悦子の部屋

日々の出来事や趣味のダンスのことをつづります。

釧路の思いで

2013-04-27 21:33:23 | 日記

遠い昔の事、主人のお仕事で釧路の現場に付いて行きました。

5月の連休の頃でした。まだまだ寒くて、山の方は残雪がありました。こちらの暮らし方とは随分と違っていました。おどろくことが、沢山ありました。釧路は霧の街で、昼間もおひさまは、少しの時間顔を出すだけでした。釧路駅前にある、市場に行くと裸電球が一杯お店の前にぶら下がっていました。新鮮な毛蟹、花咲がに、北海の海の幸、アスパラ、

さくらんぼなど、新鮮な野菜が山盛り並んでいます。とっても、活気があって、楽しい市場でした。今はなくなっているかも?

初夏のある日、洗濯屋さんに行ったとき店先にすずらんのお花が花瓶に、入れてありました。

私もすずらんを取りに行きたいのですが、何処に咲いているか、わかりませんでした。

お店の方にすずらん、どこに行くとありますか?訪ねると、それは意外な所に咲いていました。海岸辺りの砂浜に沢山群生していました。砂浜には他にはまなす、くろゆり

などが沢山咲いていました。すずらんを沢山つんで、航空便で大阪の営業所へ送りました。会社の女性たちに喜ばれたようです。その頃は網走の原生花園はきすげ、はまなす、くろゆりなど、草原に何処までも、お花が咲き乱れてそれは美しい風景でした。

今はお花は咲かなくなったそうです。今の時期、そんなことを、思い出しました。