カメブログ

聖蹟桜ヶ丘に住むおじさん(通称カメちゃん)のブログ

つくばサイエンスツアー

2006年09月23日 | 身辺雑記
 先週の連休に筑波へ行ってきました。
 動機は昨年開業したつくばエクスプレスに乗ってみたいと思っていたことです。
 もうひとつの目的はつくばにある、博物館や研究施設の見学。しかし各施設は広大なエリアに散在していますので交通手段が問題になります。そこで現地での移動は以前、テレビ番組で知ったつくばサイエンスツアーを利用しました。詳細は上記リンク先をご覧下さい。

 聖蹟桜ヶ丘から休日の特急を使えば、つくば駅まで丁度2時間位。わざわざ泊まるほどの所要時間ではありませんが、つくばのビジネスホテルを予約し、一泊してきました。

 秋葉原駅のJRからつくばエキスプレスへの乗り換えはもちろん初めて、しかも秋葉原駅は改装されて、以前とは別の駅に生まれ変わっていました。はじめて行く方は乗り換えの時間に少し余裕を持ったほうがいいと思います。

 つくばTXは全線高架と地下鉄で道路との踏切がないと聞いていましたが、乗車してみると、高架から見渡す車窓の感覚は新幹線そのものでした。地下の部分が多いことと停車駅が多いことが難ですが、わずか50分足らずの乗車時間が物足りないくらいでした。休日のためかもしれませんが、中央の数車両はクロスシートが設定されていて、通勤電車と思っていましたから驚きでした。

 つくばサイエンスツアーの申し込みはつくば駅改札正面の市の観光案内所で行います。

 私は次のコースを回りました。
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター」-(徒歩20分)-「産業技術総合研究所(サイエンス・スクエアつくば)」-(徒歩2分)-「産業技術総合研究所(地質標本館)」-(バス)-「国土地理院(地図と測量の科学館)」-(翌日、駅から徒歩5分)-「つくばエキスポセンター」

 ガイドツアーの予約時間のため、JAXAを先にする必要があり徒歩20分が発生してしまいましたが、通常は産業技術総合研究所の次にJAXAにすればバスを使えます。

 おすすめの順位は①JAXA(ガイドツアー予約を強く推薦)②地質標本館(展示規模が大きい、話題がディープ)③国土地理院④エキスポセンター⑤サイエンス・スクエアつくば(メートル原器・キロ原器の複製は見ものだが展示は少ない)でしょうか。④のエキスポセンターを除けば、すべて見学無料です。

 つくば駅のツアーバスの発着場に市の職員らしき人がいて、バスの待ち時間の間にあれこれアドバスをして下さいました。そこで筑波と高尾の比較の話がでました。東京駅からの距離はさほどかわらないのに、高尾山を訪れる人の方が圧倒的に多いのだそうです。調べてみるとつくば駅と東京駅の直線距離は約54km, 高尾山口駅と東京駅の直線距離は約45kmでした。意外に筑波は近いのです。

 交通費がかさむことはマイナスですが、休日の日帰り旅行としては十分に楽しめるコースではないかと思います。ところが、つくばサイエンスツアーバスはいつ乗っても私たちのほかに数家族だけでした。国際宇宙ステーションとしてスペースシャトルで打ち上げられる実物の「きぼう」を見たいとか、つくば万博でキーボード演奏していたロボットWABOT-2を見たい(渋すぎ)という方はぜひ、blog,webをご参考にお出かけください。

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