荒野に叫ぶアイツの部屋

生き物絡みの仕事しながら空手やったり、漫画描いたり模型作ったり海の生物求めて津々浦々旅したりする男ばるぱんさーのブログ。

つぶやき

はたらくくるま

2009-05-28 22:37:07 | 日常

今年度からウチの会社が巨大企業の傘下になり、色々厳しくなってきた。
それにともない、これまで無免でゲフゲフ!フォークリフトを乗り回していた俺も免許を取りに行かねばならなくなり、千葉と茨城の県境にあるクレーン学校に四日間通う事になった。
一日目
電車を乗り継ぎ一時間ちょい。目的の駅で降りた。学校が始まるまで一時間近くある。コンビニで立読みして時間潰すかと思ったが、そんなモノねえ!せいぜい駅前に寂れたパン屋があるだけ。
その向かいには潰れた床屋らしき建物が。窓辺で白い猫が香箱を組み、こちらにケツを向けて寝ている。可愛い。
気がつくと周囲にヒトの気配が全く無い。そればかりか物音一つしない。なんかウチの近所以上に田舎だ。会社で渡された地図を頼りに学校を目指して歩く。
ウチの近所そっくりな風景が続き不思議な気分に。
歩いて10分ほどで到着。フォークの受講者は俺を含めて十名。高校出てすぐといった感じの若者。俺と同じ位の30前後の男。50過ぎのおっさんと年齢もバラバラだ。べ・・別にフォークフェチの美少女がいて、ひょんな事からただならぬ関係になれたらなんて期待してないんだから!
一日目は学課。眠い~!
午後から、筆記試験を行い18時に終了。
二日目
床屋の窓辺で今日は鯖虎猫が寝ていた。可愛い。
今日から実技。
倉庫の中をイメージしたコースで、前進後進、右折左折を丸一日繰り返す。

三日目
今日のぬこはウチの縞二郎みたいな茶虎白猫。可愛い。
今日は荷物の積み降ろし。なんか。飽きたな。
四日目
電車のボックス席に乗り込むと、斜め前に異様な風貌のおっさんが乗り込み、雨降ってるっつうのに窓開けくさった。寒いぞボケ!
寝たふりしながらおっさんを観察してみた。
年齢50前半。坊主頭。肥満。眉間に拳銃で撃たれたかのような傷あり。よく見るとこのおっさん、凄い腕してる!拳には拳法だこが!かなりの使い手と見た。
電車が走り出した途端、おっさんたら座ったままシャドーボクシングし始めた!!ど、どうすりゃいいの?こういう時?
ふと、おっさんと目が会ってしまった。
殺られる!?
と思ったらハイチュウのドラゴンフルーツ味くれた。そんなこんなで目的地に到着。今日はぬこ無し。
最終日の今日は実地試験。どうにかこうにか無事合格!!さらばクレーン学校!!明日からいつも通り仕事&消防だ。過酷な日々はまだまだ続く。だが負けん!!


やる気パルスの共振

2009-05-23 12:54:44 | 日常

消防躁法訓練も残り2週間。毎晩、鬼軍曹として新人達をビシバシ指導する俺。
唸る!叫ぶ!走る!
今年の新人達は皆ぼっちゃんぼっちゃんした若者ばかりで、ちゃんと務まるのか心配だったが全然そんなことはなかった。
一昨日なんか熱が39℃もあるのに訓練に来た奴が居た。無理そうだったら車の中で休んでいいぞと言ったが、それでもやり遂げた。なんと立派な若者だ!
昨日の朝、全身がくまなく具合悪く、仕事休もうかとも思ったけど、この若者のことを思い出し、重い体を奮い立たせて仕事場へ向かった。


増える傷跡が俺達の勲章

2009-05-17 01:28:05 | 日常
な・・・なんとか1週間訓練を乗り切った。
でもまだ3週間もあるのか・・・・ちくしょう、腕が鳴るぜ!!

新人に動作を教える前に必ず実演しなければならない。
「乗車」という動作が大好きなぱんさー。
まず気をつけの姿勢で片手で消防車のドアノブを掴み数センチ開ける。
そのままゆっくりとドアを全開し、また気をつけ。一拍置いてからガッ!!と両腕でドアの左右にある取っ手を掴むと同時に片足をステップに置き、一挙動で乗り込むのだ。
この間なんか白熱しすぎてパンツが破け、その翌日なんかズボンが破けた。

3週間後の6月7日が大会。それを乗り越えれば平和な毎日が待っている。

正直辛いが、こうして身につけた力が人々の未来を守る力になるのだ。
うおおおおおお!!やるぜ!!

月月火水木金金

2009-05-14 21:20:26 | 日常
今年もまた消防操法訓練の季節がやってきやがった。

地域によって異なるが、ウチの地区の消防任期は6年。役員、中堅、新人と2年毎に代替わりし、今年から俺たちは中堅になり、新人たちをビシバシしごかなければならない。
命令とか強制とか嫌いな俺だがやるべきことは確実にやってもらうことにしている。
仕事を終え19時に帰宅。生き物達に飯をやり、20時に訓練会場へ。22時に訓練終了し消防庫へ。道具を片付けた後、1時まで会議。(酒飲みながら)家に帰ったら風呂入って寝るだけ。
正直言って辛い。漫画描きてえ・・・
だが、こんな時こそ男の見せ所だ。必ず乗り越えてみせる!!

昨夜、皆でラーメン屋に行った。メニューを見ると「ロンギヌスラーメン」「ATフィールド丼」「最後のシ者チャーハン」とか書いてあった。店の本棚にはパチンコ雑誌がギッシリ。
なんかムシャクシャした。

クウガの世界

2009-05-09 18:16:21 | 変な夢
凄く変な夢を見た。

何故かまた以前の職場で警備してる俺。
朝礼で上司が真顔で
「県警からの通達によると最近、この近所にも未確認生命体(学者はグロンギと呼んでいる)が現れるようになった。万一、店内で未確認らしき者を発見しても不用意に刺激せず警察に通報及び周辺客の安全確保に努めて欲しい。」
な・・なんてこった。これまで数多くの変質者と闘ってきたが、とうとうそんなのが出るようになったのか!!でもまあ、そうそう出くわす物でもないだろう。グロンギなんて所詮・・・・あれ?何だっけ。

人気の無い立体駐車場を巡回していると正面からブラジル人らしき男が歩いてきた。太陽のように陽気な表情を浮かべてはいるが服装が尋常ではない。
上半身は青いスポーティーなTシャツを着ているんだが、下半身は小中学生が海パンに着替える時、陰部を見られるのがイヤで腰に巻くタオルを巻いているのだ。
あぁ、さっそく色んな意味で未確認なのに出くわしちゃったよ。そう思っていたら薮から棒に男に方を掴まれた。
片言の日本語で「オまえ。財布ヨコせ。」とか言ってきやがった。
目の前に選択肢が浮かぶ。
1)逃げる。
2)闘う。
どうする?ん?まてよ?俺、警備の仕事辞めた筈だよな?それに何?グロンギ?なんで特撮番組の敵が普通に実在してんだよ?それになんだ?ギャルゲーじゃあるまいし何で目の前に選択肢が出るんだよ?

あ、わかった!!これ夢じゃん。
よっし、そうとわかりゃあ遠慮なく2)を選ぶぞ。
この野郎がただの基地外だろうが万一グロンギだろうが危なくなったら・・・

起きればいいんだ。
そう思ったところで目が覚めた。