荒野に叫ぶアイツの部屋

生き物絡みの仕事しながら空手やったり、漫画描いたり模型作ったり海の生物求めて津々浦々旅したりする男ばるぱんさーのブログ。

つぶやき

ウキャウキャ!獣拳武装

2012-01-28 17:11:41 | 空手

2月から晴れて芦原会館に正式入門する俺。
正直言って不安が無くも無い。
だが、みんな家庭や仕事もあり、都合や体調によっては長く休む事もあったり、また、中学、高校みたいに稽古来なかったらシメなんてことは無い。
気楽に、怪我しないように、でも稽古中は真剣に行こう。

防具類を買おうと、スポーツ用品のカタログを開いてみた。

キャプテン沢田ってこんなヒトじゃなかったっけ?

おっさんの頭部が付属したらイヤ。

内心このヒト、俺って忍者っぽいとか思ってるぞ。

中学2年生の頃の俺だったら肩を痛めたからってこれ見よがしにガクランの上にコレ着て学校行きそう。
敵から攻撃を受けても白い丸いのが空中に浮き上がって変なバリアを張り、
「無駄だ!!俺のプラネイトディフェンサーは電磁なんとかバリアを発生させ、あらゆる攻撃を跳ね返す!!」
なんて妄想すんだろうな。


しんかいコンチェルト 水深13「ツチクジラの涙」

2012-01-21 14:18:15 | 漫画

《前回までのあらすじ》
港町に越してきた少女・小湊つばきは個性的な友人達や海の生き物達にふれあい、前向きに成長していく。
ある日、イルカの肉を食べたことで「肉を食べて生き残る」ということを考えるようになる。

町のシンボル「くじら石」の前で白人の少女セレーネ・メルヴィルと出会い意気投合するつばきだったが・・・


今に見ていろエコテロリスト、全滅だ。

2012-01-19 14:51:15 | 生き物

ある日、突然
「鶏は神聖な生き物だから殺したり、飼ったり、卵を取ったり肉を食べたりしてはいけない。」
何て言う反養鶏団体が現れて、四六時中、鶏舎の周りをうろついては文句をつけ作業を妨害。
文句を言おうものなら、その様子を撮影され、野蛮な養鶏業者等と編集され、映画やテレビ番組として世界に配信される。
そして、「あなた方が鶏を殺さなくて済むよう、別の仕事を紹介しましょうか?」なんて言われる。



シーシェパードをはじめとするエコテロリストをのさばらせておいたら、同じような手段で稼ごうと企む輩がこれから先、増えていくんじゃないだろうか?


でも最低限、現実は見ろ!!

2012-01-14 15:29:12 | 漫画

大人はよく好きなことは仕事にせず、趣味にした方がいいなんていいますよ。教えます。アレはウソなんです。ずっと楽しいことした方が楽しいに決まってます。さぁ、マンガを描きたきゃプロになろう。描き方は自分で考えて下さい。すごいマンガ待ってますよ!(O田A1郎:手塚賞応募者へのメッセージ)

誰もが貴方と同じだと思うな。

本気で言ってるんだとしたらこの人ちょっと恐いかも。
ずっと楽しい事したらその分、ヒトは堕落する。
この人の言葉を真に受けて、どれだけの若者が親を泣かせ破滅するのだろう?
「描き方は自分で考えて下さい」
その中で現実と、仕事や勉学と、そして友人らとの折り合いを付けれない奴等は一生夢に呪われ続けるんだぞ?


好きなことをひたすらやれる喜びと悲しみを亡きはぬまあん師匠から学んだ。


怪人怪獣大百科(ある意味グロ注意)

2012-01-12 22:16:49 | 日常

押入れの中から中学生の頃、間違って買った風俗雑誌が出てきた。
当時の俺はまだまだウブでネンネで、こんな世界があるのかと驚いたものだ。
更に、出てくる姉ちゃんのブスさ加減にも驚いたものだ。

それなりに大人になった今の俺なら、これはこれで可愛いと思える姉ちゃんもいるんじゃないか?(20年前のだし、これに出てる姉ちゃんどもも今頃イイトシか。)
そう思いページをめくるとそこは恐怖の世界だった。
出てくる女全てがもう簡潔明瞭に二文字で形容するなら「ブス」でしかないのだ!!
なんかもう、幼稚園の頃に年上の従兄弟んちで見た怪人怪獣大百科みたいなのだ!!

犇くブス軍団の中で俺なりにベスト3を見繕ってみたぞ!!


あや 23歳
色白で柔らかそうなお体のアヤちゃん。
優しそうな目元にくらくらです。(別の意味でくらくらする。)
元コンパニオン(嘘付け!!力士だろ!!)というスタイルと美貌は男の(怒りのこもった)視線と、女からの羨望(軽蔑だろ?)を集めてやまない。


ちせい 21歳(嘘つけ!!)
女子大生から新卒入社の智清ちゃん。
特技はピアノで性格はおっとりという育ちの良さ(別の意味で)を感じさせてくれる女の子だ。
でも休日には芝浦のディスコ(養豚所の間違いだろ?)で踊り狂ってる(ほんとに狂ってるな)事もあるっていうから人は見かけじゃわからないものだ。(こんなの採用する店長のアタマの中身もわからないものだ。)
テクニックはまだ開発途上ということなので、協力してあげましょう。(やだ。)

「新入社員の気持ちがわかる」?
おれの気持ちがわかるなら消えてくれ!!


ニーナ 23歳
なんて細くてスマートなんだろう。
甘いものが好きでも全然太らないなんて(体内に寄生虫がいるのか?いや、こいつ自体寄生虫っぽい顔してる)他の女の子が羨ましがるのが目に浮かぶ。

な・・・なんだこいつ!?
爬虫類っぽいぞ?
ヘビクビガメに似てる!!

当時は吉田A作カットの男どもが札をにぎりしめて通ったんだろうか?
他にも「~ちゃんはマッチョな男性が大好き!!マッチョな男性を見たらかぶりついちゃうぞ!(保健所よぶぞ?)」なんてのもいたが、それはまた次の機会に・・・いらねえか?


闘いの時来たり! 技は芦原空手

2012-01-12 21:03:59 | 空手

 

昔から一緒に柔道や空手をやってきた友人らが数年前から芦原会館の道場に通っている。
妹のみいぼうもまた、昨年から都内の芦原の道場に通い始めた。

空手か・・・高校の三年間、和道会でなんとか初段を取り、専門学校でも剛柔流で一年やった。
俺も芦原会館に・・・
でも怪我して仕事に穴開けたりしてもあれだし、たまに自宅でサンドバッグ蹴る位にしておくことにしていた。


20代後半、ふとしたことから生きる自身を無くし、他人と揉めたくないからとひたすらに文句を言わないお人好しのバカを演じることにした。
だが、それがいけなかった。

常に八つ当たりの相手を探しているような外道どもから四六時中見下され、隙有れば金を騙し取ってやろうと企むクズ野郎には良いように金をくれてやって、それでも友達だから等とニコニコしていた。
そんなだから自分がやってる事を信じられず、判断を常に他人に任せ、身動き取れない糞プラモのような男に成り下がっていった。

これってシーシェパードをはじめとする世界の悪に見下されても唯々諾々と従う今の日本そのものではないか。

そう考え、去年からは外道どもに敢然と立ち向かい、完膚なきまでに叩きのめすようにした。

強くなりたい。
易々と屈伏されない男になりたい。
腕っぷしだけでなく、俺という生物の根幹から鍛えたい。
そう思い、友人らの通う道場の門を叩いた。

芦原会館はさほど積極的には大会を行わない。
道場の先生は、各自の仕事や家庭を優先しつつ、体を壊さない程度に気楽にやって欲しいと言ってくれた。

年に一回、高校の空手部のOB会の時位しか出番の無かった空手着に袖を通す。
高校の名前が書かれた刺繍は布を縫い付けて隠してある。
当たり前だが、帯は白帯からやり直しだ。

稽古が始まった。
まずは基本稽古。
これまでの流派とは立ち方や作法が違い、戸惑う。
次に移動基本。
後ろ回し蹴り等、知らなかった技も多く、よたよたと壊れたゾイドのようによれけたりもした。
ミット打ち。
先生がミットを持ち、二分間ひたすら突き蹴りをする。
最後に組手。
前蹴りを捌いて背後に回って肘、ローキックを脚でガードし反撃に転じる等、実戦的な技を習う。

この歳になって今更気付いた。
十代の頃は、空手は試合に勝てなきゃ意味がないとか、俺は空手やってんだぜと肩で風切ったり、厨二病的な感情に惑わされて大切な事に気付けなかった。
空手は、武道は過酷な鍛練に耐え抜く事で心身を練磨し、痛みを知ることで他者へのいたわりを知ることが大切だったのだ。



武道も、漫画や美術もだ。
それなりに大人になって現実が見れるようになってから始めるものなんじゃないだろうか?


さらば、2011年。さらば、散っていった魂たち・・・

2012-01-02 21:02:37 | 日常

新年、あけましておめでとうございます。

激動の一年でしたとよく言うが、昨年はそんなありふれた言葉では表現できない一年だった。

1月。
大嫌いだった仕事が潰れることになり、早期退職制度に応募し、早々に退職。
嫌な奴等と縁を切れたが、今後、改めねばならない己の愚かさや醜さも知った。
2月。
太地町での冒険。
古来よりクジラやイルカを殺して食い、命を繋ぎ、死んでいく者達を慈しみ感謝する町の人々。
その深い優しさを理解しようともせず、一方的に悪と断じ、見下し、蔑むシーシェパードに世界の歪みを見た。
くじら博物館のイルカやゴンドウ達、そして〆谷さんをはじめ、町の人々にまるで親戚のように暖かく接していただき、この旅が今後の自分を大きく変えてくれた。

3月
恩師、はぬまあん師匠のお見舞いに都内の病院へ。
14年ぶりにお会いする師匠。
病で弱っておられるせいか弱気な発言が多かったが、思っていたよりもお元気そうで安心した。
別れ際、病院の出入口まで送ると言って下さった。
御無理はしない方がと遠慮しようとしたが、「なあに、リハビリしないとな」と、エレベーターではなく、わざわざ階段を降りて出入口へ。
別れ際、固く握手を交わし
「俺に万一の事があったら後は頼む!」
と言って下さった。
またまた大袈裟な。
この人の事だからちゃっかり元気になってまた「超絶プラモ道」のようなビックリ超大作を送り出して下さるに違いない。
・・・よな?
病院を出て横断歩道に数歩踏み出し、何か奇妙な感覚に襲われ振り返ると、師匠の後ろ姿が院内の柱の影に消えるところだった。

その翌日。
日本を未曾有の危機が襲った。
あの震災で多くの人々が家を、日常を、命を失った。
俺んちから車で10分程の海沿いの地域が津波の被害に遭い、翌日、消防団員として復興作業に駆り出された。
これまで、悲しいことがあった時や、何か不思議なモノを探したくなった時、走って海へ行っていた。
海は俺に色々な事を教えてくれる、でかくて頼もしい存在の筈だった。
それが突然、家々を問答無用で破壊し、多くの人々の生命を奪い去った。
復興作業に当たっている間、すぐ傍で遺体が発見され、もしまた津波が来たら俺も死ぬ?
嫌だ!死にたくねえ!
正直、逃げ出したかった。
4月
春休みで帰郷していたみいぼう(妹)、ぽん助(甥)、プチ子(姪)を連れ被災地へ。
決して野次馬根性で向かったのではない。
この光景を、これから生きていくこいつらに見せておきたかったのた。

その晩、はぬまあん師匠のご友人の山口さんから、師匠が他界されたと連絡を受けた。

そんな・・・
あ、ギャグでしょ?
本当は退院して元気なんでしょ?
そう信じたかった。
暫く経って、もう一通メールが来た。
師匠から俺への遺言だった。
「あの時言ったように後は頼む。ごめんな。」


生きたい。
生きれる限り全力で生き、未来をより良いものにし、愛する者達や後に続く者達に何かを残したい。
懐にもかなり余裕があったので、もうしばらくのんびりしようかと思っていたが「これまで頑張ったから、これは人生の夏休みだ」などと自堕落な己を許せなくなり、就職活動を本格的に開始。
4月末から養鶏場で働くことになった。
給料は以前の仕事と比べると遥かに安い。
だが、日々鶏達の生と死を見ていく中で多くの事を学んだ。
また、農業に誇りを持ち、全力で挑む人々からも多くの事を学んだ。

7月。
以前から俺や友人らのみならず、近所の人々から金を騙し取り、博打や女遊びに明け暮れる外道にとどめを刺した。
力や知恵を貸してくださった先輩方や友人達。
怒りや苦しみを共に打ち砕いてくれる味方のありがたみを思い知った。

8月。
千葉県和田町にツチクジラの解体を見に行った。
でかい。
美味そう。
かわいそう。
色々な感情が込み上げた。

その後、大変なこともいくつかあったが、無事に日々は過ぎ、消防の歳末警戒も無事終わり、帰郷した妹と子供達とのんびり年を越し、昨日は一家揃って鹿島神宮に初詣。

無事、生きて新年を迎えられた。
去年は多くの死を見た。
これまで嫌な事が続くと「めんどくせ、死ぬか?」
なんて呟くことがあったが、これを辞めた。

日々、ヒトの犠牲となり多くの生き物達が死んでいく。
かわいそうだが仕方がない。
俺達、ヒトはあいつらの死を無駄にしないために、日々を熱く激しく生きなければならないのだ。

また、死んでいった人々の思いを受け継がねばならない。

生き物達から命を受け継ぎ、人々からは心を受け継ぐ。


さて、今年の目標は・・・
昨年は消防の操法大会の会場が仮設住宅になったため中止になったが、恐らく今年は何らかの形で開催されるだろう。
仕事を持ちながらの連日連夜の訓練はかなり堪えるが、部長の俺が皆を鼓舞し、やり遂げねばならない。

漫画や模型など、面白いモノもたくさん作ろう。

ぽん助(甥)、プチ子(姪)とも全力で遊ぼう。
パソコンや携帯で目を潰され、とかく現代人は無機質になりすぎている。
生き物や自然を嫌悪し、他人と関わらない。
だから命の捉え方を知らず、痛みというモノを知らないから容易く人を殺したり、己を殺す者も増えているんじゃないだろうか?
ぽん助、プチ子には生き物や自然を人を尊ぶ事を教え、弱肉強食の人間社会を堂々と生き残れる人間になって欲しい。