すぐに更新しようと思っていたのですが、
少し間が空いてしまいました。
今年度の仕事もぼちぼち軌道に乗り出し、ようやく一段落といったところでしょうか。
今回も、写真は記事とは関係ないです。
この写真は、先日の新梅田シティでの撮影会の時に撮ったものです。
梅田という大阪一の繁華街に行って、レンゲを撮って・・・
さて、前回の続きになりますが、東京での感慨深い出来事の数々を、記しておこうと思いまして・・・。
感動的な窓からの景色も、厚い雲をくぐると一変します。
あぁそう言えば、地上の天気って、東京方面も悪いんだっけ。
そう思ってチラチラと窓の外を見ていました。
房総半島の、水が引かれた田んぼが一面に続き、鈍く曇天を映す風景を見ながら、
「晴天だったら、一面に青く映していたのか」と思うと残念でした。
そして、飛行機はどんどん高度を下げていくのですが、
あいにくの空模様で風も強く、機体はかなり揺れていました。
宮津岬を過ぎ、アクアラインを見る頃には、その揺れも時折激しいものとなりました。
今、地図を見て思うと、羽田には東京湾上を左旋回して侵入するのでしょうか。
それはあんまり関係ないのかな?
とにかく、洋上というのもあるのでしょうが、機体がかなり大きく揺れまして、
このまま無事に着陸できるのかという不安を、乗客の多くが持ったことと思います。
機内のモニターもかなり前から滑走路を正面に映し出し、
地平が斜めになるのも見て取れます。
それを見てるだけで酔いそうなほどでした。
そして、もうちょっとで滑走路に進入!という時、
突然エンジン音が大きくなり、機体は上昇を始めたのです。
目の前が滑走路なのに。
ええぇぇぇぇっ?!
着陸やめ???
そりゃー、あれだけ揺れたらねぇ。
だけど、どの程度の揺れで着陸を断念するのか、そんな知識も持ってないし。
しばらくして、着陸を断念したとのCAさんによるアナウンス。
理由のほどはわらないけど、飛行には差し支えない、と。
飛行に差し支えてても、そう言うだろ!
一番に頭をよぎったのがこれ。
機内は至って静かで、その方がかえって不気味です。
そして次に思ったのが、「成田に連れて行かれたらどうしよう」ってことです。
まぁ、今から成田に連れて行かれても、一番の目的の時間には間に合うだろうから
それの心配はしませんでしたが。
不安になって、窓の外を見ると、右手に横浜港が見えました。
あぁ、東京湾上を旋回してるのね、と。
仕方がないので、しばし、普段見ることのできない景色を楽しみました。
3月、Makotoさんに解説してもらった横浜の風景を
こんなところから見ることになろうとは・・・。
得したことにしておこう。
まぁ、着陸寸前で上昇して着陸をやり直すなんて、そう滅多な経験ではないだろうから。
と思いつつ、実は心中穏やかではなかったのでした。
そしてまた機内アナウンス。
天候不良だったか強風のため、管制からの指示で着陸を断念したとのことで、
10分後に再着陸します、と。
三浦半島も過ぎてしまい、江の島が見えました。
どこまで戻るのかと思っていると、機体はまた大きく左旋回し、
またしばらくしたら、窓から見えたのは、さっき見た水田が鉛色に輝く風景でした。
あぁ、元の航路に戻ったのねと思ったのも束の間。
さっきより揺れてるんじゃないの???
アクアラインが見え、さっき見た風の塔が再び間近に通り過ぎて行きます。
着陸態勢には入っているものの、
さっきより推力を上げた状態のように思ったのは気の所為でしょうか?
絶対さっきより揺れてるよ!
そう確信したのですが、今度はどんどん滑走路に近づいて行きます。
さっきより揺れてるのに強引にでも突っ込むのか?
そう思っていたところ、着地の際にかなり大きく揺れ、
私の前方の乗客が一斉に右に大きく揺れたのが見えました。
もちろん、私も揺れているんでしょうが
滑走路から外れたり、翼が接地でもしたらどうしよう!と
生きた心地がしなかったのですが、大丈夫でした。
引き続き、機内は至って静かで平穏でした。
皆さん、なんて思われてたのでしょうねぇ・・・。
飛行機を降りてから歩かされるんですよね、かなり。
それを思い出しながら、気分は最悪でした。
乗り物酔いをしたことのない、この私が・・・。
「気分が悪いので休ませて下さい」なんて申し出るのも大袈裟ですし。
とりあえず、友人お勧めのマカロンを探してターミナルビル内をウロウロ。
見つけたのですが、持って帰るまでに確実に壊してしまいそうだったので断念。
うろうろしている間も気分はすぐれず、
目的地に向かう前にお茶でもして休憩しようかと思ったのですが、
知り合いとお昼御飯をご一緒させて頂く運びになったので、
こんなところでお茶をしている場合ではないし。
ってことで、東京駅で帰りの新幹線の切符を買い、
目的地で知り合いと合流できました。
知り合いと言っても、Webで知り合った方で、お会いするのは今回が初めて。
どんなお話ができるのか、とても楽しみでありました。
またまた次回に続く
少し間が空いてしまいました。
今年度の仕事もぼちぼち軌道に乗り出し、ようやく一段落といったところでしょうか。
今回も、写真は記事とは関係ないです。
この写真は、先日の新梅田シティでの撮影会の時に撮ったものです。
梅田という大阪一の繁華街に行って、レンゲを撮って・・・

さて、前回の続きになりますが、東京での感慨深い出来事の数々を、記しておこうと思いまして・・・。
感動的な窓からの景色も、厚い雲をくぐると一変します。
あぁそう言えば、地上の天気って、東京方面も悪いんだっけ。
そう思ってチラチラと窓の外を見ていました。
房総半島の、水が引かれた田んぼが一面に続き、鈍く曇天を映す風景を見ながら、
「晴天だったら、一面に青く映していたのか」と思うと残念でした。
そして、飛行機はどんどん高度を下げていくのですが、
あいにくの空模様で風も強く、機体はかなり揺れていました。
宮津岬を過ぎ、アクアラインを見る頃には、その揺れも時折激しいものとなりました。
今、地図を見て思うと、羽田には東京湾上を左旋回して侵入するのでしょうか。
それはあんまり関係ないのかな?
とにかく、洋上というのもあるのでしょうが、機体がかなり大きく揺れまして、
このまま無事に着陸できるのかという不安を、乗客の多くが持ったことと思います。
機内のモニターもかなり前から滑走路を正面に映し出し、
地平が斜めになるのも見て取れます。
それを見てるだけで酔いそうなほどでした。
そして、もうちょっとで滑走路に進入!という時、
突然エンジン音が大きくなり、機体は上昇を始めたのです。
目の前が滑走路なのに。
ええぇぇぇぇっ?!
着陸やめ???
そりゃー、あれだけ揺れたらねぇ。
だけど、どの程度の揺れで着陸を断念するのか、そんな知識も持ってないし。
しばらくして、着陸を断念したとのCAさんによるアナウンス。
理由のほどはわらないけど、飛行には差し支えない、と。
飛行に差し支えてても、そう言うだろ!
一番に頭をよぎったのがこれ。
機内は至って静かで、その方がかえって不気味です。
そして次に思ったのが、「成田に連れて行かれたらどうしよう」ってことです。
まぁ、今から成田に連れて行かれても、一番の目的の時間には間に合うだろうから
それの心配はしませんでしたが。
不安になって、窓の外を見ると、右手に横浜港が見えました。
あぁ、東京湾上を旋回してるのね、と。
仕方がないので、しばし、普段見ることのできない景色を楽しみました。
3月、Makotoさんに解説してもらった横浜の風景を
こんなところから見ることになろうとは・・・。
得したことにしておこう。
まぁ、着陸寸前で上昇して着陸をやり直すなんて、そう滅多な経験ではないだろうから。
と思いつつ、実は心中穏やかではなかったのでした。
そしてまた機内アナウンス。
天候不良だったか強風のため、管制からの指示で着陸を断念したとのことで、
10分後に再着陸します、と。
三浦半島も過ぎてしまい、江の島が見えました。
どこまで戻るのかと思っていると、機体はまた大きく左旋回し、
またしばらくしたら、窓から見えたのは、さっき見た水田が鉛色に輝く風景でした。
あぁ、元の航路に戻ったのねと思ったのも束の間。
さっきより揺れてるんじゃないの???
アクアラインが見え、さっき見た風の塔が再び間近に通り過ぎて行きます。
着陸態勢には入っているものの、
さっきより推力を上げた状態のように思ったのは気の所為でしょうか?
絶対さっきより揺れてるよ!
そう確信したのですが、今度はどんどん滑走路に近づいて行きます。
さっきより揺れてるのに強引にでも突っ込むのか?
そう思っていたところ、着地の際にかなり大きく揺れ、
私の前方の乗客が一斉に右に大きく揺れたのが見えました。
もちろん、私も揺れているんでしょうが

滑走路から外れたり、翼が接地でもしたらどうしよう!と
生きた心地がしなかったのですが、大丈夫でした。
引き続き、機内は至って静かで平穏でした。
皆さん、なんて思われてたのでしょうねぇ・・・。
飛行機を降りてから歩かされるんですよね、かなり。
それを思い出しながら、気分は最悪でした。
乗り物酔いをしたことのない、この私が・・・。
「気分が悪いので休ませて下さい」なんて申し出るのも大袈裟ですし。
とりあえず、友人お勧めのマカロンを探してターミナルビル内をウロウロ。
見つけたのですが、持って帰るまでに確実に壊してしまいそうだったので断念。
うろうろしている間も気分はすぐれず、
目的地に向かう前にお茶でもして休憩しようかと思ったのですが、
知り合いとお昼御飯をご一緒させて頂く運びになったので、
こんなところでお茶をしている場合ではないし。
ってことで、東京駅で帰りの新幹線の切符を買い、
目的地で知り合いと合流できました。
知り合いと言っても、Webで知り合った方で、お会いするのは今回が初めて。
どんなお話ができるのか、とても楽しみでありました。
またまた次回に続く
