こういった考えもあるかなぁ？
＜仮にUSAのオレゴン州民が、通販並びに小売りでも有名なアパレル商品を販売するJ.crewのイタリア製の革サンダルを正価で購入したとする＞
見積もり（計算方法）は、オレゴン州においては消費税が0％なので、単純に送料と商品価格を合算した金額を消費者が支払う事になります。 消費税以外の税金がオレゴン州はUSA国内の他の州と比較して高価だと言われていますが、昨今の人口増加率は高いです。又、$1を１２０円と仮定しておきます。
$78.00（＊１）+$11.95（＊2）=$89.95 $89.95X120=10794（約￥11000）
（＊１ 正価というか元々の値段）
（＊2 USA国内の送料）
＜日本人が、同じ商品をバーゲンセールの時に購入した場合どうなるか？＞
$37.50（＊３）+$10（＊4）=$47.50 47.50X120+￥4500（＊5）=￥10200
（＊３ 半額未満。$78.00の商品が$49.99になった後に$37.50に成りました）
（＊4 USAから日本への送料は、$50.00以下の場合だと$10です。 J.crew社が販売している$50.00以下の商品を、自宅迄送ってもらう時にかかるUSAから日本への送料は、USAから加奈陀よりも安価です。 場合によっては、ほんのちょっと歩くだけで高くなってしまうようです 一例：$25.00迄の商品が$10.95 実際には赴いた事が無いので、やや恣意的なんですがUSAのデトロイト市とカナダのウィンザー市は、川を挟んでほぼ隣接しているらしいのです）
（＊5 関税+消費税を合算した金額です。 革靴の関税額は最低でも￥4300です。）
結論
お伝えしたいことは4点。
イ．日米の消費者が、同じ商品に対してほとんど変わらない金額を支払って購入している事を証明出来たと思います。バーゲンセールにならないと（価格が大幅に下落しない限りは、）こういった事は起こり得ません。「高関税の影響でバーゲンにならないと、同じ金額にならないのか？」と考えても良いでしょうね。 基本的に高関税が日本の皮革靴産業を守って（擁護）います。 そして、皮肉な事に（革靴を取り扱う）流通業もそうかもしれません。 高価な状態が安価になると、一つの可能性として革靴の乱売合戦が発生し市場が荒れてしまうのがその背景です。 昨今、革靴は品質の良さが見直されている生活必需品だけに、革靴の価格面でも見直されても良いのでは？と考える消費者も多いでしょうね。 これが、冒頭でお伝えした『こういった考えもあるかなぁ？』です。 同様に翌日配達や、三日以内配達のサービスを選択しない限りは、到着期間も、変わらない状況です。 皆様、御存じでしょうが、どなたが、日本の関税率に影響を与えているのでしょうか？ 保護高関税の是非については、御自身で御考え下さい。 単なる、現状の報告です。
ロ．分かっている人も多いでしょうが、「オレゴン州在住のアメリカ人がバーゲンセールの時に購入したら安価に購入出来たのでは？」といった質問はしないでください。ひょっとしたら…といったような計算結果ですから。 オレゴン州以外だと州ごとに消費税率が異なってくるので、オレゴン州の消費者という仮定で情報公開を進めたのでやりやすくて良かったような？
ハ．もしかすると日米貿易摩擦も絡んでいるのかも？＄と￥は、どういった状況かは、皆様、御存じですよね？ そうです。 外貨保有の観点から何とかして、＄を￥に両替えしたいのです。 高関税に設定されている革靴の関税額も、過去の超高関税時代と比較したら安価になったのです。
ニ．昨今は当然として過去のイスラエル人も、レザーサンダルを履かれておられたそうです。 革草履と書くとおかしいから案外、草履…その材料が用いられる場所は…？
余談
一足でもサンダルは、皮革が多く用いられた上で製造されていたら革靴扱いになります。
もしも、インターネット通販(jcrew.com)は嫌いだから直接、イタリア製の革サンダルを見たいと思われましたら、国内に幾つかあるJ.crewのお店に行かれるか、靴屋さんに赴かれる事をお勧めします。 交通費と送料の二者択一ですね。
http://www.renown.com/jcrew/
以下は、お勧めの靴屋さんです。 同一の商品では無いので単純な比較（皮革にあらず）は出来ませんが、下記の店舗では￥10000以下で、イタリア製の革サンダルが販売されていました。 J.crewとは、ちょっと違うからなぁ。 例えば、形式が同じでも色の選択が可能であるとか、真横から見るとカカトの部分だけソールが長めといった事等がありますからね。 もし可能であれば、皮革の商品だけに比較してもよろしいかもしれません。
仮に日本製の皮革サンダルでもメーカーが異なると単純な比較は出来ないと御考え下さい。
ヨーロッパシューズ専門店
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