「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会

子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書の採択撤回!使用を中止させよう!

「夜スペ」の和田中でCO事故

2008年07月30日 | 教育基本条例
 7月3日、あの「夜スペ」の和田中で、給食調理員2名が救急車で運ばれる事故が発生しました。給食調理室のガス回転釜の故障の放置が原因です。

 7月10日の教育委員会で報告された資料によれば、
「・・・事故の原因については、現在警察が調査中であるが、ガス回転釜の不完全燃焼による一酸化中毒と見られる。2008年6月、ガス漏れ警報機から警報が鳴り、東京ガス及び厨房機器業者に点検を依頼(6日)したところ東京ガスからガス回転釜(5台中3台)についてCOの数値が高いとの指摘を受け(17日)、修繕の手配を行っていたところであった。・・・・ガス回転釜については、7月13日に交換することとした。・・・事故が発生した原因と学校の対応等について、区教育委員会事務局として早急に調査結果をまとめ、再発防止に努めていく」

 ガス漏れ警報機が鳴ってから一ヶ月以上も器具を取り替えずに壊れたまま使い続けるなんて怖すぎる。何故すぐ交換しないの。予算?「教育改革」という名で、右翼=サンケイグループにだけは、じゃぶじゃぶ金をつぎ込んでいるのに。
それとも、調理員が民間だから?
 こんなの和田中だけではないそうです。毎日のことだから、慣れっこになっているけれど、きっと現場では、事故寸前のことが、山のようにあって、氷山の一角があらわれたということです。アメリカでは、学校の中にネズミが走り回っていると聞きましたが、安全切り捨ての新自由主義教育の行き着く先が見えるような事件です。

 労働者の安全が守れなくては、こどもたちの安全も守れません。JRの運転士の労働組合の動労千葉は、107名もの命を奪った尼崎事故に抗議して集会を行いました。ストライキで、民営化で補修が行われず、ボロボロになったレールを何キロにも渡って交換させました。学校の安全を守るためには、こういう労働組合が必要です。ぜひ現場から声をあげてください。

 ある会合で、杉並の元PTA会長が「あの事故でこどもたちの給食がサミット(スーパーマーケット)のパンになった」と嘆いていました。そういう問題なの?生徒や保護者はサービス受ける人、労働者はサービスを提供する人という分断に負けていたら、山田区長の「教育改革」とは闘えません。
 「夜スペ」などの学校の民営化は、杉並だけの問題ではありません。団結しましょう!動労千葉が呼びかける11月労働者集会に一万人結集を実現しましょう!労働者の団結で、福田政権もろとも山田区長の「教育改革」をぶっ飛ばしましょう!!(K)

最新の画像もっと見る