「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会

子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書の採択撤回!使用を中止させよう!

学校統廃合は?文教委員会傍聴記

2007年12月05日 | 教育委員会
 12月4日に行われた杉並区議会文教委員会を傍聴しました。
この日は、教書検定意見撤回を求める文部科学省前での行動も呼びかけられていて、冒頭の1時間半ぐらいしか傍聴できていませんが、その範囲で報告します。
 報告事項の
1.和田中の民間人校長藤原氏の後任に代田昭久氏(トップアスリート社社長)が決まった。
2.「小中学校適正配置のための再編構想」に対する区民等の意見と区の考え方
に質問が集中していました。

注目は「小中学校適正配置のための再編構想」に対する区民等の意見と区の考え方の報告です。すでに11月26日の教育委員会で、区民からの意見が415件もあったこと、そのほとんどが再編計画に反対で、284件が神明中学校の廃校に反対している意見であったことが報告されていました。2005年に行われた「教育ビジョン」への意見募集で寄せられたのが39件ですから、415件というのは大変多い数なのです。教育委員からは「十分な説明が必要」「とことん話し合うべき」「理解と協力を得ながら」という意見も出ていましたが、「あくまで、よく説明をして進めていく」と強行姿勢を崩してしていませんでした。しかし、資料として出された2017年度までの将来人口推計では、小学校も中学校も学齢人口はほぼ横這いです。区立学校で各学年1クラスというところもありますが、極端に生徒数が少なく複式学級にせざるを得ないところはありません。
なのに・・・
何故、中学校5校、小学校5校も減らすの?
う~ん!「つくる会」教科書に反対する教員や自治体職員を減らしたいのでしょ!

さて、注目の学校適正配置課長の報告は
「あらたに2017年まで区の人口推計が出たので、今の計画は精査する」
私「?」
委員からの質問への答弁で
「考え直す必要がある。精査した上で今後検討したい」
「計画の凍結ではありません」
「3月に決めたいというのはもう少し時間がほしい」
ということは神明中廃校は1年のびたということかな?役所の言葉はわかりにくいね。何年聞いていても分かりません。
S委員が「のばすなら、耐震構造は大丈夫なのか?」と聞いていたからやっぱりのびるのか。
そのあと
N委員「白紙撤回の可能性は?」
答弁「はっきり言えない」
私「?????」

さて、やりとりの中で学校支援本部(本来自治体職員を雇ってやるような仕事を子どものためといって地域住民にただ働きさせるシステム)が15校でできていると言っていました。教育委員会がいじめをなくそうといったとたんに いじめの報告書が1枚も出てこなくなるように実際にはどれだけ実働しているのかはわかりませんが・・・・・


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