荒野に叫ぶアイツの部屋

生き物絡みの仕事しながら空手やったり、漫画描いたり模型作ったり海の生物求めて津々浦々旅したりする男ばるぱんさーのブログ。

つぶやき

明日の青空追い駆けながら、俺達はただ走り続ける。

2012-06-04 18:49:29 | 日常

一ヶ月に亘った操法訓練も昨日の大会で幕を閉じた。

 

一ヶ月、いろいろあった。
部内で、また他部の人々ともめた事もあった。
その度に俺は何て愚かで醜い男だろうと落ち込み、何処か遠くへ逃げてしまおうかと思った事もあったが、なんだかんだでどれもすぐに和解。
多くの人々と協力し合い、友情を深め合う事が出来た。
これまで友情とか団結とか、胡散臭いとか汗臭いとバカにしていた時期もあった。
独りでも突出した技術と知識があればそれでいいなんて考えてた時期もあった。
バカめ。
そんなこと考えてても所詮、いざと言う時に何も出来ず、醜く狼狽し、誰にも助けてもらえず、若いのに爺みてえな顔して、口に出せない言い訳を延々と繰り返すゴミだっただろうが昔の俺。

人にモノを教える楽しさと難しさも知った。

ほどほどに厳しく、ほどほどに友達感覚で楽しく、後輩達に教えた。

大会の結果は・・・・・・

・・・・まあ、あれだ。
消防署員でもない普通の男がそれらしいことをやるのだ。
完璧には行かないさ。
怪我も無く、無事に終わっただけで十分なんだ。
訓練中に起こった珍プレー、好プレーはこれから先、地域で語り継がれることだろう。

正直、なんでこんなめんどくせえことしなくちゃいけねえんだと思った事もある。
だが、ちゃんと意味があったのだ。
兎角、無機質になりつつある今の世の中。
ヒトはちょっとのことで精神を破壊され、死んだり凶行に走ったりする。
だからこそ人間同士のふれあいが、助け合いが必要なんだと気付いた。

ヒトは元来、群れで協力し合い、獲物を捕ったり、外敵と闘っていた。
ヒトの本能を否定し、拒絶し、無機質になればなるだけ死に近づく。

俺はこれからもこの土地で、この土地の人々と生きていく。
そして多分、親になる。