遊び倒すことこそ、我が天命ナリ

とにかく、動いてなけりゃ死んじゃうんじゃね?基本はバイク(XT250X、KSR110)さらにアホアホな事を少々?・・・

式年造営御柱大祭 春宮1山出し(その1)

2010年04月11日 12時01分23秒 | 地域
昨日のブログは御柱効果でIP、閲覧数ともにめっちゃ多かった。

御柱ってすげぇなぁ

昨日は携帯電話、デジカメは持っていったものの集中していてアップしきれないことがたくさんあったもんで、ここでアップをしとこうかって話です。

で、今回僕が御奉仕させていただいたお祭りの事から。

御柱と一言でいっちゃうと終わっちゃうんだけど、
正式名称は『平成二十二年庚寅年「諏訪大社式年造営御柱大祭」』(へいせいにじゅうにねんかのえとらどし、すわたいしゃしきねんぞうえいみはしらたいさい)と言います。
「おんばしら」じゃないんだよね。正式には「みはしらたいさい」って言うんですわ。
とかいいながら普通に「おんばしら」って言ってるけどね。

で、僕が御奉仕させてもらった柱は「春宮1」の柱。

諏訪大社には上社と下社の2つの神社があって、上社には前宮と本宮が存在し、下社には春宮と秋宮が存在するんです。

で、それぞれの神社の社殿の4隅に、この御柱を6年毎(7年目)を建てるのが、御柱大祭なんです。

で、「春宮1」の柱は春宮で一番太い柱になります。

今日の日テレの番組「サンデーNEXT」でもこの「春宮1」の柱を特集してやっていたよ(しっかり、録画したよん)。

この柱の曳行担当(えいこうたんとう)は旧市内7区という地域が担当。
各地区から担当係が決まっていて僕は「梃子係」を仰せつかりました。
この係も地域に貢献していなければ、通常は出来ないんです。わが地域(小井川区)には「御柱友の会」っていう御柱を支えている団体があって、100人以上の人が登録されているらしいね。そこから通常は選んだりするんだけど、僕は親戚のおいちゃんが推薦をしてくれたもんで、いきなり「梃子係」に抜擢してもらったんです。
そういった、皆さんの思いなんかもあるから、中途半端な気持ちじゃまずいんだよね。
だからさ、この当日もそうだけど、準備段階でも相当緊張をしながら御奉仕させてもらったつもり。


そんなだったから、前日からテンションが異常だった。
10時には床についたものの、1時間ごとに目は覚めるし、2時30分に起きる予定なのに、1時には目が覚めてて2時にはもう飛び起きちまった。


だから、準備的は余裕で出来たよ。

この格好はこの時期まだ寒いわ。
肩にホッカイロ貼り付けて、公民館に行きました。

4時集合だったんだけど、10分ほど早めに行ったら、裏方さんはもう集まっていました。
ほんとうに御苦労様です。
そんな方々に御挨拶をすませていたら、みんなゾクゾクと集まってきた。

こころなし、みんなの表情も硬かったよなぁ。

4時30分に、バスに乗って棚木場へ向かいます。
山出しの到着地点「注連掛(しめかけ)」辺りからぞくぞくと歩いている人たちがいます。
この人たちは「曳(ひ)き子」と言って、御柱を曳いてくれる大事な人たちです。
大勢だから、バスではすべて送りきれないから、歩いて行っていただいているんです。
この方たちがいないと、御柱は動かないですもん。本当に御苦労さまです。

ってか、びっくりなのが観光客が既にこの時点でいたってのがすごかった。
見る客も同じテンションじゃなきゃダメって事かいね

無事に棚木場したら、ひたすら待ちです。

5時から6時50分まで待ちます。
まぁ吐く息もまっしろけ。日の出前だからものすごい寒さ。


この格好でただひたすら待つ辛さ。たいへんだったよ。
ちなみに、この写真の隣は「はとこ」だね。僕と同じく、親戚のおいちゃんに推薦してもらった仲間だよ。
彼の係は「曳綱係」
曳き子の曳く小綱(こづな)を管理する係です。


この人は僕を推薦してくれた「本家のおいちゃん」
「木遣り(きやり)係」の担当で、岡谷で木遣りをやってる人で知らない人がいたらモグリだって言うくらい有名な人。
たしか昭和元年生まれだって記憶があるから、84歳。
めちゃくちゃ元気。あの大きな柱に手も使わずにひょいと昇れるくらいだから、その若さっちゃ尋常じゃないよ。

ってか、これって書いたら怒られそうだからってのがあるんだけど今回こんな話があったらしいよ。
ってのはさ、我が家の次女ピーがおいちゃんとその息子さん(50代中ごろ)が並んでいるのを見て、「どっちがお父さん?」って聞いたくらいだからね。

ちなみに、木遣り係っていうのは、木遣り衆がおんべを振りながら木遣り歌に合わせて鳴く事で何tもある大木を心ひとつにして曳き始めるタイミングを伝える人たち。
その甲高い声は訓練の賜物。
僕も昔は子供のころに練習をして小宮で鳴いていたこともあるよ。

いろいろ、難しい言葉がちょろちょろ出てくるからさ、なかなか話が進まないわ。

木遣り衆の「鳴く」って言うのは「唄う」とかじゃないんだよね。
先綱~追いかけ綱まで、気の遠くなるような距離を聞かせなきゃいけないから、甲高い声で鳴くって事になるんだわ。

さらに、小宮ってのは地域で行う御柱祭の事。

本来正式なお祭りとしての御柱はこの諏訪大社の御柱しかないんだけど、いかんせんこのお祭りは「御奉仕」が大前提。
自分たちが楽しむために、地域の神社に御柱を建てるのが小宮の御柱なんだ。

これから小宮の小宮まで楽しむ1年間のスタートだって事だよ。

そんなことで、時間になったから曳行開始。

曳き子としてはベテランなんだけど、梃子係ってか、柱の根元は初めての事だから何をしていいのか、訳もわからず。
みんなに手取り足取り教えてもらいながら、曳行していきました。


その2に続く。


さて、ビデオみながらやるかいね

2010年04月11日 06時32分28秒 | モブログ
筋肉痛で起きた。

ってか、声は枯れるわ、風邪はひくわ、体調は最悪だわ。

なんとか自分を騙くらかして、寝ていたけどまだ気が張っていて寝ていられないわ。

だからもう布団から出てきて新聞みながら、ビデオチェックしつつ、昨日の様子をブログアップしようかと思ってるよ。

ってか喉をつぶして風邪までひいちゃったからさ、鼻水が止まらないよ