夜空の大輪

よくやく夏らしい夏がきて、大量の汗と共に体力も奪われていく。
手動のかき氷機を出してイチゴミルクを食べた。
ほんの少し、体の温度が下がる。

さて、夏の風物詩といえば花火です。
今年もいつもの花火大会へ行ってきた。
山の奥にある湖のほとり。
市内にある工業関係の会社が景気が上向きになりつつあるって噂があって、寄付も多かったのか、今年は大きな尺玉を多く用意していて、田舎町にしてはド派手な花火大会となった。
5000発で小一時間ばかりだが、濃縮されたプログラムで、迫力があっていい。
なんたって目の前にうち上がるんだから。

今回のメインはもちろん撮影。
毎年のように行ってるので、いい場所が取れた。
三脚でカメラを構えた人は周りに結構いた。
一眼レフなら花火を撮らねばね。

シャッタースピードをバルブに。
これはシャッターボタンを押している間はずっとシャッターが開いていて、火の粉が散っていく軌跡を一枚の写真に収めることが出来る。
理科の教科書に載っているような、星が移動していく写真とおんなじようなもんだと思う。

だから、花火が空中で爆発して消えるぐらいまでボタンを押さえておくことになる。
その間、ファインダーは真っ黒になるので肉眼でタイミングを計った。
1秒から4秒程度だ。
花火の上がる位置だとか、停滞している煙だとか、なかなか難しい。





↓２枚の写真を１枚に・・・合成です。
本当はスターマインはもっともっと派手なのだが、煙と光でうまく撮れていなかったのが多かった。


家で確認したら1秒から2秒程度に押していたものが多くて、もうちょっと長めでもいいのかもと思った。