”三川町PROJECT”の現場定例会議を行いました。
月1度開催する施主、設計事務所、及び施工サイドから元請けゼネコン、電気、給排水工事責任者、及びその都度の工事関係者にて構成される会議です。
主として先月の工事状況及び来月以降の工事予定の確認、協議事項の検討・打ち合わせ及び決定と現場進行上大切な会議となります。
勿論、定例会議以外に私どもと施工者の間では幾度となく様々な打ち合わせ、施工図チェック及び現場確認等を行っております。
この現場は、既存建物の地下階の躯体、コンクリート杭が残存している状況下での新築施工だけに、既存地下構築物解体並びに新設杭打ち工事が困難を極める難しい現場です。
ここまでに3か月かかり(予定外でしたが)、全周回転式オールケーシング工法の採用により、ようやく新設杭工事に着手出来る見通しが立ってきました。
来月17日前後の試験杭から本格的な杭工事に入ります。概ね1カ月間でタワークレーン用の杭を含め合計14本の杭打ち工事が完了予定です。
その後 基礎工事に入り7月中旬頃から地上の工事に入れると思います。・・・・・この頃からようやく工事現場らしく見えるかも??・・・・・
いずれにせよ、これ程までの難工事、ある程度想定はしていましたが、現実は想定以上の難工事です。
しかし施工を担う広島菱重興産㈱の全社を挙げての取り組みと施主の寛容な理解とで、ようやく明るい日差しが射してきました。
さあ、これからが本番です。PROJECT関係者の総力を上げ完成へと導きたいと思います。