さらだ的雑記帳

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魔法科高校の劣等生第25話 感想と解説と何かと

2014-09-25 21:32:50 | アニメ関連

魔法科高校の劣等生25話です



2クールに渡るこのアニメもクライマックスを迎えただけあって
アニメ的にも盛り上がりがありましたし
解説すべきポイントもだいぶ多かったですね

というか本来は最初っから
この位のレベルの感想解説になると思ってたものを

別の部分のツッコミに時間を取られるというストレスの方が多かったので大変だっただけで
ある程度明確に演出と改変や省略の境が明らかな現在の状況はリアルが忙しくて更新に時間かかってたりしますが
初期に比べたら余程楽だったりしますw


さて振り返ると色々と苦労させられて来ましたが
ここまで来ると少し寂しさすら感じる様になって来ました
まぁ感傷にひたるのは完走してからにするとして今回も感想&解説いってみましょう

■クリムゾンさんの憂鬱


ここまではあまり活躍のなかったクリムゾンさんの活躍シーンです






某世紀末漫画よろしく敵さんが破裂していますがこれは一条家の得意魔法である
爆裂によるものです

爆裂は液体を瞬間的に蒸発させることで体積の膨張を引き起こし周囲に爆発的なダメージを与えることを可能にする振動系魔法で
対兵士用には血液を対兵器用には燃料を膨張させることで人体や兵器ごと破壊する魔法です

九校戦の時は細かい説明をしてなかったと思いますがこの魔法があるが故にモノリスコードの決勝が水道管や水場と乖離した草原ステージで良かったと達也が分析をしていたりします

そして前回も話題にしましたが
周囲の生徒の情動の変化に関する違和感があるのはこの場面ですね


確かに人が爆散するのはショッキングな映像でしょうがこの緊急時において自らの命が危険にさらされている時に
達也の手刀で腕を切断したりしている様子と敵を爆散させている様子とで
そこまで差異がでるものなのか?

しかも対象は他の学校の生徒より格段にプリンスさんの魔法特性を知る三高生ですからね
この辺りの整合性のバランスを取れてないのがやはり違和感ですよね



そもそもプリンスさんほどの実力があれば爆裂に頼らなくても敵を無効化できたでしょうし
避難生徒の付近では刺激を抑えめにしながらも有志の生徒を引き連れていくことにして
進軍する中で恐怖にかられる生徒や
時々見せる爆裂に段々と耐えられなくなる様な生徒といった様に
きちんと段階を踏んで情動をコントロールしてあげれば然程違和感はなく
プリンスの孤独も演出出来た様な気がしてこの辺りは非常に惜しいところではあります

ちなみに原作では交換中のバスのタイヤを破裂させられてブチ切れたみたいな精神面の動きも書かれてますがそれならそれで攻撃が中途半端な感じがしますよね

■地下での攻防



誰このイケメンと思いましたが
風紀委員の沢木碧先輩でしたね
通称下の名前では呼ばないでくれよさんです


とりあえずこれ
完全に弾丸を避けてますよね?

ちなみに原作では体表面から3センチから5センチ位の所に圧縮空気の層を作ることで銃弾については侵入角が浅くなるように体を裁くことで軌道をそらすことが出来るため
体術だけでも魔法だけでも防げない銃弾を交わすことが出来る結果になって居るとされています

つまり回避動作をしながらも
弾の方も逸れていくというのが正しい表現なんですがこの辺りはアニメではちょっとよくわからない感じですよね

まぁこの辺の設定は実は結構難しくて
例えば自己加速術式は確かに移動速度を上げられるものですが
その加速に関しては加速したこと以外の感覚つまり動体視力や知覚からの反応速度を向上させるものでは無い様なのです

というのも原作では人間の知覚を超えた動作については鍛錬や反復練習で補うことで効果的に使いこなすことができるとされているからです
つまり反応速度や知覚速度、動体視力といった部分の魔法サポートは無いか
非常に難易度が高いものだと考えられるのです

もし魔法的に動体視力や反応速度を向上させられるなら
これを併用することでそれ程鍛錬しなくても自己加速術式はある程度使いこなすことが出来るはずであって
原作で散見される鍛錬が必要だという評価にはならないということを考えてみればこの辺りは理解しやすいのではないかと思います。

もしアニメでの表現のように魔法で弾丸を簡単に避けられるなら
素直に魔法による知覚サポートがあると考える方が真っ当で

避けられないなら防御壁を張ればいいんですが十文字先輩みたいに分かり易いのはまだしも


先ほどのプリンスの場合みたいに
全く避ける様子すらなく対物障壁を貼って居るというよりは領域干渉の延長みたいな防ぎ方に見えてしまうことから考えると

アニメとしてこの辺りの設定についてどう考えて表現しているのかについては聞いて見たいとこですよね

特にプリンスの場合には全く回避しないというのも実戦経験者の動きとしては違和感がありますからね

まぁ原作設定時点で無理があることは否定しませんけどねw

そうそう十三束くんもはんぞーくんも
活躍していましたね





敵を撃退し先に進む一高先発隊



遂にシェルターの入り口にたどり着きますが





シェルター目前にして天井が崩壊します
というか入口付近がここまで簡単に潰れる様ならそもそもシェルターの意味ない気がしますけどねw



そしてここで廿楽先生の出番です
初登場時にこのキャラデザじゃないだろと散々愚痴ってた理由がここでわかっていただけたんじゃないかと思います

ちなみに説明は皆無でしたが
廿楽先生の使った魔法はポリヒドラ・ハンドルという魔法技術です

これは物体を多面体構造として仮想化することでその集合体としての物体の動きを制御するという魔法です

これは非常に曖昧で難しい概念なんですが

今回天井が落ちて来ましたが
落ちる際には沢山の破片になるわけですがこれらをそれぞれ簡易な直方体などの多面体として仮想化することで
あたかも簡易な多面体同士のものであるかのように
組み合わせたり積み上げたりする時のバランスや強度などをコントロールできるようにする魔法だと個人的には考えています

すごく大雑把にいうと
こういうイメージですかね?


しかも実際には単純な積み木ではなく
それぞれの重心などもコントロールしながら最適なバランスを得るための術式や形状の工夫がされていて
一度設定してしまえばそこでバランスがとれるので
全ての対象に魔法をかけ続ける必要がないというのは特徴として容易に想像できるので

改変さえ終わってしまえば
あとは調整位なんじゃないかと思うんですが何でこんなに必死に支えていたのかはよくわからない所ですw

すくなくともこんな元気玉集めてますみたいな感じにはならないのは確かだと思うんですけどねwww
当然原作には無い表現ですね





そして平河千秋嬢をたすけたのは
十三束くんでした
この作品の裏テーマを考えれば
次の展開はみえてるかもしれませんが
実はちょっとだけ複雑になってますので
気になる方は原作をどぞw

■直立戦車w
こちらは外の生徒たち




怪しげな物影が忍び寄ります



装甲を固めて武装した戦車の一種なんですが全く戦果を上げず
やられてしまう直立戦車さんw








なんか結局的が大きくなっただけで生身の兵士の方が
余程脅威になってたような感じですよねw

一応原作では恐ろしい兵器のように描かれてますが魔法師のひよっこ達に手も足も出ない事を考えると対魔法師用に前線に出すべき兵器では無かったというのが現実であり
こんなの簡単に検証しておけばわかった話なんですよね…。
敵国の領内に押し入るという後で冗談でしたでは済まないレベルの作戦なのに
この辺り手を抜きすぎですよね

さらに製造コストや輸送コストまで考えたらいない方がマシというレベルかも知れませんねw

七草先輩と深雪にあっさり沈黙させられ
完全に咬ませ犬と化してしまった直立戦車ですが



退避しようとしたシェルターの入口があっさり壊れてることにはすでに突っ込みましたので仕方がなく七草家と北山家の権力を発動し避難用にヘリコプターを呼んで貰う事にします



そしてモブ兄が到着し
前回話題になったオロチ(大蛇)丸を手に入れるエリカ

名前もどうかと思ってましたが



さらに見た目がかっこ悪くてこれはどうなの?って感じでなんですけどこれは…。

■流石戦隊オニイサマン爆誕



所変わって達也さんですが
新開発したというムーバルスーツを取りに来ています。

と…これは完全にダメなやつですねw
というか完全に戦隊ものです。
ありがとうございましたw

飛行用CADはベルトの所に付けられているようなのですが相変わらず何故このデザインなのか不明なんですよね


というかボタンどれ?
空中での戦闘と使用できる手の不確実さを考えれば真ん中に一つで良いはずなんですよね


これだともう完全に安っぽい戦隊物ですよねw


それと無人偵察機を破壊した時も律儀に飛行魔法を解除する必要があったのか





原作では無人偵察機の魔法探知に引っかからないために割と離れたところから
飛行魔法を解除したとされてますが

このアニメの表現だと偵察機にだいぶ近づいてから上昇してたので普通に考えれば探知されちゃいますよね?

現代の偵察機とは異なって
空中に幾らでもその影響を残すことのできる魔法力の感知を下方向のみに絞るというのはどう考えても危険ですからね

原作でもちょいちょい魔法負荷の問題を考えてる部分はあるのでどちらかというとそちらを重視した表現なのかもしれませんが
この辺りはもっと意図を明確に表現した方が良かったと思います

個人的には飛行魔法についてはかなり司波兄妹向けになっているという前提も有るので
この辺の負荷については無視しておいて欲しかったところだったりします

そうでもないと元々の原作からして
一々達也の一挙手一投足について負荷を検討したくなるものなんですからwww




あとこれはこの作品だけの話では無くて
いつも疑問に思ってることなんですが
この手のスーツを着ると何故目が光るんですかね?
特に今回は隠密性も考慮して黒だと思うのでむしろ必要以上には光らせない方が理にかなってると思うんですが
ロマンや見た目以外に理由があるのか?
どなたかご存知でしょうか?w


さてさてそれはさておき
早速一仕事こなした達也さんは
救出用のヘリ第一陣が到着した七草先輩達の元へ来ています


この時ヘリコプターはイナゴの化成体によって邪魔され着陸ができないようで雫が排除しようとしてうまく行かない所を達也さんが一掃してくれるのですが



不可解なのは
ここで出て来た化成体とは原型をサイオンで作ったものに加重度を与え質量を持っているもののように外界に影響を及ぼし移動魔法などで操作するものなんですが
この魔法をかけている魔法師はせいぜい数人であることを考えれば

その操作対象は数千~数万匹だと考えるのが普通でここの制御については
出来てもせいぜい群体制御に毛が生えた程度だと思えばこんな風にキレイにイナゴが避けられるか?ってことなんですよね…。

ちなみに原作では焼き払っても周りからまた集まって来るとされていましたし
この辺もっと明らかに
少しは減るけど湧いてくるみたいな表現にした方が良かったような気がします

特にこの時の雫の魔法は一時的とはいえ深雪の領域干渉も切り裂いたフォノンメーザーだと書かれてますからね

達也さんがイナゴを消し去ったのは
分解魔法でありこの群体を制御する魔法ごと分解するという方法でした
またこのあとこの術をかけて居た術者も消して居ますがここは描かれてませんでしたね

とにもかくにも今回もプリティーでしたね( ̄▽ ̄)



雫が達也を判別出来た理由は
多分魔法特性やCADでしょうね
詳しくは解説無かったと思います

ちなみに原作では市原先輩にも活躍シーンがあったのですがカットされてます
市原先輩は実はかなり面白そうなキャラでスピンオフとかやればいい感じの物が出来そうなんですが
あまり出番は優遇されてない感じですよね


あとこの七草先輩は可愛いと思いますw

■拠点防衛隊


先発隊を避難させた後
残りの生徒達を防衛する役割が一部の人たちに与えられています


なぜ全員が乗れる数を呼ばなかったのかまたは呼べなかったのか
若干疑問は残るのですが市民救出で予想外に大人数になったと考えるのがまぁ優しさでしょうね

とりあえず

まずは一年生チームですが
エリカ、レオ、幹比古、美月、深雪
の五人


二年生チームには
千代田、五十里、桐原、壬生
のリア充二組に
モブ兄様の五人となっています


この組み合わせですが非常に不可解なことがあります
まず一年生組ですが今だかつて美月が戦闘要員だったことはありません
ここで残すなら雫とかのほうが良かったでしょう
まぁ雫については七草先輩同様ヘリの提供元から必ず乗せるよう言われてるでしょうし
美月には相手の魔法の痕跡などを見破る目があるので相手側の豆腐戦車じゃなくて直立戦車に魔法的なモノがかけられているものがあり(中国系呪術みたいなもの)それを破るのに役に立ったっぽく書かれてるのでまだ救いはありますが

二年生組はかなり酷くて
九校戦でエンジニアに徹していたどう考えても戦闘経験の薄そうな五十里くんと
剣道の腕は立つものの魔法はからっきしの壬生先輩が混ざってます

しかも壬生先輩は小太刀を投げたりボウガン撃ったりして闘ってますからね…。
ってか一応説得するシーンはあるにせよ

桐原先輩はどんなに請われても後ろに待機させて置けよという感じなんですよね…。

まぁこれも見えてないだけでもう少し人がいたと考えれば良いんでしょうけど
とてもそういう状況にみえないのがなんとも言えないとこなんですよね…。

相手が飛び道具完備の中で中距離以上の攻撃力に長けた人間が居ないことに先ず戦略的な問題があったと言わざるを得ないんですよね

そして後で案の定事件が起こるわけです


最初のうちは
基本的には順調に敵を排除して行きます

壬生先輩の投げ小太刀で破壊され
桐原先輩の高周波ブレードで切断されてしまう直立戦車くん

もうこれホントに豆腐なんじゃないって文句が出てもしかたないかなとおもいますし

これのせいで折角学校を休んでまで特訓したレオの薄羽蜻蛉(うすばかげろう)もエリカの山津波も影が薄くなってましたよね薄羽だけに(コラw

さて一応ここは解説しておきましょう

レオの使った
薄羽蜻蛉はカーボンナノチューブ性の極薄のフィルム状の頭身部分を硬化魔法によって真っ直ぐに伸ばすことで

普段はロール状に巻かれて収納されるそうです

高硬度かつ極薄の刃と化して切断力を増したもので

とりあえず本当に固いかどうかわかりませんが見事にやわらか戦車を切断してますねw

またエリカの使った山津波ですが
これはちょっと仕組みが複雑なんですよね…。



原作では
助走の段階で慣性力をゼロに近い状態を作り出しその使用しなかった慣性力を全て攻撃の際に叩き込むという技のような感じで説明されているんですが
これってわかります?

まぁ慣性力を加重かなんかに変換するというのはまぁまぁわかるんですが
そもそもある程度の高速移動を維持するためには慣性の力がかなり重要そうなんですが、まぁここも稽古と自己加速術式の成せる技なんですかね?

ちなみに原作を読むと慣性力をなくした状態の高速移動に耐えるために訓練が必要となってるんですが私の記憶に間違いがなければ
慣性力とは止まっているものは止まり続け動いているものは動き続ける力であってこれをゼロにしてしまうと動いている時に加速もできなくなり高速移動の弊害になるだけのような気がするんですが

まぁこの辺は言葉通りというよりは加速を妨げる力を総じて慣性力と呼んでいると思うといいのかもしれませんね


ちなみにこの技はエリカがしかもこのダサい剣を使わないと出せない技、つまり奥義クラスの技とされています
何か奥義の割りに何故かパッとしないのはこの辺りのもやっとした何かが関係していそうですねw





また、おまけ的な感じですが
モブ兄が繰り出していた技は迅雷斬鉄という技で刀と剣士を一体の概念として定義することで剣閃を一定にしその剣閃上にある物体を切り裂くという技です
こちらは概念的な魔法ですね
しかも固定イメージではなく動作そのものを剣士という概念にすることで
これを容易には崩せないものとしている
と考えると理解しやすいかもしれませんね

この技は型が重要なため
この型を見せないために
戦闘時以外はモブ兄は余り刀をもたないようにグータラを演じているとも書いてあるのですが


まぁ出来る人ならまだ戦いが終わっても居ないのにどう考えても味方側の

達也を追いかけて持ち場を離れることはなかったでしょう

個人的にはこの時間にして一分位の間にモブ兄なら敵の数を10人以上は減らせたはずで
元々同じ場所にいた二年生組の悲劇もこの人の職場放棄がなければ防げたんじゃないかと思ってたりします(ーー;)

■御大将降臨


場面変わってベイブリッジ付近?でしょうか?横浜の地理には詳しく無いのですが橋みたいなのがみえてますね

ここには現中国をモチーフにしている大亜連合らしく幻獣召喚っぽい魔法師が出て来ています



その勢いに押されて退却を試みようとする現地人達ですがここで
「退却するな」


なんて無茶を言い出す声が聞こえますw

その声は十文字先輩と思ったら
どうやらタイムスリップしてきた戦国武将だったようですw


ってかその鎧兜みたいなのどっから持ってきたんでしょうか?www
あれだけでかいサイズがそう簡単に見つかるとも思えないのですがそこは未来の謎技術かもしれませんねw



そしてその豪放な外見とは逆に
今日も丁寧に一体ずつ青いサンドイッチで敵を潰して行く武将先輩のポテンシャルの高さに
私の腹筋は崩壊寸前まで追い込まれた事を付け加えておきますw

ちなみに個人的なイメージだと何体もまとめてファランクスで押しつぶすことで圧倒したと考えてました


■プリンスさんご活躍

さらに場面は変わり

ここは中華街あたりのようです
今度はオリエンタル風味のある甲冑兵が召喚されてます





中華街といえばある人が
この辺りは戦場にならないようにと
根回ししてましたが…まぁ約束とか守る人たちにも見えませんでしたしねw

ここも劣勢になりかけたところを
クリムゾンさんの無双により
敵を撃退していますね

クリムゾンさんは流石に天才的な大将とは違って集団から敵術者を見つけ出すのに範囲攻撃を選択していますw




敵さんは
集団に紛れれば安心とか考えてたならかなりのお間抜けなんですが

多数の幻影を呼び出せるくらいなら
元々安全なとこから操れただろうし
かなり高度な魔法を使えたんでは?って気がしちゃいますが見事に炙り出され
爆裂の餌食となってしまいました




というかこの一連の魔法選択を見るに
爆裂って単体攻撃魔法なんでしょうかね?
乱戦の場合は単体攻撃が強いことよりも
範囲攻撃である程度のレベルの術者を間引けるならそちらの方が効果的なんじゃない?って思うんですよね

そもそも武装度の違いは有るとはいえ
お兄様を瀕死に陥らせる程の空気弾を瞬間的に16発も撃てるプリンスからすれば


爆裂みたいな技をザコ退治に使う必要があるのか疑問なわけで

そう考えるとやっぱりキレていたという部分を加味しても
わざわざ爆裂で三高の生徒の戦意を喪失させる必要とか無かったのでは?って感じですよね

この辺りはプリンスのそんな役回り引き受け体質のなせる技なのかもしれませんねw


ちなみに今回の範囲攻撃は簡易番の爆裂のようなもので普通の人間でも効果が出るのに少し時間がかかるもので
ある程度の魔法師なら自己の領域干渉で防げてしまうものなので魔法師だけ判別出来たと書かれているのですが

それなら余程弱い魔法師以外は防御壁や領域干渉を展開すれば他の人も守れたんじゃない?って気がして違和感はあるわけですが

そこはプリンスさんのやることですから
出力さえあげてやれば余程強い魔法師以外はこれで始末出来ちゃうのかもしれないということも否定できないので

そこまで細かい所は気にしなくて良いのかなという思いはあったりしますw


■トラブル発生
そんなこんなで

救助ヘリの二陣が到着し喜びの声を上げるという超絶フラグを立てたがゆえに

物陰に隠れていた敵により見事に二年生組は集中放火を浴びてしまいます




ちなみにこの時ヘリコプターの姿を隠していたのはほのかの得意とする光学魔法の効果です

桐原先輩は片足を切断、五十里くんは何かの破片を背中に受けてしまいます




そもそもこれだけの戦力が揃っていてなぜほんのちょっと離れた所の遮蔽くらい制圧が出来て居ないのか?

また戻ってくるまでの時間が短く着陸場所の確保程度の時間しか無かったのであればなんでモブ兄は持ち場を離れたりしたのか?

この辺りは本当に疑問なところで

きっとどちらかに問題があったのではないかと思うのですが

この辺り条件が曖昧すぎてなんとも言えないんですよね…。

そして魔法師の卵二人を瀕死に追い込んで攻勢を強めるべき敵さん達は
深雪の魔法の前に何故か棒立ちで氷漬けにされてますし




そして負傷した二人もお兄様の復元によって復活するという
これぞご都合主義という終わり方をしてくれていますw

さて一応簡単に解説をしておくと
達也が負傷した二人を治すのに使ったのは復元の魔法です









この魔法の仕組みについては
魔法科高校の劣等生における魔法の行使までの流れをある程度把握して居ると理解がし易いのですが
大雑把に説明すると魔法科高校の劣等生の世界では有るものの状態を魔法で変更しようとする時には
その物の状態を格納しているエイドスの状態を書き換えることで状態を変化させています
このエイドスが格納されているのがイデアと呼ばれる世界であり
通常魔法師は魔法を行使する時には意識的又は無意識的このイデアにあるエイドスを変更しているのです

また特殊な目を使うとこのイデアの世界を見ることも出来て
これがエレメンタルサイトと呼ばれる達也固有の技能であり
遮蔽物を無視して相手の人数などを把握したり遠距離攻撃を可能にしているのもこのイデアの世界を直接覗くことができるからだったりするのです

さて少し話が脱線しましたが
このイデアの世界ですが24時間はその変更履歴が残っていることになっています

つまり事象が改変された結果はエイドスの変更履歴として記録されているということですね

従ってこの変更履歴を逆に辿って行って正常な時の情報で現在を上書きしてあげれば起きてしまった事象を元に戻すことが出来るのです



したがって足はおろかズボンも一緒に直すことができます

もちろん戻せる時間には
限度があるので万能ではありませんが戦場では完全にチート能力ですし
そもそも達也自体にも自動復元能力が備わってることを考えると
明らかに反則ですよねw

ちなみにこの魔法のデメリットですが
エイドスの変更履歴には傷を負った時の衝撃や痛みなどを喚起する情報も含まれておりそれを一瞬で読み取るのでその瞬間で全ての痛みなどを積み上げて体験するのと同じような状態になるとされていることくらいだったりします

この副作用を考えて深雪がベッタリという側面もあるのでしょう


とはいえ、要はお兄様が苦しいのを我慢すれば万事おっけーってことだったりして
今までの数々の言動から考えるとこれがハードなペナルティなのかソフトなペナルティなのかちょっと判断に迷うとこだったりしますよねww

さらに言うと深雪の魔法も実は(恐らくという前提が付きますが)深雪の固有魔法です




名前はコキュートスといい氷漬けになるとはいいましたが実際には氷結魔法ではなく精神干渉系魔法分類されるものです
その効果は相手の精神を凍結させるものであり
そう考えると棒立ちになってたのももしかすると既にコキュートスの効果が発現してたからという可能性もないとはいえない訳ですが…。
まぁそうは見えないですよねw

この辺りは今回のお話には絡みませんがなんとなく物語の根幹に絡みそうな部分なのかな?って思ってたりします。


さてそんなこんなで25話も終わり
ちゃんと調べてませんが
日程的にも来週が最終話でしょうね

以前にも似たような感想を上げたことがありますが

細かい表現や仕組みについては色々とおかしな部分もありますが
今回は特に色々と出て来ましたが
魔法というものを現実世界とリンクさせながら大きな仕組みを創造しようとしているところが原作の好感の持てる部分なんですよね

このあたりの感想を共有したいという奇特な方がいらっしゃいましたら
是非原作の方も手にとって見てください
(宣伝

では次回どういうフィナーレを迎えるのかご期待くださいませ( ̄^ ̄)ゞ






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魔法科高校の劣等生第24話 感想と解説と何かと

2014-09-18 21:45:38 | アニメ関連
さて魔法科高校の劣等生も24話です
終盤に向かってかなり演出がさらに安定してきてますね
この辺は評価していいんじゃないでしょうか?


さてさてこうなるとどこまで解説を入れて行くかですけど
とりあえずいつも通り流れで適当に行きましょうかw

■襲撃そして
一番最初に狙われたのは
山下埠頭の船舶用の管制塔でした

この辺り何で簡単に侵入を許すかについてですが原作では文民統制の弊害だとされてますが
個人的には文民だろうと軍部だろうと
施設警備を人間だけでやるのは限界があるので安易にトラックで突っ込まれちゃうのは如何?って感じですよね



そしてモブ兄出動です
ここでのやりとりはおそらく次回あたりに解説出来ると思うので割愛



■コンペ会場への襲撃



随分とでっかい兵器を持った
兵隊さんが入ってきましたね

特に説明がありませんでしたが
おそらく
対魔法師用のハイパワーライフルって奴なんだと思います

断定できないのはここで説明がある様に
魔法師の魔法に対抗するための高速弾というところのようで


原作でも達也はその威力をみて対魔法師用のハイパワーライフルだと
判定しています

つまり撃てる撃てないという
仕様的な問題はあるにしても
外見からは明確に判断できる要素ではないと思われるのですが

なんでまた
こんな取り扱いしにくそうな形状なのか非常に不可解なんですよね…。

外見でわかるのか実際に撃たれてみてわかるのかどちらかにすべきだったと思います

まぁ外見重視にした場合は後でレオを対魔法師用の高速弾だと無理矢理引き止めるシーンをカットすることになりそうなので



要検討ですけどねw



なんにせよみんながひとまず抵抗を諦めた中
達也(と深雪)だけがCADを置くこともなく不遜な態度で佇んでいます

こういう時よくある悪党は
人質をとって主人公の行動を制限するんですけどね

魔法科の悪党さんはこの辺以外にフェアなんですよねwww

まぁ実際問題人質を取っても
達也にとっては余り影響がないというか

それで抵抗を諦めたりただやられるって選択肢がないので
逆に人間味のなさや物語の単調さが目立ってしまい効果的ではないというのがきっと裏の事情なんでしょうけどね

普段なら衆人環視下では
スマートな解決策を使う達也さんですが

今回は銃弾の掴み取りから





敵兵士さんの腕切断と




なかなかバイオレンスな方法をとっています

この場では無駄な発砲による周囲への被害を避けながら
その他の襲撃者の戦意を削ぐという意味ではそれ程悪い
選択肢ではないと思いますが

正直な話普通の高校生ならどう考えても
トラウマになるような光景だし

今回の対応のように


魔法師の卵たちはこの程度は経験または覚悟ができている
というなら

九校戦で深雪のデバイスに細工をされそうになり
ブチ切れた達也さんを怖いものを見るような目でみたりする



エピソードがありましたがこの辺とのギャップが違和感なんですよね

だからこその梓弓っていうのはあるのかもしれませんが

どちらかというと混乱の統制という役割がメインで元々の達也の対応に対する反応が薄いんですよね
この辺りの情動表現の曖昧さ、稚拙さは今後もときどき見られるのでこの辺りは作者の苦手とするところだと評価しています

そして
まさにこう言うところの処理の仕方こそご都合主義だと思うんですけどねw

ちなみに梓弓は精神干渉系の系統外魔法で仕様範囲にいる人達の感情をある種の状態に持っていく魔法です







精神干渉系魔法はその効果が人間を内面的に破壊する可能性を秘めている為に他の魔法以上にその使用に制限がかけられているため
七草家の名の元に真由美が使用許可をわざわざ出して居ます
こう見るとあーちゃんは梓であり
アーチャーってことなんでしょうね


CADがドングリなのが可愛いですね

この辺は初登場の時に小動物っぽいと評価されてたのが関係あるかもしれませんね
何か雰囲気がリスっぽかったりしますしねwww


それと達也が使っていた技ですが
ここまで見てこられた方なら想像し易いのではないかと思いますが

銃弾の方は手の中で
腕切断の方は右手ゼロ距離で
分解魔法を行使したものです





これについては衆人環視の中で分解魔法を目立つ形で使わないと言う配慮であり
結果的にカーディナルさんが分子ディバイダーという別魔法と勘違いした為にその配慮に効果があった形になってますが


若干不可思議なことがあることは否めない気がします

先ずタマの掴み取りですが
そもそも対魔法師用の高速弾なんですから分解魔法を魔法的に間に合わす事ができたとしても

撃たれた弾を手で掴むことが出来なければ魔法もクソもないことを考えると

まぁ視線や銃口の向き、訓練や実戦といったもので対処ができると考えても
達也の技量は特殊すぎて
この衆人環視下で見せる必要性があったのか甚だ疑問です

手刀のほうは手刀の方で
元々は相手の戦意を削ぐという
目的もあったので
人質がいたコンペ会場はまぁ良いとして

その後の会場外で
銃は深雪の魔法で封じてる訳ですから
対処法の選択肢は沢山あったはずでなんですよね…。


そもそも銃を封じられた時点でほぼテロリスト側には勝ち目がなかったはずですし銃で武装した相手は遮蔽を確保しているはずなのでこれを直接見ている敵の数もかなり限定されると思えば

これにより相手の好戦度を下げられたとしてもそれはもう誤差の範囲のような気がするんですよね…。

ここまで来ると多分達也が他の魔法を使うのがめんどくさかったからというのが一番の理由だったんじゃないか?という気がして仕方ありませんw


それとこれは気のせいかも知れませんが
なんか手刀の方は手が当たってない気がするんですよね…。
まぁ腕の一部を指定して分解魔法かけるとかどう考えても面倒なんで
早すぎて見えなかっただけですよね?
(まぁキチンとは確認してませんw)



深雪が血糊を落とすくだりは
荒事に慣れている表現だとは思うのですがこの辺りはまだまだ語られてないことが多いので今後に期待でしょうか?

そうそう
深雪がテロリストの銃を無力化した時に
達也といちゃついてるのは
兄妹の特殊能力ですw




この表現からもわかるように
ターゲットの場所やターゲットの数を達也と同じように把握することが出来るようになると言うものね
実は遮蔽物を透過するだけでなく
一度に狙えるターゲットの数がお兄様の方が多かったりするので
そういう意味でも効果的だったりします

ちなみに原作ではこの時深雪の同時対処可能なターゲット数は16だと説明されていました



原作ではFLTがハッキングを受けていたときに偵察をしていたカラスもこの特殊技能を使って深雪に対処をさせるというシーンがあったのですがここは改変されてましたね

この能力は今回のラストのあれと共に
達也と深雪の特殊な絆と言うものを示しているもののようなのですが
細かいところはまだ語り尽くされてはいないようです

ちなみに原作では
・達也にとって深雪のことは離れていても良く分かる
と言う表現がされていたり
アニメでも
・制限を掛けた側の私が言うのもおかしい話だけど勝ってくれると信じている
というような発言を深雪がしていることからも

達也の生い立ちに関係する部分や
深雪のガーディアンとしての契約みたいなものに

何らかの特殊なものがあるのかな
というのは感じ取っていただけていたのではないかと思います



ここではエリカと幹比古も参戦してます
銃が使えなくなった相手をフルボッコみたいにみえますが
原作だとエリカは仕込みナイフ使ってますので実はこれでも少しだけ手加減されてたりしますwww


■逃走(闘争)前の打ち合わせ
少しどころではない刺激を与えてくれた後で情報を把握するため
一同はVIP会議室に移動します


これは雫の提案でしたが

あら可愛いですね

ちなみにアニメでは唐突ですが
雫の父親は日本でも指折りの資産家であり大企業グループの総裁とかをやっているのでかなり色んなところに実は顔が効いたりします

本来なら横浜騒乱編の前の短編集で雫の父親も出てくるのでこういったことがあっても違和感は無いんですが
アニメのみの人ははてなマークを浮かべることになったかもしれませんね

状況確認後デモ機のデータを削除しにいくと上級生達と出くわします



データを削除して今後の方針について話をしている途中で

また事件が発生します

壁に向かってCADを構える達也





周囲がその意図を確認する間も無く魔法を発動すると
壁の向こう側でこちらに突っ込んでこようとしていた大型トラックを消し去ります







ここで発動したのは
モチロン分解魔法です
正確には雲散霧消(ミストディスパージョン)という名前がついています


人だけ転がってますw

個人的にはここは切迫した場面なのだから人ごと分解でよかったと思いますけどまぁ大した問題ではないですかね


そして七草先輩はこの魔法の特殊性にどうやら気がついたみたいですよね

ここでわかるのは
分解魔法を隠す時間が無い位の状況だったということだけではなく

原作でも七草先輩はマルチスコープを使って結果を視認したことで事態を把握したとも書いてますが

それはやはり結果論で
魔法感受性の高い魔法師なら目の前で使われた魔法に気づく可能性も高いということで良いと思います

視認が不可避ならフォノンメーザーなんてどう考えても不可視っぽいものを言い当ててるのはおかしいですからね


やっぱり可愛いですねw

そうなるとやはりアニメでは
九校戦序盤のバスに掛かってた魔法を無効化したのはグラムディモリッションだと考える方が自然なんですよね…。

(原作では七草先輩は寝てたことになってますから不確定でもいいんですが)

まぁ魔法科の前半は脚本家が中途半端な理解度で作品をいじると碌なことは無いということを如実に表してますよね

ここ最近は
まだ原作の切り貼りも目立つんですが
むしろ演出に合わせて残すとこと削るとこを考えてる感がみえてきているところが受ける印象の変化の一因かもしれませんね

アニメと原作の一番大きな差は映像や音声があることであり
結局言葉で表現しきれない部分をどう魅せるかがアニメ化の醍醐味なんだということを改めて感じた作品でした
(おっとまだ終わってませんでしたねw)

■十文字無双
そのころ見回りに行っていた十文字先輩もトラックの消失を感じるとともに
新たな悪意の到来を感じます


まぁこのアップも悪意に満ちてる訳ですがwww






というかミサイル飛んできてますw
まぁなんでミサイル撃ったのか戦術的には意味不明なんですが
(突入補助なら遅すぎるし破壊目的なら目標が収束し過ぎですよね?)



十文字先輩はお得意の
サンドイッチもとい魔法障壁wを貼ってこのミサイルを防ごうとします





結果的に横から撃たれたスーパーソニックランチャーなるものによってミサイルは破壊されるのですが
これをみて一◯一旅団だとわかるのはさすが十文字さんですよね

もうここ最近は十文字先輩が全て持って行ってる感しかありませんwww

そしてわざわざみんなの前で
達也が軍部の人間で有ることをバラした上



(個人的には軍所属ということより大黒龍也特尉っていう厨ニネームがバレる方が恥ずかしいんですが今回はそれは避けられてたみたいですねw)

スーパーお兄様が発動して次回に続きますw






ここでちょっと気になったのは
十文字先輩の敬語です


風間大佐に対して
「あらせられる」という言葉を使ってますが十師族の一つ十文字家の実質的な跡取りであり、この場では総代として行動していることを宣言したのですから
風間大佐とはいえ立場は同等以上であり
年齢差を考慮してもここでの過剰な敬語は慇懃無礼になることを十文字先輩なら理解してるはずなんですが何故か改変されてましたね…。

原作では
「貴官があの風間大佐でいらっしゃいましたか」
とあくまでも程よい敬語なんですよね
この辺りの感覚はとても説明しにくいところですが
脚本家なら意図的に使い分けて欲しいものなんですよね

さてさて
とりもとりあえず24話も終了です

ここ最近お兄様無双に飢えてた人達には溜飲が下がる回になったのではないでしょうか?
原作通りならここからエンディングまでは突っ走って行くはずですし
お兄様意外にも適度に活躍の場がありますので期待してみていただいて
良いかと思いますよ


一方このブログの方も
意外に時間かかる作業になってしまっていて公開が次の放送に被り気味だったりと
情報に不可欠なリアルタイム性がなくて申し訳無い感じではありますが

思った以上に多くの人が見ていただいているようで感謝とともに
魔法科高校の劣等生の持つポテンシャルの高さを改めて感じてる今日この頃です

と言うことで残りあと数話
多分更新速度は上がりませんが
頑張って書いてみますので
魔法科を楽しむエッセンスの端っこにでも加えて頂ければ幸いです

それでは( ̄^ ̄)ゞ





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魔法科高校の劣等生第23話 感想と解説と何かと

2014-09-10 18:42:26 | アニメ関連
魔法科高校の劣等生23話です
今回は事件への導入ということであまり何もない回になりましたね

個人的にはこういう回が1クールに1回くらいはあってもいいと思ってるので良いんですが
逆にいえば前半をもっと余裕を持ってやって欲しかったですよね

ではそこまでコメントすることもなさそうですが感想いってみましょう



まぁ素敵なお姉さんがいたので十分という噂は大いにありますしねw
\(//∇//)\

■陳さんと周さん
陳さんは一応ボス扱いなんですが
ボスっぽくないですよねw


まぁこの作品の黒幕が真っ当だったことないことを考えれば頑張ってる方なのかもしれませんけどねw


そしてそれ以上にお間抜けな政府側
呂剛虎の移送計画が普通にばれてますw
そもそも移送のタイミングもおかしいんですが
まぁこの場合は内通者が居ると考えるべきなんでしょうが
こう言う売国奴の芽を摘めないとこは現代も百年後も変わらないようですね

■二科生の面々
特訓を終えて戻ってきたエリカとレオ
事件が終わってしまって悔しがってますが

これは可愛いエリカですね

そもそも関本先輩とか捕えても楽しくないだろうし
呂剛虎とは出くわすタイミング無かった気がするんですけどね

結局いつも通り何か起きたら勝手に助太刀するスタンスに落ち着きますw

ややほんわか


そしてリア充炸裂w


そして毎年ただでは終わらない論文コンペ
…って何か対策考えとこうよ

って感じですよね

希少性の高い魔法技能を持つ若者を簡単に危険に晒しすぎなんですよねこの国w

物語にならないっていわれても

それはそれで
分厚い防備をぶち破る強大な敵って事で何ら問題ないわけですしね

だから総じて敵がお間抜けに見えるんですよねこの作品w

どうせなら九校戦は軍部だったので論文コンペは魔道具系の企業が全面バックアップしてる設定とかだともう少しストーリーにも広がりが出来たかもしれないですよね

今回は残念ながらモブさん達だけのようでまぁそれなりにしか期待できなさそうですよねw

■市原先輩&平河千秋


平河千秋の元を訪れる市原先輩

達也の才能の底しれなさを感じながらも平河千秋を引き戻すべく弁舌を振るう市原先輩
なんとなく校内では
この時点でこの先輩が一番達也の実力を正しく評価してるような感がありますね

実はこの先輩の原動力は魔法師の地位向上だけでなく別の側面を持っていたりします

まぁそうでなくても学年2位の技術者をほったらかしにしておく手は無いんですけどね

関本先輩??はてそんな人居ましたっけ???w


この呼びかけにより止まっていた平河千秋自身のストーリーが動き始めることになります

なんかやけにこの娘いじりたくなると思ったら
ちょっとこの娘と被るんですねw

俺妹では断然黒猫派のわたしですw


そしてこう言うところで気を遣えるはんぞーくんは出来る人ですね
花マル上げましょう



そして藤林さんに弄ばれて警備を任されるモブさんにはもっと頑張りましょうを上げますかねw




まぁ、この格好はズルいですけどねw


■遥ちゃんVS藤林さん
さすが公安のスパイだけあって
顔認識で個人情報を識別出来る危険な装置をお持ちのようです


というかこれ最早顔認識ですらないですねwさすがハイテク Σ(゜д゜lll)

ってか藤林さんに限って言えば本来遥ちゃんにとって
こんな機械使わなくても素性の確認が出来るくらいの有名人なんですけどね

世界最巧の魔法師である九島烈ことティッピーさんの孫娘というだけでなく

実はこの2人同年代なので
九校戦で大活躍してた藤林さんをよく覚えていたという設定があります

ちなみに過去に一度だけ九校戦では二高が優勝していますがこの時に二高に籍を置いていたのが藤林さんです

ちなみに二高の所在地は兵庫なので
藤林さんの出身もそっちのほうなのかな?この辺りはよくわかりません

そしてここでは
ミズ・ファントムという遥ちゃんの二つ名も明らかになっています

遥ちゃんは
元々達也を監視してたんですが
公安と軍部の交流がいくら薄いとはいえ
この辺が許可されてた理由はよくわかんないんですよね
深読みするなら達也を監視することで達也に近づくものにも気がつけるということももしかしたらあったのかな?
と思ったり思わなかったり

藤林さんが達也に持ってきた話は
警告ととある報告でしたが
まぁ直接出向く必要ないですよね

そういう意味だと現地指揮を想定したというのが半分
達也の顔を見たい又は論文コンペの空気を味わいたいと言うのが半分ってとこだったのかもしれませんね

■論文コンペ会場

エリカにナンパ野郎呼ばわりされる
モブ兄さん


ナンパ野郎とか古い感じしかしませんが
この長兄はエリカ的には不満だらけなようです

エリカの言い分も妥当だし
一応モブ兄さんにはモブ兄さんなりの理由はある?ようですが
まぁこのへんが今期中にどこまで語られるかどうかは微妙なラインですかね



そして久々のクリムゾンプリンスさんですね
各校合同で警備に当たってるらしく
一高の生徒と一緒に回っています

ちなみにこの隣の一高生は1年B組
十三束(とみつか)鋼(はがね)くんですね
数字がついてるので予想できると思いますが
十三束家も百家の一つです

マーシャル・マジック・アーツ部所属なので
部活連から参加してると思われますが
元々一高の一年の中でも
成績上位者(総合5位)の実力者なので
クリムゾンプリンスさんと組んでる
といったとこかもしれませんね

個人的にはキャラデザはなんかイマイチですけどね

そんなこんなでちょっとした
恋模様も描きながら進んでいきます
(意味深w

■サンドイッチの似合わない男


なんで十文字先輩がサンドイッチを食べてるのか
全く意味がわからないんですが
ファランクスは他層構造の防御魔法だと思えば
サンドイッチっぽいと言えなくもないなんてことはないですねwww
(絶対違うw


はんぞーくんと桐原先輩のコメントを聞いて
防弾チョッキの着用を決断出来るとことか
もはや格が違うというか
年齢ごまかしてる可能性
一番高そうだという評価になりますよねw

そしてこのどアップである

■一高の発表
さて一高の発表ですが
個人的この意味不明な発表に
ここまで時間をとるとは思わなかったのでちょっと驚きです

まぁ事前に言い訳してたように
この辺はよくわからない上に
原作的にも条件が揃ってないと思われるのでホント軽く流していきます

とりあえず基本的なトコとしては
多分
核融合を起こすためには
原子同士を結合(融合)させる訳ですが
原子間の距離が近づくにつれて
反発する力である斥力が強くなっていくため
融合実現のためには
高熱、高圧などの環境が必要になってしまい
核融合の難易度を高いものとしていた
というところからはじまり

そこから圧力制御を魔法で行うことで
常温で核融合反応が見込める状態を作り出すとともに


斥力を低減する魔法をかけることで
その難易度を更に下げるということだと思うのですが


まぁそこまで自信はないので
簡単に疑問を呈するだけにしておきます

まず大元の
核融合反応ですがこれって軽い元素から
少し重めの元素を作ることで起きるのでは?
ってことです

この図だと水素が循環してるだけに見えるんですよね

また今回は核融合時の中性子を考慮して
放射性同位体でないただの水素を使用しているようですが

既に実現しているという常温プラズマ発生装置と
今回の水素を核融合反応させる技術があるなら
発電効率は落ちるかもしれませんが
放射性同位体を使うものより
むしろこちらのほうを突き詰めるほうが
自然だし安全性が高く実用化が早そうなんですが
この辺りはどう考えてるんでしょうかね?

この辺りが疑問点ですね

それと
そもそもこの図ちょっとわかりにくいんですがこの世界では魔法行使時もエネルギー保存の法則の
ようなものが働くことになっています

前にもありましたが
ドライブリザードでは
二酸化炭素の弾丸を加速することで冷却効率をあげていました
これは熱エネルギーを運動エネルギーに変換することで擬似的にエネルギー保存の法則を成り立たせているとともに魔法行使に必要な負荷も物体を一から加速するより少なくて済むという特徴を持っていました

つまりここでは冷却こそが
エネルギー回収という行為に等しく
恐らく発生した熱エネルギーのうちタービンの回転に使われなかったもの
(今回はクランク)を加重魔法の圧力などに変換することで
プラズマ装置の維持や斥力低減に使用しているとともに必要な魔法力も抑えることができると考えるのが良いのだと思われます
そう考えてみると
このあたりはよく考えられてますよね

まぁ最終的には魔法師の負荷をどう減らすのかという根本的な部分が一番の問題だという噂もあります
この辺りは個人的には何となく予想してるものはありますけど
これが解決するのはこの作品が終わる時でしょうから
ひとまず見守っていきましょう


ちなみにもう少し良く調べた感じだと単純な水素同士なら
ヘリウム2(ジプトロン ジプロトン)
9.11修正:指摘ありがとうございます
というヘリウムの同位体を作り出す反応になりそうなんですがこの元素
非常に不安定ですぐ二つの陽子に分裂するとされてるんですよね
これは陽子線が出るってことなんでしょうか?
陽子線って人体に無害でしたっけ??
一応磁力制御が出来そうですがこの辺の説明は無かったような気がしますよね?

よくわからない分野なのであまり自信ないですけどこの辺りの説明がどこにも無いので色々とモヤモヤするんですよね



それとこれは原作にもあるものですが
斥力の説明にこんな大掛かりなセットはいらないというか
擬似的に発生させた斥力は低減できるのが当たり前のことすぎて
何の説明にもなってないんですよねこれ…。

こんな無駄な装置作るくらいなら
今回開発又は工夫した部分を説明できる図や模型を持ってくるほうが余程アカデミックな感じがしますよね?

例えば斥力低減魔法であれば
効果範囲や魔法強度
またそれらを可変にした時の融合効率
または安全性のため可変に出来ないならその理由や安全率などをきちんと明示すべきで

まぁまともに論文書いたことの無い人間(大学は卒論書かずに卒業しましたw)がいうのもあれですが

直接的なデータを示さずに
イメージや実験だけをみせるのは
論文とはかけ離れてる気がするんですがどうなんですかね?
何か論文というよりは新製品の発表会みたいな気がしますね

■発表終了そして


ジョージことカーディナルさんが
達也に対抗心を燃やしたとこで
事件の兆候がみられ次回へということになりますが


ここで断続的核融合と継続的核融合ということについて語られていますね

一応原作によれば継続的核融合反応を難しくしてるのは核融合反応を起こす際に行使する重力魔法が対象の質量を操作するのに対し

核融合反応後はその質量が減少するために魔法が対象を認識出来なくなるからとされているのですが

これは正直意味不明です

今回の魔法はある範囲の見かけてきな電気的斥力を10万分の一にするものなのですから素体の有無は不要ですし
あとは核融合反応を起こすプラズマを魔法的でも機構的でも良いのでその領域にある程度圧力をかけて送ってやれば継続的に核融合反応も発生させられるようなきがするんですけどね

これが特定の水素元素を狙い撃ちする魔法なら勿論制御は難しいですが
今までの魔法の特徴を考えるなら具体的に認識してないものの制御は逆に難しいと思うんですよね

つまり
この辺の水素という指定は比較的容易だけど、あの水素というのは難しいのではないかと思うのです

まぁこの辺りはかなり思いつきで書いてるのでなんとも言えませんが
いつか詳しい人に原作では後々出てくるものも含めてまとめて評価して見てもらいたいですね


さて、そんなこんなで
来週はもちろん予想通りでしょうがw

ついに事件が起きます


思いっきり呂さん逃げてましたしねw

若き魔法師達と司波兄妹がどんな活躍を見せるかそして物語がどんな展開をみせてくれるか
乞うご期待です

ではでは次回をお楽しみに






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魔法科高校の劣等生第22話 感想と解説と何かと

2014-09-06 21:03:55 | アニメ関連
魔法科高校の劣等生22話です

■謎の攻撃
聖遺物(レリック)について師匠に相談する達也
師匠は久しぶりの登場でしたね


バイクで移動している最中に監視者の存在に気がつくお兄様


原作では自分の能力が悟られる可能性がある事を好ましくないと考えて
深雪に処理させたはずなんですが
ここでは達也自ら処分してますね



この辺りは後々の伏線も兼ねてるんですがそこまで重要では無いのでよいのかなと思いますが

FLTにハッキング攻撃を仕掛けた陳さんたちの台詞が頂けてないですね

『これで司波達也が聖遺物をFLTに持ち込んだことがわかっただけでも~』

って
こんな要素なかったですよね?
こういうとここそ原作通り素直に思考すればいいんですけどね
後続する
『これでFLTのセキュリティに疑問を持ったはず』
からが原作踏襲部分です
要は
→司波兄弟(恐らく達也)が聖遺物を持っている可能性がある
→危険の伴う強行は最後の手段にしたい
→保管場所を限定させる
→FLTは危険だと思わせる
→家または学校の可能性が高まる
→一高内の協力者に探らせる

という流れが想定されて居たものでしょう
この手のアプローチは恐らく継母である小百合さんにも行われている又は居た可能性が高いでしょう

なぜかと言うと、もし聖遺物のありかが明らかになったのなら
それこそ、そこに呂剛虎を派遣して奪わせれば良いわけです

そうでないというのは、まだキチンとしたことがわかってないと考えざるをえないのです

まぁこれだけ慎重な割りに協力者は簡単に尻尾をだして捕まってしまうわけですが

ただこれも呂剛虎の白兵戦能力に自信があるからこそ最後は強行でなんとかなるというのが陳さんたちの浅はかなとこですが

逆の立場で考えるなら白兵戦で世界有数の能力者が一介の高校生に遅れを取ることになるとは
よもや思っていなかったとしても仕方が無いですよね

さて、だいぶ話が飛びましたが
結局達也は第三課に預けることにしたようですね
ここは原作ではぼかされてるとこですが最終的にこの辺はどうにでも解釈できるので問題ないでしょう

■ロボ研へ

なぜロボ研でやる必要があったのか?
この辺りは全くわかりませんがこの辺は御都合主義ってことでw



さて前回もちらっと登場してましたが
ここでピクシー登場です

このアンドロイドっぽいのは
この世界で
3H(ヒューマノイド・ホーム・ヘルパー)と呼ばれる言わばお手伝いさんロボットですね
この辺りの技術はだいぶ確立してるとはいえ原作ではまだ色々と問題点を抱えているようではあるのですが
この辺りはまだ単純な設定レベルなので必要に応じて検証していきましょう

一応メーカーの関係者が生徒の親の中にいるということでこの新型であるP94(ピクシーはここからです)をモニターという形で貸与されているという前提があります

モニターということは恐らくは給仕技術というよりは対人関係の教育をさせることでAIのレベルアップをすることが目的なんじゃないかと思うのですが
この辺りについては特に触れられてません
もし、そうだとするとこのピクシー普段は何してるのか気になりますよね

とりあえず今回は睡眠ガスの混入を察知してガスマスクを持って来てくれます




持って来るのがお盆なのがかなりイカしてますねw(死語)


そして怪しい人影
となぜか現れる花音



ここでの魔法は千代田家お得意の振動系魔法なんでしょうね
強烈な振動で意識を失わせたというのが正解でしょうね




関本先輩が花音の名前を呼んで魔法をかけようとしたことに対して
「関本先輩はカッコ付けすぎなんですよ」と切り捨てる花音から



「その見た目でカッコつけてもキモいだけなんだよ」
って本音が見え隠れしてるきがするのは考え過ぎでしょうか?w

さらに言えば
プログラムなんてバックアップ取ってあるだろうし

産学スパイなら主研究テーマの全体像を持つ市原先輩を狙うべきで
これが成功しても達也をすこし困らせるくらいのダメージしかなかったことを考えると
黒幕の目的は研究テーマにはないというのは実は自明なんですが

論文コンペに選ばれず正常な判断能力を失った関本先輩がうまく使われたというのがホントのところだと考えるのが良いかもしれませんね


■千葉の麒麟児の実力




見事に渡辺先輩とエリカの兄千葉修次が爆発しろ的な感じになってます

ってか赤のペアルック(死語?)ってどうなん?って感じですが
僻みにしかきこえないのでやめておきましょうw

平河千秋に事情を聴くのが目的だと思うんですけどね
とりあえず渡辺先輩は学校の用事に付き合わせたことを謝ってますが

そもそも同じ学校のそこまで親しくない後輩の様子を伺うのに彼氏同伴とか嫌がらせ以外の何物でもないと思うのは気のせいでしょうか?w


さて病院にはバラの花束を抱えた周さんと不自然に徘徊する呂さんの姿が

周さんがスタイリッシュに非常ベルを押してます

この辺りからこの周さんが別に陳さん達に全面的に協力してるわけでは無いことがわかるかと思います



ちなみにこの非常ベルですが火災だけでなく異常事態の救援を求めるのにも使われているらしく
修次は発生階や火災で無いことも認識してたので
ボタンが別になってるなどの差異があると思ってたんですが
この辺りの違いはアニメではよくわからなかったですね

火災の予兆が認識できなければ別種の警報を流すなどの機構になってたりするんですかね?



いつぞやの達也式階段登破方法ですが
何かこの方式って効率悪そうな気がして来たんですがこれはこの間
ブレブレ式高速移動を見ちゃったからでしょうか?w


そして律儀に取ってを掴んでドアを開けようとする呂剛虎さん
この手のキャラはドアぶち破り派だと思ってたのでちょっと意外でしたw

そして
千葉の麒麟児と人喰い虎の対決がはじまりました



ちなみに呂剛虎が呟いた修次の通り名ですが幻影刀(イリュージョンブレード)という修次の得意技から付けられたものです
ちなみに原作では中国人らしく幻刀鬼と書いて(ファダオクァイ)と言っています

どうでもいいけど英語読みカッコ悪いですよねw

この技については割と映像から想像しやすかったんじゃないでしょうか?

自分の持つ刃物の刃の延長線上に仮想的な刃物というか切断線みたいなものを作り出すことによって
目に見えない剣閃を生み出すことができる技です


正確には極細の斥力場を作り出していると記載されてますので

目に見えないというよりは黒い線となって見えるらしいのですが引力じゃなくて斥力ならむしろ重力レンズっぽくならないのかな?って疑問や

達人の域の人間が放つ物質の切断を可能にする程の斥力を発生させるものをなぜ防げるのか
分子間力を高めるにしても斥力と違って限度がありそうって疑問は残りますが

とりあえず細かいことは置いておきましょw



呂剛虎は鋼気功の使い手でその能力で防いだとされていますので
硬化系の魔法を継続して作用させることができれば斥力上昇との相殺が出来ると考えるのがここでは正解なのかもしれませんね

まぁこの辺は情報が少なすぎるので説明がてら簡単に触れるだけにしておきましょう

この魔法の優秀なところは
瞬間的に斥力場を作ることが出来るほどに鍛錬されているのですから
これを任意に解除することも容易いということです

この設定はアニメではあまり活かされてないようですが
届かないと思えば刃にさらされ
受けようと思えば刃が飛んでこない
というように虚をつきながら剣速を維持できるのが
というのが幻影刀の大きな利点となっているようです


この戦いでは終始修次が優位に闘いを進め最後は呂剛虎の攻撃を剣で受けるとみせかけて素手で受けることですきをうみだし脇腹に短刀を突き刺すことに成功しています



この後摩利のヘルプが入って呂剛虎が退却して行くわけです


ある程度互角であることを示したかったんでしょうが
原作では
利き腕を犠牲にしている状態で勝負がどっちに転ぶかわからなかった
なんて書かれてるんですが
そもそもそれならなんでそんな戦法をとったんだって話ですよねw

近接戦闘の相手は一人ではないことを考えれば達人ほど堅実性や確実性を取るのが普通だと思いますけどね

まぁ相手の実力を軽視したのかもしれませんが
自分が負けたら自分の恋人の命が危ない時に殺し屋相手に油断するのも意味不明なんですよね

こう言うところで背景無視して演出したがるのは原作の良くないところですね

まぁアニメでは有利とも不利とも言ってないので単純に痛み分けのようにみえるから
まだ賢明といえるかもしれませんね

ちなみにヘルプを入れた魔法は摩利が呂剛虎を認識してから直ぐにかけ始めた魔法とされています
さすがにちょっと無理がある気はします


つーかこれ避ける必要あったんですかね?www

それと逃げたものを追わないのも
その後平河千秋に会いに行かないのも不思議なんですよね

一応呂剛虎が逃げられたのはある人の手引きがあったからなので捕まえられのは仕方ないんですが
ここまで賊に侵入されてるのに平河千秋の保護を考えないのはかなり理解が出来ません




きちんと対処していれば周さんを取っ捕まえる事だって可能だったでしょうに
これはエリカに怒られるのも仕方ないんじゃないですかね?


■藤林さん登場
千葉家の長兄は藤林さんの魅力に振り回されてるみたいで
敵組織を潰すお手伝いを頼まれてます




しかしこんなにあっさりアジトの目星が着くなら呂さんは監視カメラ壊さなくても一緒でしたよね?w

やはりあれは趣味の一環なんでしょうか?w

まぁ闘ってる姿を見られたくないとかなんでしょうがこの位の有名人なら
軍部で参考映像くらい回ってそうなものなんですよね…。

そーいえばこのモブ刑事さん千葉家の長兄って説明ありましたっけ?
…まぁいっかwww

■うざい女再登場
関本先輩の面会を希望する達也を拒絶する花音


この手の人間を権限のある役職につけてはいけないという見本のような対応ですよね

この場合は
トラブルが起こることを
心配するのではなく

達也が尋問で関本先輩を痛めつける可能性があることを心配すべきで
それ以外に面会を拒絶する理由はなく
つまりはお目付役がいれば面会を許可することもやむを得ないというか

逆に拒絶して勝手に向かわれて何かあった時のデメリットの方が大きいので自分が信頼できる人間にお目付役を任せるなどの対処を取るのが普通の思考だと思うのですが

結果はそういう方向に動いたとはいえ
この辺りの作者の登場人物に外連味をつけようとするやり方の方向性にはセンスを感じないんですよね

この花音の言動のせいで
自分の中では
花音を風紀委員長に推した渡辺先輩の株もかなりの勢いで下がってしまってますしね

■人喰い虎再臨
結局関本先輩のところへは
渡辺、七草両先輩と向かうことになります




ここで渡辺先輩のあまり公に出来ないタイプの特技である
香料を魔法の力で操作することでいろいろな効力(ここでは自白剤みたいなもの)を発揮させることができるという技を使って関本先輩から事件の事を聞かされています

ここでレリックという言葉が出てきますがそもそもレリックでその物がわかるものなんでしょうかね?
ある程度情報があるなら「勾玉」のようなものと言った方が探しやすそうだし
なかったなら想定できる特徴をあげるような気がしますが
この時代だと一般的なんですかね?
名前は一般的でも特徴知らなければ探しにくいと思うんですが…。

というかここまで教えてるのにいの一番に処分しに来ないとか
この辺りも意味不明なんですよね

所持品一式を奪ってこいって命じる方が余程リスクが少ない気がしますけどね

そんなこんなで警報が鳴り
呂剛虎が三人の前に立ちはだかることになります

脇腹をえぐられたとはいえ


不覚を取ると思ったら任務には出てこないでしょうから
スピードは落ちてても三割~半分位と考えるのが妥当でしょう

呂剛虎自体は余裕を持ってたと思いますが結果的には七草先輩のドライブリザードによって前進を遅らせられてますから



これにより渡辺先輩の実力で対処できるレベルになり
人喰い虎さんを倒すことが出来たわけです


まぁそれにしたって原作の修次VS呂剛虎戦の魔法の下りは改めて大げさだと言わざるを得ないですね

ホントに最速で魔法を起動した結果があれなら今回も一発お見舞いするのに
少なく見積もっても5発位は貰ってもおかしくないと思うんですよね

ドウジ斬り(童子/同時斬り)も近接戦闘にしては大分時間がかかるものに見えましたしね

ちなみに童子斬りとは
源氏に古くから伝わる秘剣とされていたものを摩利が修次の助けを借りて復活させたものとなっています
渡辺綱の末裔かどうかはまぁあまり大したことではないですが


この魔法現状では三節棍のように刀身が分離するギミックによって成り立ってますが本来刀は一本ないし二本だったはずなのでこの辺りは厳密にはオリジナルとは違うものだと考えた方が良さそうな気がします


ちなみにこの呂剛虎を襲った刃の部分には圧斬り(へしきり)という魔法が使われてます
この圧斬りですが先ほど修次が使っていた技の大元の技術です
つまり摩利の魔法は実体のある刃に斥力場を纏わせてますが逆に考えればこの魔法イメージ上の空間にも展開できるのですから
昔の童子斬りというのは刀を目標としつつも実際には実体のある刃ではなく切断力のある魔法を展開することで2方向からの同時攻撃を成り立たせてたものだったかもしれませんね

まぁ昔は魔法の存在は実在するが認知されて居ないという設定なので
剣圧や斬撃みたいな言葉で隠匿されていたと考えるとさらに楽しいかもしれませんね

また童子斬りの前に達也が放ったのはお馴染みのグラムディモリッションです
呂剛虎の鋼気功自体は生体波動を魔法の力で鎧の様に硬化しているという謎理論によって作られているのですが


いつぞやの高周波ブレードのように魔法を継続しているように見せたり硬度や範囲を変えるのに技を掛け直したりする必要があるでしょうから
この隙を狙ったとも考えられるし
魔法をまとった生体波動自体はサイオン波で吹き飛ばすことが出来たとも考えられるのですが

何にせよ一瞬の足止めには成功しています

ちなみにここで達也が闘わなかったのは
渡辺先輩や七草先輩の実力にスポットライトを当てたいという意図と一緒に
恐らく魔法としての相性が良くないからというのもあったのかもしれないですね

グラムディモリッションにしてもグラムディスパージョンにしても鋼気功を掛け直されたらそれまでですし
体術で圧倒してしまうとそれこそ魔法いらなくない?って感じになりますし
人前では使いにくい魔法をここで披露する必要もないですからね

まぁ個人的には達也が無双し続けるより
他のメンバーにスポットライトが当たる方が作品として面白いと思うので
歓迎ですけどね

■オチ担当
呂さんはあのまま確保
陳さんは逃げちゃって一旦騒動は鎮静化し


達也さんは自宅へ
あとは見ての通りなんですが
このシーンの意味が全くわからないんですよねwww



まぁアニメではいいオチになったから
サービスシーンを兼ねてるということで良いことにしましょうかw

深雪自体は兄妹セットの感覚が強いから単独で出てきてもあまりインパクトがないんですよね

この辺りエリカとか摩利先輩のほうがヒロインっぽい動きしてるのでこの辺りが若干支持を受けにくい部分のような気がします

そういう意味ではサイドストーリーの生徒会選挙とかはさんであげるとよかったかもしれませんね

終盤の終盤が近づいてきましたが
ここ最近は普通に感想書いてる気がするのでやっと安定したかw
って感じなんですが皆さんにはどう映ってますかね?

とりあえず感想が一週遅れみたいになっちゃってますがあと一息なんで
最後まで頑張って行きます

読んでいただいている方にはホントに感謝ですm(_ _)m
ではでは



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