久しぶりに金沢を訪れました。
金沢と言えば「兼六園」…江戸時代の林泉回遊式大名庭園の特徴を残している庭です。
桜の時期や紅葉の時期と、娘が金沢に居る頃には何度も訪れましたが、雪のある時期は初めてです。
「兼六園」の代表的風景、「ことじ灯籠」です。
今回、私の注目はこの「水道の遺構」です。
辰巳用水と共に金沢のお城と城下を支えていたのだと感じました。
いい天気で霞ヶ池に青空がきれいに映っていました。
枝振りも見事な唐崎松…雪吊りは雪深いこの土地ならではのもの、今年は特に役立ったことでしょう。
2月の大雪のなごりの雪がまだ残っていました。雪の向こうは霞ヶ池の内橋亭です。
雪が残る庭に梅が咲き始めていました。
紅梅と白梅、少しでも花姿を見られて嬉しかったです。
苔庭にも雪の名残が…
苔むした木の根にも幾星霜の時代を感じます。
兼六園を流れる水は全て辰巳用水のものだそうです。花見橋から…
陽ざしがあって温かくなった園内、苔庭に木立の影が…
お隣の金沢城方面も少し…
お堀通りから右は兼六園の真弓坂、左はお城の石垣です。
立派な石垣は加賀百万石のお城にふさわしい佇まいです。
石川門は重要文化財となっています。1788年建立、屋根の鉛瓦が白く輝いていました。
石垣は三段構えになっていてかなりの高さ、しっかりした守りのお城だと感じました。
城主として有名な前田利家公の銅像です。