三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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お墓猫のシロ君が逝きました

2022-12-22 15:03:26 | 保護ねこを看取るとき

12月21日の早朝、私の猫専用供養碑がある、ペット霊園ニルバーナ敷地内で、 

長年、暮らしていたシロ君が霊園内の、お庭で死んでいたそうです。

まだ少しだけ温かみが残っていたそうです。

可愛がってもらっていた、職員さんが来るのを待っていたのでしょう。

痩せることもなく、穏やかな顔。突然死ですね。猫の突然死は多いのです。

(過去ブログに書いております。猫の突然死は多い)

朝一に職員さんからのメールでお知らせを受け、涙が自然と湧きました。

猫の看取りを多く経験しているので、最近では、人も猫も死で泣くことが無くなり、

淡々として気持ちで、別れを受け止めるようになっていたのですが、シロ君には泣かされました。

どうしてか。それは数日前のお墓参りの時、シロ君と話をしたからです。

もうシロ君とは長い付き合い。私がお墓の掃除をしていると、どこからか来て、

挨拶してくれます。お土産のオヤツを上げるのが習慣だったのです。

2022年12月16日のお昼。死んだ愛猫お豆が夢に出て、急ぎお参りした日。

無視するシロ君

シロ君は霊園を守るボスでした。新しい猫が来ると、喧嘩し追い出す。

頬が膿んで血が出たのは、数えきれない回数。もちろん去勢済み。

お腹に歯型のような小さな穴が、ついていたこともありました。

私が想像するのは、タヌキとかハクビシンとかとも戦っているのではないか。

とにかく心配が絶えない子でした。人に対しては媚びることなく、でも穏やか。

ご飯を食べたら、どこかに行くタイプ。霊園内には、温かな寝床も設置してありますが、

そこで寝ているところを、私は見たことはない。いつもお庭の真ん中、陽だまりでマッタリしていました。

死んでいた場所も、その場所とのことでした。シロ君を保護することは、ずっと悩んでいました。

シロ君のように、外で堂々と生きている猫を、部屋に閉じ込めて飼育する事が良いのか悪いのか。

保護活動を継続していた私には、常に有る課題です。

猫の幸せな生き方は何か。自由のある外か。自由はないが、空腹も寒さも危険もない室内か。

両方試しはできないので、猫の生きる道を選択するのは人間。

結論は出ています。猫の性格によるのです。

これがシロ君の最後の写真となりました。撮影しながら後ろ姿を見て、この子は外が好き。

重病で倒れた時には、保護をする。そう決めたばかりでした。

バイバイ!シロ君。いい人生(猫生)だったね。お疲れ様でした。

あなたのことは忘れないよ。

シロ君を愛し頼っていた、茶シロのママちゃん。シロ君はママちゃんを守っていた。

昨日の夕方、シロ君とのお別れに行ったときに職員さんに、お願いしました。

ママちゃんだけは、保護させてください。ママちゃんは一匹では生きていけないから。

ママちゃんも13歳は超えています。最近、お口が痛くて投薬で食べることができているだけで、

もう長くはないと思います。1日も早い保護を希望します。

猫は寂しいと死にます。何度も経験してます。

最後のツーショット。

 

私の中のベストショット。シロ君ありがとう。

 

 

 

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