業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:電気も地産地消が大事

2023年02月12日 11時10分05秒 | 社会全般
たまたま見ていた昼の番組で、電力の高騰や再エネの話をしていた。その会話の中で、電力会社間の送電力を上げるベキだとの意見が出ていたのだが、そこに疑問を感じた。要は、九州や関西の電力の価格が低いので、その電力を東京電力や東北電力に送電せよ...と云う意見であろう。

確か、中学生頃の化学の時間で、電気は送電中に電気が放電され、失われると云う事を習ったと記憶している。ネットで調べた所、日本での送電ロスは約3.4%で、参考としてアメリカは約6%、ドイツは約5%との事である。やはり国土の大きいアメリカは送電ロスも多い様だ。そのため、電力は地産地消型にするために、電力会社を地域別に分けているのであろう。

この理解が正しければ、電力会社間の送電力を上げる事で、送電ロスが増える。もし九電で発電した電気を東電まで送電した場合、もしかしたら送電ロスが5%程に増えるかも知れない。この点も含めて、総電力の増強を考えるベキであろう。

そして一番大事な事は、東日本でも原子力発電の運転を再開する事である。関西以西では既に再開しており、そのお陰で電力がそれ程高騰していない。そして小型原子炉の研究も推進すべきである。
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