沖縄・八重山教科書問題でオンライン署名が始まりました。
「つくる会」教科書(育鵬社版公民)を子どもたちに渡さないためにぜひまわりに広めてください。よろしくお願いします。
以下、沖縄からの要請を転載します。
…………………………………………………………………………
現在、八重山地区のPTA有志の発 案で緊急署名活動を行っております。
ぜひ周りに広めていただきますようお願い申し上げます。
署名趣旨
私たちは、八重山地区中学校教科書の採択に関わって、9月8日の全員協議で決定し
た、子どもたちの教科書としてふさわしく、教職員も高く評価する「東京書籍版」教
科書を「地区内の同一の教科書」として確認していただくよう要望するものです。
署名は以下のURLをクリックして 署名してください。
==================================================
署名プロジェクト名:
八重山地区中学校社会科公民教科書の採択について(要請)
署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-1871.html
沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会が八重山教科書問題について、オンラインでの電子署名も開始いたしました。
ペーパーでの署名もお願いしたいですが、一人だけでもと思う方は、このオンライン署名を活用してください。
/////////
ぜひあちらこちらで広めていただき、署名を呼び掛けていただけますようお願い申し上げます。
署名趣旨
私たちは、八重山地区中学校教科書の採択に関わって、9月8日の全員協議で決定した、子どもたちの教科書としてふさわしく、教職員も高く評価する「東京書籍版」教科書を「地区内の同一の教科書」として確認していただくよう要望するものです。
署名は以下のURLをクリックして署名してください。
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署名プロジェクト名:
八重山地区中学校社会科公民教科書の採択について(要請)
署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-1871.html
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プロジェクトの企画者 山口 剛史さんからのメッセージ
みなさま
八重山の教科書問題は大きな山場を迎えています。
9月8日の全員協議の有効性を訴え、文部科学省に要請しています。
沖縄県教育委員会を支えて子どもと現場の教員の意見を尊重した教科書選択をさせましょう。
ご賛同よろしくお願いします。
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八重山教科書採択協 会議録を公開
八重山地区の教科書採択を巡る問題で協議会の会議録が公開され、このなかで玉
津会長が「教 科書は読んでいなくてもいい」という趣旨の発言をしていたこと
がわかり、答申の在り方自体が問題となりそうで、保護者らは9日にも提訴す
る方針です。
公開されたのは、協議会の規約改定の話し合いが行われた6月27日の総会から8
月31日の役員 会までの7回分の会議録です。
会議録では、6月19日に開いた協 議会の連絡会で、八重山PTA連合会の平良会長
が「(教科書)全部はどうせ見れな い」と話したことについて、玉津会長が
「最初から見られないとは話さないで」と指摘したことや「建前上、基本的には
教科書を見る」「裏の 話で、全部は見られないということであれば」などと発
言し、初めからメンバーが教科書すべてを読めないことを会長が認識していたこ
とが明 らかになりました。
このことについて8月23日の協議 会で、公民教科書の投票後に平良会長が指摘
すると玉津会長が発言を止めるなど、教科書選定の場で議論が全くないまま、教
科書を答申したこ とが明らかになりました。
会議録を受けて石垣市の小学校に通う児童の保護者らは市教育委員会を相手に訴
訟を起こす方 針で「来年度以降の教科書は地区の全教育委員の協議で決めた東
京書籍であること」を確認するため、9日に那覇地裁に提訴する予定です。
http://www.qab.co.jp/news/2011110731869.html
公民、実質審議なく投票 2委員の 意見表明のみ、地区協議会の会議録公開
来年度から4年間使用される中学校 教科書を選定した8月23日 の教科用図書八重
山採択地区協議会の会議録が4日、音声記録とともに公開された。 市情報公開条
例に基づき本紙が9月20日 付で行った請求に、石垣市教育委員会(玉津博克教育
長)が公開した。教科書名を伏せたまま議論が行われていたことが正式に確認さ
れ、議事日程に ある「意見交換」とはほど遠い内容。教科書の中身を比較検討
するはずの「協議」から乖離(か いり)している実態が浮き彫りになった。公民
分野で発言したのは2委員のみ。投票後に議論になるという本末転倒の事態を招
いている。
社会科(地理、歴史、公民)の教科書は3人の調査員(教員)が6月28日から7月29
日までに計9回、延べ32時間にわたって調査 研究した結果、公民分野は「推薦し
たい教科書」「特徴・特色の教科書」にいずれにも東京書籍と帝国書院を挙げ
た。育鵬社は、その他の観点 から14点のマイナス評価がついた。
協議は、委員2人が教科書名を言 わずにどういう観点で選んだかを述べるだ
け。その他に意見はなく、審議は6分で終 了。投票の結果、育鵬社が8票のうち5
票 を集めて選定された。
会議録によると、次の分野に移ろうとすると、委員から「育鵬社はマイナスの
評価が多いの になぜ選定されたか」と待ったがかかる。玉津会長は「もう投票
は終わりました。決めるのは私たちです」と制止するが、なお納得がいかない
同委員は食い下がり、しばらく議論が続いた。しかし、結果は決まっている。玉
津会長は「蒸し返しになるので、これは取り消してください」 と議論に終止符
を打った。
協議会は9教科15教科書を選定したが、公民分野だけが調査員の意見を反映し
ない結果に。玉津会長が繰り 返し強調していた「委員の責任と権限」は実質的
に同分野で発揮されたことになる。推薦外図書の選定状況を確認しようとする委
員に玉津会長 は「確認して何をしようとしているのか。確認をしないで下さ
い」と発言を制止し、「推薦があったかどうかを含めて一切口外しないように」
とクギを刺して会議に幕を下ろした。
会議録では、委員8人のうち3教育長の氏名のみ公開され、5人 の委員は「委
員」とだけ記されている。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19649/
教科書問題あす提訴 保護者と市民団体、「全員協議」の有効性問う
八重山地区の公民教科書問題をめぐり、来年4月 から4年間で実際に教科書を使
う石垣市内の児童生徒の保護者と市民団体が、9月8日の「全員協議」で採択され
た東京書籍版教科書の無償給付を市教育委員会に求める行政訴訟は9日、那覇地
裁に 提起される予定だ。全員協議の有効性をめぐっては国と県、3市町で見解が
割れてお り、原告側はこのままでは事態は動かないと判断、司法の場で全員協
議の有効性を問う手段に出る。
全員協議は、公民教科書が採択地区内で同一になっていない状況を受け、県の
指導・助言の もと開催され、採択地区協議会から答申のあった育鵬社版を不採
択とし、東京書籍版を採択した。いずれも賛成多数だった。
これに対し玉津博克石垣市教育長と崎原用能与那国町教育長は、市町教委の合
意がなかった として無効を訴える文書を文科省に送付、同省はこれを基に「協
議が整っていない」として無効と判断。一方、県や竹富町教委は「全教育委員
によって協議を行うことが議長から提案され、異論はなく、了解された」として
有効との見解だ。
裁判は、保護者2人を中心に「住 民の視点で教科書をえらぶ会」が原告団を組
織して臨む。原告側は全員協議について「多数決に13人 中11人が参加したこと
からして、この全員協議で東京書籍を採択した決議は『協議 して同一教科書を
採択した』と言えるのは明らか」と無償措置法に基づく協議、地教行法に基づく
採択だったと主張している。
これを裏付ける根拠の一つとして、市教委が公開した全員協議の音声記録をも
とに文書によ る議事録を作成し、証拠として提出する予定だ。議事録文書の公
開請求に対して市教委は「協議の場の位置づけが不明で、事務局の位置づけも
定かではない」として作成しておらず、文書が存在しないことを理由に請求を拒
否している。
採択手続きを問う裁判は全国でも例がないという。原告側は「教科書の内容を
争点にするも のではない。行政が行った教科書の採択という手続きが正しく行
われたかどうかを裁判所に判断してもらう」と意義を強調。
代理人となる井口博弁護士は「もともと違う教科書から、正しい手続きで採択
された教科書 に変えるもの。9月8日に 決まった教科書を無償で下さいというシ
ンプルな裁判だ。違法な状態から子どもたちを救う手段だ」と話している。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19670/
「つくる会」教科書(育鵬社版公民)を子どもたちに渡さないためにぜひまわりに広めてください。よろしくお願いします。
以下、沖縄からの要請を転載します。
…………………………………………………………………………
現在、八重山地区のPTA有志の発 案で緊急署名活動を行っております。
ぜひ周りに広めていただきますようお願い申し上げます。
署名趣旨
私たちは、八重山地区中学校教科書の採択に関わって、9月8日の全員協議で決定し
た、子どもたちの教科書としてふさわしく、教職員も高く評価する「東京書籍版」教
科書を「地区内の同一の教科書」として確認していただくよう要望するものです。
署名は以下のURLをクリックして 署名してください。
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署名プロジェクト名:
八重山地区中学校社会科公民教科書の採択について(要請)
署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-1871.html
沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会が八重山教科書問題について、オンラインでの電子署名も開始いたしました。
ペーパーでの署名もお願いしたいですが、一人だけでもと思う方は、このオンライン署名を活用してください。
/////////
ぜひあちらこちらで広めていただき、署名を呼び掛けていただけますようお願い申し上げます。
署名趣旨
私たちは、八重山地区中学校教科書の採択に関わって、9月8日の全員協議で決定した、子どもたちの教科書としてふさわしく、教職員も高く評価する「東京書籍版」教科書を「地区内の同一の教科書」として確認していただくよう要望するものです。
署名は以下のURLをクリックして署名してください。
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署名プロジェクト名:
八重山地区中学校社会科公民教科書の採択について(要請)
署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-1871.html
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プロジェクトの企画者 山口 剛史さんからのメッセージ
みなさま
八重山の教科書問題は大きな山場を迎えています。
9月8日の全員協議の有効性を訴え、文部科学省に要請しています。
沖縄県教育委員会を支えて子どもと現場の教員の意見を尊重した教科書選択をさせましょう。
ご賛同よろしくお願いします。
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八重山教科書採択協 会議録を公開
八重山地区の教科書採択を巡る問題で協議会の会議録が公開され、このなかで玉
津会長が「教 科書は読んでいなくてもいい」という趣旨の発言をしていたこと
がわかり、答申の在り方自体が問題となりそうで、保護者らは9日にも提訴す
る方針です。
公開されたのは、協議会の規約改定の話し合いが行われた6月27日の総会から8
月31日の役員 会までの7回分の会議録です。
会議録では、6月19日に開いた協 議会の連絡会で、八重山PTA連合会の平良会長
が「(教科書)全部はどうせ見れな い」と話したことについて、玉津会長が
「最初から見られないとは話さないで」と指摘したことや「建前上、基本的には
教科書を見る」「裏の 話で、全部は見られないということであれば」などと発
言し、初めからメンバーが教科書すべてを読めないことを会長が認識していたこ
とが明 らかになりました。
このことについて8月23日の協議 会で、公民教科書の投票後に平良会長が指摘
すると玉津会長が発言を止めるなど、教科書選定の場で議論が全くないまま、教
科書を答申したこ とが明らかになりました。
会議録を受けて石垣市の小学校に通う児童の保護者らは市教育委員会を相手に訴
訟を起こす方 針で「来年度以降の教科書は地区の全教育委員の協議で決めた東
京書籍であること」を確認するため、9日に那覇地裁に提訴する予定です。
http://www.qab.co.jp/news/2011110731869.html
公民、実質審議なく投票 2委員の 意見表明のみ、地区協議会の会議録公開
来年度から4年間使用される中学校 教科書を選定した8月23日 の教科用図書八重
山採択地区協議会の会議録が4日、音声記録とともに公開された。 市情報公開条
例に基づき本紙が9月20日 付で行った請求に、石垣市教育委員会(玉津博克教育
長)が公開した。教科書名を伏せたまま議論が行われていたことが正式に確認さ
れ、議事日程に ある「意見交換」とはほど遠い内容。教科書の中身を比較検討
するはずの「協議」から乖離(か いり)している実態が浮き彫りになった。公民
分野で発言したのは2委員のみ。投票後に議論になるという本末転倒の事態を招
いている。
社会科(地理、歴史、公民)の教科書は3人の調査員(教員)が6月28日から7月29
日までに計9回、延べ32時間にわたって調査 研究した結果、公民分野は「推薦し
たい教科書」「特徴・特色の教科書」にいずれにも東京書籍と帝国書院を挙げ
た。育鵬社は、その他の観点 から14点のマイナス評価がついた。
協議は、委員2人が教科書名を言 わずにどういう観点で選んだかを述べるだ
け。その他に意見はなく、審議は6分で終 了。投票の結果、育鵬社が8票のうち5
票 を集めて選定された。
会議録によると、次の分野に移ろうとすると、委員から「育鵬社はマイナスの
評価が多いの になぜ選定されたか」と待ったがかかる。玉津会長は「もう投票
は終わりました。決めるのは私たちです」と制止するが、なお納得がいかない
同委員は食い下がり、しばらく議論が続いた。しかし、結果は決まっている。玉
津会長は「蒸し返しになるので、これは取り消してください」 と議論に終止符
を打った。
協議会は9教科15教科書を選定したが、公民分野だけが調査員の意見を反映し
ない結果に。玉津会長が繰り 返し強調していた「委員の責任と権限」は実質的
に同分野で発揮されたことになる。推薦外図書の選定状況を確認しようとする委
員に玉津会長 は「確認して何をしようとしているのか。確認をしないで下さ
い」と発言を制止し、「推薦があったかどうかを含めて一切口外しないように」
とクギを刺して会議に幕を下ろした。
会議録では、委員8人のうち3教育長の氏名のみ公開され、5人 の委員は「委
員」とだけ記されている。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19649/
教科書問題あす提訴 保護者と市民団体、「全員協議」の有効性問う
八重山地区の公民教科書問題をめぐり、来年4月 から4年間で実際に教科書を使
う石垣市内の児童生徒の保護者と市民団体が、9月8日の「全員協議」で採択され
た東京書籍版教科書の無償給付を市教育委員会に求める行政訴訟は9日、那覇地
裁に 提起される予定だ。全員協議の有効性をめぐっては国と県、3市町で見解が
割れてお り、原告側はこのままでは事態は動かないと判断、司法の場で全員協
議の有効性を問う手段に出る。
全員協議は、公民教科書が採択地区内で同一になっていない状況を受け、県の
指導・助言の もと開催され、採択地区協議会から答申のあった育鵬社版を不採
択とし、東京書籍版を採択した。いずれも賛成多数だった。
これに対し玉津博克石垣市教育長と崎原用能与那国町教育長は、市町教委の合
意がなかった として無効を訴える文書を文科省に送付、同省はこれを基に「協
議が整っていない」として無効と判断。一方、県や竹富町教委は「全教育委員
によって協議を行うことが議長から提案され、異論はなく、了解された」として
有効との見解だ。
裁判は、保護者2人を中心に「住 民の視点で教科書をえらぶ会」が原告団を組
織して臨む。原告側は全員協議について「多数決に13人 中11人が参加したこと
からして、この全員協議で東京書籍を採択した決議は『協議 して同一教科書を
採択した』と言えるのは明らか」と無償措置法に基づく協議、地教行法に基づく
採択だったと主張している。
これを裏付ける根拠の一つとして、市教委が公開した全員協議の音声記録をも
とに文書によ る議事録を作成し、証拠として提出する予定だ。議事録文書の公
開請求に対して市教委は「協議の場の位置づけが不明で、事務局の位置づけも
定かではない」として作成しておらず、文書が存在しないことを理由に請求を拒
否している。
採択手続きを問う裁判は全国でも例がないという。原告側は「教科書の内容を
争点にするも のではない。行政が行った教科書の採択という手続きが正しく行
われたかどうかを裁判所に判断してもらう」と意義を強調。
代理人となる井口博弁護士は「もともと違う教科書から、正しい手続きで採択
された教科書 に変えるもの。9月8日に 決まった教科書を無償で下さいというシ
ンプルな裁判だ。違法な状態から子どもたちを救う手段だ」と話している。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19670/