4月19日(金)に4年生が八千穂高原にある学校林で林業体験を行いました。
さわやかな高原の風が吹く八千穂高原の学校林「創造の森」で、緑の少年団専用の帽子とスカーフを身に着け、「緑の少年団」の活動としてシイタケの駒打ちに取り組みました。
開会式の後、駒打ち体験を行いました。各班に分かれそれぞれ『さくほ森の子育成クラブ』の方が丁寧に教えてくださいました。木に印をつけ、ドリルを使って穴を開け、木槌で菌を打ち込みました。初めての作業でしたが、友だちと協力しながら、安全に楽しく無事、菌を打ち込むことができました。
次に、クラス毎に分かれ、兜岩湧水の見学、原木の本伏せ、そしてきのこクイズを行いました。兜岩湧水見学では、湧き出ている水を触り水の温度を体感したり、山や木のお話やこの水がやがて自分達の生活用水になっているという説明などについて興味深そうに聞いていました。
仮伏せされていた原木を、1本1本立てかけて本伏せをおこないました。中には重い原木もありましたが、一生懸命運んで本伏せの作業をしました。本伏せの作業の後は、2年前に現在の6年生が駒うちした原木などから、シイタケの収穫も体験させていただきました。
きのこクイズでは、きのこにまつわるクイズが出題され、答え合わせでは自分の回答と照らしあわせ、正解不正解にとても盛り上がりました。また、森で迷子にならないようにスマートフォンで位置情報を確認できる様子を見せていただきました。
佐久穂町では、森林体験を通じて成長する子どもたちを多くの方々がサポートしてくださっています。多くの方々に感謝する気持ちと、町の貴重な財産でもある森林にも感謝しながら、これからの林業体験活動に取り組んでいきたいと思います。