3月23日の朝日新聞に報道された「和田中がP協脱退」のニュース。「えーっ!夜間塾に続いて、また和田中!なんで?」新聞を読むうちに「そっか。藤原校長はPTAが怖いから保護者を分断しようとしているんだ」と納得。杉並・親の会は「つくる会」教科書が採択された2005年から毎年9月と2月の中学校入学説明会で子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書に反対のチラシを保護者に渡してきました。だからこの教科書が問題ありありなのは、教員も保護者も子どもも知っています。杉並区の山田区長がどんなに強引に、時には「教科書の間違いを訂正してはいけない」というおふれを校長会で出そうが、学校も「侵略戦争が正しい」なんて公然と言えません。「子どもたちを戦場に送らない」この団結を壊そうとしているのです。
今のPTAって、学校のお手伝いの感が強い。お母さんたちはみな働いているから、なかなか参加できない。形骸化しているといわれています。でも、本当に大事なことになれば、団結して、学校の方針に異を唱えることだってあるんです。
PTAは、もともとはGHQ主導で作られた組織ですが、先の侵略戦争での反省から、政府の教育への介入を許さないために、学校(校長や教育委員会)から独立したものとして、保護者(地域の労働者と労働者家族)が委員を互選で選び、学校側も構成員は本来、校長ではなく教師が担って来ました。給食や学童クラブの民営化に反対してきたのもPTAでつながったお母さんたちだし、杉並区では、2005年「つくる会」教科書採択に反対する片山先生の区外異動反対の署名を、保護者の7割と卒業生全員が校長に突きつけています。また町田市では「日の丸・君が代」の強制とたたかう根津さんに共感した保護者が、卒業式で不起立を組織してしまったこともあります。教員が「子どもたちを戦場には送らない」と腰をすえてたたかったとき、地域でものすごい力を発揮するのが、保護者(地域の労働者と家族)なのです。労働者の団結なんですね。たたかう教員とお母さんたちがつながっちゃったら怖い!だから、団結を壊そうとしているのです。
さて、PTAから脱退して、現役保護者を組み入れようとしている和田中地域本部とは?藤原氏の人脈で集められたスタッフは、現在100名ほど。1日1000円程度の有償ボランティアで、その活動は、すべて藤原氏の発案をもとに。つまり校長を支持する人だけが学校の運営に参加でき、学校にあれこれ文句いう教員や保護者を排除するための組織ってこと。教員・子ども・保護者をバラバラにして、「夜スペ」のように学校の民営化=公教育を企業の食い物にすることもOK!愛国心教育OK!改悪教育基本法の下で、お国と企業のために滅私奉公する子どもをつくる仕組みです。
「バカ(ママ)親、バカ(ママ)教師にもほどがある」という著書を出し、3月末で和田中校長を退任した藤原氏は、この学校地域支援本部(文部科学省が今年度50億円の予算を計上)を全国1800校で立ち上げるために飛び歩くとか。こんなもの、広がれば広がるほど、あちこちで怒りの声があがります。労働者の団結の拡大でぶっ飛ばしていきましょう!
今のPTAって、学校のお手伝いの感が強い。お母さんたちはみな働いているから、なかなか参加できない。形骸化しているといわれています。でも、本当に大事なことになれば、団結して、学校の方針に異を唱えることだってあるんです。
PTAは、もともとはGHQ主導で作られた組織ですが、先の侵略戦争での反省から、政府の教育への介入を許さないために、学校(校長や教育委員会)から独立したものとして、保護者(地域の労働者と労働者家族)が委員を互選で選び、学校側も構成員は本来、校長ではなく教師が担って来ました。給食や学童クラブの民営化に反対してきたのもPTAでつながったお母さんたちだし、杉並区では、2005年「つくる会」教科書採択に反対する片山先生の区外異動反対の署名を、保護者の7割と卒業生全員が校長に突きつけています。また町田市では「日の丸・君が代」の強制とたたかう根津さんに共感した保護者が、卒業式で不起立を組織してしまったこともあります。教員が「子どもたちを戦場には送らない」と腰をすえてたたかったとき、地域でものすごい力を発揮するのが、保護者(地域の労働者と家族)なのです。労働者の団結なんですね。たたかう教員とお母さんたちがつながっちゃったら怖い!だから、団結を壊そうとしているのです。
さて、PTAから脱退して、現役保護者を組み入れようとしている和田中地域本部とは?藤原氏の人脈で集められたスタッフは、現在100名ほど。1日1000円程度の有償ボランティアで、その活動は、すべて藤原氏の発案をもとに。つまり校長を支持する人だけが学校の運営に参加でき、学校にあれこれ文句いう教員や保護者を排除するための組織ってこと。教員・子ども・保護者をバラバラにして、「夜スペ」のように学校の民営化=公教育を企業の食い物にすることもOK!愛国心教育OK!改悪教育基本法の下で、お国と企業のために滅私奉公する子どもをつくる仕組みです。
「バカ(ママ)親、バカ(ママ)教師にもほどがある」という著書を出し、3月末で和田中校長を退任した藤原氏は、この学校地域支援本部(文部科学省が今年度50億円の予算を計上)を全国1800校で立ち上げるために飛び歩くとか。こんなもの、広がれば広がるほど、あちこちで怒りの声があがります。労働者の団結の拡大でぶっ飛ばしていきましょう!