さらだ的雑記帳

ほぼアニメ関連の話題
ツイッターでは難しい
ネタバレとか長文気味なものをここで呟いてみようかなと

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魔法科高校の劣等生 4話感想

2014-04-28 11:53:27 | アニメ関連
入学編も第四話
いつまで入学編なんだ?って声はありますが原作一巻二巻がそれぞれ入学編の上下巻ですので割と当たり前の話でして
どこに劣等生がいるの?って言うのと同じ匂いを感じるわけですがとりあえずそう言うものだと思ってくださいw

さてそんな四話ですが
新入生勧誘週間での事件から
その背後に見え隠れする黒幕の根っこのような部分と
それに伴って司波兄弟の背後に隠されたものが見えてくる回です
原作としては2巻の冒頭
1巻との繋ぎをしつつ入学編のクライマックスに向かう下地をつくる
いわゆる繋ぎ回という感覚なんですが

初っ端からネタとしか思えないつくりをしててネタとして見てる人にとっては美味しい回だったのかもしれないですねw

全体的にはそこまで力を入れるべきような中身ではなかったのに
OPEDに手を入れてたりとかしてちょっと感覚的にどうなのっていうのがあるのと再三再四のことだがセリフの取捨選択と演出が甘い印象

ここに来て適当に言葉を選んだことによって辻褄が合わない部分が出て来ているのでもう少し気を使って言葉は選んで欲しいと願います


とりあえず今回も原作との比較をしながらこの辺りについて読み解きつつ感想として行こうと思います

■十文字会頭

十氏族の一員たる
十文字家の正統後継者で第一高校では部活連の会頭をしている実力者

十氏族は裸族の名前ではなく
日本における魔法家の中でその家自体が抱えている魔法力や権力から考えた時のトップ10に入る家のことを示しています
定期的に入れ替え審査のようなものがあるので固定ではありませんが現状の十氏族に十文字家も生徒会長の七草家も含まれていることになっています

アニメでは無意味な裸演出以外
大した説明は無かったのですがw

原作では勿論裸に剥く演出はなく
もうちょっとだけ人となりについて匂わせる描写があります
まぁこの辺は物語が進めば出てくる話なので余り気にしなくても良い感はありますが
これだけセリフを詰めまくってるなかでこんな無駄演出をしている余裕があるのか?ってことと
十文字会頭についてはそれこそいろんな場面で大物ぶりを発揮してくれる人なので出来れば妙な小細工をせずに
真っ当な絵と演技だけで勝負して欲しかったんですが

変な演出のせいですごく軽い人物にみえてしまったのがとても残念です

■魔法を使用したのは?
剣道部と剣術部争いの件について
達也の事情説明を聞く
自治組織の幹部3人という場面
最後に渡辺先輩が
「魔法を使用したのは桐原だけか?」
と確認するシーンがあります

アニメでは剣術部が襲いかかろうとするシーンがフラッシュバックしたのち
「そうです」
と達也が肯定して終わりますが
原作ではこの後に
ただし魔法の発動に成功した人物は、ですが
と心の中で呟くとともにそれを律儀に報告するような勤勉性は持ち合わせていなかったと説明をしなかったことにもシニカルな解を与えています

個人的にはこういう遣り取りが若干くどいとはいえ魔法科高校の劣等生の真骨頂だと思ってるので
もう少し拾ってもいいのではないかな?と思うんですが
全体的には脚本なのか構成なのかわかりませんが拘りが感じられないんですよね…。

■深雪さんネタばれ過ぎますよ
先程の状況説明が終わり
エリカ、レオ、美月と共にお茶をしながら顛末を説明するシーン

一応状況説明に時間がかかったので
彼らは達也を待ったことを口では認めないものの事実上待たせてしまった形になったのでここでは達也がご馳走をしていたりします

またそれに合わせてこの時代の通過価値が現代とほぼ同じであることも示されていたりしてこの時代の経済的なイメージを与えてくれていたりもします
ちなみに食料危機やエネルギー危機を乗り越えてきたこともあるのか
百年の間に2度の通貨切り下げがあって今の状態になっているそうです

さてさてそれはさておき
この中で深雪さんは見事にキャストジャミングについてネタばれしてくれていますねw

深雪は理論でも達也の次の成績を上げるくらい頭のいい子のはずなのですが
まさに兄バカとしか言いようがないくらいいろんな秘密を感情のままにポロポロ垂れ流してくれていますよねw

深雪の言うとおり常人には起動式の読み取りが出来ないのは確かですが
起動式が明らかになっているものなら破れてしまうことを考えれば幾らでも問題のありそうなシーンは想像出来そうなものなんですが
この辺は作者の稚拙さなのか
演出上の割り切りなのか
今後も含めてとりあえず深雪さんの沸点が達也絡みになると異常に低くなるというか達也の素晴らしさを普段から話したくて話したくて仕方ないことが見え隠れしててるので、もう仕方のないことで納得するしかなさそうなのでご容赦下さいw

話を元に戻しますと
キャストジャミングについては
アニメと原作で微妙に表現が変わっているようです

アニメでは二つのCADで妨害したい魔法の起動式とその逆の現象を引き起こす起動式をそれぞれのCADで起動式のまま無系統魔法のサイオン波として放つことで魔法を無効化できると説明されていますが

原作では
妨害したい魔法の起動式とそれとは逆方向の起動式とされています

違いがわかるでしょうか?
原作では逆ということの定義が曖昧ですよね

ここから先は私の勝手な推論ですが
逆の方向というのには
◇アニメ通り逆の現象を引き起こすもの
◇起動式の並びが逆方向
の二つの考え方があっていいのかなと思ってます
このような考え方が出たのには
読み取った起動式から逆の現象を引き起こす起動式を組み立てることが出来るのかに疑問があるからです

そもそも逆の現象はどう定義されるのか
移動系なら逆のベクトルで定義が出来ますが振動系や収束系の逆現象はどう定義されるのでしょう?
例えば前回出てきた地面を踏みしめた振動を増幅する魔法がありましたが
振動数を百倍にする効果なら百分の一ですかね?
振動数を毎秒百増やした時はどうでしょう?
液体の温度を40度位に保つ術式だったらどうでしょう?
同じ振動系でも何が逆だかわからないですよね?

まぁ達也のCAD調整能力があればそれ位の判定式を組めるのかもしれませんが
それは本来処理能力が遅いはずの達也が処理するのには不向きではないでしょうかね?

ちなみに逆方向の起動式は起動式としての命令形にそれぞれ定められた逆の意味を持つコードという意味と文字列または命令の順番が逆というのも有るのかなと
…。
この方式なら相手の起動式展開と同時に最小限の処理で準備をしつつ完了と同時に実行出来る状態に出来る可能性があります

この場合文字列の並びが逆だと干渉度が高まるまたは正しい方向の起動式自体を打ち消す効果があるとかそういうのが無いと成り立たないんですけどね

この辺は設定上の話なので真実は佐島先生次第ですしアニメ化において確認してないわけないとは思いますけどね…。

まぁこういう推論が割合高いレベルで出来るのもこの作品の面白さの一つだったりすると個人的には思ってます

■美月の趣味

司波兄妹のイチャラブを見て過剰反応する美月さんですが実はこの反応も裏設定があります
アニメでどこまでネタ化されるかわかりませんが興味があれば少し注目して見てください
あの人のあんな物があるとか
未来の人たちのアンテナ高杉んよって感じですけどねw

■委員会中のトラブル
生徒会長からの呼び出しで乱闘現場に向かう達也に襲いかかる影が

この辺は説明無くても
普通に予想出来るかもしれませんが
体育館裏で乱闘騒ぎと言うのがデマで狙いは達也を呼び出して狙うことでした
彼らが何故達也をターゲットにするかについてはそんなに難しくないですよね

ここで刺客がエガリテを示すものを身につけて居ることに気が付き背後にある組織について理解することになるわけです

一応原作の達也の説明通りなら何度か死んでもおかしくない魔法を使われたことになってますw
まぁご存知の通りそう簡単には達也は死なないのですがwww


■壬生先輩がらみ

壬生先輩に呼び出しを受けるシーン
達也を心配する深雪の口から
「名声を博する」
という言葉が出てくることに違和感を覚えた人も多いかもしれませんね

ここはこの後続くセリフとして
「ところで深雪、高校の委員会活動で名声と言うのは言い過ぎだ」
「お兄様のお名前は私にとっては名声なのです」
と言うまたちょっと甘ったるい感じのやり取りがあってようやく成立するものなのですがカットされてます
カットするなら名声を博すなんて不自然な表現自体も無くすべきなんですがセンスがないのか原作の読み込みが足りないのか…。

■壬生先輩に誘いを受けるシーン
前回の壬生VS桐原対決を端折ったせいで
言動におかしな部分ができてますね

原作では
桐原先輩は魔法なしでの試合で
お互い面をつけずに試合をしていたので
初撃は防がれる前提で面を打ち込んだもののその後は面がないことを意識してしまって少しの迷いを抱いてしまい
最終的には相打ちに一瞬見えるものの壬生先輩に有効打を与えることになっています

原作でもその後は桐原先輩がキレて高周波ブレードを使い達也に取り押さえられるわけですが

その捕物の際に桐原の鎖骨が折れたことになっています

もっと正確に言えば壬生先輩が撃ち込んでヒビが入っていたものが達也に投げられた時点で折れたことになっています

まぁ例に漏れずそんな細かい話を
きちんと説明はしていないので
壬生先輩は自分が怪我させたと勘違いすることになり
「私は桐原くんに怪我をさせちゃったけど」
というセリフがキレイにつながってくるわけなんですが

アニメでは打ち込みのあと
普通に向かって行って見事に達也に投げられたわけですが

見た感じ鎖骨じゃないし

右手の添え方は不自然ですけど
高周波ブレード出すときのCADは右手で操作してることを考えれば右手は使えているように見えるし
手の位置にしても剣道とは握りが逆ですが右手でCADを操作したのと剣道でなく剣術での勝負になったとかんがえれば必ずしもおかしくないと言えないこともないわけで

日頃鍛えている人物が竹刀で腕の骨をやられるのは流石に無理があるので

この状況で壬生先輩が桐原先輩を怪我させたことを想起させるものが存在してないのです

まぁもし原作展開を踏襲するとしたら
左鎖骨を打たれて左手はしびれて居るとも折れて居るとも取れる表現で固定し
その後右手のみてCAD起動~高周波ブレードで切りつけくらいしか説得力のある展開は作れないのではないかと思うので演出上無理に再現して桐原先輩の恐怖度を下げる必要はないと思うのですが

そこの再現性を諦めたのなら
説明のつかない
私は怪我をさせちゃったけど
なんてセリフも省略しちゃったほうが良かったというのが正直な感想ですね

こんなセリフ無くても会話は成り立ってるわけですし
戸松遥さんの出番を増やしたいなら
ジュースを飲んでるとこを指摘されてむくれるシーンとか壬生先輩の魅力を増すエピソードが他にあったはずなんですが

やはりこういうところの取捨選択にスタッフ陣の文章センスのなさを感じてしまいますね

またの剣道部に誘う理由を尋ねるときにも原作の達也は
壬生先輩なら自分の動きが体術によるもので剣を使うものの動きでは無いとわかるでしょう?
と武道系部活に誘う時の1番の理由である強さや実力があるからと言う理由を真っ先に排除しているのですが
アニメではここをカットしてるので部活勧誘なのに急に魔法の才能がどうこうとかいう意味不明な繋がりの話になっています

この魔法科高校の劣等生というラノベは設定が比較的難解でアニメ化しにくい部分は確かにあると思うのですが
そう言うのとは全く違うところで物語の良さを消してたり物語自体が破綻しかけているのがちょっと理解出来ないですね

細かいところは目をつぶるつもりでいるのですが
だんだんと目立つものが増えて来ているのでちょっと心配です


■イリュージョン?いえ魔法科です

摩利先輩が達也の巧緻?な誘導により
彼氏の名を口にしてしまうシーン

他のシーンでも散見されますが
このシーンでも通常の会話でも回答するのが難しいくらいのすぐのタイミングで
「何か言ったらどうだ?」
という間を嫌うセリフが吐かれています
基本的に間の取り方がおかしいですよね
総合的に見ると深雪のブラコンシーンと渡辺摩利委員長のシーンは重点的にしてあとは前半巻きでという指示が出ていたように思われるくらい取捨選択に偏りがあるのが残念です
しかもここで判明したように渡辺先輩には彼が居る訳で何故人気が落ちる要素になる危険性が高まる彼氏持ちキャラにスポットライトを当てたのかは謎としか言いようがなかったりします

演出的な話で言えば
今回などはブランシェ周りの説明シーンで幾らでもカット出来そうな余地があったのだから
あの辺はもっと印象づけるポイントに絞って視聴者に考えさせるような形にしながら
もう少し前半に時間を割いても良かったのではないかと思う

演技や演出で魅せないのならアニメ化する意味があるのかどうか
映像組の頑張りが見られるだけに本当に勿体無くて仕方が無いですね

それとこれはまぁ余談ですが
会長の使ってる箸の色が変わってますねw
↑黒だった箸が
↑茶色?になってます

一番好意的に解釈するなら
ご飯が凍った時に別の箸に変えたとかなんですが
凍ってたものも次の瞬間には戻ってるのでそもそも変える必要はなさそうなんですよね

まぁこの程度の齟齬は中身と関係ないから突っ込みはいれるけど気にしない人ですw



■遥ちゃん
第一高校における主に
精神面のカウンセラーという肩書きになっている小野遥という人物になっています

原作見てない人は普通気がつかないと思いますが一話にも登場しています
急にセクシーな感じで現れてびっくりした人も多いでしょうがw
その辺りは暫く様子を見て下さいww

一応原作設定だと2人セットで各学年の2クラスつまり全体で6クラス分のカウセリングを2人ですることになっていたはずです

教師の姿がほとんど見えないのにも実は教育に関する効果測定の積み重ねによる
効率性や教師自体の不足、IT化の進化と言ったものが関係してたりといつ理由があったりするみたいですね

■帰宅後のシーン
帰宅後に深雪にも
現状を説明することにしたわけで
反魔法活動組織についての話になります

この辺りはわかりにくいですが

反魔法活動組織自体が
その主張の中身から結局の所
魔法技術やその恩恵から離れられない人達が自己の能力の無さから目を背けるために平等という甘い言葉の上で踊っているだけで
政治的に使われる全員が平等という言葉には生活水準などを犠牲にすることでしか得られないものであり
その裏には日本の魔法師の地位や権力を低下させることで国力を削ごうとしている者たちが居るということを説明していたりします

もっと端的に言えばその活動により日本の魔法師の一族たちが動き出すことを心配してる訳です

ちなみに原作ではこの時点では四葉との具体的な関係は直接的には明かしていないですし
そもそも深雪が連れ戻されるかどうかなんていう単純で甘いレベルでの対立関係ではないことは普通続巻を読んでればわかるので
ここのセリフはなんでわざわざ付け加えたのか、ホントに読み込んで書いてるのか疑問が残る所ですね

しかしここまで詰め詰めで来たのにあと2回で入学編を終わらせるには尺がどうなの?って感じになりつつある件w

自分が一般的な読者だとは思えないが
スタッフと強調したい部分の乖離が激しいんですよね

次回かなりバタバタっと捲らないと
物語の見せ場もなく終わっちゃうんですが大丈夫なんでしょうか?

どうやら横浜騒乱編までやるみたいなので今後もドタバタするのは確定路線のようですがw

スタッフさんの頑張りに期待しつつ
今回はこの辺で


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アニメの面白さって何でしょう?

2014-04-25 10:00:56 | アニメ関連
アニメの面白さとはなんでしょうか?
急に言われてもびっくりするかもしれませんが
そもそもこのブログを書き始めた目的が自分の感じている面白さや評価というのがどこまで他の人に共感なり異見なり
を持って見てもらえるのかというのとともに

LINEやTwitterなどの短文SNSが隆盛を示す中
ややもすると安易に面白くないの一言で苦労して創り上げた作品たちが評価されてしまう現状に対するもどかしさと不安があったからという側面もあったからで

そういう意味では自分にとっては必然的な話題だったりするわけです

面白さといえばもちろん
アニメに限った話ではないとおもいますが

例えばある作品を評価する際に
「この作品は面白い」
「この作品はつまらない」
というように
割と簡単に面白い、つまらないという言葉を使う人が多いと思います
ではその人たちに何が面白く、何が面白くないのか問うてみると途端に口を濁し出す人が多いのではないでしょうか?

これは
面白いという基準が人によって千差万別で曖昧でそれを言葉で表現するのが難しい
また難しいが上にそれを理解してもらえるか不安があるため口に出せない
ことがあるのだと思います

とはいえ折角の自分の考えなのですからキチンとした評価として他人に伝えることができるようになれば
例えばオススメ作品を上げたり逆に紹介してもらう場合
会話として作品評価をする場合
自分が好みの作品に出会える確率を上げる場合など
様々な場面で役に立ってくれることを考えれば
この面白さを表現出来ないということは少し勿体無いことなんじゃないかと思うわけです

それでは面白い又は面白くないということを表現または評価するためにはどうすればいいか?
もう少し突っ込んで言えば
何を基準とすればこの曖昧な評価を具体的なものにし他人と評価を共有することができるのか?

ここではこれを
以下のような4つのポイントから考えてみたいと思います

1.ストーリー
2.作品の設定
3.制作及び製作
4.巷の評価


中にはそんな事考えなくても良いという人も居るかもしれませんが

考えないというのと
考えられないというのには
大きな差がある
訳で

もし考えられる人なら
多分これも考え方の一つだと
許容してくれるんじゃないでしょうか?
と思うわけです

もしそんなまどろっこしいことをって思っちゃった人がいるなら
もちろん個人としてあえて考えないのは自由だと思いますしアリだと思いますが

それを発言することに意味があるかどうかについても
もう一度考えてみるといいかなと個人的には思います

ということで始まってしまったものを
あまり振り返っても仕方ないので
早速ストーリー編にいってみましょう

1.ストーリーがないからっていう
~ストーリー編~


ストーリーがないというのは一言で作品を駄目なものとして一蹴するのに良く使われる便利な表現です
ストーリーがないから面白くないと言われてしまうと最早取りつく島もないある意味禁断の秘技って奴ですね

ですがホントのところはどうでしょう?

実際には大なり小なりの差はあれど作品には何らかのストーリーがあるのが普通でストーリーが皆無な作品は滅多にないのではないでしょうか?
そもそも有る特殊な形態の作品を除けばストーリーがあった方が作品として成立させやすいのです

つまりここで言うストーリーはあくまでも相対的なものであってその有無を分けているのはやはり主観によるところが大きいということは先ずは容易にわかって貰えるのではないでしょうか?

また自分にとっては駄作なのだからそれでいいと言う人も居るかもしれませんが

ストーリーの有無に拘るくらい読解能力がある人間がストーリーがない事をストーリーがないとしか表現できないのは冬が寒い理由を聞かれて毎年冬は寒いからと答えるのと同じくらい不自然じゃないでしょうか?

それこそストーリーとして無理があるわけです

例えば極論になりますがこれを見てください

まぁ年代がばれますがw
これは吉田戦車の伝染るんですという
不条理系ギャグ漫画に出てきた
「子ランチ」です
ストーリーなんてあってないものと評価されがちなギャグ漫画で
伝染るんですもその例に漏れず中身はない漫画だと思います
ですがこれをただストーリーがないとか中身がないとかですませていいかといわれると
急にこの子ランチがそもそも何でどういう背景で出来たのかとか気になってきませんか?
出された子供の反応はどうだったのか気になりませんか?
まぁ一言で言えば「くだらない」なわけですが
一から十まで説明されているものより
この一枚絵がよっぽど背後を説明し想像させてくれると思いませんか?

えっ?思わない?
まぁそうでしょうねw
でも中身がないといわれる代名詞のギャグ漫画からでもこういう観点からストーリーを拾う人がいるということは感じていただけたんじゃないでしょうか?

では具体的にはどんな基準や判断がストーリーの有無という評価を生み出しているのか
それがわかれば自分にとってのストーリー的な面白さをもっと明確にし説明可能なものにできるのではないでしょうか?

次にそれを分析して見るため誤解を恐れず以下の二つに分類してみます

◆大きな動きや結果を求める派
◆全体的な整合性を求める派


もちろんどちらも重視する人や拘らない人もいると思いますが

ストーリーについてのコメントを見ているとこの部分の差が大きい気がするのでとりあえずこの区分で分析をしてみます

分析に当たって区別を明確にするため
仮に
前者を変動重視型
後者を辻褄重視型
と読んでそれぞれの特徴を明らかにしてみようと思います

■変動重視型の特徴

変動重視型とは字面の如く変動
起承転結や序破急といった形的なもの
または比較的大きな事件、事故、対立、闘争、成長などがあることを作品に対して求める人達のことです

変動重視型がよく使う言葉として
・ストーリーが貧弱
・中身がない

というものをよく見かけると思います

ではどこからがストーリーのあるものでどこからがストーリーのないものなのでしょうか?

例えば
具体的に対立イベントや共闘イベントがあって話が進んでいくようなイベント面でのストーリー建てを望む人がいます

こういう人はイベントという変動性を重視しているのに加えて、もしかするとイベント自体がきちんと流れを構成するという意味でもう一方の辻褄重視型を含んでいるかもしれませんね

それは良いとして
では、どのレベルの事象からがそのイベントとして呼ぶことが出来るか
明確化できるでしょうか?

また中には
人が死ぬくらいのイベントがないとストーリーとして貧弱
大したトラブルも起きないなんて作品じゃない

云々

などと言う様にシリアス展開の有無で判断しているかのようなコメントを見かけることもあります

恐らくコメントした人間も極論とわかってコメントしているのでしょうが
人が死ぬようなシリアスさは無くても名作は一杯あること
元々シリアスの基準自体が人によって違うことを考えれば
明らかに主観的な考えを脱していません

このように変動重視型におけるストーリーの有無や良し悪しは
主観の占める割合が他と比べて非常に強いです

中には冷静に他と比較して明らかにストーリーが貧弱であるという意味に使われている場合もみかけますが

否定的なものをみるとほとんどの場合が実際には見ずに作品の雰囲気だけで発言されたものが多く
結局は自分の趣味にあっていないということと同じ意味で使われている場合が多いのではないでしょうか?

もちろん自分の趣味を通すことは悪いことではないですがそれによる弊害があることも理解しておいた方がよいでしょう

例えば良くある例として
日常系は何も起こらないから面白くない
という言葉がありますが
これはまさに典型的な変動重視型の特徴だと言えます

例えば
日常系の代表格であるけいおん!などにしてもストーリーがないとはよく言われますがけいおん部を作って合宿してライブして進級して新入部員が入った上に
きっちり高校を卒業して次の進路に進んでいるわけです
詭弁かもしれませんが一般の人並み、場合によっては一般人よりもっとストーリーがあるじゃないですか?
そもそも大会日程に縛られて話が半強制的に進む運動部ものがストーリーがあると言われるのに対して
反面自主的な活動や企画が必要な文化部活動にストーリーがないと言われがちな風潮はどうかと思うんですけどね
まぁよく言うドラマがあるかどうかという意味ならわからないでもないですが

また人によっては物語シリーズやハルヒなどを日常系の範疇に入れてる場合もあるのです
というよりはよく調べると過去には日常系としてカテゴライズされていたというのが正解のようで
これらを考えればむしろそこらの作品よりよっぽど何かが起きてるわけで

そう考えると日常系だからといってストーリーがないというのは思い込み以外の何物でもなく
むしろ日常系の中から
特に物語に特徴があるものについて
セカイ系や伝奇系、部活系などのように日常系という範疇から切り出されて別にカテゴリを与えられていく
と考えると

現状最終的にたまたま特に起伏のないように見えるものが残っているだけで今後については不確定であり
そのカテゴリ分けはあくまでも評価者の主観や好みにすぎないわけです

つまりこれを安易にストーリーがないと批判すること
ストーリーを重視しているようにみせて新たな形態のストーリー型を生み出すことを阻害している実際にはストーリーを軽視した意見になってしまっているのです

では変動重視型の人はどのように作品を評価すべきなのかですが
変動については通常のストーリーの起伏以外にも実際には次以降に述べていく評価ポイントに照らし合わせて展開を評価している場合もあるかもしれないので

・○○系の物語が好きなので
・起伏のあるストーリーが好きなので
・ストーリー性が薄いので
・主人公の成長が見られるので

→この作品は合う(合わない)


と言う様に自分が重視しているポイントから評価すれば評価基準が明らかになってただの批判から一段抜け出した実のある評価になるのではないでしょうか?

■辻褄重視型の特徴
次に辻褄重視型ですが
辻褄重視型の人がよく使う言葉として
・ストーリーが破綻している
・登場人物の言動が不可解

などというのを見かけます

前者についてはたまに変動重視型の人間がより強い言葉で内容をけなしているだけの時はありますが
大抵の場合はその後に場面や言動を指定して問題点をあげているため変動重視型のコメントに比べると主張が理解しやすいものが多いように感じます

但し場合によっては自分の主観的に好みの展開にならないことに対する不満になってしまい
それを理解して発言している人も多いが全体的な評価とはかけ離れたことになる恐れがあることは理解しておくべきかもしれません

また変動重視型型の人からすると
それはストーリーの有無とは関係ない世界なんじゃない?
と思うかもしれませんが


例えば私などは明らかにこのタイプの人間なのですが

地球のために戦ったり
ふとした瞬間に恋に落ちたり
行く先々で人が死んだり
転校してきた女の子がお姫様だったり
するような
使い古されたありきたりのストーリーラインを辿るものよりは
大きな変動はなくても登場人物がきちんと思考し会話することで結果的に自然にそのプロットをたどり物語が展開するものがあるならそちらの方が余程ストーリーとして考えられてると思ったりする訳です

例えば評価の一例として
京アニ制作の境界の彼方と言う作品があるのですが
一言で言えば
伝奇系超能力バトルアクションラブコメディですかね?

京アニさんが
早くから制作を匂わせていた作品で
妖魔とそれを倒す人々が居るセカイにおける人間劇と言ったらいいのかな?

そんな作品だったわけですが

この作品の1話で未来という妖魔を倒す力を持つ女の子が半妖である秋人という男の子を刺すシーンがあります
それだけならまぁ良くある物語ですが
その直前に未来は妖魔の命を奪うのが怖いと秋人に話しているのです

これって明らかに言動が矛盾してるんですがこの矛盾に刺している本人も刺されてる男の子も何も触れないのです
例えば未来の狙いが秋人自体であることを誤魔化すために適当に言ったことだったとしても
刺されてる秋人がその不自然さを放って置くのはおかしいわけで

結局このことに強い違和感を覚えて3話位まで様子をみたのですが
作品からは独りよがりな設定なのに説明しなくても察してくれっぽい雰囲気を感じたので視聴を停止したわけです

結果的にその後どのネタバレまとめを見ても刺した理由は説明されているのですがこの矛盾がスルーされた理由はないように思えるものばかりで結果的に当初感じたとおり見なくて正解だったのかなと評価しています
もちろん今後キチンとした解説に出会える可能性もあるのでその場合評価は変わるかもしれませんけどどうなんでしょう?

要はこういうのが私の中ではストーリーがない又は破綻している作品だったりするわけです

自分がこういうシーンでの細かい矛盾を見過ごせないのも実は自分の嗜好が大きく働いています
例えば同じ矛盾があってもハチャメチャなギャグがメインの作品なら気にはなるけどこういう作品なら仕方ないよね
という感じで許容したりできることも多くてこれは万人に受け入れられるものではないと思いながらコメントしてます

個人的には一応の基準としてシリアスな展開や設定があるなら言動や展開に対する矛盾には気を使って欲しいというのがあったりはするのですがこれも万人に受け入れられるものだとは思ってません

ただ例えばミステリー作品が好きな人とかはこういう傾向の人も結構いるのではないかなとおもってみたりしてます

辻褄重視型については
その辻褄を重視するという特徴から
○○の部分がおかしいとか
○○は矛盾しているなど

というように具体的な意見になることが多く分かり易い形で表れることが多く論点も分かり易いです

ただここで注意したいのは
それ自体が一般的かどうかは
結局わからないということです
言動の矛盾にしてもある人からみたら当たり前なことがその人にとって異常であることがあってもおかしくないわけです

また矛盾自体がミスリードになっている可能性だってあるわけで
例えば先程の境界の彼方の矛盾にしてもその矛盾した発言がよく似た他人やパラレルワールドの本人の話とかであれば矛盾にならないわけです
それって卑怯だと思うかもしれませんが
私などは真っ先にこれを想像してました

そう考えたら先程の評価コメントも
私は○○がおかしいような気がする
私は○○が矛盾していると思う

くらいにとどめておくと議論の余地を残すことになってそれに合わせて作品の考察も広がっていく可能性があるかもしれませんよね

■まとめ

結局は二つの系統を分析していくと
極一般的な意味で使われていそうな
ストーリーがないという言葉をとっても様々な理由が考えられそこにはやはり
自己の主観や好みが大きく関わっている可能性が高いということなのです

つまり逆に考えれば
これらの中身をを正しく評価したり評価されたりしようと思ったら
それが主観や好みを超えているものなのか否かを把握しその評価の中にきちんと織り込んでおく必要があるということなのです

ではそれら主観や好みのうちストーリーとしての起伏や整合性以外の要因がなんなのか?

それは次以降の評価基準が大きく絡んでくると考えると判りやすいと思います

言いかえれば
この後の評価基準は単独で個人としての面白さの基準になっているだけでなく

上でも示したようにストーリーの面白さという観点に絡めることで巧妙にカモフラージュされて評価として利用されている可能性が高いということです


それではその評価基準についてみていきましょう


2.この手の作品ってさぁ
~設定編~


名称としてはややわかりにくい名前になっていますが
この手の作品ってダメとか言われる場合のこの手っていうのはジャンルだったり登場人物だったりといった設定を指している事が多いような気がしています

裏を返せば設定の特徴を表すものになることに加え個人の好き嫌いというのが結構如実に出る部分であり

これを個人の面白さの基準として分析していかないと作品の面白さを判断する際の基準としても
片手落ちになってしまうというのは恐らく納得してもらえるのではないでしょうか

設定自体は範囲が広く種類も様々ですので
そういう意味できちんと分類しようと思うと実際には分類が難しいわけですが

ここでは大雑把に何となく声の大きい気がする

世界観重視型登場キャラ重視型
の二つに分類してみます


■世界観重視型の特徴
これは読んで字のごとく
世界観・・・つまりその作品の世界を作り上げている背景となっているもの
○○モノ、○○系と呼ばれるものが代表的なものと言えるかもしれませんね

例を上げると
近未来モノ、歴史モノ、学園モノ、刑事モノ
ドタバタ系、まったり系、日常系、非日常系、シリアス系、ギャグ系、恋愛系、ホラー系
のような作品の場所、時代、内容などの特徴
ひいては作品自体の雰囲気を示したものについての好みを重視するタイプです

世界観重視型のコメントとして良く見かけるものだと
・今期期待のロボット枠だとか
・ハーレムものはもう飽きたとか


こういうコメントは世界観重視型の人から発せられている可能性が高いでしょう

後者などは一瞬キャラの重視型なのでは?とおもうかもしれませんが
このコメントは登場人物に女性キャラが多いだけでハーレム展開のない作品についてもよく見かけるので
実際のキャラより作品傾向としてのハーレムを判断基準としている可能性が高いという意味であえてここであげてみました

また、個人的には世界観重視型の方がが割と変動重視型と一緒になって現れることが多い様な気がしています

例えば
・○○モノなんて中身がない
・○○モノはゴミ

みたいなコメントは世界観重視型だと思いますが
これはストーリーとしての変動重視型のコメントと似た様なニュアンスを感じますよね

もちろん
ここで言いたいのは
世界観重視が良くないということではなく

学園モノが好きでも
歴史モノが好きでも
ファンタジーが好きでも
ロボット系がすきでも
恋愛系が好きでも
全く問題ないと思いますが

あくまでもそれは好みであって
ストーリー編で論じた様に
自分にこうした世界観を重視する傾向があるなら

そのことは単なる好みで
他のジャンルを貶す要因にはなり得ないことを認識しておく必要がある
わけです


例えばこのロボットものが好きな人に対して

「ロボットものなんてワンパターンで面白くない」

なんて言い出したらきっと不当な評価だと怒りだしてしまうでしょう

でも、例えば

「ロボットものとか
 殆どがぽっと出の主人公が何の訓練も受けてないのにそのロボットを誰よりもうまく操縦できるし
 大体何かを守るために闘ってなんだかんだで勝つ物語でほぼ結果が見えてて中身がないワンパターンものだから面白くない」


と言ったとしたらどうでしょう?

納得してくれる人もいるかも知れないし

それでも作品によって面白さが違うし深い作品もたくさんあるから
ひとくくりに評価するなって言う人もいれば

中にはそれがいいんだという人もいるかもしれないですよね

少なくとも怒り出す人は少ないんじゃないかと思います

この様に同じような意図があったとしても評価の仕方を変えれば反応も変わる様にどのジャンルも個人の好みが大きく関わってくるのであって絶対的な評価ではないことは理解しておくべきなのです

そして
ここで示した後者の例を個別の作品の場合に当てはめてあげるとすれば
何が問題なのかが明確になっているので
どこが納得でき、または納得できないのかがわかるという意味では
単にワンパターンで面白くないというよりは作品の評価になっているような気がしませんか?

つまりこの世界観というのは
そのジャンルの平均的な特徴を示しているだけ
なので
それだけで個別の作品を評価する場合には不十分な場合が多いわけですが
その評価を具体化してあげることさえできればその人が面白さを評価しているポイントが垣間見えて
他人と面白さを語る際の指標になってくれる可能性がある
という訳なのです

では
このことを頭の片隅に置いたまま次の評価ポイントについて考えてみましょう

■登場キャラ重視型の特徴
次は登場キャラ重視型です
これも簡単に想像できちゃうと思いますが
これこそ嗜好により千差万別です
キャラの外見から始まって、喋り方、性格、キャラ構成、生い立ち、年齢、能力など
いろんな要素が絡まって作られている場合がほとんどだと思います

この登場キャラ重視型のコメントとしてよく見かけるものは

・キャラ萌え出来ないからみないとか
・このキャラがゴミだから駄目

とかいうものになると思います

好み丸出しって感じですが
時々このただの好みを持って来て作品の面白さを語る人がいるのでたちが悪いってことだというのもそろそろ理解頂けてきたかもしれませんね

例えば

どうせ俺TUEEEキャラが無双するだけの面白くない作品だとか
不愉快な天然ボケキャラが出てきて面白くない作品であるとか

よくみかけるコメントですが
これだと結局自分が理解できないキャラが出てきて自分がそれを受け入れられないつまり好き嫌いだけですよね

実際に自分は
俺TUEEEキャラが嫌い
天然ボケキャラが嫌い

と口に出してみれば
これが作品の評価ではなくて
ただの自分自身の好みにすぎないことがわかるでしょう

もし本当に
ここから面白さの評価につなげようと思ったら世界観重視型の説明の中でもやってみたように
やはり具体化をしていくことが必要になってきます

例えば俺TUEEEの何が面白くないのかというのをもう少し具体的にしてみましょう


俺TUEEE型の主人公は
結果的に圧倒的な力を魅せて勝つことがわかっているので
戦闘や成長過程にハラハラドキドキ感がなくて
結果単なるイベント消化の物語になってしまうのでストーリーを感じることができず面白くない

とか言ってみれば何となくそれらしくないでしょうか?

まぁ原作読者からすると
アニメではキリトくんは
努力をうかがわせるシーンはことごとくカットされててただ強いって言われるのもちょっと可哀想なんですけどねw

チートというなら戦闘なんかより
アドミンとれてた可能性はあったとはいえ数秒の間にディレクトリ構成すらわからないサーバ上のユイのプログラムをナーヴギアに退避させちゃうPCスキルの方がよっぽどチートな気がするんですけどねw


■まとめ

このように設定についてはひとまず二つに分けてみましたが
読んでもらって気がついたと思いますが

結局これって好みの問題だよね?

って事ですよね
好き嫌いが好みの問題だと言ってしまえばそれまでなのですが

ここでの問題は
好みの問題に過ぎないのにそれを面白くないと割り切って答える人がいる

ってことなのです

例えばこれをロボットアニメや俺TUEEEものの解説のように分析してあげれば
その人がどこに重点を置いているどの程度の人物で評価はどの程度信頼が置けるのかということを垣間見ることができるわけで

これをやらない
というか出来ない人間というのは
言語能力に問題があると言っても言いすぎでないとまで思うくらいです

つまり設定について○○が面白い、面白くないと単純にいうことは
結局自分が○○を好きか嫌いかというだけに過ぎないわけで
またその設定自体もロボットアニメの評価で見たように全てのものに当てはまるものではない場合が多い不確定で不安定なものなのです

だったらその設定のどういう部分が好き又は嫌いなんだというのを説明するのが筋だろうってことです

後の展開は似た様な感じになりますが
ここまで説明したものに加えてどんな面白さの評価基準があるかという観点でみていきましょう

3.制作会社○○だからさ
~制作編~

次に制作編ですが
アニメに詳しくなってくると徐々に気になってくるのが制作会社か声優かという感じだと思います
実際に制作会社名を上げてどうこう言う人も少なくないですが

ここで上げたい制作編とは
個々の制作会社などの話と言うよりは
基本的には実際に作られたもの自体を
評価することに主眼を置いた評価基準のことを示しています

ここまで来ると
色んな分け方が考えられますが
やたらと目立つ作画重視型と
それ以外の演出重視型みたいな感じで
分けてみましょう

作画重視型は
有名なぬるぬる動くとか
作画崩壊とか
いう言葉に代表される
割とわかりやすい基準をもった
評価者なのかなと思います

最近の止め絵を拾って来て作画崩壊だとかいう風潮には少し疑問があったりしますが

逆に言えば作画の乱れなどについては主観的な範囲の評価の一部としてキチンと例示したうえで評価していることが多く
割と公正な評価基準として使われることが多い気がします

作画だけの話なら作品の全体的な絶対評価にはなり得ないというのが極々一般的な感覚だと思うのですが

中には
作画がいいから素晴らしい
崩壊してるから駄目とでも言うような人も居るのでそれは本末転倒かなと思います

というかそんなに細かい作画乱れを気にして他の部分は評価しないのなら実写でも見てたらいいんじゃないですかね?
って人も居ますよね?w

演出重視型には
作画重視にも繋がりますが
キャラ画やカット割の良し悪しをみる人
音楽や効果音を評価する人
台詞回し、テンポ、声優の演技を評価する人
監督や絵コンテ、脚本など制作スタッフの面から評価をする人などが
当てはまるのかなと思います
また原作がある場合は原作の準拠度や改変の良し悪しなども評価の対象になることがあるかもしれませんが

この辺りはほとんどの場合が好みなので具体的な例示がされていればそれは面白い面白くないの評価意見として見ることが出来るものが多い気がします

中にはこの様な主観的な好みで判断していることに気が付かず
ただ面白くないという言葉で済ましている人も居る様な気がするので
やはり評価する際には留意がひつようかもしれませんね

■まとめ
急にトーンが下がったように思われたかもしれませんが
この辺りはごく一部のナントカ至上主義者とかナントカ信者とか呼ばれる人たち以外は大抵絶対的に他者と共有される認識でないと理解されていることが多く

大体の場合そもそもが具体例をもって示されることが多くそれ自体が好みを明確に示していることも多く他者にとって容易に納得なり否定ができる場合が多いのです

例えばネットでよく見かける

シャフトだからダメ
っていうのは殆ど評価の体をなしてませんが
これがシャフトの演出が
この作品にあっていない
というものなら評価してるといえるし
それを実際に判断することも出来るわけです

結局のところは繰り返しになりますが自分の好みがどこから来ていてそれを当てはめて評価することで本当の意味で面白い面白くないを語ることが出来るということなのです


4.まとめサイトで見たんだけど
~他者評価編~


さて最後に他者評価ですが
今までの基準とは少し毛色が違うものになりますが

具体的には
ネットでこういう声が大きいから
多いから○○だという評価をしていく人たちのことを示しています

これはある意味情報に踊らされているわけですが一方では多くの人の意見を聞いていることに等しいので
結構な確率で割と真っ当な評価を拾えていたりすることもあって
実は侮れない評価基準だったりします

それでも
ネットの情報に釣られる事が多いとか
この話題に照らして見れば
ネットでは詰まらないって評判だったので見なかったら友達から勧められて面白かったみたいなことが多い人も居るかもしれませんね

ではやはり他人の評価を当てにするべきでは無いのでしょうか?

賢明な方は気が付かれたでしょうが
結局そういう場合に役立つのが
今まで見てきた面白さに付いての考え方なのです

まぁ元々の殆どがネットに溢れている意見を評価したものなのですから
問題の帰結として考えれば当たり前なわけですが

例えば今まで見てきた面白さの基準として当てにならない感じの強いもの
ただ理由も語らずに面白いとか面白くないという意見については排除して考えて見たらどうでしょう

具体的に評価しているものを見れば
それが自分の好みに合うか合わないか
または評価として重視すべきかすべきじゃないか判断が出来るので
氾濫した情報群から確度の高い情報を拾うことが出来るんじゃないでしょうか?

ちなみに個人的な実感としては
こんな感じで評価になってないものや無意味な評価を除いて行くと
かなりの数の意見が無視出来るので
効果的な評価を拾うことが出来ることが多いと思ってます

またこんな感じで考える人が増えれば
キチンとした評価をしようって人も少しずつ増えてくるんじゃないかな?って思ったりもしています


5.結論

結論としては結局のところ
面白いとか面白くないとかいうのは
当たり前ですが個人の好みなわけです

そして
単に面白くないとか
○○はダメだとかいう意見は
単なる意見や好みの
押し付けに過ぎないと言うことも
理解して頂けたんじゃないかと思います

つまりこれを理解していれば
単に面白い面白くないではなく

「○○が好きだから/嫌いだから
面白い/面白くないと感じる」

くらいのコメントをするのが普通


それができない人は知能に問題があるか余程おかしな趣味を持ってるかどっちかなんだと今後は思えば良いと言うことですw

つまり単なる個人的な好みなのに
具体的な説明がないということは
→自分でも好みについて説明できない
または
→自分の好みについては何か言えない理由がある

ということですね

まぁ
ただ性格が悪いだけの可能性もありますが結局どの考え方も評価に値するものではない訳です

とはいえ
単に面白いとか良かった
とかいう評価をしちゃいけないっていうのも変ですよね

プラス面の評価なら
不当な評価になりにくいので
まぁ良いのかなとも思いますし

そもそもで言うなら好きや面白いが結局自分の好みを曝け出して居るのに対して
嫌いや面白くないは自分の好みは隠したままでも出来てしまうのが問題なのですから

それでもあれなら

よくわからないけど面白い
よくわからないけどつまらない

とか
自分は面白いと思った
自分には面白くなかった


のようにあくまでも自分の好みの範疇を出てないことをアピールしておけば
単に好みを押し付けるのではなく個人的な意見に過ぎないことも考慮していることがわかるので
下手に何かを貶めることもなく
感覚だったとしても参考に出来そうな意見かなと思えるのではないかと思います

結局のところ
最終的に何が言いたいかというと
面白い面白くないというのは

個人的な感覚によるものが大きいのだから感覚が優れている人程良い評価になり易いのは必然だと思えば
そんな中で他者が自分のコメントをどう見るかも感じ取り意識することができない人に作品の評価ができるのかというところに落ち着くわけです
そう考えれば数ある作品評価の中から何を選択し何を排除するのか
そして自分が評価する際には何を気をつけるべきなのかというのがいかに大事なのかを感じていただけたのではないでしょうか?



もちろんこの意見も
あくまでも個人的な意見に過ぎない上にかなり強引に展開している結構適当な論理の上自分ですら守れてるかわからなかったりする訳ですがw

これが少しでも見た人の琴線に触れてくれて素敵な作品評価が増えてくれて
ひいては作品自体の質の向上につながるようなことになったらいいな
と我儘でしかも何処までも淡い期待を抱きながら記させてもらいました

それでは
ズヴィズダーの光をあまねく世界に!!


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コメント (3)
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2014年春アニメ3話時点評価

2014-04-23 12:54:09 | アニメ関連
ちょっと早いですが評価が固まって来た感があるので4分の1クールでの評価もあげてみます
もちろん今までもいい意味でも悪い意味でも裏切られたことはあったのであくまでも暫定ですが個人的には備忘録を兼ねて
対外的にはまだ視聴絞れてない人の参考になればということにしておいてください


評価S
ラブライブ

二期一話の掴みからして別格の作り
少なくとも序盤において学園モノ二期のマンネリ感はなし
方向性が決まって作中ライブシーンも増えてきて動きが増えている中このクオリティを保てているのは賞賛に値する
映像と歌の親和性も高く素直に聞くことができるので

ラブライバーだけでなく
アイドルアニメと敬遠している人にも見ていただきたい作品

評価A+
selector Infected WIXOSS
蟲師
ノーゲームノーライフ

S評価まではいかないが
非常に高い評価をつけられる作品



特にWIXOSSについては
ただのカードゲームの宣伝かと思いきや
脚本の作り込みが見事
岡田麿里さん合わないと勝手におもいこんでたのですがこのレベルなら平気みたいですね
カードルールやバランスなどに若干疑問符がつくところもあるが
カードはおまけとして見られる位には落とし込まれていて作品に集中できるようになっている印象
ゲームの宣伝と避けちゃった人は一度チェックしてみては?

蟲師は上位安定してて文句のつけようがないです
絵もストーリーも仄暖かく視聴後に綺麗なドキドキをくれる作品
殆どが1話完結なので観たこと無い人は今からでもいいので是非観ていただきたい作品

ノゲは様子見だがややもするとご都合主義になりがちなゲームという題材を論理性とギャグの配分をうまく加減することで作品としてうまくまとめ上げていて好印象
少しずつ物語内のフェーズが動いて行く可能性の高そうな印象があるのでネタ切れしてマンネリ化なければまだ評価上がる可能性がありそうな雰囲気

評価A
悪魔のリドル
世界はこんなに美しい
ハイキュー
ご注文はうさぎですか?


悪魔のリドルは予想してた中で一番おとなしい展開になったのでワンランクダウン
兎角さんがちょっとショボすぎて萎えたが全体的には一筋縄ではいかない雰囲気があるのでこの評価
原作も既刊が2巻位しか出てないらしいのでアニオリ要素が強まった時が少し不安ですがそこは見守ってみましょう

せかうつは女性向け漫画なのでどうかなと思っていたが王様の高飛車っぷりと王女のお花畑っぷりが個人的な許容範囲をギリギリついてくるという
ある意味驚きの作品
変にブレたら速切りの可能性はあったところを乗り越えただけに
ここまで来たら物語の行く末を見届けてあげたいという気持ち
全体的にはご都合展開が多いが嫌味がなく素直でみやすい物語で少女漫画苦手なタイプにもおすすめできる

ハイキューは
作画完璧ならもう1~2ランクあげられるがバレー部目線で△がつく
せめてボールの回転くらいは専門家の意見を聞くくらいのこだわりが欲しかった
ただし原作がこだわりある作品だけにダイナミックなフォームなどは経験者目線でもキレイに仕上がっている
バレーを知ってる人も知らない人もオススメ


ごちうさは
ギャグ自体は並の作品だが
キャラ作りと作画が理想に近い
嫌味のあるキャラもなくこのまま安定して今期癒し枠となってくれそう
ラテアートが続けばだが
ラテアート職人さんが作中ラテアートを見事に再現してくれるので
そういった楽しみ方もできる作品


評価B+
魔法科高校の劣等生
ベイビーステップ
史上最強の弟子ケンイチ


魔法科高校は期待を込めてこの位置に
現状では普通のアニメ
普通に作ればそれなりに見てもらえる状況とはいえアニメスタッフの思い入れがもう少し欲しかった
特に脚本、構成に原作を汲み取ろうとする意思が感じられないのが残念
作画は頑張ってる感じなのでもったいないところ
初見の方はこれからストーリーが本格的に動くので是非六話位までは様子見してほしい

ベイビーステップはNHKによる予約録画失敗させるトラップがあったのでこの位置に
特番で気になった作画乱れも今のところ大きなものはなく原作の質通り
内容は十分面白いものになってます

ケンイチはまだ取っ掛かりなので評価難しいですが元がOVAだけあって映像も良くギャグも原作踏襲感が強いので期待
一先ず評価この位置ですが上がる可能性高そう

評価B
デートアライブ2
シドニアの騎士
棺姫のチャイカ
聖刻の竜騎士

低いように見えるかもしれませんが
ここまでがアニメとしては平均点くらいかなと思います
今期は見られるものが多いですね


デートアライブは一期と同じ感じかなと可もなく不可もなく
ただし今期は後半位からお話が動いてくるはずなので少しでも興味持ったなら我慢して見てみて欲しい

シドニアはギリギリ不自然な要素が許容範囲だったので継続
ただし世界観や雰囲気は良作の気配なので今後に期待

チャイカは雰囲気的には良作だが導入部としてのインパクトにかけるのでこの位置キャラ設定や背景など惹かれる部分も多くストーリーがうまく流れてくれば十分評価が上がる可能性あり

聖刻の竜騎士は意味不明なマッドサイエンティストの出現でやや萎えたが一先ず継続
ロリケモとか武装化とか特に目新しいものもないので
ストーリーラインやテンポは悪くないが所々くどさがあるので
個人的にはよほどうまくやらないと出だしだけになりそうな雰囲気がある

評価C
彼女がフラグを折られたら
漫画家さんとアシスタントさんと
健全ロボダイミダラー

この辺りから視聴停止の可能性が出てくる感じです



がおられはアニメとしての評価は困難
とりあえず原作の気持ち悪さが出てきた感じ
かやのんが喋ってると思えば見られるというとこ
たぶん「がおがお」リピートで十五分位は潰せる

漫アシは
ちょっと好みじゃないです
女の子可愛いんですけど
色々ピンとこないとこが

ダイミダラーはネタ枠で
軽く流すだけ流しますw
一度位は見るべきだけどお勧めするわけではないwww

評価なし(視聴停止)
僕らはみんな河合荘
極黒のブリュンヒルデ
キャプテンアース
ブレイクブレイド

こちらは途中で視聴停止したもの
詳細は挫折一覧にて説明済みです
挫折アニメについてはこちら

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2014年春アニメ挫折編短評

2014-04-21 13:05:16 | アニメ関連
2014年春アニメ挫折編ということで
早速出ましたので軽く評価して行きます

とりあえずは書いて置かないと忘れちゃうので増えたところで追加して行こうと思ってます

最新:2014.4.21更新

■ブレイクブレイド
最新:2014.4.21更新

この人とかいい味出しそうなんですが

3話視聴までで打ち切り
ロストテクノロジーロボットもの
特殊な体質の主人公が
他の人が動かせないロボットを動かす
という筋だてで進むものがたり

ロボものの定番をなぞりながらも
かなり丁寧に必然感を出しながらストーリーを展開させてくれていたので
違和感なく観られる作品だったのですが

3話になって

国王代理で
停戦交渉してる中を止められてるのに
他方面から侵攻して交渉決裂させる
将軍ってなんなんですかね?

主人公用の武器を奇抜に届けたかったみたいですが
これが他所から窮地を知って駆け付けた状況を把握していない舞台ならともかく
城塞から出撃する将軍なのですから
たちが悪いどころじゃないです

あの部下からの慕われっぷりからみて
将軍自体には無鉄砲だけど悪い人じゃないオーラ出てるわけで

そうなるとこれは使い手側の問題
つまり国王がちゃんと命令下して
何時までは動かない様にとか
決めておけって話です

こんな危急存亡の時に
下手したら親友が親友に殺されるかも知れない時に最低限必要だと思われる
各方面への指示という
基本的な意思疎通も出来ない様な指導者が治めてる国なら滅んだ方がいいとまで思ってしまいました

敵方の学友も友達救いたいならそもそも軍事的圧力かける前にちゃんと会話しろって話だし
主人公もさっさと王族が粛清されるって条件を言えって話で

本当ならその上でもなお対立や葛藤を描くのが本当の物語であってそういう展開を描くこともできたはずで
それをしなかったのは学生時代の友情に綺麗さを残したかったからなんでしょうがそのために戦術的に論理的な整合性を破棄したり主要人物たちの知性や理性を奪う必要性がどこにあったんでしょうか?

こういうシリアスな展開で
辻褄合わせたぜって言ってるくせに
重要な部分が杜撰なご都合主義展開な作品はストーリーに乗せるためなら登場人物が不自然な言動しても構わないタイプのものが多く一番苦手なタイプなんですよね

舞台背景やキャラ設定など
かなり興味深い要素が多かっただけに
残念ですが
今回の過失が取り戻される可能性はなく
今後も個人的に引きずる可能性が高い内容でしたので
ここで視聴停止といたしました

■キャプテンアース
最新:2014.4.21更新

3話途中で打ち切り

キャラデザ&中の人最高

ロボットアニメとしては高品質なアニメだと思いますがとりあえず
ロボアニメ王道の
・主人公が都合良くロボに乗る
・しかも操縦士適性あり
・ロボット操縦してるのに途中で戦意喪失
・ちょいきっかけで覚醒し主人公無双
がダメなんですよね

その他言動も破天荒なのはいいけど
かなり知的レベルを疑う感じだったので
ちょっと視聴に耐えない感じという感想でした

ほぼ2話しか観てない状態で
細かい話するのもなんですが

まぁ都合良く乗る展開は
ありがちなんですが
能力あるならあるで構わないから
大人は最初からちゃんと分析して訓練してやれだし
載せないなら何があっても絶対載せるなと思ってしまうんですよね

例えば今期のロボットものだと
シドニアとかだと突然現れた主人公を
いきなり伝説の機体に載せて
任務に付かせる訳ですが

この場合は
自分たちの生存がかかっている状態で
適性を理解し可能性があることにかけて
載せることを決断する上が居てその決断により主人公は働き場所を与えられています

今回だって
地球の存亡がかかってるはずなのに
やってることがすごい悠長なのが
気になります

重要な兵器なのに司令部の知らないとこで簡単に主人公を載せられてしまうとか
有りがち展開ですが本当なら絶対駄目な訳で管理責任を問われるべき案件なんですがそんなのもなさそうで

適当にやるなら味方組織に無駄シリアスを入れ込むなと思うんですがそうでもなく
シリアス要素入れたいならキチンとした組織と命令系統の中にキチンと理由付けして組み込まないとご都合主義にしか見えない訳で
なんかどれも中途半端なのが見てて苦痛なんですよね

そんな訳で色々書きましたが
余り細かいこと気にせず
熱い展開やロボット
子供同士の友情みたいな要素に
ピンとくる人は十分楽しめる出来かなと思います


■僕らはみんな河合荘
2014.4.18更新

これに関しては完全に好みの範疇ですね
全体的なアニメの作りは非常に丁寧で好感が持てるものになっていますが

この作品の設定に看過できない陳腐さというか肌に合わないものを感じてしまったのが一番の問題だと考えています

まず河合荘ですが
女性優遇として男子は間仕切り共同の上居住エリアは分割され男子撃退用にバットからスタンガンまで設置されていますがこの設定必要だったんでしょうか?
初回以外生かされそうな感じがしないし武器放置はむしろ逆に使われて危険なのではというどうでも良いことを考えてしまうのも全体的な設定の歪さがあるからかなと思います

この設定の使い方にしても
主人公が最初は気が付かず
次は不用意にという王道二本立て
律儀にバットで叩くヒロインと
自業自得なのに泣き叫ぶ主人公という
最早使い古され過ぎて
お腹いっぱいな感じのする展開は
ちょっと勘弁してくださいという感じでした
この辺はホントに趣味の世界なので
ホントの不可抗力で入ってしまい
ヒロインも条件反射で叩くようになってるとか
なんなら叩かれて喜ぶくらいのほうが
今後に期待出来る感があったのにという感じ

主人公がヒロインを気にしたきっかけも
ただ図書室でよく見かけるから
本気なら図書委員なんだからクラスとか読んでる本とかチェックして話のネタにすればと思うのだがそんな素振りはなし

シャイ設定かと思いきや
思いっきりクラスメイトの目の前で
帰っちゃったかな?みたいな事をいうわけでシャイというよりは自分の思い込みが優先で周りを余り省みないタイプと分析

どうしても一人暮らししたかった割に居候先の状況も確認せず
半相部屋くらいで文句を言うようなメンタルやその後の言動から考えても自己中にしかみえない

こうなるとその後の言動はほとんどが自分の意思かヒロインの気を引くためにやっているようにしか見えず
それでも最後にキチンとした素の部分でらしさを見せてくれるなら

ヒロインの心の動きも許容できるが
大した理由もなく下心だけの言動に割と簡単に動きかけてるヒロインをみると実際はそんなもんなんだろうがイライラするというのが正直なところ

脇役キャラはキャラ立ちしていて
そのキャラにみあった言動をしているのでメインキャラ二人のキャラ設定の不安定感に一層の違和感を感じる

舞台設定はめぞん一刻のオマージュのような雰囲気すらあるが

ヒロインについてはまぁ
何かハードルもありそうだし許せる範囲なんだけど

主人公の性格の乖離が大き過ぎてなんだか気持ち悪い
というか三鷹さんの金持ち設定を外して五代くんと足して二で割ったくらいの中途半端さなのがどうも…。

アニメとしての完成度は高く
細かい事に拘らずちょっと無理矢理っぽい恋愛劇に抵抗がなければ
今後の展開や新たな登場人物などにより収まりの悪いピース達がピタリとはまることもある可能性は技量の高い作者なので大いにあると思うし視聴してそれほど損はないかなと思うくらいの出来になっているが

個人的には残念ながら恋愛ラボのようにすんなり入ってくるような心の動きというのは今のところ感じられておらず

それが見られるまで頑張るつもりもないので今作はここで視聴停止としました


■極黒のブリュンヒルデ
2014.4.17更新


→二話途中で断念

まず1話感想にも書いた通り
冒頭から頭が良い設定をされる
主人公の言動が
実際には知能レベルが低く
論理的ではないようにみえること
が気になりました

頭が良いけど常識が吹っ飛んでるとか
勉強はできるけど性格に難があるとか
は良くありますが

そういう主人公を冒頭で匂わせる要素もなかったので
頭が良いというのは文字通りの意味と解釈して視聴

1話において
ヒロインが転入して来た時に
クラス全員の前で「いいから脇を見せろ」というのだが
頭の良い人は
話言葉を推敲したうえで淀みなく喋る位は普通にこなして欲しいし
最低でも考えなしに大声で叫ぶような愚は犯さない程度の分別は与えておいて欲しかった

また最初の危機を
回避する際の思考についても
土砂崩れを予知していたなら
丈夫な建物に回避するか
最短ルートを一直線に降りる位の臨機応変さは欲しかった
普通に歩いて帰ってたまたまヒロインが間に合ったから良いものを
結局思考に基づいた行動が偶然以外の結果を生み出していない

正直知性の煌めきを感じさせるような論理の飛躍などはなく一般の域を出ていないことを考えれば
主人公はむしろ向こう見ずで頭より先に体が動く天文好き位の設定でよかったと思う

二話では
ヒロインが休み
→ヒロインの家に近い主人公が何故か書類を届けることに
→ヒロインと主人公微妙に揉める
→一度戻るが渡し忘れに気が付きヒロイン宅に不法侵入
→秘密を聞く

みたいな黄金の不自然パターンを見せられて見る気が失せる

いくら近くて都合が良くても
ほぼ初対面のはずの異性の家に書類を届けさせたりしないし

思慮深い主人公なら異性の家に断りもせず入ることはあり得ない

世界観は考えられているのかも知れないがここまで突っ込みどころが多いなら

最後はご都合主義で終わるか
まとめ切れずに全てひっくり返すかどちらかだと予想しこの時点で視聴を停止

個人的には設定を突っ込んだのなら
キチンとそれにあった動きまたは
それを阻害する伏線を張っておくべき

幾ら居なくなった幼馴染に似ていたとしても回想の年齢や映像から考えても
いきなり同一視出来るのは余程無神経か無鉄砲かただの低脳にしか思えない

例えば回想時と
背丈含めて全く同じ容姿というなら
びっくりし過ぎてとんでもない言動にはしることはまだ考えられるので
せめてそれ位は思い切っても良かったのでは?というのが正直なところです

そうでなければこれも定番ですが
何故か学校案内させられてる内に類似点に気付き思わず
と言うならまだ理解できたんですけどね


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魔法科高校の劣等生 3話感想

2014-04-20 20:15:34 | アニメ関連
魔法科高校の劣等生第三話です

前回の
はんぞー副会長戦の解説から始まって
部活の新入生勧誘での騒動につながるところになっていて

入学編のキープレイヤーが出てくる回です

少しずつ話が動き始めてきていますが
基本的には導入が終わってメインの話に乗っかっていくと
後は流れに乗って進んでいきますのでここから
だんだんと面白くなっていくと思います
のでご期待くださいませ。

まぁ私みたいな原作組からするとどこを端折ってくるのか?
って話になっちゃいますが今回は割と妥当だったかなと思います

個人的には好きな会話を削られてるので残念な部分はありますが
話の流れ上あまり関係ないところですからね

とはいえ原作未読だと分かりにくい部分も
ちょいちょいありますからその辺も含めて
また原作絡めて説明&感想をしていきま~す

■服部刑部少丞範蔵戦結末
まずはこれですよね
映像としては分かりやすく作られてましたが説明として掴みにくいところがあるような気がしますね

◇前提として
魔法師にとって魔法を行使し、行使される際に発生する想子(サイオン)を感じることはごく一般的なことであり
優秀な魔法師ほどサイオンの変化には敏感であると同時に大きなサイオンの波にも慣れているので単に大きな波に晒されただけではなく

今回の事象は

・突発的に大きな波に襲われた
・複数の波の混合で複雑な波形が発生していた
・とにかく油断していた

といった点ではんぞーくんは優秀であるが故、敏感な部分を突かれたと思っていただくと分かり易いかなと思います

◇波の合成

波の合成の部分については
基本的には原作でも3連続で異なった波長、強度、持続時間などの波を作り出す事で三角波の様な波の増波が起きていると説明されています

もしかしたら原作もアニメイメージ通りなのかもしれませんが本来三角波とは多方向からの波の組合せによる波の合成で高い波が発生することですから
本来なら複数箇所からサイオン波を浴びせるべきだと思うのですが
今回の映像だとあくまでも同一方向からの波ですよね


まぁあくまでも例示なので厳密に使う必要は無いのかもですが
このあたりは少し詳しい方の意見をきいてみたいところです


◇はんぞーくんの魔法

前回はんぞー副会長が達也にかけようとしていた魔法はどうなったの?って疑問はあるかなと思いますが
原作では達也のあまりの移動の速さに魔法をかける対象を喪失して発動しなかったことになっています

まぁ問題は原作だと5mとされている相手との距離を詰められた程度で対象を喪失してしまうくらいの魔法技能しかはんぞー副会長に無かったのか
ってとこなんですがこの辺は難しいとこですよね
原作ではこの距離ならプロのアメフト選手でも一瞬で距離をつめるのは難しい距離と
書いてますが100m10秒の人なら0.5秒で到達する可能性がある距離だと思えば
アメフトが10ヤード進むのが大変なのはあくまでもディフェンスがいるからで
個人的にはこの倍くらいの距離がないと驚きも油断もなさそうなんですが…。

アニメではこの辺あいまいですが
そもそも入学以来負けなしのくせに近接戦闘の対応甘すぎなんですよね
とりあえず原作によれば今まで正式には魔法教育を受けてなかった一年生
と二年生の差が一番大きいとされているみたいですけど
深雪の実戦なら負けないという言葉をちゃんと聞いていれば
普通はまず魔法だけでない何らかの特殊技能があること疑うと思うんですが
そういう意味だと油断が一番大きいんでしょうね


◇じこかそくじゅちゅしき

「まさか自己加速術式を予め展開していたのか?」
これは渡辺委員長のセリフですが

自己加速術式とは
文字通り自己の速度を高める術式ですが本来このセリフは
「そんなことが無いのは渡辺先輩が一番よくご存知だと思いますが」
と続くのですがこれを端折るなら
いらないセリフでしたね

勿論フライングが無い様に
二人のサイオンの流れを注視していたのは渡辺先輩であり
渡辺先輩に兆候すら掴ませない魔法がそもそもあると思うのか?という確認と
達也の目から見ても渡辺先輩のサイオンの感知能力が高い=実力が高いもの
で有るのでそんな見逃しはするはずがない
と言うことを示すいいセリフだと思うんですけどね

体術云々は深雪が九重八雲の弟子であることも含め
きちんとネタばらししてくれるわけですし
個人的にこちらのセリフから直で深雪のセリフにつなげるほうがきれいだったのかな
という思いがありますね


◇あーちゃんこと中条梓先輩

中条先輩は今日も
いい小動物っぷりを発揮しているわけですが
今回の反応でもわかったとおり、この方は結構重度なデバイスオタクですw
またちょっと特殊な魔法の使い手なのですがそのあたりは本編の説明に任せましょう

あわせてループキャスト、トーラスシルバー、シルバーホーンといった
新しい単語が出てきましたね

ループキャストに関しては本編中でも説明がありましたが
同一の魔法を連続発動するための仕組みです
まったく同一の魔法であればそのまま発動できるし
パラメータを変数化しておけば同一の魔法を効果を変えて発動することもできるようになっていて
魔法式を展開する分の手間が省けるということになっているようです

連続発動に関しては魔法の終了を捕まえて相克なしにスムーズに発動させるのが
難しかったものをトーラスシルバーが実用化したもので
また、そのトーラスシルバーがカスタマイズした特化型のCADがシルバーホーン
となっています

ちなみに達也のCADはシルバーホーンのトライデントというモデルであることが
アップになった画像でわかりますね
トライデント=三叉の槍だと思うとなにか意味深ですよね
まぁこの辺も今後を見て考えていただくといいかなと思います。



■風紀委員会

ちょっとあっさり過ぎて拍子抜けでしたね
まぁエピソード的にはたいしたことないとこですが
今後に絡む部分とかも端折ってるし
森崎君のかませ犬っぽいエピソードもないというのがちょっと残念w

◇片付けられない女
達也が風紀委員会に入ってはじめたやったこと
それは委員会室の掃除ですw
原作では渡辺先輩は片付けるのが苦手な人物として描写されていて
一応一緒に片付けてくれるのですがあまり役に立っていないようでした
アニメでは
これが

次の瞬間には

こうなってる訳ですから達也さんの片付け能力の半端なさは
うちにも一台ほしいくらいですw


◇辰巳と沢木
達也の感覚からしたら
この二人は今まで出てきた深雪以外の高校生で一番好ましいと思うタイプじゃないかと思われるのですがあっさりでしたね

個人的にはその後一度も生かされていない姉御呼ばわりエピソードよりも
握力百キロ近い沢木との握手をはずして見せる達也を賞賛する二人に
「魔法師の体力じゃありませんね」
って言うところが好きなんですけどね

この辺のエピソードでもわかるように基本は熱いタイプなので
服部に勝ったことを知らされた後の反応が演技として薄すぎるんじゃないのかな
って気すらしましたね

ちなみにこの二人は風紀委員の中では多く出番を与えられている方なので
また暫くすると出てきてくれると思います

◇森崎君

あれだけいい感じのインパクトを与えてくれた
森崎君なのですから
原作ではせっかく初っ端から達也がいることに驚いて
「何でお前がいる!!」
って大声を出して渡辺先輩から一喝されて真っ青になるって言う
素敵イベントと

最後のCAD二つ持ちについての指摘の後
先日の放課後の件について「次はあのようにいかない」
みたいなセリフをはいて
達也から
「次があると信じられることが幸せなことだ」
と同情にも似た思いを抱かせるという

見事なイベントを用意してあったのに
どちらも消費しないとか
ちょっと理解できないですねw


CAD2つ持ってたってひとつずつしか使わなきゃいいんじゃないの?
って疑問はありますけど
恐らくCAD自体がサイオンの流れを敏感に受取ってしまうので
場合によっては持っているだけで誤作動してしまう恐れがあるのではないかと思っています
もちろん2つ持ちして使うことも人によっては可能なのでそのあたりは使い方次第ということみたいですけどね


■深雪のチューニング
定期的に魔法師の状態をチェックして
CADの調整をしておかないといざというときに魔法が使えなくなるそうなので
達也が深雪の状態をチェックするのは
ごく普通のことなので

あくまでも普通のことなんで

だから女子高生が下着姿で出てきてもやましいことなんてないのでs


えっと何が言いたいかというとブラボーご馳走様ですってことですw


深雪さんの素晴らしい御身体のことはYボタンで心に深く刻んでおいて貰うことにして


まず思うのは
こんなに大掛かりな装置が一般家庭にあるの??



って感じですよねw

疑問はもっともだと思いますが
このあたりの理由についてはもちろんあります
目ざとい人はもう推測できるものはだいぶ出ているので
気がついているかもしれませんね

しかし家自体が広いなオイって感じですよねw


◇達也の自己修復術式
お茶目な深雪さんの攻撃によりダメージを受ける達也兄さん
ですが何か不思議なことが起こりますよね


まぁここまでやってれば既に解説されているのと同等なので
ネタばらししちゃうと身体的なダメージに対して修復する術式が働いています

細かい仕組みや発動条件などは今後ストーリーに絡めて出てくると思いますが
ご想像のとおりチート能力のひとつですね


■新入生勧誘見回り

魔法科高校には当然魔法技術を使用したスポーツなどがあるのと
優秀な成績を収めたクラブの評価や待遇は容易に無視できないくらいにあがるので
毎年有望な新人を部員的な意味でも物理的な意味でも捕まえるために
新入生勧誘については全クラブ挙げての大規模なイベントになるとともに
毎年トラブルが起きているとのことでした

アニメ内では細かく説明がありませんでしたが
このあたりの競争については競争原理が働いて成績が上がってくれれば
学校の評価にもつながるので
本来授業等で必要な場合以外帰宅まで携行が認められないはずのCAD携行についても
この時期新人勧誘のために特例として学校側も黙認しているという背景があり
それゆえ問題発生時の被害が大きくなってしまうので

そういう意味でも風紀委員会の出動が必要になっているということになっています

まぁ絵を見てる限りでは自分が大学のときのサークル勧誘とかの方が大変だったような感じがしますがw
よく考えると全校生徒600人の高校と生徒数何万人かの大学を比べたらいけませんでしたねwww
ちなみに第一高校は一学年200人となっています

◇エリカのサービスシーン
そんな中で二科生であるエリカが執拗に絡まれているのはおかしいのでは?
という疑問はありますが
原作では一応非魔法系のクラブや
エリカの容姿からマネージャーやマスコット的な存在で誘いを受けている
という設定になっています


本来ならもう少し人が多くほとんど女性ばかりだったので武道に長けたエリカも簡単には抜け出すことができなかったということになっています
まぁ原作では元々一緒に見て回ろうと誘われて一緒にいるところだったのでうまく理由付けてるわけですが
確かに今回みたいな状態だったら達也が動かなくても近寄ってきた男子部員をぶっ倒して終わってたような気がしないでもない訳で個人的にはこういう些細な整合性は大事にしてもらいたかったところです

あられもない姿を見られたエリカは達也の足を蹴っ飛ばす訳ですが
脛の硬い達也の足を蹴ってしまうことで足を痛めてしまうというシーン
しかしどんなに硬くてもよほど思いっきり蹴らなければ足が痛くなるようなことには
ならなそうなわけですがどんだけ蹴ったんだって感じですよねw

◇振動系魔法発動

ちなみにエリカを救うのに達也が使ったのは
地面を踏みつけた際の振動を増幅するための振動系魔法です

地面を踏んで

振動を増幅させることで大きくなった振動がエリカを囲む集団に向かっていきます


平衡感覚を崩された女の子が尻餅をついたりしてましたよね


◇剣道部と剣術部
今回の事件のスタートになるこのイベントですが
感想としては
桐原先輩が割りと普通に描かれてたなというwww


ちなみに原作の桐原先輩

完全に悪人なんですがw


壬生先輩はまぁ可愛らしく描かれてますね


達也がここで起動しているのはきちんと説明されてなかったみたいですが
風紀委員会室で渡されたもので原作ではビデオレコーダーになっています
一応レンズ部分っぽいとこが胸ポケットから出るようになってますね

百年後設定だからもうちょい小型化されてるんじゃないかなって
個人的には思いますが隠し撮り対策とかであえてこのくらいの大きさなのかもしれないですし、あえて胸ポケサイズに合わせてる可能性もありますしね

そして襲いかかる剣術部員

ここで何が起きていたかについてはおしゃべりさんから次回説明があるはずなのでそれを待っていただくのがいいかなと思います

まぁここは映像でキチンと描かれてるので想像もし易いかなと思いますけどね

さてさてそれでは次回にも期待しつつ

<<2話感想へ   4話感想へ>>


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ラノベ探訪記その5~RPG W(・∀・)RLD ―ろーぷれ・わーるど―~

2014-04-18 22:00:35 | ラノベ関連
ラノベ探訪記その5

RPG W(・∀・)RLD
―ろーぷれ・わーるど―

ついこの間完結した
吉村夜のファンタジー系ラノベ作品

世間的にクローズアップされることもなく15巻まで出して完結するというのは
よくあるものでもなく珍しい部類だし

アニメ化してないという意味では
同じ出版社でいえば
既にアニメ化されている
勇しぶとは比較にならない程面白いし
売れるかどうかは別としても
素直に楽しめる点だけ考えればデートアライブの上に行っていてもおかしくないくらいの作品と個人的には評価してます

難点があるとすれば
異世界漂流ものでゲームオーバー即死の主人公無双もの

ってSA○じゃん
どうもこの辺りが問題なのかもしれませんね

ただ異世界漂流ものなんて大昔からあることを考えれば
世界観の類似くらいは大目にみてやはり内容としてどうかをみないと
新しい作品の出現を阻害するだけになっちゃいますからね

とりあえず作品自体は
主人公の厳島勇吾はギャスパルクの復活というロールプレイングゲームにどっぷりとはまりレベル上げに勤しむ日々

ある日いつもの様にゲームをしていたはずが気が付くと草原に倒れていて
起き上がり周りを見ると
そこには同じくゲームにはまって競い合っていた親友の宮本翔の姿があり…。

というところから始まり

ライフゲージなどからゲームの中に
自分のキャラのレベルと能力を持ったまま(装備や所持金はゼロ)という状態で放り出されたことがわかり
ゲームの世界に入ることを夢みてた二人はここでの暮らしを謳歌しようと思っているとあれよあれよと言う間に事件に巻き込まれて行くというストーリー

このギャスパルクの復活における
AIは優秀なものがあり
登場人物の大多数がゲーム内キャラです
ヒロインについても
ゲーム内キャラがメインで進んでいく
ことになります

そしてこの物語は
この世界に来ることになった
秘密の鍵を握っているかのように
暗躍を続ける教団の存在と

エターナルと呼ばれるこの世界に暮らす
様々な種族や国
そして同じようにこの国に飛ばされてきた現実世界の人間たちとの関わりの中で進んでいくことになります

基本的には
この世界に飛ばされて来た時点で
主人公のレベルは高く
レベルも指数関数的に経験値が必要となる設定のため
ロールプレイングゲームベースのファンタジーですが雑魚モンスターとの戦いなどは余りなくて

どちらかというと
対高レベルプレイヤー戦や
対高レベルモンスター戦、
大多数戦闘などのように
レベルの高低だけでは
割り切れない相手との戦いに
なることが多く単体では勝てないとか
勝っても意味がないという状態になることも多いです

そのため最終的には
レベルにものを言わせる部分はあるにせよ
戦闘に当たって主人公がきちんと会話により戦略をたてパーティ内の役割や責任と言ったものも考慮した上で行動しようとするという点が面白く

他のなんとかしたら勝てたみたいなものとは一線を画したものとなっている点は評価出来るのではないかと思います

物語の構成として登場キャラが持ち回りでストーリーテラーを務めるような構成になっているくらいキャラごとの書きわけが意識されていてそのためキャラの心情の変化等で違和感を感じることも少なく色々な意味でキャラの魅力を感じることが出来るととともに
かなり読みやすい作品になっているのではないかと思います

世界観としても単純な戦士、僧侶、魔法使いはあまり見られずちょっと捻ったものになっているので
そう言った意味でのマンネリ感もあまり感じずに読み進めることができます

言動に中二的要素があったり
主人公がモテモテなのは仕方ないとして

怪しげな教団の目的は何か?
そしてゲームの世界に引き摺り込まれた主人公達に未来はあるのか?
ヒロインとの関係はどうなるのか?
などなど

ファンタジー系好きには自信をもってオススメ出来る作品といえます

<<その4紫色のクオリアへ

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よくわかる?魔法科高校の劣等生~その1?~

2014-04-17 11:13:14 | アニメ関連
設定が難解
用語が難しいと評判の
魔法科高校の劣等生を
簡単に見る方法を考えて
みようということで

勝手にコーナーを開いてみますw
かなり見切り発車してるので
今後どうなるかは不明ですwww

注意
ある意味で
もろネタバレですので
ご注意くださいませ

ちなみに公式の
よくわかる魔法科はチェックしてないので内容かぶってたりしても
責任は取らない方向ですので
こちらもご注意をですm(_ _)m

■魔法ってなんじゃらほい?

この魔法科高校の世界の魔法は
パソコンの世界と対比させて考えると
結構わかりやすいです

まずこの世界の魔法ですが

①起動式がCADから呼び出される
②魔法師の脳内の魔法演算領域に写し取られ
実行される
③イデアと呼ばれる万物の状態を保持している領域にあるエイドスという情報体を改変することにより実現される

という手順で実行されます

なんのこっちゃって感じですが
パソコンに当てはめてみると

①の起動式の呼び出しは
マウスやキーボードを使いハードディスク上のプログラムを呼び出すこと

②の実行は
そのプログラムの実行を示していると言えます

つまり逆に考えると
「CPU」や「メモリ」といった
パソコンの処理速度に絡む部分は

魔法師の「魔法の処理スピード」や「魔法演算領域の大きさ」と置き換えられるわけで

これを頭に入れておくと
達也の魔法発動における
制限がどこにあるのかが分かりやすいと思います

また③の事象改変プロセスも
パッと見はわかりにくいですが

これもパソコンで考えれば
プログラムの実行結果は
例えば画面に表示されることでわかることになりますが

この場合も
パソコンでは「画面の状態の情報を保持するための記憶領域」があり
その中に「格納されている表示に関する情報」、例えばディスプレイのあるドットの色情報が設定されていて
これを変更するという処理により
結果的にディスプレイにも変更された画面が表示されるという流れになりますが

魔法世界においてもこれと同じ様に考えてもらって

「イデア」には画面の状態ではなく全世界の状態が保持されていて

そこに格納された情報体「エイドス」には色だけでなく形、加重、分子活動状態など様々な要素が設定されている

ということになると考えるとどうでしょう?

もう少し具体的に考えると
目の前の石ころを浮かす魔法は

魔法師の魔法実行により
イデア上のその石ころの情報を格納してある場所にあるエイドスに定義されている石ころの重力の値を変更したり
上向きの移動という状態を与えたりすることで実現されている


適当にイメージ図作成w作画おかしいとこはご容赦を^^;

という流れになっていると思えば
本当にできるかは置いておいても
なんとなくわかったような気がしませんか?

究極的にはそれが正解だと思います

なんとなくのレベルにもよりますが
こう言った魔法などのファンタジー系の要素の強い作品はホントに実現できないものの方が多いので

その部分については
なんとなく
辻褄があったように理解ができる説明がされているか
そもそもがそういうものであるので詳しい説明はされない

のどちらかになるのですから
どう足掻いてもホントなら面白そうという域を脱することはないのです

要は読者に矛盾を指摘されず
あっ!ありそうって思ってもらえば
勝ちなのです

そんなこんなで魔法について説明してきましたがいかがだったでしょう?

ちなみに達也が発動魔法を判別できるのはイデアに直接アクセスできる特殊能力のおかげだったりします

つまり展開している魔法式やそれによる結果などはイデアの状態やエイドスの中身を閲覧できるなら判別可能ですよね

まぁ短時間でできる理由などは不明ですが尋常じゃない知覚速度&瞬間記憶くらいはありそうなのでパターン解析で類似パターンから種類を判別
詳細パラメータは瞬間記憶からみたいなことも簡単にやってのけそうな雰囲気はありますよね

これだけでなくお話が進むに連れて
少しずつ達也の能力も明らかになって行きますがこの基本が理解出来てれば
応用ができそうだという感触を掴んでいただけたなら成功かなと思ってます


■情報強化と領域干渉

次に情報強化と領域干渉です
アニメでは
まだ登場していない概念ですが
魔法科高校の劣等生で
個人的には
一番最初にうにゃーってなったのが
これなのと
魔法の仕組みと合わせて説明するのがわかりやすいのでここで説明しちゃいます

どちらも魔法防御で出てくる似たような概念で流そうと思えば流せるような
些細な差ではあるのですが
アニメ内でどこまで説明してもらえるかわかりませんし
わからないよりわかった方が楽しいでしょうから説明しちゃいますね

先ほどエイドスの情報を書き換えると事象改変が起きることを説明しましたが
書き換え途中に元の情報で上書きしたらどうでしょう?

もちろん変更が取り消されますよね
これが情報強化です

また魔法師には魔法による事象改変の影響を安易に受けないように自分以外の魔法の改変を受け付けないような力場のようなものがあります

これをある領域に設定し領域内の事象改変を押さえるのが領域干渉です

これだけ聞くと簡単な様に聞こえますよね?
これは実は正解で
私自身は一部の専門用語を除けばそこまで難しいものはなく殆どが言い回しやちょっとした例外で複雑に見えている
と思って貰うのがいいと思っています

ただし実際には複雑に見えるのもたしかなのでもう少しそれぞれの特徴を見てみましょう

まず最初の説明では
領域干渉の方がお手軽で効果が高いようにみえますが
やはり特徴によって使い分けが必要になってきます

例えば
本屋さんで
イタズラ対策をすることを
考えてみてください

対策として
A.被害の多い本棚に人を配置
B.店全体が見渡せる場所に見張りを配置

こんな2パターンを考えても不思議はないですよね

ではこの場合の
Aが情報強化で
Bが領域干渉
だと考えてみてください

何となく見えてきませんか?

例えばAの場合は例えば守っていた漫画コーナーはかなりの確率で守れますが他のコーナーは難しく

Bの場合は見張りの能力が高ければ全体的に守れるかもしれませんが
相手のスキルが高かったらやられ放題になりますよね

つまり守るべき対象が明らかなら情報強化の方が守れる可能性が高く
わかっていないなら領域干渉のほうが効率が良さそうですよね

この様な特徴があるので
守るべき対象が明らかなら情報強化
不測の事態に備えるなら領域干渉
と分けて考えるのが基本になります

ここまでも
そんなに難しくないですよね
基本的にはこの考え方でいいのですが

ではなぜ難解に感じるのかですが

それは原作ではもう少し細かい特徴からどちらの方法を使うかの選択をしているからです

それでは
もうちょっと細かく特徴をみてみましょうか

◇情報強化
特定のもの事象に働きかけるので
→対象物への効果は領域干渉より大
→実際に処理してるので負荷も大
→特定のもの以外は守れない

◇領域干渉
ある領域の支配権を握る感じなので
→対象物への効果は薄い
→負荷は細かい指定がない分軽い
→領域内のものを無作為に守れる

それぞれの差がもう少し見えてきたでしょうか?

例えばこの特徴から考えると
特定のものを守る情報強化ですが
ちょっとした落とし穴がありますよね

情報強化には守っているもの以外のものは守れないというところです

この欠点の問題はわかりにくいかもしれませんが

例えば先程の例でいえば本棚の近くに爆弾が置かれても本棚しかみていないので対応出来ないと言うことです
つまりその爆弾という外部要因により情報強化を上回る力が加わると本棚は壊れてしまうわけです

この様な欠点があるので
魔法力が強い魔法師などは
細かい処理や力配分に気を使う情報強化より魔法力の差で押し切る領域干渉を魔法防御として使うことが多いです

これには防御というより負荷的に攻撃側に割ける制御力が領域干渉のほうが多いので攻撃優先にするという意味もあるわけでこの辺りが魔法師の特徴により選択する際の基準の一つになるわけです

またこの特徴から目敏い方なら
情報強化って実戦で使えないんじゃないの?
って思われた方はとてもいい着眼点だと思います

確かに
飛来する魔法や弾丸は魔法で壁を使って防げば強化すべき扉や壁などを必要としませんし
扉や壁は硬化魔法のほうが効率的に守れる可能性が高いでしょう

実は魔法防御として紹介された情報強化ですが実際には攻撃面で使用するほうが理にかなっている場合が多いのです

石やナイフを情報強化して魔法を使って相手に飛翔させたらどうでしょうか?

相手が魔法師なら魔法によって動きを止めたり破壊したりしようとするでしょうが情報強化によりその難易度を上げることができる訳です

攻撃に使っているのでそのもの以外を守る必要もないわけですし
とても綺麗な使い方じゃないでしょうか?

こうやって見て行くと使用シーンに応じた使い分けが複雑なだけで基本は割と単純なことがわかっていただけたのではないでしょうか?

■まとめ

さてよくわかると銘打った割にわかりにくい感じになってしまいましたねw

まぁホントなら絵とかあれば良いんでしょうがそこまでの技術はないので文字だけで上げて見ます

続くかどうかもわからない企画ですが一先ずこの辺で( ̄^ ̄)ゞ


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【まとめ】2014年春アニメ初見感想目次

2014-04-15 10:47:20 | アニメ関連
2014年春アニメ初見感想まとめ

ばらばらだと見にくいかもなので
試しにインデックスみたいなのをつけてみます

2014年春アニメ初見感想【1】

→僕らはみんな河合荘
→蟲師 続章
→selector infected WIXOSS
→悪魔のリドル


2014年春アニメ初見感想【2】

→魔法科高校の劣等生
→それでも世界は美しい
→ハイキュー!


2014年春アニメ初見感想【3】

→ベイビーステップ
→極黒のブリュンヒルデ
→ブレイクブレイド
→彼女がフラグをおられたら


2014年春アニメ初見感想【4】

→ラブライブ2期


2014年春アニメ初見感想【5】

→聖刻の竜騎士
→マンガ家さんとアシスタントさんと
→史上最強の弟子ケンイチ


2014年春アニメ初見感想【6】

→ノーゲーム・ノーライフ
→棺姫のチャイカ


2014年春アニメ初見感想【7】

→ご注文はうさぎですか?
→デート・アライブⅡ


2014年春アニメ初見感想【8】

→シドニアの騎士
→キャプテンアース
→健全ロボ ダイミダラー


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2014年春アニメ初見感想【8】

2014-04-15 10:42:54 | アニメ関連
春アニメの初見感想としては今回が最後かなと思います
一話見逃したものとかも入ってますがそこはご愛嬌w

■シドニアの騎士

太陽系滅亡後の人類を描いた作品とのこと
原作漫画を読んでいないので詳しいことは不明

一話段階ではまだわからないことは多いが
一般人が光合成ができたりとか
性差が曖昧になっていたりとか
地底人と呼ばれる存在が居たりとか
設定についてはよく考えられていると思えるものが多い印象

そういう意味では伝説の機体に載って戦う主人公が
人類の危機を救うために戦うと安易に想像できる展開の中で
この練られた設定がスパイスを利かせていく作品なのではないかと
思うのだが

例えば今後戦闘の中で実力を見せるはずの主人公が
移動体の上に乗って逃走中に迫ってきた壁に
簡単にぶつかって捕獲されるとか
逃走していた人間を保護しているのに拘束もしないし
看護婦一人で様子を見に行かせて逃げられるとか
ごく普通のストーリー的な展開に不可解な部分が散見されるのが
気になる

このあたりが原作由来だとすると
今後の展開には不安があるのかなという感じだけど
設定については深そうなので今後もう少し様子を見たいと思います

世界観は悪くないと思うので様子見ということで
評価:B-


■キャプテンアース

一話チェック忘れ
二話から視聴
かやのんがヒロインなので
見なきゃいけないんじゃないの?
って疑問が出そうなので
とりあえずコメントしておきますが
個人的にはだめなタイプのアニメなので
継続視聴しないのではないかなというのが正直なとこです

作品自体はよくある地球を守るロボットものですね
ロボットデザインとかも凝ってるし
特に合体には力が入ってますよね
キャラデザとかもいいんじゃないでしょうか

ちなみに私が駄目なのは良くありがちな

→何か素養があるのかどうかも良くわからない主人公
→たまたまそのロボットに乗る
→動かせる資質がある
→戦いを目の前にしてなぜか怖気づく
→ふとした瞬間に切れて才能開花とか敵を倒すとか

こういう展開なので
良くありがちな王道ロボットものに抵抗がない人にとっては
雰囲気的には悪くない感じがしたので
結構見ごたえがあるアニメになるんじゃないかなと思います

評価は不可能なのでやめておきます

■健全ロボ ダイミダラー

こちらはたまたま勧められて視聴
とりあえず日笠さんキャラが
胸を揉まれるだけのアニメと聞き

そんな馬鹿なσ(^_^;)

って思いで観たところ

えーっとそのまんまでしたwww

とりあえず
何を評価したらいいのかわからないけど試しに一度位観てみたほうが
良いんじゃないかなと錯覚するアニメ

そうそう意外なことにギャグアニメとしての完成度は異様に高いですw

次回見るかは不明ですが
評価はハイエロでwww

というか今期初見感想がこんな終わり方で良いのだろうか?www

さて、一応一通り評価したので後は定期に感想あげるものとまとめて上げるものに分けて行きます

中間評価と挫折番組評価くらいはするかなと思いますです

ではでは( ´ ▽ ` )ノ

<<初見感想【7】へ

■その他の作品評価も読む→【まとめ】2014年春アニメ初見感想目次へ


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魔法科高校の劣等生 2話感想

2014-04-15 00:39:39 | アニメ関連
魔法科高校の劣等生2話の感想です

基本的にはネタバレ感想なのでご注意くださいませ

さて録画ミスという個人的なトラブルもありましたが
無事に別日で録画しなおして視聴しました

今回の話は


深雪さんのブラコンっぷりは健在でしたがw

それはさておき
一巻の最初の見せ場までを入れた

掴み回です

一話の一科生とのトラブルで生徒会長と風紀委員長に目をつけられた
達也、美雪の兄妹が魔法科高校の枠組みに組み込まれていくまでの
過程を示した話なんですが

なかなか凄いとこで切りましたね~

それは、さておき
ストーリーとしてはわかり難いところはなかったと思うのですが
詰め込みすぎていて
会話のテンポがよいとは思えず

やはり一話でも感じた通り
端折る所とそうじゃないところのバランスがどうなのかなというところは
感じられる出来でした

まぁ全体的には
面白いとは思うし
頑張りは見られるのですが
原作ファンとして厳しい目で観た評価だと思ってください

では以下原作との比較と説明がメインになります

■一科生との私闘シーンより
これは原作通りの台詞なのですが七草会長が

「本当にただの見学だったのよね?」と聞くシーンがありますが
これは原作だと一連のシーンで
「森崎家のクイックドロウを見せてもらおうとした」という言葉と
原作ではこの場で七草会長が実技練習をしていたので
元々その実技の見学に来ていただけ
という二重の意味がかかっている言葉として
七草会長が状況をキチンと理解したうえで周りに聞かれても問題ない範囲で確認していることを示す言葉に聞こえるのですが

アニメでは私闘シーンと七草会長の言葉が回をまたいでいるので
なにを受けての見学という言葉なのかがわかりにくい感じになっています
実技演習をはしょったのだから普通に
「試技を見せてもらっていただけ」
とか
「喧嘩をしていたわけではない」
などでよかったのではないかと思いますね



特にわざわざ森崎の
前段の解釈なら初対面ばらしのKYな啖呵である自己紹介からの
「森崎の本家に連なるものだ」という台詞から原作にある「お前が見抜いたとおり」という言葉を端折って
前回からのつながりをわざわざ排除していることを考えればこのあたりの
前回との関連性を匂わせるのか今回だけでも意味が通る様に作るのかというような取捨選択のチョイスに一貫性が薄く

どちらかというと単に尺に収める意図が透けているのが残念ではある

さらに言えば森崎の台詞は
「確かに森崎本家のものだ」
程度にしておけば
お前が云々や本家に連なるなどの長ゼリフの要素を省きながら意味を変えずに表現することが出来た訳で
森崎の会話の特徴は自己の生まれや能力に誇りがあるだけなので
連なるなんて言い回しをしなくてもその特徴を殺すことなく表現は出来たはずで
この原作記述を文節でカットしただけの表現方法は容易に納得できるものではなく
脚本演出周りのスタッフの力不足までを感じさせてしまうのが残念


■雫の性格設定について

今回のほのかの使い方と周りの反応は良かったと思いますが

前回のほのか改変の余波で
本来原作では何もしてなかったと思われる雫も達也達に頭を下げる羽目になっているのがw

まぁ大きな話ではないですが
雫の生い立ちや能力その後の雫っぽい打ち解けっぷりを考えると

元々が
単なる一科二科の区分や血筋より
単に強いか弱いか
または優秀か優秀じゃないかを
重視するタイプに思えるんですけどね

もちろん謝罪が出来ない
タイプではないので
その場でおざなりにしてても
あとでキチンと謝っているか
ほのかと一緒に謝る形でも良かったと思うのだが

この動きだと
謝罪に自主性の感じられない
ただの一科生にしか見えないことと
その後の
「そもそも魔法科高校には普通の人がいない」
という台詞の唐突的な説得力の効果を削いでいることが残念

この辺りの演出は
例えば原作にはないが
「ほのかはこう言ってるが、私はこちらが全面的に悪いと思っている」
くらいのことを言わせて
ほのかを挙動不審らせてみるとか

もっとメリハリをつけて大胆にやってもよかったと思うんですけどね

■CADの呼称について

原作では魔法行使のために使用される機械についての名称が
人によってさまざまであることが表現されています
実はCAD(Casting Assistance Device)というのは必ずしも
一般的な呼称ではなくアシスタンス、ホウキ(法機)などといった
呼称が出てきます
とはいえこの呼称の差はほのかが
いつの間にかCADという呼称を使うことになっていた
というエピソードくらいにしか使われているのを見たことがないので
最終的にはどちらでもいいとは思うのですが
エリカが初出においてホウキという言葉を使うのはエリカっぽい感じが出ていたのでそこだけはちょっと残念

◇CADについて
ちなみにCADには特化型と汎用型があり起動できる術式の系統を一つに特化することにより早く魔法の行使を可能にしたのが特化型で複数の系統の魔法を行使できるのが汎用型となっています

はんぞー副会長のは汎用型ですね
特化型は起動スイッチが普通一つなので
物理的なスイッチ機構
(達也の拳銃型ならトリガーになる)
を持っている場合が多いですね
汎用型は起動式を99個まで格納できるので携帯型やタッチパネルディスプレイのものがよく出て来ます
特化型は術式のカートリッジであるストレージを入れ替えることで使用魔法の系統も変えられるようになっているものもあるようです

よく見ると
ちゃんとCADのシリーズ名も入ってますね

■エリカ&レオのやりとりについて

これは個人的には良改変の部分
エリカが達也にCADの調整を持ちかけ
警棒型デバイスがCADであることを見抜いた達也を賞賛するわけですが

実は原作ではこの直前に

森崎のCADをエリカが弾き飛ばしたことを発端に
レオが素手でCADを触ろうとしたことが魔法の干渉などの問題で危険だという話になり
さらにエリカのように素手じゃなくても危ないという突っ込みがあり
それに対してエリカがシールド済みだという言葉を吐いているので
このやり取りとエリカが魔法師であることを考えれば
その警棒が普通の警棒ではないことくらいは想像できる人が居ても
おかしくないと思うわけですが

このあたりの機微が薄いのが原作の気に入らない点なので
意図的かそうでないかは別にしてばっさりとカットしてくれて
単純にデバイスがCADであることを
見抜くところにクローズアップしてたのは好印象ですね

あとエリカ役の人は
原作ファンでエリカ好きを公言しているだけあってすごくイメージにあってる印象で好感が持てますね
感情の波が激しく難しいと思いますが頑張って欲しいですね

■兜割
エリカが兜割の要領というくだりで
エリカが想子(サイオン)の枯渇を指摘したレオに対してさすが得意魔法と言っている訳ですが
一応序盤なので硬化魔法くらいはコメントしても良かった気はしますね

ちなみに
これは簡単に言えば刀などを振るう時に刀の硬度が本当に必要なのは力が不均等にかかる振り出し時と実際に対象に打ち付けられるタイミングであって
それ以外は慣性の法則に任せ、剣閃に任せることで魔法力をセーブすることが出来るということです

こういった魔法の発動や
切り替えのタイミング
魔法と言うものをどういう範囲
どういう定義で発動するかなどに
ついて考えるのが
魔法科高校の劣等生の醍醐味の一つだったりします

■昼食シーン


食事を全自動で提供してくれる
ダイニングサーバーという特殊な機械が生徒会室に設置されていることは描写されてましたね
どこでも見られるものではなく生徒会の仕事が残業が多いものであるので特別であること
また食事は肉、魚、精進の3種類だということは原作では言及されていますが
アニメでは特に言及がないようです

まぁボタンの数は三つどころでなかったのでもっと種類があるのかもしれませんね
よく見るととんかつ定食とかおしんことか読めますねw


ダイニングサーバーの説明がなかったので少しお弁当のエピソードに唐突感があった人も渡辺委員長以外の人物達の食器が同じものでそれがこの機械から供給されたものだとわかれば納得できるかもしれませんね

またこの昼食シーンに至るに当たって
七草会長は深雪に話があると呼び出しをかけています
このやりとりで達也がついてくるのはおかしくない様でおかしいのですがw
原作ではきちんと前日の昼食時のトラブルに引っ掛けて二人を誘うという流れになっています

本当はE組の実技の授業の際にエリカが見せていた
ある人との確執を伺わせる会話もあったりするのですがこの辺はなくても良いところではあるので良いのかなと思います

◇台車移動実習

個人的には物理で使ってた力学台車を想像していたら凄い格好いい台車が出て来てびっくりしました
ちなみに原作の説明によると
台車を中央まで加速後向こう端までは減速し停止後同じように戻って来る
これを三往復する実習だとされています

アニメでは一往復位までは確認出来ますが実際に何往復してるかまでわからないですね

■渡辺委員長
この人の魅力は一歩引いたシニカルな目線にあると思ってるので
個人的には普段から料理してるなら指怪我しないだろって突っ込み待ちにしかならないお弁当エピソードを入れるくらいなら

服部副会長との戦闘前の
達也とのやりとりでの
達也の落ち着き払った会話に
「ここで赤面でもしてくれた方が味方になってくれる人が増えていいと思うぞ」
と自分の性格を棚上げして
投げ返す言葉が

高校入学式後に身内以外で
ある意味一番早く達也の実力の一端を見抜いたとも言える渡辺先輩の言葉らしくて好きなのだが
ここはばっさりカット
尺詰まりを起こして演出的な間も取るのに四苦八苦してる感があるし
どうせ模擬戦の映像は次回も流すのだからそちらをカットして
ここはもう少し丁寧にやってもよかったのではないかなという印象

井上麻里奈さんが不安なのも
デレ演技が極端なのが
渡辺先輩のイメージと本質の部分で合致しない印象があるからなんですが
この辺は思い込みの範疇なので後は実際に見て判断していきましょう

■生徒会役員の任命
基本的には説明の通りですが
市原先輩は生徒会役員に一科生の選任条項があることについて否定的に捉えている様に見えたという原作の記述に対して
アニメから伝わってくるものをあまり感じなかったのはやや不満

言葉面だけで納得するはずのない深雪からきちんとした謝罪を引き出すに値するくらいのものは見せて欲しかったところですがちょっと冷静なキャラという演出に引きずられたのかなという気がしますね

冷静ではあるが決して冷淡ではないキャラなんですけどね

■服部はんぞー副会長

見事なやられっぷりでしたねw
回答を次回に回すなら
もう少しヒントを残しておいても
良かった気がしますけどね

ちなみにこの場面もヒントと言えばヒントですね

まぁ次回頭から説明あるでしょうから
そちらを見てからにしましょう

■アルファベット三万文字について

服部副会長が達也の
能力を否定する際の台詞に
基礎単一系の起動式が
アルファベット三万文字というのが出て来ますがこれは確か原作にはなかったと思います
具体的すぎて原作者絡んでるっぽいですが個人的には完全に蛇足と思われます

何故ならそもそも起動中の魔法式を読み取るなんて普通の魔法師にはできるわけないので文字量を論ずることに意味がないからです

原作中では普通の魔法師も
魔法を発動させる際に発生する兆候を感じることである程度はどんな魔法が実効されようとしているのが解るとされています

それは魔法師が
得意属性にもよりますが
魔法行使時に発生する事象
想子の強さや質事象改変の兆候をというものに敏感だからというのが本質で

起動式を読むのではなく
兆候を感じることつまり感覚的にある程度の読み取れるというだけなのです

ではそういう魔法師が

起動式を読み取れる

という言葉を額面通りに受け取れるでしょうか?

恐らく起動式を読んでいるというより通常の魔法師よりも多少精度よく感じ取れるとという意味にしか思えないはずですよね?

つまりは発動前に
正確に読めるなんて戯言は
そんなの口からでまかせ
服部ならぬハッタリ(ごめんなさい)だと思う方が普通の魔法師なわけで
そんな人が起動式の文字量なんてわざわざ口に出すでしょうか?

本当にそんな事なんか出来るわけないとバッサリじゃないでしょうか?
ちなみに原作はこのパターンです

また仮に額面通りの意味にとらえてたとした場合でもそうです

原作でもまだキチンとは明かされていませんが公にはこの時点で系統魔法の根源であるコードは一部しか発見されていないとされていますし起動式が公開されて居ない術式もあるのです

そんな中で
実際に起動式の読み取りが正確にできるならそれは風紀委員どころではなく
とんでもない能力でなわけで
本当に読めるなら読んでみろと
まずその能力のテストをしようとするのが普通ではないでしょうか?

まぁその場合でも
達也は真っ当にはテストを
受けられないので
最終的には決闘でということになりそうですがw

ついでに言うなら
原作設定からは外れますが
仮に普通の魔法師にとっても
発動中の起動式が量は別として読めるのが普通だったとしても違和感は残ります

読める=意味あるものとして認識しているわけであとは意味のある文字または記号の集合体として規則性を理解すれば
三万文字全てを読む必要がないと考えるのがむしろ普通で
では達也はどうやってその長い起動式を読み解いているという話しがメインになるはずですよね

さらにいえば
そもそもおかしいのは
その長いとされる起動式も一瞬で魔法師の脳の魔法演算領域で処理される事なのです
そう考えれば文字量に意味があると思うこと自体が魔法師っぽくないですよね

要はこれだけ
長く説明して何が言いたいかというと
こんな原作改変してまでチラ裏でいい情報を出して来る位ならならもっと前後関係で必要な部分を残したり会話の間を増やしたりすべきだろって言いたいわけですw

例えば今回なら
雫の普通の生徒がいない発言の前や
七草会長の風紀委員の説明のあとに
もう少し間があればもっと違和感なく観られたかなと思いますね

今回はこんな感じでしょうか
原作を読んでないとわからない違和感だけならあまり気にしないんですけどねぇ

来週は種明かし編なんでうまく説明してくれることを期待しつつ

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