ロボットのお巡りさん

一昨日付けで名実共に無職になった俺。
ふん！落ちぶれても元、一流企業だとばかりに退職金も結構出たが、成人男性がちょっとスケベ心を全開にすれば金なんてすぐにすっ飛んでしまう。
慎重にならねば。

職探しも焦らず、確実に行くか。
でも、こんな求人があったら・・



「ＷＸⅢ」以来、全く動きの無かったパトレイバー界。
パトレイバー界での現代ってどうなってんだろと度々妄想してた。
おそらく、バビロンプロジェクトも完成し、レイバーも巷から姿を消し、警察用レイバーもピースメーカーのような高性能機が作られる事もなく、ヴァリアントがずっと現役なんじゃないだろうか？

２０１１年、遂に押井監督によるパトレイバーの新作小説が登場！！
「番狂わせ警視庁警備部特殊車輌二課」


舞台は２０１０年。
三代目第二小隊のお話。
（因みに初代がこれまでにお馴染みの面々。二代目は「Ｐ２」にちょっとだけ出た連中。本作ではシゲさんに「面白くもなんともない連中、顔も名前も忘れちまった」と斬り捨てられている。）
この時代、やはりレイバーは巷から姿を消し、陸自のレイバー大隊構想も雲散霧消。
二課も第一小隊が閉店休業中（実質上解体）。
第二小隊のみでレイバー二輛、隊長含め、人員五名で細々と稼働している。

後藤田隊長
後藤隊長の後輩でかなりのサッカー通。名前ばかりか言い回しや性格までそっくり。
挿絵等がないが、おそらく外見も後藤隊長とそっくりと思われる。

泉野 明（いずみの あきら）
本作での主人公。
どこか冷めた性格の一号車搭乗員。
高校時代はサッカー部だっただけあり、かなりのサッカーバカ。

御酒屋
一号車バックパック。
ネット廃人

香貫子
二号車搭乗員。
帰国子女でヘビースモーカーでナルシストで変な女。

大田原
二号車バックパック。
寡黙なアル中。

読み始めて間もない時はこれまでのパトのパラレル的なモノだと考えていたが、初代メンバーの事、「Ｐ２」での事件についても触れられている事から本作は「Ｐ２」の後日談だ。
初代メンバーと名前がよく似てるのは偶然・・か？
また、本作での主役メカはなんと！！
ヴァリアントだ！！