今朝の毎日新聞地方欄の記事には、正直ぶったまげました。よくまあ、こんなにいい加減な記事が書けるものだとあきれ果てました。
年の瀬を迎えて新巻鮭が店頭に並び始めた、という記事だったのですが、郷土料理の「のっぺり汁」の具として重宝するようなことを書いてある。。。なんかオカシイ。「のっぺり」ってナニ?「のっぺ汁」ないしは「のっぺい汁」という言い方は聞いたことがあるけど、「のっぺり」とは言いません。不勉強だな~、と思いつつ、まさか私の知識不足ってことはあるまいな?と一瞬不安になりました。
しかし、その後に続く文章から、これは記事がオカシイと確信しました。
鮭の鼻先の軟骨の部分を薄切りにして、大根おろしと一緒に酢であえたものを「ひずなます」といいますが、漢字で書くと「氷頭膾」です。これを、なんと記者さんはわざわざルビをふって、「氷頭(ひょうず)生酢」と書いているんですね~。「ひょうず」にたまげたのは勿論、「膾」を「生の酢」と書いてあったのには呆れました。
さらにおかしいことが続きます。
「氷頭(ひょうず)とは、鮭の頭の軟骨近くのこと」と書いてある。違うだろうが~。軟骨そのものですよ。鼻先の軟骨部が氷のように透き通っていることから氷頭(ひず)と呼ばれているんです。ちゃんと調べなさいよね。おそらく、店頭で取材して、自分で勝手に解釈して書いているんでしょう。随分いい加減な記事です。記者もさることながら、編集者もちゃんとチェックしてほしいものです。
「のっぺり汁」→「のっぺ(い)汁」
「氷頭(ひょうず)」→「氷頭(ひず)」
「生酢」→「膾」もしくは「鱠」
以上3点、毎日新聞地方欄の訂正を求めま~す。(^^)
年の瀬を迎えて新巻鮭が店頭に並び始めた、という記事だったのですが、郷土料理の「のっぺり汁」の具として重宝するようなことを書いてある。。。なんかオカシイ。「のっぺり」ってナニ?「のっぺ汁」ないしは「のっぺい汁」という言い方は聞いたことがあるけど、「のっぺり」とは言いません。不勉強だな~、と思いつつ、まさか私の知識不足ってことはあるまいな?と一瞬不安になりました。
しかし、その後に続く文章から、これは記事がオカシイと確信しました。
鮭の鼻先の軟骨の部分を薄切りにして、大根おろしと一緒に酢であえたものを「ひずなます」といいますが、漢字で書くと「氷頭膾」です。これを、なんと記者さんはわざわざルビをふって、「氷頭(ひょうず)生酢」と書いているんですね~。「ひょうず」にたまげたのは勿論、「膾」を「生の酢」と書いてあったのには呆れました。
さらにおかしいことが続きます。
「氷頭(ひょうず)とは、鮭の頭の軟骨近くのこと」と書いてある。違うだろうが~。軟骨そのものですよ。鼻先の軟骨部が氷のように透き通っていることから氷頭(ひず)と呼ばれているんです。ちゃんと調べなさいよね。おそらく、店頭で取材して、自分で勝手に解釈して書いているんでしょう。随分いい加減な記事です。記者もさることながら、編集者もちゃんとチェックしてほしいものです。
「のっぺり汁」→「のっぺ(い)汁」
「氷頭(ひょうず)」→「氷頭(ひず)」
「生酢」→「膾」もしくは「鱠」
以上3点、毎日新聞地方欄の訂正を求めま~す。(^^)
驚きました。
活字だっていうだけで、信じてしまったら、困るじゃないですか。
でも、地方版なら、、、ほとんど皆さん、ばっかだな~で、おしまいですね。知ってるもんね~。
大新聞社だと、全国津々浦々を転勤して回るんでしょうね。地元採用者がいないと、こういう記事は誰も訂正がきかない。案外、まだ社内でも気づいていないかも知れません。皆さん、「のっぺり」した方たちなのでしょう。