真理を黙って実行する

847の日々の戯れ言。aircraft & chines galleryの別館です。

5692の謎

2008-04-11 22:24:51 | 真空管・オーディオ
さきほど、5692が届いた
早速梱包を開封して、中身を取り出す。
2本とも割れていない
あれぇ?RCAじゃなくてCBSじゃん
しかも赤パンツじゃなくて茶パンツだぞ
しまったぁ、画像では赤く見えていたのに
そうは言っても、電極の作りはどう見てもRCA製
ちゃんと電極以外の柱も立っているし、上部マイカは2重になっている。
ゲッタリングが上にあるタイプで、ゲッタが電極に付着しないようにマイカが2重になっているだな
ステムはバンタムステム(平べったいステムのこと)じゃなくて、ボタンステム(新しい構造だ
持って思ったのだが、なりは小さいのに、重い。
これはどういうことだ、ガラスが厚いのか
まぁ外観上はこのくらいにして、5692のおかしなのはそんなことではない。
最大定格が基準管の6SN7と比べて、かなりディレーティングされている
プレート損失が6SN7は5W(設計中心)、5692は1.75W(絶対最大)
写真を見てもらえばわかるが、左が5692、右が6SN7WGTA、プレートの放熱板が全然違うのだ。
5692の方がはるかに大きいのに、損失が小さいのは変。
まあねぇ、フランクさんのHPでRCAのマニュアルを見たら、5692は10000時間保証になっていたけど。
ディレートして、10000時間をギャランティしているのかな。
スペシャルレッドチューブ(5691,5692,5693)は大西洋海底ケーブル用との触れ込みだから、10000時間保証は必須だよね。
プレート損失が小さいけど、ティピカルオペレーションなら、6SN7でも5692でも損失を超えること無いから、普通に使えるからいいけど
それにしても不思議な球だよ
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