荒野に叫ぶアイツの部屋

生き物絡みの仕事しながら空手やったり、漫画描いたり模型作ったり海の生物求めて津々浦々旅したりする男ばるぱんさーのブログ。

つぶやき

狂気!!流血のゴールデンウィーク

2009-04-29 20:50:31 | ばるぱんさー青年の事件簿
今日、日曜だとばっかり思ってたら水曜だったのね。

もうすぐ、ぱんさーにとって成人してから3度目のGW(ガンダムウィングじゃないよ)が始まる。
8年間、警備をやってた頃はGWなんて無かった。
連休を利用して地方から訪れる人々。それを狙う置き引きや、痴漢。当たり屋等のゴミ屑野郎ども。

また、都会から来る若者グループも注意しなければならない存在だった。
彼らは決して悪い奴等ではないのだが、都会から全く環境の違う田舎に来て浮かれあがっているので思わぬ事故を起こしたりするのだ。
早朝、仮眠を終え警備室でコーヒーを飲んでいると、店の近所の家から「店の駐車場で若者グループがサッカーしてて、すっ飛んで来たボールでウチの窓ガラスが割れた」と通報があった。
若者グループ?残虐非道そうな奴等だったらイヤだなと思ったが、トレンディドラマ(死語)に出てきそうな悔しいほどに爽やかな男女5~6人がおばはんに怒られて小さくなってた。
とりあえず双方が連絡先を教え合い、後日弁償するという形でケリがついた。
また、こんなことがあった。食品売り場が早朝から開いているため、店内を巡回していると、これまた爽やかなカップルが入ってきた。
そのうちの男一人が異常な程のハイテンションで「うっひょひょ~い☆」とか言って通路で側転しているのだ。
「こらこら!」とイタズラっ子をたしなめる様に注意するぱんさー。
「でへへ~☆警備員のお兄さんに怒られちゃった~♪」ぷぷっ、愉快な野郎だ。
苦笑いしながら一礼する女。
いいな。俺もいつかこんな風に・・・

だが、その直後、予期せぬ出来事が起こった!!
さっきのハイテンション野郎がショッピングカートの子供が腰掛ける部分に腰掛けたかと思ったら・・・
「ズッギュウウウウウ~ン!!」とか言って真後ろに向かって結構な勢いで滑走しやがったのだ!!!!



「バカ!!」
思わず叫ぶぱんさー。

野郎が滑走する先には近所の爺さん、婆さんが!!
互いに背中合わせで気付いていない!!

ドンガラガッシャアアアアアアアン!!
前のめりに転倒し顔面を強打する婆さん。起き上がろうとするが脚を痛めたらしく立てないようだ。
激怒する爺さん。顔面蒼白になり謝る一同。
救急車を呼び、婆さんを搬送したが爺さんの怒りは収まらず、警察を呼んだ。

このカップル、この後どうなったかな・・・

明日、明後日を乗り切ればカレンダー通りの連休。しかし、それが終わると毎晩、消防の操方訓練が始まってしまう。連休はひたすらマンガを描こう。
「ストライクゾーン」は無理かも知れないが「わたしにできること3」には新刊出したいな。
更に8月のコミティアに向けてのオリジナル漫画も進めなくては。

新たなる敵! か?

2009-04-24 22:18:19 | 日常
毎朝、セブンイレブンで弁当を買って行くのだが、最近、必ず店に基地外が来ている。店のおばはんやおねいさんに訳の解らん事を延々と語り、レジを片方塞いでいるのだ。
更に今日は、買った物の中に買った覚えの無いモノが入っていた等と喚き散らし、店員達を困らせ物凄く不快だった。

おのれ~!!
俺がまだ警備員で、ここが職場であれば基地外に事情を聞き注意し、それでも言うことを聞かないのであれば威力業務妨害で警察呼んだだろう。

でも今の俺は普通のヒトだ。
なんつうのかな?相手が何者であろうと揉め事を起こすのが物凄く怖いのだ。
弱気になったのか?それとも大人になったのか?

謀略!!仕組まれた同窓会

2009-04-20 22:09:40 | 日常
また今年も中学の同窓会の季節がやってきた。
・・が、この同窓会、なんたら議員の卵な野郎が主催で、早い話が選挙の票集めの一環らしいのだ。
おのれ~汚いぞ!!神聖なる同窓会を票集めに利用するというのなら、わしだって同窓会会場の片隅で机出して「ストライクウィッチーズ芳佳メイン」とか看板出して同人誌即売会してやる。

知らないという罪と知りすぎる罠

2009-04-17 21:24:29 | 日常
ぼちぼち仕事場のパチスロやってる連中がファフナー、ファフナーと騒ぎ始めた。
一人が「ぱんさーはギャンブルやんねえからファフナーなんて知らねえだろ?」とか言ってきやがった。
ああん?
「ファフナーなら全話見たよ。翔子ちゃんがいきなり廬山亢龍覇して死んだ時はショックだったよ。番外編「RIGHT OF LEFT」まだ見てないんだよね。」と言ったらみんな黙った。




ババアゾーン

2009-04-13 22:08:28 | 日常
朝っぱらから首無しライダー並に奇怪なモノを見てしまった。
80かそこらの婆さんがEVA零号機のTシャツ着て徘徊してるのだ。

おそらく婆さんはEVAなんぞ知ったことじゃ無いだろう。もしかしたらTシャツに描かれたモノがメカ(っつうかそのようなモノ)の顔だ何てことも知らないだろう。
如何にしてこの婆さんは零号機Tシャツを手に入れたのか勝手に推察してみた。
97年頃、劇場版が公開され鬱陶しい程にEVAブームになった。
ジャスコの衣料品売場とかでもコスパのEVATシャツが大量に売ってたが、特に面白みも無い柄だったのですぐに処分品に。そこでこの婆さん、または嫁が安いから良がっぺえやと深く考えずに購入し現在に至ったのだろう。

首無しライダー見たら死ぬという伝承があるが、零号機婆みたらどうなるんだろう?

わんぱくゲンちゃん~地方のデパートの警備の現場は大騒ぎ~

2009-04-12 22:18:32 | 妄想
ゲン「おいら、今日は一日警備員さ。警備員のおじ・・お兄さん。
今日一日よろしくお願いします。」
ぱんさー「うん。こちらこそよろしく。それじゃあ早速、店内の巡回に行って見よう。」
ゲン「うわ~い。ドキドキするぞぉう。」



ぱんさー「ここが食品売場だ。」
ゲン「おじ・・お兄さん!今、薄汚ねえオッサンが懐に弁当とビールと刺身と何故か女物の化粧品を入れて、レジも通らずに外に出たよ!!」
ぱんさー「よし。行こうゲンちゃん。血祭りに上げてやろう。」

ぱんさー「あれぇ~?お客さん、未清算の商品持ってません~?」
犯人「なんだてめえは?殺すぞガキが!!」
ぱんさー「ちょっとお話しましょうか?」
ドゴッ、バゴッ、ドンガラガッシャアアアアアン!!
ゲン「凄いやおじ・・お兄さん。まるでファイティングコンピューターだね。」
ぱんさー「ゲンちゃん。いい加減お兄さんで統一してくんないかな?」

女子高生「警備員さん!痴漢です!」
ぱんさー「何いっ!!痴漢だと!?許さん!!どんな奴だ!!」
ゲン「おおっ!おじ・・お兄さん凄いテンションの上がり様だ。」
JK「あいつです!!」
ぱんさー「あの~お客さん。ちょっとお話聞きたいんですけど~」
犯人「なんだね君は!?私は何も知らん!訴え・・・」
ドゴッ、バゴッ、ドンガラガッシャアアアアアン!!
ゲン「ぐふふ~。これでおねいさんとフラグ立ったり・・」
ぱんさー「残念ながらそれはない。」

通行人「警備員さ~ん!!なんかヒトが倒れてんですけど!!」
ゲン「わっ!!何このおじさん。凄く変な体勢で寝てるよ?」
ぱんさー「見るな。」

客「警備員さ~ん!当たり屋と覗き魔と外国人窃盗団と変な宗教の回し者とニセ警官が出たんですけど!!」

ゲン「ひえ~!!田舎のデパートだって聞いたから呑気な場所かと思ってたけど、どこの暗黒街だよ~!!」

ぱんさー「ゲンちゃん。よく見ておくんだ。あんなゴミ屑野郎どもになっちゃいけないよ。
ああいった連中は努力もしないくせに、自分が恵まれないのを他人や世界のせいにして被害者ぶってるんだ。
世の中には貧しくとも懸命に生き、平和な未来を夢見て日々と闘う人々だって沢山いる。
僕はね。そういった人々の生命財産を悪の手から守る剣になりたいんだ!!」
ゲン「か・・かっこいい~!!あれ?向こうから頬に傷のあるおじさんの集団が歩いてくるよ?」
ぱんさー「・・・に・・にげようか?ゲンちゃん。」

わんぱくゲンちゃん~製鉄所は大さわぎ~

2009-04-11 22:36:43 | 漫画
小学五年生の頃、住友金属・鹿島製鉄所に社会科見学に行った。
出入り口で職員に「わんぱくゲンちゃん~製鉄所は大さわぎ~」というオフセット本を渡された。
内容はだいたいこうだ。
製鉄所に見学(製鉄所で働く父だか叔父だかを尋ねて来たんだったような気がする?)に来た男子児童ゲンちゃん。
職員のおっさんがゲンちゃんにとても解り易く作業工程を説明する。
(子供目線からも楽しく解り易く解説されていたため、この漫画の作者の高い技術が窺い知れる)
途中、ストリップミルという設備が登場し、おマセなゲンちゃんは「ストリップ見る~?変なの~」とか言ったような気がする。
その後ゲンちゃんは思いもよらぬ凶行に走り職員一堂を戦慄させ、文字通り製鉄所を大騒ぎさせたような気がする。
ラスト、うかれるゲンちゃんを横目に職員が「トホホ~○○かよ~」とか言って落胆してたような気がする。

あぁ、見てえなあ。わんぱくゲンちゃん。

ナリタ攻防戦

2009-04-11 17:18:07 | 日常
今日は休みだ!!
桜吹雪の舞い散る中、ストライクウィッチーズ秘め歌コレクション聴きながら成田へと車を飛ばした。
成田のイオンに服を買いに行くのだ。・・・といっても
コス衣装じゃなくて普通の服だぞ。
これまで成田のイオン行こうとして間違って空港のゲートに入って警備員に追い返されることがしばしばあったが今回は無事到着。
それにしても空港周辺ともなると警察車両がウジャウジャいて怖い。
ズボン2着とポロシャツ1枚を購入。その後しばらく店内をうろついているとペットショップができてた。
うわ!こぬこ小せえ!!
犬、猫の他、フェレット、ハムスター、兎、爬虫類がいた。
兎かわええなあ~。買って・・いや、1月に耳助を亡くしたばかりだというのに、今、新しい兎を飼い始めたらなんか耳助が所詮、消耗品だったかのように思えてしまう。やめとこう。
それに成田から家まで結構時間掛かるし、車内の熱で気の毒なことにならないとも限らないよな。

さあて、一休みしたら原稿やるか。

生きてる人間が一番強い。

2009-04-08 21:29:38 | ばるぱんさー青年の事件簿
あれから4年か・・
丁度4年前の今日、デパートの警備員だったぱんさー。
いつものように朝10時までに店内各所のエスカレーター、エレベーターを稼動させ、10時丁度に出入り口を開放した。
その後、開店状況確認という作業があった。
もう一度店内各所のエスカレーター、エレベーターの稼動及び出入り口の開放を確認し、最後に9階建ての立体駐車場(パーキング棟またはP棟と呼ばれる)を最上階から各階を点検して回るのだ。
P棟の7階で奇妙な風貌の男にすれ違った。
40後半程で痩せ型。顔面蒼白。
何かが変だ。その時の俺には男が放つ尋常ならざる空気が俗に言う「死相」だとは気付かなかった。
開店状況確認を終え警備室に戻ろうとしたら「路上に男が倒れている」と無線連絡があった。
この陽気だ。おおかた酔っ払いか基地外が寝てるのだろう。文句を言っても聞かないようであれば警察に任せよう。
現場の近くまで来た。なにやら男が赤い布団のような物を敷き、白いビニール袋のようなものを枕にして仰向けに寝ているように見えた。
よく見るとさっき七階ですれ違ったおっさんだ。
「おじさん、こんなトコで寝てると風邪ひきま・・・・
うぎゃああああああああああああああああああああ!!」

    (食事中または心臓の弱い方は注意)


死んでる!!仰向けに寝てる筈なのに胴体がうつ伏せで・・・あれ?何コレ?首が180度後向いてる!赤い布団だと思ってたら血だ!それに頭の下にあるのビニール袋なんかじゃなくて・・・

脳だ。

「全身を強く打って」ってこういうことなのか。救急と警察に連絡。ほどなくして救急車が到着。救急隊員が男の傍へ行き、素人目にも即死状態と解るのに「大丈夫ですか?」と話し掛け意識の有無を確認している。おそらくそういう決まりなのだろう。次に男の口にチューブを通し喉に詰まった血を抜き取った後、酸素マスクを取り付ける等、延命措置をしているのが見えた。
警官が到着。現場検証が始まった。男を最後に見た時、死体を発見した時の状況を説明。警官を伴ってP棟内を案内した。すると八階のフェンスの前に男の物と思われる靴が発見された。

なんだかんだで半日潰れた。
警官も上司も気にするなと言ってくれたが、もしあの時、おっさんに一言かけてやれば、おっさんは今も生きていただろうか?

その晩(常駐警備なので24時間職場で過ごす。)仮眠を取ろうにもなかなか寝付けないでいると、火災発報があった。
店内各所に防火センサーが設置されており、火災等あった場合、防災盤というモニターに発報箇所が表示される。
どこだ!?

P棟八階南・・・・・

男が飛び降りた場所だ。
防火センサーは古くなると湿気や潮風で誤作動する場合がある。おそらく誤報だろう。しかし、誤報と解っていても念のため確認に向かわなければならない。
放火、または何らかの原因で出火した可能性もある。もし、誤報でもなくそれらでも無かったら何なのだ?
念のため袖の裏に警戒棒を忍ばせ、P棟に向かった。下の階から順に確認して行く。
ぼおおおおおおおおう。ぼおおおおおおおおおう。
ビル風が不気味な音を立てる。まるで死んでいった者達の無念の叫びのようだ。
八階に着いた。
怖い。膝が竦む。発報場所である男が飛び降りた場所を確認する。
何ら以上は見当たらない。誤報だ。
何事も無くて良かった。

翌朝、おっさんが飛び降りた場所に缶コーヒーを供えて手を合わせた。

おっさんがどのような恐怖と絶望の中飛び降りたかは知らない。
同情などしない。
俺は生きてやる。どんな恐怖や苦痛が襲って来ようとも生き抜いてやる。
そう春風に誓った。