夏アニメが始まって
皆さんも何を見ようか品定めをされているところかと思いますが
とりあえずこのブログは続いて行きます
というか魔法科高校今回はまぁまぁかなって思ってたら
録画順で直後に見たソードアート2期のクオリティに愕然としてしまいましたwww

特に今回はソードアートが完全に導入部分で大半がキリトとアスナがイチャコラしてるだけだったので
作り手のレベルの差と思わざるを得ないんですよね
技術の差なのか思い入れの差なのか
ちなみにシノン好きの私にとっては待ちに待った2期だったりします
しかも
OPが藍井エイルさんで
EDが春奈るなちゃんという
まさに俺得アニメなんですよね
まぁそんな私事は置いておいてw
アニメに限らずですが
隠す必要性があるものや後で説明のあるものを除けば
わかりにくいものはわかるように描く
または類推できる材料を与えるというのが基本だと思うので
最終的には例え作品外での解説が必要であってもある程度の議論が可能なものでなければ意味がないわけで
そういう意味でも先ずバレットラインや照準の仕様を最大限映像で表現しようとするところから開始してる
ソードアート製作陣は原作側の仕様がかなり明確になっているとはいえ
解ってる感ありますよね
さてソードアートの賞賛はこの辺にしまして今回も頑張って魔法科高校14話の感想と解説をいれていきましょうw
■厨ニ病患者たちの遭遇

前回のラストからの繋がりで
恥ずかしい二つ名を持つ人達が勢ぞろいしていますw

とりあえずは
クリムゾン・プリンスさんこと一条将輝からです
第3高校は金沢の高校ということもあり
原作では新ソ連の佐渡侵攻の際に
父親と一緒に闘ったことになっています
この時齢13歳ということですから
中学生ですね
得意魔法は爆裂なんですが
爆裂するのは対人戦だと人自体だったりするエグい魔法なので
回想ビジュアルが返り血に染まるシーンが多いのもそのせいですし
クリムゾンプリンスもその様子から付けられたあだ名だったりします
個人的には一条将輝自体は
競争は好むものの戦闘は決して好んでいるわけではなく
ただ与えられた能力を戦場で発揮することの重要さをキチンと理解している勤勉実直なタイプという印象なので
ややもすると殺戮好きみたいなアニメの表現はどうなの?って感じはしますが
この辺は演出面の腕の見せ所ですかね?

吉祥寺真紅郎ことカーディナル•ジョージさんは系統魔法とされて居る魔法群のなかで加重系統の正方向の基本コードを発見した逸材です
この辺りは正直情報が少なくてわかりませんが
基礎コード仮説があくまでも仮説であること、またそのうちの一つが発見された事が凄いこととして認識されているという事実から鑑みるに
基礎コードは全て発見されていないか
発見されていても隠されていることや
基礎コードを使った魔法に優位性があることが示されています
これはこのままだとただの研究者であるはずの吉祥寺くんに優位性を見出していることと
どうやら他の人には使えない魔法を使っているらしき表現があることから類推できます
恐らく基礎コード魔法による優位性は恐らく無駄な処理を省くことによる速度的なものであることについては割と簡単に想定出来るのですが
実はこの辺りを取り巻く環境からCADの仕様を考えると結構曲者でして
そう考えると普段CADに入れられている魔法式については普通の人には基礎コードがわからない以上
構成要素については未知数なものを使うことになるのです
つまりある程度は魔法式として公開されたものに依っている可能性が高く
例えば一般の人間には
◇使用している魔法の殆どは公開された魔法式をほぼそのまま使っている
◇アレンジ可能なのはある程度の研究がなされている範囲
◇文法チェックとしては必須パラメータの確認くらいができる
くらいの前提がないと
そもそも
仕組みがわからないものをアレンジしたりチェックするというCADの調整作業はやって見ないとわからないもの
言わばマッドサイエンティストの実験みたいなものになってしまう訳なんですよね
とはいえこの程度でエンジニアが力を発揮できる余地があるのかも疑問が残るわけで
まぁこの辺は仕様が明確になってるとは思えないとこなんで
ある程度はフィーリングでこなさないといけないのかもしれませんが
ちょっと原作からしても怪しげな部分ではあります
もしかするとプログラムの世界で言うと高級言語とマシン語の差みたいな物を意識してる可能性もあるのかなと考えたりもしてるのですが
実際には高級言語はマシン語を理解している人によって作られたものであり
色々な意味で効率化を図って作られるものだと思えば
たとえそれが魔法のプリミティブな部分とプロダクティブ?な部分だったとしても
行使時点でそこまでの相違点を生み出せるのかなど疑問は残ったりして…。
個人的にはこの辺りは
作者のイメージをキチンと聞いてみたい部分ナンバーワンだったりします
なんか気が付いたら脱線してましたが
輝かしい実績の割りに割と面白い人生を歩いてきた感じのするエピソードもあって中々好感の持てるタイプのライバルだったりします

そういう意味でとアニメでの吉祥寺くんの高慢な感じの表現ががちょっとイマイチだったりするんですけどね
勿論心の中では負けるはずないと思ってるわけですがこの時点では素直にエンジニア能力に舌を巻いたから来ているわけでホントに見下してるならわざわざ捜して来ないんですよね
それと一条君の深雪への感情の描き方も中途半端でしたねw
というか目で追わせるだけって小学生の表現かとw
一条君はポーカーフェイス気取ってるつもりなんですが深雪が帰ってしまうことにガッカリして思考停止しちゃったりしてるところが初々しくて可愛いんで
目で追うにしても指摘されるまで凝視してしまうとか
深雪の目線で緊張しちゃうとことか描いてあげるとよかったと思うんですけどね

ってか何も伝わってこね~w
■ホノカちゃん大活躍

バトルボードの続きです
前回の目くらまし対策にゴーグルをかけて臨む対戦高たち
まぁエリカに言われるまでもなく思うつぼですよね
というか表現としては分かり易かったですけど

このペースと規模の魔法なら早々とゴーグル外す選手がいてもおかしくないと思ってしまったのが
ちょっと残念でしたね
選手目線で影を避けてカーブで微妙に膨らんだところをほのかにインをついて抜かれるとかいう表現にしてあげると
わざわざゴーグルを外すまでもないほどのロスに思えるのに差がついていく状態を表現できただろうし
これは光学系魔法なので
実際にはほのかにも見えているものは同じで
実際にはこの条件下でも見かけではないホントの水路を走破出来るよう体でコースを覚えるという練習して来たことになってるのですが
この辺りの努力ももう少し伝わって来たと思うんですけどね

結局達也の作戦がセコイと思わせることしか出来なかったのが
今回のスタッフの質を如実に表していると言えるかもしれないですね
■深雪VS雫
エイミーの体調エピは大幅カット
そもそも配点もルールも碌に説明してないんだから誰も気がつかないし
この展開なら単に深雪と雫の決勝で良かったでしょ?

そもそも上位3人で順位決めるとこに全て同じ高校が残る可能性のある組み合わせ方法を採用していること自体がおかしいのだからw
まぁフォローしておくと
エイミーこと明智英美に関しては
直前の試合で睡眠不足のところを達也に見抜かれてCADをピーキーに調整して貰ってます
そんな訳でこれでなんとか勝てたもののやはり次は体調的にちょっとというのが原作ではあったりします
まぁエピソード的には大したことないものなんでカットでもいいんですけど
ちょっと体調悪い位で簡単に決勝の舞台を辞退するとか違和感しかないので
カットするならもっと大胆にやればいいのになんですよね
そして深雪VS雫のアイスピラーズブレイクへと


盛り上がって来たと思いきや
あっさり決着www

まぁ確かに力量差はありますよ
それでも時間とってここはやるとこでしょ(ーー;)
時間が足りないなら幾らでもカット出来るところがあるじゃないですか
前回の森崎くんの茶番とか森崎くんの茶番とか森崎くんの茶番とかwww

しかしわざわざアニオリで森崎君のセリフ入れ込んだのにAパート頭で落とさないとか意味不明過ぎなんですよね
この辺りの時系列は多少入れ替わっても今後の展開に全く影響を及ぼさないのですから
結果的に奇しくも前回の後半の無駄遣いが判明したわけで
まさに前回のponさんの推測通りでした
ponさんコメント&一週間お待ちいただきありがとうございました
m(_ _)m
深雪ー雫戦についてもう少しフォローして置くと
雫は最初は予選と同じく共振破壊を使っています
深雪は恐らく領域干渉だと思うのですが
深雪の干渉を超えられない雫
深雪の方はインフェルノの原理で雫側の氷柱の温度を上げようとしますが
これは雫の情報強化で氷柱の温度が上がることが防がれています
この状態では最終的には押し負けると感じたのは雫で袖口からもう一つのCADを出します

実はこの事に深雪は結構ショックを受けてるんですが
それはほとんど描かれませんでしたね
深雪の中ではCADの複数制御は達也の特権みたいな意識があり自分には扱えないまたは触れてはならないものとして認識されています
それを達也の力を借りているとはいえ
同級生が目の前で見せてくれればそれは驚きますよね
そのため雫の放った魔法フォノンメーザーにより今回の大会で初めて深雪の氷柱にダメージが与えられるのですが

まぁその程度では埋まらないほどの差があるので

最終的には深雪がニブルヘイムに魔法を切り替え
空気中の水蒸気などの気体が氷柱に付着したところを
再度インフェルノで温度を上げることで
情報強化で守られていた氷柱以外のものが膨張することで

氷柱のダメージも避けられなくなり
一気に雫側の氷柱が崩れ落ちるということになったわけです
時間にしたらそれこそ一瞬かもしれませんが
この辺りの駆け引きや心の動きなんて
アニメーターの腕の見せ所だと思うんですけどね
基本この手の設定ものアニメというのは
1.原作読者なら明確にわかる上に未読者にも類推するヒントが与えられるもの
2.初見でもわかる程度の解説が与えられるもの
3.初見ではまず原作読者でないと気がつかないが
回を追うことで勘のいい視聴者により気が付かれるもの
のどれかでなければ
まず成功しないと思ってるのですが
この作品は
なんだかよくわからないけど凄いということだけわかる
という言わばバトル漫画に有りがちな作りに近い描き方をしてるんですよね
そのくせ出てくる言葉は小難しいという
これって本来は相容れない要素だと思うんですがこの辺をどう考えてるのか?
少なくとも原作読者層とは明らかに被らないですよね
さてさて
アニメでは試合があっさり終わったこともあって
残念なことに雫が力を出し切った感もなくて泣いてるのが白々しくなっちゃいましたね

ここは原作と結果を違えても深雪の領域干渉にフォノンメーザーまで防がれる中
最後に攻撃主体に切り替えた雫が一本位氷柱を倒したことにしても良かったのかなと思わずにいられない所でした
時間的な制約があってこの辺りの機微を描ききれないなら
この場面はワンカットくらいに収めて他に時間を使った方がマシだったかもしれませんよね
ちなみに
フォノンメーザーは
振動系魔法の一つで
Google先生に伺えば
超音波振動を量子的なレベルに高めて
指向性を加味したものであり
照射面を加熱する効果があるようです
雫は振動魔法の適性が高いので
この魔法が選択されたんでしょう
音波(振動を伝えるものの総称)は不可視らしいので
何故すぐに判別出来たかという疑問はさて置き
折角カッコイイ名前の魔法なんだから
それ用のCADをデザインして欲しかったものですわ

例えばこんなのとかねw
■森崎くんとか
さて、先にネタバレしちゃいましたが
森崎くん達は見事に潰されちゃいましたw

ちなみにモノリスコードのフィールドは
1キロ以上あった気がするので
どんなに事前に索敵してても破城槌でビルの天井を落とすなんて芸当ができると元々思えないので何かあったと思うのが普通だと思うんですが

ある程度状況を把握していると思われる雫が怒ってる不思議
これは原作でも同じなんですが
恐らく原作者は九校戦フリークの雫に
九校戦を穢されたと感じるだろうと思ってこの表現を選択したのかもしれませんがやはりちょっと違和感ですね
まず
九校戦フリークの雫なら今回のレギュレーション(初期配置が固まってるや事前索敵による攻撃)がおかしい事にまず気が付くはずなんですよね
モノリスコードのルールは
1チーム3人の対戦で
魔法を使用して相手を戦闘不能に陥れるか
(格闘によるものは不可)
それぞれが守るモノリスと呼ばれるオブジェに対して相手がある魔法をかけることでオブジェが二つに割れ、その中に512文字のコードが書かれているのでそれを手元の機械で打ち込んでいち早く送ったチームが勝ちになるゲームです
つまり双方が守るべきモノリスをもっているのですから
普通は双方のモノリスはある程度離して配置するし
自分のチームのモノリスから遠すぎる位置に配置されることもほとんどないと考える方が普通なのです
ランダム要素で勝敗決まったら魔法力や技能を競えないで終わる可能性ありますからね
そして雫は子供の頃から九校戦を見ている九校戦フリーク
とすればルールブックは見てても試合観戦数は多くなさそうな達也より先に
雫の方が初期配置のおかしさや
監視されてる状況での
事前索敵なんて出来ないことに気がついただろうし
それが出来たとしたらそれはそもそもが運営の不手際で有ると指摘する方が自然なんですよね
雫以外ならまぁわからないでも無いんですけどね
■トーラスシルバー
ほのかと里見スバルのフェアリーダンスことミラージ・バットです
深雪が上級生の部に出ることになり
一年生が一人少なくなったからだと思いますが
ここはワンツーフィニッシュになってますね

まぁ実際は競技の中身より
試合の中で
起動すれば誰より早く飛び上がり目的の光球を叩いていく一高の選手たちに他校のエンジニアから

「まるでトーラスシルバーじゃないか」
という呻きがあがったのを聞いたあーちゃん先輩が気がついてしまう
というのがメインなわけですが

それならなおさら、もう少しミラージバットの競技風景を見せて
ちゃんと他校との違いを表現してからにしてくれないと
なんで他校のエンジニアが悔しがってるのかまるでわかんないですよね?
一応他校のエンジニア達は
サイオン波を可視化できる装置で一高の選手たちを分析し非常に小さな魔法式で高い精度を見せる一高の術式に
愕然としている訳です
そして小さな起動式で空中浮揚から着地までの制御をしているその様をみて
トーラスシルバーみたいだといっています。
しかしこれ
こんなにお手軽に測れるものなら
まずはなぜ一高の選手がこの事実に目を向けようとしないのか不思議なんですよね
エンジニアだったら実際的に客観的な指標で評価する為にこういう調査しそうなものなんですが…。
この程度の認識レベルでよく他の競技は勝てるのかむしろ不思議だったりします
■お兄様出陣
そんなこんなで何かあったような気もしますが
当初の予定通り達也が競技に参加することになりましたwww

オッズ計算も出来ない人たちは最早ギャグ要員になってますねw
ちなみに十文字会頭の「甘えるな」w
も見事に原作通りです

原作読者の大半が
「イヤ、それおかしいだろ?」
って思ってるところだと思うので
この辺については取り立てて言うこともないんですが
別に達也は
依頼されたらベストを尽くすが
とりあえず目立ちたくは無いんだよな
っていうのが基本スタンスだと思うので
(結果的に悪目立ちしてるのはさて置きw)
別に甘えてる訳じゃないと思うんですけどね
まぁレオと幹比古を指名する時には
悪戯ついでにみたいに悪ノリしてたようなので
実は上から命令されるとつい従ってしまうような特性があるのかもしれないとみることもできるかもしれませんねw
というかお兄様万能過ぎてツマランっていう人いますけど
この辺とか人の上に立つ器じゃない感があって個人的には物足りなさはあったりします
さてそんなこんなで今回はここまで
この辺りは今までに比べるとそれなりに面白いですが
やはりソードアートの質の高さを観てしまうと制作のレベル差が絶望的に違うと痛感してしまいました
劣等生は
絵にしてもセリフ選択にしても伝わってくるものが薄いんですよね
評価出来るのは一部の魔法エフェクト位でしょうか?
個人的にはどちらも好きな作品なのであまり優劣はつけたくないのですが
どう贔屓目に観てもアニメでは作り手の思い入れ度の段階で完全に勝負がついてる感はありますね
一応ソードアートも原作の方は読破してますが
まぁソードアートの方は解説しなくても
多分他でまとめてる人がいると思うので
こちらを頑張って完走していきますよ
( ´ ▽ ` )ノ
ではでは
<<13話感想へ
15話感想へ>>


皆さんも何を見ようか品定めをされているところかと思いますが
とりあえずこのブログは続いて行きます
というか魔法科高校今回はまぁまぁかなって思ってたら
録画順で直後に見たソードアート2期のクオリティに愕然としてしまいましたwww

特に今回はソードアートが完全に導入部分で大半がキリトとアスナがイチャコラしてるだけだったので
作り手のレベルの差と思わざるを得ないんですよね
技術の差なのか思い入れの差なのか
ちなみにシノン好きの私にとっては待ちに待った2期だったりします
しかも
OPが藍井エイルさんで
EDが春奈るなちゃんという
まさに俺得アニメなんですよね
まぁそんな私事は置いておいてw
アニメに限らずですが
隠す必要性があるものや後で説明のあるものを除けば
わかりにくいものはわかるように描く
または類推できる材料を与えるというのが基本だと思うので
最終的には例え作品外での解説が必要であってもある程度の議論が可能なものでなければ意味がないわけで
そういう意味でも先ずバレットラインや照準の仕様を最大限映像で表現しようとするところから開始してる
ソードアート製作陣は原作側の仕様がかなり明確になっているとはいえ
解ってる感ありますよね
さてソードアートの賞賛はこの辺にしまして今回も頑張って魔法科高校14話の感想と解説をいれていきましょうw
■厨ニ病患者たちの遭遇

前回のラストからの繋がりで
恥ずかしい二つ名を持つ人達が勢ぞろいしていますw

とりあえずは
クリムゾン・プリンスさんこと一条将輝からです
第3高校は金沢の高校ということもあり
原作では新ソ連の佐渡侵攻の際に
父親と一緒に闘ったことになっています
この時齢13歳ということですから
中学生ですね
得意魔法は爆裂なんですが
爆裂するのは対人戦だと人自体だったりするエグい魔法なので
回想ビジュアルが返り血に染まるシーンが多いのもそのせいですし
クリムゾンプリンスもその様子から付けられたあだ名だったりします
個人的には一条将輝自体は
競争は好むものの戦闘は決して好んでいるわけではなく
ただ与えられた能力を戦場で発揮することの重要さをキチンと理解している勤勉実直なタイプという印象なので
ややもすると殺戮好きみたいなアニメの表現はどうなの?って感じはしますが
この辺は演出面の腕の見せ所ですかね?

吉祥寺真紅郎ことカーディナル•ジョージさんは系統魔法とされて居る魔法群のなかで加重系統の正方向の基本コードを発見した逸材です
この辺りは正直情報が少なくてわかりませんが
基礎コード仮説があくまでも仮説であること、またそのうちの一つが発見された事が凄いこととして認識されているという事実から鑑みるに
基礎コードは全て発見されていないか
発見されていても隠されていることや
基礎コードを使った魔法に優位性があることが示されています
これはこのままだとただの研究者であるはずの吉祥寺くんに優位性を見出していることと
どうやら他の人には使えない魔法を使っているらしき表現があることから類推できます
恐らく基礎コード魔法による優位性は恐らく無駄な処理を省くことによる速度的なものであることについては割と簡単に想定出来るのですが
実はこの辺りを取り巻く環境からCADの仕様を考えると結構曲者でして
そう考えると普段CADに入れられている魔法式については普通の人には基礎コードがわからない以上
構成要素については未知数なものを使うことになるのです
つまりある程度は魔法式として公開されたものに依っている可能性が高く
例えば一般の人間には
◇使用している魔法の殆どは公開された魔法式をほぼそのまま使っている
◇アレンジ可能なのはある程度の研究がなされている範囲
◇文法チェックとしては必須パラメータの確認くらいができる
くらいの前提がないと
そもそも
仕組みがわからないものをアレンジしたりチェックするというCADの調整作業はやって見ないとわからないもの
言わばマッドサイエンティストの実験みたいなものになってしまう訳なんですよね
とはいえこの程度でエンジニアが力を発揮できる余地があるのかも疑問が残るわけで
まぁこの辺は仕様が明確になってるとは思えないとこなんで
ある程度はフィーリングでこなさないといけないのかもしれませんが
ちょっと原作からしても怪しげな部分ではあります
もしかするとプログラムの世界で言うと高級言語とマシン語の差みたいな物を意識してる可能性もあるのかなと考えたりもしてるのですが
実際には高級言語はマシン語を理解している人によって作られたものであり
色々な意味で効率化を図って作られるものだと思えば
たとえそれが魔法のプリミティブな部分とプロダクティブ?な部分だったとしても
行使時点でそこまでの相違点を生み出せるのかなど疑問は残ったりして…。
個人的にはこの辺りは
作者のイメージをキチンと聞いてみたい部分ナンバーワンだったりします
なんか気が付いたら脱線してましたが
輝かしい実績の割りに割と面白い人生を歩いてきた感じのするエピソードもあって中々好感の持てるタイプのライバルだったりします

そういう意味でとアニメでの吉祥寺くんの高慢な感じの表現ががちょっとイマイチだったりするんですけどね
勿論心の中では負けるはずないと思ってるわけですがこの時点では素直にエンジニア能力に舌を巻いたから来ているわけでホントに見下してるならわざわざ捜して来ないんですよね
それと一条君の深雪への感情の描き方も中途半端でしたねw
というか目で追わせるだけって小学生の表現かとw
一条君はポーカーフェイス気取ってるつもりなんですが深雪が帰ってしまうことにガッカリして思考停止しちゃったりしてるところが初々しくて可愛いんで
目で追うにしても指摘されるまで凝視してしまうとか
深雪の目線で緊張しちゃうとことか描いてあげるとよかったと思うんですけどね

ってか何も伝わってこね~w
■ホノカちゃん大活躍

バトルボードの続きです
前回の目くらまし対策にゴーグルをかけて臨む対戦高たち
まぁエリカに言われるまでもなく思うつぼですよね
というか表現としては分かり易かったですけど

このペースと規模の魔法なら早々とゴーグル外す選手がいてもおかしくないと思ってしまったのが
ちょっと残念でしたね
選手目線で影を避けてカーブで微妙に膨らんだところをほのかにインをついて抜かれるとかいう表現にしてあげると
わざわざゴーグルを外すまでもないほどのロスに思えるのに差がついていく状態を表現できただろうし
これは光学系魔法なので
実際にはほのかにも見えているものは同じで
実際にはこの条件下でも見かけではないホントの水路を走破出来るよう体でコースを覚えるという練習して来たことになってるのですが
この辺りの努力ももう少し伝わって来たと思うんですけどね

結局達也の作戦がセコイと思わせることしか出来なかったのが
今回のスタッフの質を如実に表していると言えるかもしれないですね
■深雪VS雫
エイミーの体調エピは大幅カット
そもそも配点もルールも碌に説明してないんだから誰も気がつかないし
この展開なら単に深雪と雫の決勝で良かったでしょ?

そもそも上位3人で順位決めるとこに全て同じ高校が残る可能性のある組み合わせ方法を採用していること自体がおかしいのだからw
まぁフォローしておくと
エイミーこと明智英美に関しては
直前の試合で睡眠不足のところを達也に見抜かれてCADをピーキーに調整して貰ってます
そんな訳でこれでなんとか勝てたもののやはり次は体調的にちょっとというのが原作ではあったりします
まぁエピソード的には大したことないものなんでカットでもいいんですけど
ちょっと体調悪い位で簡単に決勝の舞台を辞退するとか違和感しかないので
カットするならもっと大胆にやればいいのになんですよね
そして深雪VS雫のアイスピラーズブレイクへと


盛り上がって来たと思いきや
あっさり決着www

まぁ確かに力量差はありますよ
それでも時間とってここはやるとこでしょ(ーー;)
時間が足りないなら幾らでもカット出来るところがあるじゃないですか
前回の森崎くんの茶番とか森崎くんの茶番とか森崎くんの茶番とかwww

しかしわざわざアニオリで森崎君のセリフ入れ込んだのにAパート頭で落とさないとか意味不明過ぎなんですよね
この辺りの時系列は多少入れ替わっても今後の展開に全く影響を及ぼさないのですから
結果的に奇しくも前回の後半の無駄遣いが判明したわけで
まさに前回のponさんの推測通りでした
ponさんコメント&一週間お待ちいただきありがとうございました
m(_ _)m
深雪ー雫戦についてもう少しフォローして置くと
雫は最初は予選と同じく共振破壊を使っています
深雪は恐らく領域干渉だと思うのですが
深雪の干渉を超えられない雫
深雪の方はインフェルノの原理で雫側の氷柱の温度を上げようとしますが
これは雫の情報強化で氷柱の温度が上がることが防がれています
この状態では最終的には押し負けると感じたのは雫で袖口からもう一つのCADを出します

実はこの事に深雪は結構ショックを受けてるんですが
それはほとんど描かれませんでしたね
深雪の中ではCADの複数制御は達也の特権みたいな意識があり自分には扱えないまたは触れてはならないものとして認識されています
それを達也の力を借りているとはいえ
同級生が目の前で見せてくれればそれは驚きますよね
そのため雫の放った魔法フォノンメーザーにより今回の大会で初めて深雪の氷柱にダメージが与えられるのですが

まぁその程度では埋まらないほどの差があるので

最終的には深雪がニブルヘイムに魔法を切り替え
空気中の水蒸気などの気体が氷柱に付着したところを
再度インフェルノで温度を上げることで
情報強化で守られていた氷柱以外のものが膨張することで

氷柱のダメージも避けられなくなり
一気に雫側の氷柱が崩れ落ちるということになったわけです
時間にしたらそれこそ一瞬かもしれませんが
この辺りの駆け引きや心の動きなんて
アニメーターの腕の見せ所だと思うんですけどね
基本この手の設定ものアニメというのは
1.原作読者なら明確にわかる上に未読者にも類推するヒントが与えられるもの
2.初見でもわかる程度の解説が与えられるもの
3.初見ではまず原作読者でないと気がつかないが
回を追うことで勘のいい視聴者により気が付かれるもの
のどれかでなければ
まず成功しないと思ってるのですが
この作品は
なんだかよくわからないけど凄いということだけわかる
という言わばバトル漫画に有りがちな作りに近い描き方をしてるんですよね
そのくせ出てくる言葉は小難しいという
これって本来は相容れない要素だと思うんですがこの辺をどう考えてるのか?
少なくとも原作読者層とは明らかに被らないですよね
さてさて
アニメでは試合があっさり終わったこともあって
残念なことに雫が力を出し切った感もなくて泣いてるのが白々しくなっちゃいましたね

ここは原作と結果を違えても深雪の領域干渉にフォノンメーザーまで防がれる中
最後に攻撃主体に切り替えた雫が一本位氷柱を倒したことにしても良かったのかなと思わずにいられない所でした
時間的な制約があってこの辺りの機微を描ききれないなら
この場面はワンカットくらいに収めて他に時間を使った方がマシだったかもしれませんよね
ちなみに
フォノンメーザーは
振動系魔法の一つで
Google先生に伺えば
超音波振動を量子的なレベルに高めて
指向性を加味したものであり
照射面を加熱する効果があるようです
雫は振動魔法の適性が高いので
この魔法が選択されたんでしょう
音波(振動を伝えるものの総称)は不可視らしいので
何故すぐに判別出来たかという疑問はさて置き
折角カッコイイ名前の魔法なんだから
それ用のCADをデザインして欲しかったものですわ

例えばこんなのとかねw
■森崎くんとか
さて、先にネタバレしちゃいましたが
森崎くん達は見事に潰されちゃいましたw

ちなみにモノリスコードのフィールドは
1キロ以上あった気がするので
どんなに事前に索敵してても破城槌でビルの天井を落とすなんて芸当ができると元々思えないので何かあったと思うのが普通だと思うんですが

ある程度状況を把握していると思われる雫が怒ってる不思議
これは原作でも同じなんですが
恐らく原作者は九校戦フリークの雫に
九校戦を穢されたと感じるだろうと思ってこの表現を選択したのかもしれませんがやはりちょっと違和感ですね
まず
九校戦フリークの雫なら今回のレギュレーション(初期配置が固まってるや事前索敵による攻撃)がおかしい事にまず気が付くはずなんですよね
モノリスコードのルールは
1チーム3人の対戦で
魔法を使用して相手を戦闘不能に陥れるか
(格闘によるものは不可)
それぞれが守るモノリスと呼ばれるオブジェに対して相手がある魔法をかけることでオブジェが二つに割れ、その中に512文字のコードが書かれているのでそれを手元の機械で打ち込んでいち早く送ったチームが勝ちになるゲームです
つまり双方が守るべきモノリスをもっているのですから
普通は双方のモノリスはある程度離して配置するし
自分のチームのモノリスから遠すぎる位置に配置されることもほとんどないと考える方が普通なのです
ランダム要素で勝敗決まったら魔法力や技能を競えないで終わる可能性ありますからね
そして雫は子供の頃から九校戦を見ている九校戦フリーク
とすればルールブックは見てても試合観戦数は多くなさそうな達也より先に
雫の方が初期配置のおかしさや
監視されてる状況での
事前索敵なんて出来ないことに気がついただろうし
それが出来たとしたらそれはそもそもが運営の不手際で有ると指摘する方が自然なんですよね
雫以外ならまぁわからないでも無いんですけどね
■トーラスシルバー
ほのかと里見スバルのフェアリーダンスことミラージ・バットです
深雪が上級生の部に出ることになり
一年生が一人少なくなったからだと思いますが
ここはワンツーフィニッシュになってますね

まぁ実際は競技の中身より
試合の中で
起動すれば誰より早く飛び上がり目的の光球を叩いていく一高の選手たちに他校のエンジニアから

「まるでトーラスシルバーじゃないか」
という呻きがあがったのを聞いたあーちゃん先輩が気がついてしまう
というのがメインなわけですが

それならなおさら、もう少しミラージバットの競技風景を見せて
ちゃんと他校との違いを表現してからにしてくれないと
なんで他校のエンジニアが悔しがってるのかまるでわかんないですよね?
一応他校のエンジニア達は
サイオン波を可視化できる装置で一高の選手たちを分析し非常に小さな魔法式で高い精度を見せる一高の術式に
愕然としている訳です
そして小さな起動式で空中浮揚から着地までの制御をしているその様をみて
トーラスシルバーみたいだといっています。
しかしこれ
こんなにお手軽に測れるものなら
まずはなぜ一高の選手がこの事実に目を向けようとしないのか不思議なんですよね
エンジニアだったら実際的に客観的な指標で評価する為にこういう調査しそうなものなんですが…。
この程度の認識レベルでよく他の競技は勝てるのかむしろ不思議だったりします
■お兄様出陣
そんなこんなで何かあったような気もしますが
当初の予定通り達也が競技に参加することになりましたwww

オッズ計算も出来ない人たちは最早ギャグ要員になってますねw
ちなみに十文字会頭の「甘えるな」w
も見事に原作通りです

原作読者の大半が
「イヤ、それおかしいだろ?」
って思ってるところだと思うので
この辺については取り立てて言うこともないんですが
別に達也は
依頼されたらベストを尽くすが
とりあえず目立ちたくは無いんだよな
っていうのが基本スタンスだと思うので
(結果的に悪目立ちしてるのはさて置きw)
別に甘えてる訳じゃないと思うんですけどね
まぁレオと幹比古を指名する時には
悪戯ついでにみたいに悪ノリしてたようなので
実は上から命令されるとつい従ってしまうような特性があるのかもしれないとみることもできるかもしれませんねw
というかお兄様万能過ぎてツマランっていう人いますけど
この辺とか人の上に立つ器じゃない感があって個人的には物足りなさはあったりします
さてそんなこんなで今回はここまで
この辺りは今までに比べるとそれなりに面白いですが
やはりソードアートの質の高さを観てしまうと制作のレベル差が絶望的に違うと痛感してしまいました
劣等生は
絵にしてもセリフ選択にしても伝わってくるものが薄いんですよね
評価出来るのは一部の魔法エフェクト位でしょうか?
個人的にはどちらも好きな作品なのであまり優劣はつけたくないのですが
どう贔屓目に観てもアニメでは作り手の思い入れ度の段階で完全に勝負がついてる感はありますね
一応ソードアートも原作の方は読破してますが
まぁソードアートの方は解説しなくても
多分他でまとめてる人がいると思うので
こちらを頑張って完走していきますよ
( ´ ▽ ` )ノ
ではでは
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でも、これについてはこれ以上触れないことにします。
自分も気になるのはカーディナルコードのこと
原作を読みたりないのかカーディナルコードはそもそも起動式なのか魔法式なのかすらはっきりしません。
魔法式なら魔法演算領域の無い一般人でも訓練次第でカーディナルコードは使えることになります。
起動式なら、仰るように現状CADで使ってる起動式は先人達の試行錯誤の積み重ねで得た無駄の多いコードになり、それをどうにか組み合わせて望みの魔法を実現してることになります。
魔法演算領域の貧弱な達也にはカーディナルコードはなんとしても欲しいコードです。
そこで達也は独自に色々なカーディナルコードをもう知っているのでは?
という疑問がわきます。
何せ、かなり危険な魔法でも自分を実験台に試せますからね。
それがトーラス・シルバーの短い起動式で必要十分な魔法を実現させてるのかもしれません。
あ、でもそれだと起動式を読まれて、大騒ぎになりそうですね。
好きな作品なので
なるべく良いところを拾いたいんですけどね
…(;^_^A
私の拙い記憶でも
カーディナルコードについては
詳しいことは書かれてないと思います
ただ幾つかのヒントから個人的には
達也は基礎コード(恐らく16種プラスα)を知っていると想定してます
→起動式を読み理解することができ、一から起動式を組むのと同様のことが出来る
更にいえば他の人はこれができない様な記述があり現状では達也の特別な能力のようです
→レオとのやり取りで達也が基礎コードを知ってることを匂わせる記述があること
カーディナルコードの説明の時に
カーディナルコードはあるが仮説の系統で実現できない魔法があることをポロっと話してしまい、お前知ってるんじゃね?
って突っ込まれて誤魔化してましたよねw
またこの記述からカーディナルコードは決して属人的な魔法では無いことも伺えますね
さてここからですが
だとすると何故達也が知ってるものが一般的に大発見なのか
考えられる理由としては
ponさんも指摘しているように
アニメの言葉を借りれば単一系の基礎コードが3万文字以上で構成されていて公開されているコードには無駄な部分が一杯あるからということなのかもしれません
とはいえ格納時に文字列として認識可能なものであれば何百万文字だったとしても分析できるくらいの電子計算技術は今でも十分ありそうなんですよね
また起動式を読まれて大変なことになるというところについてもその通りでここまでクリアしないと条件が成り立たないんですよね
その上で私が考えられるのは
既にご理解いただいてるかもですが
魔法起動時に魔法師が意識し
普通のエンジニアが理解できているのが
使う魔法の種類と入力できるパラメータ位だという前提なんですよね
これはプログラム齧った人なら感覚的にわかるでしょうが
インターフェースと戻り値だけわかってればライブラリが使えるのと同じイメージです
この前提なら
実際のコードについてはそれ程意識せずに魔法を起動し、メンテナンスできる可能性があるのですが
普通分析しちゃうよね?ってとこはクリアできないのが結局一番の問題ということになる訳ですがw
結局無理やり理由は付けられそうですがどうもスッキリとはいかないんですよね
あとは公式ガイドとか作者の降臨を待つしか無いのかもと思い始めてます
まぁその説明に納得できるかもわからないというのがこの話題の一番の恐ろしさだったりするわけですがw