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英語:なぜ、話せないのか

2010-03-14 12:02:15 | 英語
なぜ、10年間くらい英語を勉強しているのに英語を話せないのだろうか。

それは単純に「何て言うのか知らない」ということに尽きる。

表現が分からない。状況に出くわしたときに、初めて日本語を英語に翻訳しはじめて、複数・単数形を間違えて、時制を間違えて、受動態と能動態を間違えて、いちいち直して、相手をいらいらさせてしまう。実際は誤解を招かない程度の多少のミスなどは言い直す必要はないらしい。


(1)英語の「表現レベル」

自分の頭の中に貯まっている表現はどのレベルだろうか。

①最初は単語レベル。このレベルだと、何かを言うとしても、結局「日本語を翻訳」する。これでは時間も掛かるし、意味不明なことを行ってしまう可能性が高い。

②次に覚えるのは文レベル。旅行英語は文レベルまで入っているかもしれない。しかし、何かを説明するのはほとんど無理という状況。

③その次は文章レベル。意味をベースに様々な状況を説明する表現を使いこなす。同じ状況をいくつかの表現で水準を分けて説明できる状況。英語は「翻訳」ではなく、「選択」するレベル。単に覚えるだけでは難しく、外国人の前で少しの緊張を感じながら説明したり、自分から能動的に話すことで、頭の中に蓄積されていく。

目指すレベルは当然「文章レベル」だ。
英語を「翻訳」するのではなく、「選択」するところまで。


(2)練習方法

では教材にはどんなものがあるだろうか。

昔と比べて、ビジネスでも英語の需要が高まっているためか、より実践的な英語の本は増えているような印象を受けるが、それでも「文レベル」がほとんどである様な気がする。話の流れを作り出していく様なことをするのは、なかなか難しい。

結局、生きている英語に触れて、バカバカしい自分をさらけ出す回数が自分の英語を文章レベルに引き上げる。多少の緊張は英語を覚えるのに効果的だが、受験勉強的に紙に書いて覚えていくのでは頭に残す上では限界があるように感じる。

英語の訓練は、「文レベル」ではなく、「文章レベル(3~4文程度)」をイメージしながら、考えるべきだろう。こういうのに、ブログはいいかもしれない(ということで自分は作ってます)。ノートに書いても、なくす可能性があるので。


<このブログの管理人>
40代中年男性。
人生100年時代をどう生き抜くか、人生の羅針盤を探して、「心の放浪中」。



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