「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆ 体のリニューアル ◆   4233

2019-02-13 16:04:16 | 老後の日々

かけるな、翁さん。雪が落ちたがお印だわ。一昨日は紀元節だわな・・・・雲に聳(そび)ゆる 高千穂(たかちほ)の高根おろしに 草も木も・・・・子どもの頃に覚えた歌が、忘れないよ、ハハハハ。俺が生まれたのが確か皇紀2594年だったわ、今年は?・・・・』
あ、こんちわ、伸二さん。天気予報も「大雪」は大袈裟で、でもな江戸人は雪に無防備だからな、ハハハハ。そうか一昨日は祝日?、もう関係はないわ。本当、子どもの頃の文語体の歌詞を覚えているわ。確か国民学校3年で124代の天皇の名前も暗記したよ』
ころで、車で45分程のスパリゾートに行って来たとか、輝さんにそこに一緒に行かないかと誘われて、ホホホホ。要するにスーパー銭湯だろうが温泉だそうで。ついでに旨い焼き肉も食べるそうで。久しぶりで洒落た物を食うわ。・・・・ナビ付きの車なら目を瞑って行けるからな』
々ゆったりして良い施設だよ、温泉は加温だが循環ではなく掛け流し、露天風呂も広々として。昔なら「鉱泉」だろうが、温泉法の改正で「温泉」と呼称。この近くには「薬用入浴剤」をぶち込んで「温泉」、ギャハハハ。・・・・入れ歯はまあまあだが、眼がしょぼしょぼさ』
さんも良く行く建材金物店、その社長と話をしていて、翁さんが80半ばの話をしたらぶっ魂消ていたわ、75、6だと思っていたそうだ、ハハハハ。シャントして歩く後ろ姿や顔を見ると元気溌剌だし、着る物のセンスが違うわ。今日はホームセンターに?』

                        

  あとがき==温泉法、源泉温度が25℃以上あるか、それより冷たくとも19の特定成分の1つでも規定値に達して いれば、「温泉」だとさ、ハハハハ==放念の翁