さらだ的雑記帳

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とらドラにみるゴールデンタイムの失敗

2014-04-10 23:30:46 | アニメ関連
私がこの世界に戻ってきた?
原因となった作品を
ひとつあげるとすれば

それはとらドラであり
竹宮ゆゆこという名はそういう意味でも
私の中に強く刻まれているわけですが

昨年秋からアニメが始まり三月末に終わった同氏の著作ゴールデンタイムについてはとらドラより落ちるというより

絶対的な数でみても
Blu-rayの売り上げ平均が千枚を切りそうなくらいの厳しい状況である

とらドラの最終回に合わせて原作を揃え
わたしたちの田村くんまで購入した身としては歯がゆい思いはあるが

かく言う私も四巻まで買って
展開次第で見切りをつけようと
思ってたら
次が二次元くんのスピンオフだったことについに心が折れて
続きを読むことを諦めたわけで

ある意味予想通りでもあったのだが

それではゴールデンタイムの何がいけなかったのか?
ちゃんと観てないのに無責任に語るなといわれそうですが
ちゃんと観てないからこそ無責任に語って見ようとおもいます



■とらドラとの類似点

もしかしたら同じように感じた人も居るかもしれませんが
とらドラとゴールデンタイムは非常に似たところがあります

それはキャラ構成です

ヒロインである
大河と香子は



どちらも万人が認める美人として
お金はあるが生活力はなく
行動は時にめちゃくちゃで
主人公以外に恋している
存在として描かれています


サブヒロインである
みのりんとリンダは
主人公から愛情を向けられる存在でありながらある事情から自らの気持ちとは別に主人公からは離れる事を選ぶ
闊達な女性として描かれています

最後にでっかい声で愛しながらも別れるという特殊な告白をする所もそっくりですね


あーみんと岡ちゃんは
主人公達に近しい女の子として
最初は可愛くミステリアスに
最後は献身的になるが
いまだ報われない存在として描かれ


北村くんとやなっさんは
違う意味で優秀な主人公の友人であるが
ヒロインの思い人であり
ヒロインとは別の存在を愛する存在として描かれる訳です


こう考えれば
二次元君は能登プラス春田ポジのような気がしてきませんか?

そこまではいいとして
なにか忘れてませんかね?

…そうです主人公です

竜二と万里ですが
びっくりするほど共通点がないです
ちょっとコミュ障気味?ってことくらいでしょうか

もちろん似ているキャラも
それぞれ細かく見れば違うし
主人公同士も似たところが皆無ではないのですが大きな流れの中で共通点を見出せるのとそうでないのでは大違いですよね




とはいえ
とらドラとゴールデンタイムにはかなりの類似性があり
恐らくこれらは意図的に揃えられたものなのではないかと考えています

ここまで類似性を意識して描かれた作品の評価に差が出たのかかんがえてみましょう


■主人公の違い
先程の分析からして
こじつけのようにも見える比較ですが
具体的に考えてみればもう少し見えて来るものもあるかもしれないですよね?
ということで

◆ヒロインに対する感情の変化

ある意味メインである
この話題からみていきましょう

~竜二の場合~

大河に関しての竜二の気持ちは
最初はある意味恐怖の対象であり
それが保護対象にかわり
最終的に愛情に気がつくという
王道パターンです

まぁ頭から睨みつけられたり
いきなり夜中に木刀で襲われてるので
恐怖は仕方ないところではありますがw
凄くわかりやすいですよね


~万里の場合~

最初は綺麗だけどおかしな女から
友達のこと好きなんだけど
付き合えるんじゃね?
って感じになって
最後は香子ーーー!!!
って感じでしょうか?

最後絶叫なのはとらドラもだから
別にいいんですが

結局万里については
何かたまたま一緒に居ただけな感じで
惰性でつきあったみたいになってて
最終的に香子を好きになった理由が
途中見てなくて言うのもあれですが
序盤を見ててもしっくりこなくて
これが原作を継続できなくなった
一因だったりします


◆友達との対立について

どちらの作品も友情ものとしての性質を持っていますのでこの話題にも触れていきましょう


~とらドラの場合~


対立として考えられるのは
会長との大立ち回り
ぐれた北村
みのりのジャイアントさらば
位ですかね
読んだ人なら感じるでしょうが

結果の良し悪しの評価はさて置き
好き嫌いを巡る対立というよりは
自然と周りが会話をしフォローするなかで解決していく雰囲気が作られて行く友情ものを強く感じさせる作りになっています


~ゴールデンタイムの場合~

細かくみてないからあれですが
序盤から友達っていってる割に
普段にしてもイベントにしても
大して一緒に行動しないだけでなく

女の子との関係がうまく行ってない位の理由で誘いを断るし
一番食いつくのが仕送りを分けてもらう時みたいな関係に
こいつら友達じゃねーだろ
って思ってた身としては

やなっさんとのケンカで険悪になり
会話が出来なくなってしまうのは
仕方が無いし

何かあると人のせいにしてこもる態度を考えると
キチンと会話もせずに
陰で頑張ってたエピソードをかますだけで最終的に仲直りしたけど
結局は自分の満足のためにしたことが最終的に利害が被らなかっただけなのでは?

っていう白々さが最後に残ってしまったのは途中のエピソードを飛ばしているからだけではないような気がしています

つまりまとめてみると
主人公がその性格上求める形で
構築しようとしてきた人間関係の差
もちろん万里には多少ハンデはありますが

これこそがとらドラとの差を産んだのではないかと思うわけです
これはラストのまとめ方にも如実に現れてきます

■最終回のまとめ方

最終回を考えると
もちろん事の軽重はあるのですが
二人の主人公は共に悩みを抱え
その悩みから逃げ出すことにする
という意味で共通の展開を迎えます

ただしここから得られる結果には
非常に大きな差があります

それは
竜二は大河を連れて逃げ
万里は香子を連れずに逃げた
ということです

もちろん状況は違いますが

最初は離れたものの
一緒に逃げることを選択して

最後は
今は一緒に居なくても未来において
繋がることそこは二人だけではない
全員が揃ってこその
二人の世界であることを共有し
一時の別れを選んだ
竜二と大河

アニメではどうやら
描かれなかったようなのですが
原作内で竜二が描き出した将来の理想の風景には大河や友達だけでなく写真でしか見たことのない父親や苦労をさせられた大河の両親さえ登場しているのです

一方でゴールデンタイムでは

万里も香子も
一緒に居ることを考えながらも
記憶がなくなることに対する
恐怖などから

最終的にはお互いに
独りで逃げることを選択します

そして最終的に
香子が逢いにいくことで
記憶が戻って一緒になるのですが

その最終回で映し出される
万里の心の風景には
過去の自分(と何故か干渉してくるリンダ)しか写っていないだけでなく

過去の自分さえ残らないものとして
上書きされて行くという現実が描かれていくのです

つまり人とのつながりの中に二人を置き全てを求めることで二人の絆を深めた竜二に対し

よく言えば過去の自分さえ切り捨てる事で自己を確立しそこから新たな一歩を踏み出して行く万里


というイメージでしょうか

このように対比させてやると
まるでわざとやっているかのように
思えるくらいですし
事実そうである部分もあるかもしれませんね

但しここから得られる結果を見れば

高校生にして将来にわたる伴侶と家族や仲間のイメージを相方と共有した竜二に対し


大学生にして万里が得たのはあくまでも自分という存在と言うことになるわけです

もちろん自我を獲得することについては容易ではないのですが

その自我という範囲に置いても
万里の中にある香子という存在がうまく表現されてこない事

これが決定的に竜二と万里を分けている様な気がするのです

穿った見方をすれば
万里にとって香子との再会については
希望的観測であっても一番に名前を上げることもしない

たまたま記憶を取り戻したから良い様なもののちょっと間違ったらすれ違って終わっていた程度のものであり

これが原理や解釈はわからないですが
記憶の中に呼びかけ会話することができたリンダとの関係と比較して強いものなのかと考えると首を捻らざるを得ないのです


■結論

色々と分析してきましたが

そもそもでいうなら
自己の過去のイメージに
リンダが介入出来たり
過去の自分から落とした
指輪を渡されたりするというのも
不可解でいろんな解釈はできますが
その解釈も容易に理解できるもの
ではないのですが

最終的にとりあえず
二人がハッピーエンドでよかった位の感想しか出てこない理由としては

やはりこの主人公の差というのが
大きかったのかなという気がしています

記憶がなくなる虚無感に
苛まれる主人公が混乱するのは
仕方ないのですが
過去の万里は
記憶とともに知性すらなくしたのではないかと思わせるような発狂をみせ
今の万里は
最終的には自らの殻に閉じ籠り
奇跡的に記憶が戻ることに期待する
つまり運を天に任せることを自ら選びます

これは
親との衝突が発端とはいえ
二人で暮らせるなら
何もいらないと考えて家を飛び出し
最終的には自分たちの力で
自分たちの居場所を獲得しようとした竜二との差を考えれば

まさに対照的であり
キャラ設定の時点でこの結果はみえていたのかもしれないとすら思えるわけです

まぁ田村くんもなんだかんだで
どこが魅力的なのかわからない
キャラなんですが
脇を固める魅力的な女の子との絡みに特化し物語自体を凝縮させることで
主人公の性格からくるぼんやり感を
抑えていたのかもしれません

もしかすると
ゆゆこ先生が想像する
良い男なのかもしれないですが
少なくとも男性目線からは
魅力的なキャラは
圧倒的にとらドラ側の方が多かったのが
とらドラファンとしても残念だった
というのが率直な感想です

そして次作を切に期待していることを記してこのテキトーな分析の締めにしたいと思います
m(_ _)m


ではでは


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8 コメント

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本当に適当なこと言ってくれてんな (お前を人生で最も恨んでる奴)
2015-08-01 22:25:40
見てもない奴ができ等なこと言うなよ、あくまでお前の感想だろ。第一お前がこれを投稿したところで同情する奴もちらほらいるだろうがよ、こんなことして自分の敵が増えるだけとか思いもしなかったのか?アニメを見てそのアニメをどう思おうが勝手だろうが。お前の感想なんて俺個人にしてはどうでもいいんだよ。俺個人の意見なんだがよ、これ以上全てのアニメを汚すようなことすんな。てかアニメを楽しく見てる人の気持ち踏みにじるようなことするな。まあこのアニメにおいてはもう手遅れだがよ。
付け足して言っとく (お前を人生で最も恨んでる奴)
2015-08-01 22:30:37
俺はこのアニメを楽しく見させてもらってたんだ。それだけは分かっといてくれや。そうやって楽しく見てたって奴もいるってこともな。これ以上ふざけたことするな。あくまで俺の意見だが。反対する人もいると思う。でもそういう風に思う人もいることは反対する気持ちを持った人にも分かっていて欲しい。
Re:付け足して言っとく (salad27)
2015-08-21 08:34:34
>お前を人生で最も恨んでる奴様

最近覗いていませんでしたので
お返事が遅くなりすみませんでした。

このブログもそうですが
あくまでも個人の感想ですので楽しまれたのであればそれでよいかと思います。

記事自体は
あくまでも竹宮ゆゆこ先生の1ファンとして
わたしたちの田村くん~とらドラまで見てきて

そこから期待していた
ゴールデンタイムで原作での途中挫折を味わったものとしての個人的な残念さを表したものですのですべての人に受け入れられるとは毛頭思っていません

一般的な評価というなら私はちゃんと調べてませんが円盤などの売り上げを見た方が早いわけですしね…。

熱烈に支持をされるなら具体的に面白かった部分などをあげていただけると共感非共感もコメントできたのですが今回頂いたコメントからだとこの位のお返事が精一杯かと思います。

また何かございましたらコメントお待ちしております。

というところで失礼致します。
腑に落ちました。 (ルールコ)
2017-10-30 16:38:00
2年以上前の記事にコメントして申し訳ないのですが、私はとらドラ!もゴールデンタイムもすべて鑑賞して、ゴールデンタイムに対して説明のつかないモヤモヤが残っていたのですが、あなたのブログ記事を読んで納得しました。ありがとう。とらドラ!は何度でも見たくなる名作ですね。
Re:腑に落ちました。 (salad27)
2017-10-30 22:20:14
>ルールコさん
コメントありがとうございました。
自分でも何を書いたのか忘れてしまったくらい古い記事でしたが
拙い文章にも関わらず何かを感じていただけたことに感謝ですm(_ _)m

自分にとってとらドラが非常に思い入れの強い作品だっただけに
受け入れられなかった同じ作者の作品について語らずにはいられなかったと言うのがこのブログを書いた時の本音だったのだと思うのですが

時現在に至って
それぞれの作品の評価を振り返って見ても
実はそれほどズレた評価でもなかったのかなとも
思ったりしています

今はブログ自体は更新してませんが
コメント自体は読めるので
また何かありましたらお気軽にどうぞです
同感です。 (速鬼正文)
2018-05-24 18:13:28
私も、とらドラ!を読んで、ゴールデンタイムを読み始めたのですが、4巻で、読むのを止めました、貴方のおっしゃるとうり、 竜児に対しては、読者として共感を持てたのですが、万里に対しては、全く共感が持てませんでした、大河やとらドラの他の主要人物に対しては、共感が持てたのですが、ゴールデンタイムの登場人物に対しては、全く共感が持てませんでした、
竹宮先生には、申し訳ありませんが、
ゴールデンタイムは、明らかに失敗作だと
思います。
竹宮先生の次回作に期待します。
Unknown (速鬼正文)
2020-03-16 23:39:35
お久しぶりです、エバーぐ
Unknown (速鬼正文)
2020-03-16 23:42:28
お久しぶりです、エバーグリーンも、がっかり😖ですね。

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