庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

6カ国協議

2007-02-13 12:39:47 | Weblog
最近、北朝鮮の金総書記の長男・金正男氏の動向が新聞やテレビ等のマスコミで紹介されることが多い。12日もマカオから北京入りした金正男氏をマスコミが追いかけていたが、朝鮮語、英語、日本語を交えての受け答えには感心する。
ただし、お父上同様のスタイル(人の事は言えないが・・)を見ると、北朝鮮の国民が食料不足の時、「美味しい」物を食べているんだな・・と思うのは私だけかな?
ところで、今日にも6カ国の協議がまとまり「合意文書」が作成され共同声明が発表されるらしい。北朝鮮の「ゴネ得」である。北朝鮮に対する支援は「均等分担」でエネルギー支援をするとのこと、拉致家族被害者の会では「拉致問題」が前進しない限り「北朝鮮支援はしないでほしい」との切実な訴えを安部内閣は無視するらしい。
この問題で日本だけが「拉致」問題を全面に出すと孤立化しかねない・・との北朝鮮寄りの報道もあるが、北朝鮮に支援できる国は韓国と日本以外ないのである。北朝鮮支援に関しては、アメリカも中国もロシアも全面支援する気は無いのであり、日本と韓国だけが支援せざるを得ないのである。日本は毅然たる態度で北朝鮮問題に取り組んでもらいたかった・・・ただただ日本の弱腰外交には残念である。

格差是正と国会審議

2007-02-13 09:16:22 | Weblog
通常国会で安部総理は「能力の違いに目をつぶって、結果、平等をめざす社会を作ろうとは思わない」と話している。当然である。誰も平等にして下さいとお願いしているわけではない。ワーキングプア(働く貧困層)など問題があり、生活できる賃金などを求めているのである。
政府は格差是正の対策を①人材能力の開発②公的扶助を受けている人のうち、就労を希望する人の就労支援③中小企業の生産性向上の3項目を挙げているが、参議院選挙目当ての対策のため、具体的な政策は何も無い。最近、格差問題が選挙の争点になりそうと判断したための苦肉の策であり、小泉前総理の時代には、野党からの格差問題の追及に対して小泉前総理は「言われるほどの格差は無い」と、格差問題を認識していなかったのである。
以前、ブログにも投稿したが、民主党の小沢氏の「世界で最も格差のある国」発言に、安部総理のお友達、お情で官房長官になった塩崎氏は小沢発言を否定し、根拠を示せとの発言。いまは、世界一か、世界二かが問題ではない。格差是正をどうするか?が問題である。現実にある格差問題を認識していない政府は有効な政策を打ち出すことはできないであろう。できるだけ早い政権交代をお願いしたい。

アメリカ大統領選挙

2007-02-13 04:27:24 | Weblog
アメリカ民主党・バラク・オバマ上院議員が大統領選挙に正式に出馬を表明した、45歳という若さである。しかも、黒人の候補者である。オバマ上院議員は聴衆をぐいぐい引き付ける演説をし、カリスマ性さえ感じられるという(英語が分からないから私には演説内容が理解できないが、雰囲気はあるネ)。
同じ民主党を名乗ってもアメリカと日本の違い!アメリカが羨ましい・・・日本では45歳の国会議員では「ヒヨコ」と呼ばれる・・・日本の若い国会議員に頑張っていただきたい。
オバマ上院議員は今までの黒人候補者と違い、黒人の権利をするのではなく「黒人のアメリカも、白人のアメリカも、ヒスパニックのアメリカも、アジア人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ」との演説。なんとなくJFケネディの再来のような気がする。
アメリカではいまだに人種差別がある・・・オバマ上院議員には「アメリカはキリスト教と白人の国」と勘違いしている人たちがいる。注意して選挙戦を闘ってほしい・・・対戦相手はヒラリー・クリントン上院議員、頑張って!!お二人とも!
愚痴は言いませんが・・・それにしても日本は・・・・パフォーマンスだけで政策能力のまったく無い、小泉氏の後は「お坊ちゃま」総理の安部氏とは情けない・・・