「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆春よ来い早く来い◆   4223

2019-02-01 15:35:33 | 老後の日々

う、翁さん、峠に雪が落ちて、今朝は冷たかったわ。全くお湿りにならず困ったものだわ、ハハハハ。出た先のあちゃらこちゃらで梅二さんや幸子さんに行き会って、楽しい話をしているね、ハハハハ。気にしないで欲しいが、この頃翁さんは形振り構わずに憂さ晴らしをしているように思えて』
あ、勘さん、お天気はカラカラ記録だそうだで農家は悲鳴を。北国では暴風雪、これが平年度化をしてきているそうで、ますます災害列島だわ、ハハハハ。しかし3日連続で出た先での知人と出会い、世の中は狭く悪いことは出来ないよ。ええ?、今日は歯医者で入れ歯の作り直しだわ』
やあ、自然災害ばかりでは無く、巧妙な手口の犯罪が急増をして、治安の安全神話は昭和の話、外国人労働者が増えれば、比例して犯罪も増加をするそうで、困ったことだわ、ハハハハ。新たな年号が疫病神でなければ良いが。・・・・何か作業をしていたかね』
や、食事は食卓でぽつんと一人、そこで婆さんがベッドで使っていたサービス・ワゴンを手直しし、自分の食事を載せて居間でパソコンを叩きながら、ゆっくり食事をしようと。このマフラーも婆さんの愛用品でね、
ハハハハ。一人暮らしだとだらしなくなり、人様には私生活を見せられないよ』
んな暮らしをしようが、俺らの年齢(80半ば)の高齢者が何とか自立をして暮らせれば立派だよ。60歳、70歳で寝たきりや認知症で介助介護、知り合いにも結構いるわ、ハハハハ。・・・・節分を飾ったな、まあこれも福を呼び込む縁起だわ』

             

  あとがき==文語調の歌詞、春は名のみの風の寒さや~~日本には素晴らしい叙情歌があるわ、ハハハハ==放念の翁