章力が無くつたないレスですみません。
返信する
Re:RE:RE: (salad27)
2014-10-16 02:09:45
>Akiraさん
ご返答ありがとうございますm(_ _)m

原作読者さんでしたか(緊張

個人的なスタンスとしては
どこかでもコメントしてるのですが
原作とアニメの表現からの個人的な読み取りがメインで思ったことを割と思ったように書いてるのでw
読み違いは沢山あると思いますが


飛行魔法をループキャストの
終了制御だけで実現しているという考え方にはやはり違和感があります

まず跳躍や加重系魔法の連続発動による飛行実現難易度ですが
重ねがけも10回程度は許容されているのですから
もし終了制御だけ出来ればいいのなら
一度に移動する距離や角度、時間などを工夫することで細かい移動はできないまでも大雑把な制御で魔法力の許す限り空中を浮揚し続けることくらいはかなり確実に出来るのではないでしょうか?

だとするとその時点で課題は明確であり飛行魔法は三大難問では無くなっていたはずです

また実際の魔法行使を考えた場合もおかしなところがあります
この飛行魔法はもちろん実戦で使うことを想定して作られているわけで
急発進、急停止、急な方向転換などを行うことも当然出来るわけですが

これを重ねがけをせず終了制御だけで実現するためにはかなり短い時間で魔法をループさせながら実行する必要性があります

それでも達也くらいの反応速度にリアルタイムに重ねがけにならずに対応出来るかは疑問の余地がありますが

それをクリアしたとしても
この短時間の連続ループキャストを実現するためには

魔法師の持つ飛行イメージで発動された魔法をループキャスト用にデバイス内で分割して実行するか
魔法師自身が短時間のループキャスト用に連続して魔法を発動する必要が出て来るわけです

そう考えると
前者の場合は事象改変を感じられる魔法師にとって実行した魔法とは異なる違和感のあるものになるでしょうし

後者の場合はそもそも魔法師が意識的にそんなに短時間の連続発動ができるかどうかもそうですが
短時間の魔法発動を連続することで飛行の方向や速度を制御する必要があり
とても難易度の高い魔法になりそうなのです

そう考えるとそもそもとして
とても一般的な魔法師が初見で違和感なく使いこなせるようなものにはなりそうもないんですよね


さらに原作の表現をひろうなら

同じく三巻102ページからですが
「実験を企画したイギリスの学者は対抗魔法の性質を錯覚していた」
「魔法式を直接消し去る術式でない限りこの例外ではない」

とわざわざ事象干渉力に対する解決策を
対抗魔法に絡めて達也に説明させていることの意味がなくなっちゃうんですよね

この辺りを勘案すると個人的には単なる終了制御だけでは実現が難しいと言う結論なんですよね

と言うことでこの辺りの解釈についても何かあれば是非ご意見頂ければと思いますm(_ _)m


返信する
Unknown (Akira)
2014-10-16 06:44:36
アニメと原作との間にニュアンスや単語が違うんではないか?と感じる場面もいくつかありますし、原作もwebから修正があるようですね。
答がブレている場合もあるのではないでしょうか。

干渉力の段階制御は普通の魔法師で10段階程度のようですね。
干渉力を上げた分だけ限界に近付いてしまいます。
飛行を永続的に行うことを前提にすれば、突発的に上書きするのは良いでしょうが、上書きを前提に運用してしまうとわりと直ぐに限界が来てしまうと思います。
途中上書きして限界前に充足する様にしても、その前の魔法式が自然消滅する迄の時間が示されていませんが、もし長ければその時間内に出来る制御回数は10回程度となってしまい大雑把にしか飛べませんよね?
干渉力の上昇を許容してしまうと、私にはこの事への解決法が見つけられないのです。

ループキャストもシルバーの実現ですし、割と最近です。三大難問と言われているのは結構前からですよね?
また、飛行時に細かな制御をするためにはコンマ何秒単位で魔法の連続発動が必要でしょうね。

イメージと飛行状態のタイムラグはあると思います。
リークにより他校が使った際、4巻395で真由美がぶっつけ本番で使いこなせる術式ではない。と言っていますし、
皆同じように飛んでいて魔法のレベルに差が無いようだが深雪がポイントを重ね、他は全くついていけない。とありますから、誰でも飛べるが自由に飛ぶには難易度があるという感じでしょうか。

また、あずさが考えた魔法をキャンセルする方法に関しては、重ねがけと同じになると達也が答えています。後から終了条件を変えるのも、魔法式の重ねがけになるので不可能。
唯一魔法式を消し去れば可能となる。
魔法式を直接消し去る術式とは分解魔法の術式解散ですよね?
術式解体は術式かは良く分かりませんが魔法式を吹き飛ばしますね。でも普通の人にはCADを使ってもサイオン量的に無理っぽいですよね。
他に思いつきませんから、事実上消し去る方法は普通の人には不可能で、終了条件を充足させるしか無いと言っているのではないでしょうか。

架空の話ですから難しいですよね。(笑)
返信する
Re:Unknown (salad27)
2014-10-16 09:03:31
>Akiraさん
さらにありがとうございますm(_ _)m

ホント原作者の匙加減で決まる
架空の世界の曖昧な原理の話ですので
難しいところですよね

ちなみに
ひとつ勘違いをしていると思われるのは
私が大雑把になら魔法力がある限り飛び続けられると言っているのは
もし終了条件さえ満たせば事象干渉の連鎖から逃れられるのなら
例えば5m上昇しておけば自由落下前提でも魔法式の終了を待ってつぎの魔法をかけるのに1秒あれば落下前に再上昇できるわけですから高度さえ一定以上に保っておけば
魔法式の終了を待って次の魔法をかけ続けるという単純な方法でそれ程リスクを負わずに飛べることになり
重力軽減魔法を合わせて発動しておけばその難易度もさらに下げられる訳ですし
この割と誰でも直ぐに思いつくような方法が今まで試されていないわけがない事を考えるとこれが実現されていないことが最大の違和感であり

もしこれが実現できることがわかっている状態なら
飛行魔法はその時点で◯大難問なんて大層なものではなくループキャストをある程度の精度で実現できれば行使が可能となる時間的な解決が待たれる技術的課題という位置づけとなり

それは最早実現できない魔法を実現したのではなく実用化が難しい魔法を実用化した位のインパクトになり
まぁモチロンそれでも十分凄いんですけど

原作の事象干渉から対抗魔法に対するトークをわざわざした事と合わせてやはり違和感なんですよね

個人的に推察するとAkiraさんには
飛行魔法にまだ見ぬ魔法式消去魔法が組み込まれていることに対する違和感があるのかなと思いましたが違いますかね?

この辺りは自分も引っかかったとこなので完全に無視している訳ではないのですが
この世界のほとんど全ての魔法師が脳みそが足りてないからなのか難易度が極端に高いからなのか
魔法式から要素を抜き出し分析することがどうやら出来ていないことは
カーディナル先生のエピソードからも容易に推察できることからも

トーラスシルバーが発表したハイエンドな一連の飛行魔法の中に
行おうとする事象改変行為とは全く無関係な魔法式を消去する魔法が組み込まれてても実感として気づくことが出来ない可能性はあるのかなと思ってたりします
この辺りの難易度自体に大いに疑問はあるところではあるのですが
それも明確にされてない仕組次第ですし

まぁなんだかんだでお兄様は色んなとこで手の内見せまくってますから
結局何が何処まで秘密なのか全くわからなくなってますけどねw

この事象干渉力の増大問題については
継続時間によっては難問も難問ではなくなり
逆に働けばそもそも魔法自体の実用性を著しく損なう
すごく曖昧な部分ではありますが

個人的には
エリカの山津波など加速度積み増しで叩き込めば良いものを
わざわざ自己の身体能力の補助を兼ねて慣性力の制御にしていたりするなど
一応原作の各所に事象干渉や魔法の相克に関して気を遣った記述が見られる事を考えれば
この魔法科高校の世界を取り巻く魔法の原理原則の一つとして
今後も含めてその仕組みを解明すべき対象なのかなとも考えていたりしますし

この辺りが原作で明らかになった時点で盛大な突っ込み祭りwになるのかなと期待している部分であったりします( ̄▽ ̄)


返信する
Unknown (Akira)
2014-10-16 23:27:41
ご指摘の勘違いでは?の部分ですが、私の認識はその飛び方は既に可能であると言ものです。
BS魔法師の飛び方はそれに近いのではないかと考えています。
但し、一回一回魔法を充足させる、つまりその度に自由落下を挟む飛び方となり、要はジャンプの連続みたいなものですよね?そのやり方はタイミングを見極められるだろうBS魔法師向きで一般的にはリスクが高すぎて現実的ではない。との勝手な解釈です。
途中干渉力を上げてしまうと充足しなかった式が消滅する迄に下手をすると数分(未公表)とか待たなければならないですから、一回の魔法を長めにしなければならず、飛行の自由度が狭まります。

もう一つ私の認識では魔法式消去魔法は無い。
つまり発動後の魔法式を本質的に消すのは一般魔法師には事実上無理だ。という事です。
最低でも術式解体が使えない人には魔法消去は無理っぽくないですか?
原作での対抗魔法(解体、解散以外)や事象干渉の話は、この方法では解決できない事を説明するためのセリフに思えます。

私はCADはあくまでも魔法発動のスピードや精度を上げる補助装置で、使う者の能力を超えた魔法は発動できないと考えています。
魔法師は基本的にCAD無しでも魔法を使えたはずですよね。ただ使える魔法は魔法師個人に依存すると。
達也のマテバや霧散、分解、解体でCADの有無が議論になりますが、あくまでも規模や精度のための補助ですよね。
飛行デバイスではサイオンの自動吸い込み、ループキャストによる魔法発動のタイミング制御、落下の防止回路など、人には不得手な部分の補助を行っているんですよね。
だから飛行に関する魔法を使えない魔法師がいたら飛行デバイスを使っても飛べないのでは?と考えます。

また一部の違和感のようなものは確かに残るにしても、飛行デバイスの機能が、
発動から充足の繰り返し→新しいイメージ→発動から充足の繰り返し→
で仕組みは成立しているとは思います。精度は抜きにして、サイオンのある限り飛んでいられるでしょう。

三大難問の難易度ですが、
核発電についてもあとは制御ぬ魔法の継続性(魔法式保存の仕組み)があれば解決は近いですよね?
魔法の継続が出来れば永久機関も可能に思えます。
ここ数年で実用化したループキャストが、永らく解決できなかったこの難問の課題を劇的に減らしたと言う事ではないでしょうか?
飛行術式にしてもループキャスト実現以降は達也以外にもプログラムを開発できる余地のある難問だったわけですから、難問なんて解決すればその程度のものなのでしょう。

尽きぬ話ですが、原作の展開によっては新たな事実が出てくるかもしれませんね。


エリカの山津波は演出も効果もイマイチ感が否めませんね。それと10トンの威力って何でしょうね。呂が受け止めた時の地面へのダメージもあんなものでしょうか?
よくアニメのアクションで地面を破壊しているのってどの位の荷重がかかっているんでしょうね(笑)
返信する
Re:Unknown (salad27)
2014-10-17 08:35:07
>Akiraさん

丁寧な回答ありがとうございますm(_ _)m

>BS魔法の飛び方等々
なるほど!理解できました(^_^)
確かに言葉の解釈の仕方によって
どちらとも取れるところかもしれませんね
難問なんて解いてみればってとこもあるでしょうしね

ただそれ以上にお兄様の存在がこの世界の難問という言葉の意味を水素並みに軽くしてる感は否めませんがw

何しろ明確な答えが出てるとは言えないものですから色んな考え方に触れながら
思考を巡らせる喜びを感じられる
というだけで今は十分なのかもですね

まぁ私は例え作者が公式で断定してても
違和感があれば割と噛みつくタイプなので
明確な答えが出てもスタンスは変わりないかもしれませんがw

擬似永久機関と重力制御式核融合発電については
聖遺物(レリック)についての達也の解釈にもあった魔法(式?)の保存がキーになりそうと
言うことについては私も同意です

あとは擬似永久機関については
エネルギー保存の法則をどうクリア
していくのかなど
来訪者編で見えてきた新しい要素との
絡みもあるかもしれませんけど
この辺も続き待ちですね

山津波のショボさについては
薄羽蜉蝣が当たってない事も含めて
エリカの成長または新技フラグだと
前向きに考えてはいるのですが
どうなのかなぁって感じですよねw

10tの力は
どんなに考えてもわからなかったので
密かに元々はバトル漫画でおなじみの
パンチングマシーン測定換算ではないかと
疑ってたりしますw
ええ、あの力を入れすぎると壊れちゃうやつですw

まぁあの方式はあの方式で
どう考えても正確じゃない割に
ゲーセンとかで100kg出す力の100倍が10tだと思うと想像しやすかったりした訳ですが
最近はあの手の機械もあまり見かけなくなったような気がするので最早時代遅れ感は否めない訳ですがw

アニメに限る必要はないですが戦闘シーンの描写って難しいですよね
Akiraさんが指摘されてるような地面の描写しかりですが
条件が揃ってないので凹む凹まないの検証はできないにしても
そもそもアニメでは細かい説明は色々省いてるんだからもっと派手さがあっても良かったという思いは私にもありますね

ということで今回はこの辺で

個人的には
こうやって考えられることが
実は楽しかったりしてますので
ホントにありがとうございました

不明点や新しい論点ありましたら
またお気軽にお聞かせくださいませませ
( ´ ▽ ` )ノ
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