令和3年度藤枝市災害ボランティアセンター運営訓練の支援報告
- 開催日時:令和4年3月12日(土)
★午前10時~12時:VCF応援参加者対象の事前準備勉強会
★午後14時~16時30分:運営訓練本番
②場所:稲葉地区交流センター
③参加者:稲葉地区社協:13人、藤枝市社協:6人、VCF:15人(計34人)
当日のVCFメンバー集合写真
「全体の纏め」
災害ボランティアコーディネーターとして、災害ボランティアセンター運営のポイントと、
ICT活用の必要性についても学びました。
今後も行政・市社協・地区社協の方々と、連携しながら活動していきたいと考えています。
1.午前の事前準備勉強会
センター運営の流れについて、3班に分かれて予習勉強を実施した。非常に有意義だった。
①ボランティア受付班:オリエンテーションとボランティア活動の心得の読合せ。ボランティア
活動保険とボランティア受付の流れについておさらいをした。
②マッチング班:被災事例を5件作成してニーズ受付書例を作成した。ボランティアとニーズの
マッチングについて準備をした。
③資機材・送り出し・報告班:被災事例に基づいて必要資機材を事前準備。活動内容の説明、ボ
ランティアの送り出しと資機材の貸出しと返却チェック、活動報告等の流れについて確認した。
2.午後の運営訓練本番
2.1 開会・オリエンテーション
①開会挨拶
・藤枝市社会福祉協議会 大石茂樹常務理事
・稲葉地区社会福祉協議会 石上 聡会長
②オリエンテーション
・訓練の主旨・目的・流れ・災害ボランティアセンターの流れ説明:石橋主事補
2.2 藤枝市災害ボランティアセンターについて
①藤枝市災害ボランティアセンターの活動内容と流れ:豊泉主任主事
2.3 ニーズ受付訓練
①ニーズ受付方法・ニーズ受付班の役割について説明
②ニーズ受付訓練の進め方説明
③ニーズ受付場面の実演および説明
[被災の状況設定] 南海トラフ大地震が発災し、1週間後に災害ボランティアセンターが開設。
[被災者のセンター訪問] 稲葉地区で被災した伊藤さん夫妻が災害ボランティアセンターを訪
ねて、相談と今後の協力を求めてきた。
[コーディネーターの対応とニーズ受付書の作成] コーディネーターは伊藤さん夫妻の困りご
とを項目毎に聴き取り、被害内容を把握しニーズ受付書を作成した。コーディネーターとし
ては聴き取りにおける寄り添う心遣いと、幅広い専門知識が求められること実感した。
④質疑応答
・ボランテイアセンターが開設される時期やタイミングの基準はありますか?
・被災現地でボランテイァを名乗る詐欺や犯罪から守るにはどうすれば良いですか?
・どうすれば災害ボランティアコーディネーターになれますか?
2.4 センター運営の流れ体験訓練
①センター運営の流れ体験訓練の進め方説明
事前の準備訓練が奏して、VCFの対応知識のレベルが上がったと思われた。
しかし今回、稲葉地区のボランティアさんは僅か13人にも関わらず、センターの入り口である
受付班で滞ってしまった。運営には適切な人数配置が重要と分かり、今後の反省点となった。
②訓練開始前のオリエンテーション、ICT活用について
③センター運営の流れ体験・ICT活用による情報整理訓練
・ボランティアの受入~登録の流れ:スマホでQRコードを読み取り→所定のフォームに入力
→確認画面表示→登録完了。
・書類への書き込み方式から大幅に簡略されるとともに、情報を一元的に管理できることが分
かった。少しずつ慣れていきたい。
・従来のアナログの長所も併用し、ICTを活用していくことが肝要と学んだ。
2.5 「センター運営の流れ体験訓練等」の質疑応答およびアンケートの記入、VCF紹介、閉会
①「センター運営の流れ体験訓練等」の質疑応答、アンケートの記入
②VCF紹介 VCF 井上尚光会長
以上