「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

放念で気の薬を (4454話)

2021-06-27 19:05:18 | 老後の日々

『おや、翁さん。もうウオーキングからの戻りかね、早番だな。翁さんの花木苑で山鳥が遊

んでいるね。しかし、山はどこも手入れが入らず、山道が消えて山歩きは出来ないわ』

『お早うさん、民次さん。ウオーキングも足が弱ってきて、転ばないようにしないと。この

頃は家で膝の屈伸運動で筋力アップもだわ。ワクチン接種の2回目が終わったよ』

『日帰りで温泉に出かけたそうで、憂さ晴らしが出来たな。旨い蕎麦も食ってきたかさ?。

何かワクチンが不足だそうで、皆さんが困惑をして、お国がやることだわ。ハハハハ』

『一寸した昔の山里に出かけたが、3密の気遣いはなくて、温泉もガラガラで露天風呂は独り

占め。人との出会いもあったが、観光客が少なく道の駅も人影がなくて寂しいわ 』

『婆さんの話では、スーパーやホームセンターは、人出が増えて来て、買い物も気が気では

無いそうだよ。これから夏休みやお盆での人出、出歩くのも勇気がいるわな。ハハハハ』