先日 出雲市斐川にある出西窯の炎の祭りへ行ってきました。
毎年この時期に行われていますが、今回が3度目の訪問でした。
出西窯とは柳宗悦、宗理、河井寛次郎、バーナードリーチ等の唱える”民藝”精神に基づいた焼き物の制作で有名です。
名も無い陶工達が制作する日常使う器(道具)にこそ本当の美しさがあると言う教えの通りシンプルで素朴な陶器が特徴だと思います。
荘厳で神聖な登り窯を拝見し、美味しい仁多米でにぎったおむすびと豚汁のお接待を戴くのも楽しみの一つでもあります。
事務所で使うコーヒーカップと、私のマイカップ、自宅用に多目的に使えるお椀と湯呑を買って帰りました。
いずれもシンプルで飾り気のない器ですが、実に使いやすく、深い趣を感じます。
機会があれば一度手にとって見られては如何ですか?