S.yamagami Blog

山上聖司建築設計室のブログです。広島市を活動の拠点として建築設計を手掛けております

三川町PROJECT~現場REPORT~

2015-05-29 13:57:41 | 無題

完成間近の”三川町PROJECT”

連日の現場通いです。

今日は、先般から作業中だったコンクリート打放し仕上げの補修工事が完了し、その確認、及び

エントランス出入り口に取りつく木製建具の確認と、ドアハンドルの取付立会が主たる内容でした。

コンクリート打放し仕上げの補修については、かなりのレベルでの完成度でした。色合いも風合いもいい感じです!!

この後、現場では撥水剤を全面塗布して最終フィニッシュとなります。

もう一つのメインイベントである、エントランスの木製ドアについては、両面に”ヒバ”の無垢材を貼り付け、強度のあるウレタン系塗料を塗って仕上げています。

サイズが1,000×2,600ミリ、厚みが60ミリと存在感のある建具に仕上がりました。

この建具製作に際しては、幾度とない図面作成、様々な検討を加える作業を繰り返し、ようやく現場でのデビューとなりました。

鍛鉄作家”三津屋”の光村 勉氏のデザイン・製作によるドアハンドルが取り付き、建具が完成しました!

光村氏は1978年生まれの37才、亡父 光村孝治氏を継承し、鍛鉄作家として現在様々なシーンで活躍されてます。

個人的にも彼の作品が好きで、これまでに建築を通して何度かのお付き合いを頂いている方です。

www.k4.dion.ne.jp/~mitsuya/top.html

まだ5月だというのに、真夏の現場です。

来週、最終的な事務所検査を2日間かけて行います。暑さに負けず頑張りましょう!!

            

         

 


コンクリート打放し補修

2015-05-26 11:54:39 | 無題

完成間近の”三川町・Project”

先日の現場確認で一部指摘していましたコンクリート打放し仕上げの不良箇所についての補修方法、補修内容、について

現場監督、職長、私共スタッフと現場にて打ち合わせを行いました。

総じて及第点の仕上がりですが、一部納得の行かない不良箇所がある為、補修を施すことに決定しました。

打放しの補修は、特殊な技術を要する作業で、職人さんの感性と手腕が大きく左右することもあり、現場にて入念な打合せ・確認を行いました。

セパ穴(Pコン)の色合わせまで、何度も試作を施していただき決定しました。

再度明日現場での仕上がり状態を確認し、本格的に数日かけて補修工事を行います。

真夏のように暑い現場での大変な作業、現場で作業する皆さんにはいつも頭が下がります。(拝)

現場は、最後の大詰めです。

昨今の人手不足、予定外の土留・基礎工法の変更等で、3ヶ月のビハインドで工事が完成します。

今週末の官庁検査を皮切りに施工会社社内検査~私共の設計事務所検査~施主検査へと各検査が続きます。

来月6月22日の竣工式、27日の引渡しに向け万全の態勢で臨みます。

現場監督はじめ工事関係者皆様の奮闘を願います!!

            


祝!!開園

2015-05-11 13:45:51 | 仕事

広島市内で永く親しまれてる認可外保育園が、広島市の認可保育園に移行すべく、

これまでの施設の手狭感及び老朽化等と合わせて、移転改装を行い広島市の認可保育園として再出発する計画を昨年より行っておりましたが、

先月末に工事が完成し、連休明け5月7日より新装開園の運びとなりました。

0~1才児:6人、2才児:3人、3才以上:16人  合計25人定員の小規模保育園です。

通常の設計に比べて、大切にお預かりしてる乳児、幼児に対しての安全性の確保、多忙を極め、絶対数が不足している保育士さんの施設の使い勝手、動線計画、

設備仕様の検討等、少し違う視点での設計上の配慮の必要性があります。

私共として保育園の設計は今回で2回目ですが、とてもいい勉強になります。

~人間が優しくなれるような気がします~

今後補助金申請の書類の整理・提出の作業を残してますが、一応無事開園致しました!!

 

また、今日は竣工を来月に控えた”三川町PROJECT"の外部足場が取れ、コンクリート打ち放し仕上げ部分の現場チェックを行いました。

慎重な施工計画の元行った工事なので、ほぼ及第点ですが、一部不良個所がありましたので、残念ですが補修工事を施す打ち合わせを

行いました。

現場は今急ピッチで、エントランスホールの石張り工事を行っています。