庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

与野党の論戦

2007-02-14 16:41:33 | Weblog
衆議院予算委員会で民主党の菅直人代表代行、岡田克也元代表、前原誠司前代表の3人が質問に立った。「代表経験者トリオ」だそうだが、民主党には他に議員はいないの?
しかし、取り上げた内容は良かったのでは・・・
夏の参院選に向けての「格差問題」である。菅代表代行は、生活保護世帯や3万人の自殺者の問題についての質問、岡田元代表は、経済成長と格差の問題について、前原前代表は、地方格差の問題について質問したが、安部総理は、「格差は拡大していない」と選挙を意識してか、格差を認めようとしなかった。総理は「汗を流した人とそうでない人にある程度差がつくことは、ある意味では当然のこととみんな思っている」との発言。
安部総理は何も分かっていませんネ!汗を流した人とそうでない人との差かあるのは当然です。問題は、汗を流して一生懸命働いても格差があることです。総理には下々の生活はおわかりいただけないのですネ

国会での最低賃金引上げ議論

2007-02-14 11:10:12 | Weblog
今日の共産党機関紙「赤旗」の記事を引用させていただく。今日の「赤旗」の2面には、安部総理と志位和夫委員長との審議の様子が記事となっている。
賃金格差の根本問題である「最低賃金」について、民主党も共産党を見習うべきであると思うが・・・民主党しっかりして下さい・・・
志位委員長は、日本の最低賃金が世界の最低賃金水準に比べ低い、この問題を解消するには最低賃金で働いても貧困にならない社会にするためには、最低賃金を労働者の平均賃金の5割を目標にすべき・・
これに対し、安部総理は、現実面を見ると中小企業を中心に労働コスト増により事業経営が圧迫し、かえって雇用が失われる可能性が高い・・・との答弁
しかし、中小企業の経営が苦しいのは労務コストではない。大企業の中小企業に対するコストダウン要請が中小企業の経営を圧迫している事実を安部総理が知らないはずはない・・・
ちなみに、平均所得に対する最低賃金の国際比較では
オーストラリア⇒58%
フランス⇒54%
オランダ⇒51%
ニュージーランド⇒47%
イギリス⇒44%
カナダ⇒41%
日本⇒32% ・・・となっている。

日銀総裁は誰?

2007-02-14 04:26:31 | Weblog
日銀総裁は誰?いろいろ問題のある日銀総裁・福井俊彦氏の日銀総裁任期があと1年あまりとなった。後任の総裁として、あの「竹中平蔵」氏の名前があがっているという。安部総理のすすめる上げ潮路線(成長重視の経済路線)を実現するには竹中平蔵氏の起用が得策との意見だろう。
しかし、竹中平蔵イコール小泉純一郎という考え方が自民党の中にはたくさんある。本当に大丈夫?竹中氏はトップになれる人材なの?参議院議員になって、小泉氏が退陣すると有権者に選ばれた参議院議員でありながら議員辞職してしまうような人物で・・・喜ぶのは竹中路線と同じ財界だろう・・・我々一般庶民の格差拡大の路線を作ったのは、誰あろう、竹中氏である。竹中氏は金融財政のプロ?確かに、ご自信の財テクは上手だか(いろいろな噂話だが)、日本の財政をエセ学者・御用学者 竹中氏にまかせていいのだろうか?しかし、福井総裁の任期は来年の3月、いま名前が挙がっていることは逆に「竹中総裁」の可能性が少ない?と思うが・・・
竹中さん、日本のために慶応義塾大学で何も知らない学生に「いい加減な」経済学を教えてあげてください。間違っても再び日本の表舞台には出ないでください・・・・・・