お気楽 Oh! My Way

勝手気ままな日々。散らかり気味な趣味はインドア派。

プロジェクトハッカーレビュー

2006年08月15日 | ゲーム
ジャケット
「プロジェクトハッカー 覚醒」
ニンテンドーDSソフト
任天堂 2006.7.13発売
by Amazon


・・・考えてみればそうですね、DSソフトで一番始めに買ったのは「アナザーコード」でした。
アドベンチャーゲームは「ポートピア連続殺人事件」のころから好んでやってます。
ファミ探からかまいたちの夜、バイオハザードまで主要なところはやってます。

で、今回の新作「プロジェクトハッカー」はオーソドックスなアドベンチャーゲームでした。
ムービーはなくて、1枚絵の上に小さなコマを重ね合わせたりの工夫はある……といっても、カプコンの「逆転裁判」にスタイルは似ていた。
パスワードの推理やミニゲームのクリアなどあるものの、基本はコマンド総当たり。

主人公はIT犯罪を暴く国際組織GISの捜査官。
元々はハッカーであるが、スカウトされた。
ゲーム内に用意してある100近くのWEBサイトから情報を入手したりして、犯人をあぶり出す。

全部で5話あって、序盤は質の悪いライトノベルを読んでいるようだったが、最終話はテンション上がる事件だった。
電波によってハイジャックされた旅客機と、セキュリティーを破られて乗っ取られた米軍基地。
きちんと調べられていて、実際に起こりうるのなら、ゲームだけにとどめておくにはもったいないネタだと思ったくらい。

だけども、キャラクター造形に難あり、だ。
国際組織の日本支部にいる人間にしては軽すぎるのだ。
パソコンには全然詳しくない主人公の幼なじみまで一緒に雇われるって、ありえないでしょ。
「逆転裁判」はあれでありのキャラだが、このゲームでは軽すぎるし、第一、うまくない。

物語自体は推理ものだが、ゲームの謎解きは主にパソコンにかけられたパスワードの解読。
持ち主が勤める会社のサイトや、趣味のサイトを調べたら、だいたいどんな単語か見当がつく。
パスワードはアルファベットなので、WEBサイトから英語綴りの部分を探せばよく、暗号にはなっていないので、割り出しは簡単。

WEBサイトの閲覧は、最近発売になったDS用のブラウザのような感覚だと思う。
タッチペンでページを上下に動かしたり、リンクをタッチしたり。
実際にネットに繋げることが出来たらおもしろかっただろうと思う。
ゲーム内では限界があるし、無関係なことにだいぶ容量を使ってしまうことになるから。
でも本当にそうなったら、酷似したサイトが出現して嘘の情報をつかまされることになりそうだ。

わたしもかなり前に架空のWEBサイトをいくつも作って、検索エンジンを使ったインタラクティブ小説を考えてみたが、途中で挫折している……
まったくの未完成だが→こんなかんじ。
正直言って、続きは考えていない(^^;)

とりあえず、このゲームのホームページでのまとめは→こちら
コメント (8)
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