ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

初秋のやまびこ公園ウォーキング

2024-09-25 | ウォーキング

9月のウォーキングの1回目は市内の「やまびこ公園」に行きました。雲が多いながらも青空の覗くウォーキング日和でした。樹形の良い白樺の木を見ました。

     

     

 

木々が繫る場所を選んで歩きました。足元には夏~秋の花が咲いていました。「ハギ(萩)」と「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」と「ニガナ(苦菜)」と「ゲンノショウコ(現の証拠)」です。

     

     

     

     

 

「ホトトギス(杜鵑)」を見つけたのですが、花弁が散ってしまっていました。これはこれで面白い花でした。

     

 

「ノアザミ(野薊)」と「ウマノアシガタ(馬の足形)」と「ユウガギク(柚香菊)」です。

     

     

     

 

「コスモス(秋桜)」が青空に映えてきれいでした。

     

 

夏の名残の「ツリフネソウ(釣舟草)」と「コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)」です。たくさん咲いていました。「コウリンタンポポ」はヨーロッパ原産の帰化植物で夏に咲きます。

     

     

 

「アジサイ(紫陽花)」が秋色になっていました。この「秋色アジサイ」もなかなか良いものです。

     

     

     

 

こちらは秋の風情…「ススキ(芒)」の穂が陽の光にキラキラ輝いて美しかったです。

     

     

 

ここは標高1100m…諏訪湖を望む風景は気持ちの良いものです。あいにく八ヶ岳の天辺は雲の中でした…

     

 

「ワレモコウ(吾亦紅)」の咲く風景も秋そのものです。        

     

 

ここには大きな「トチ(栃)」の木が何本もあって「トチ」の実がたくさん落ちていました。

     

     

 

秋ならではの「やまびこ公園」のウォーキング…キノコも見つけました。白い「オオシロカラカサダケ(大白唐傘茸)」は毒キノコです。

     

 

「サマツ(早松茸)」を見つけました。確かに松茸に似ています。これは食べられるのでいくつか見つけてご飯に炊き込みました。

     

 

こちらは「タマゴタケ」…真っ赤な傘の色に躊躇しがちですが、食用キノコです。卵の殻のような外皮膜から出てきます。これはスープにしました。

     

     

     

秋の花や風景に出会い、キノコの収穫もあって秋らしいウォーキングができました。この日の歩数は9092歩でした…

 

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ピアノの断捨離と100本のバラ

2024-09-21 | 日常のあれこれ

ピアノを購入した楽器店から電話がかかってきました。もう10年以上調律もお願いしていなかったので、「使われていませんか?」と…「使われていないようでしたら引き取ることが出来ます」とのこと…断捨離を考えていたのでどんな具合かチェックしていただきました。もう42年になるピアノです。

     

 

このピアノ、長女が習い始めて購入し、続いて長男、次女と3人の子供たちがそれぞれ10年近くずつ教室に通っていて、このピアノのお世話になりました。3人一緒にピアノを習っていた時期は、友人のお子さん2人も含めて、先生が我が家にやって来て教室をしてくださっていました。ですので、本当にたくさんこのピアノの世話になったことでした。いつも交代でピアノの音が聞こえていた時期もあったような…懐かしい昔の話です。

     

     

 

子ども達が巣立ってからは夫が弾いていた時期もあったり、お隣の子が来て弾いていた時期もあったのですが、このところ帰省した孫が使うくらいで蓋が閉まったままでした。孫が使うという選択肢もあったのですが、搬送とメンテナンスにかかる費用を考えると地元で新しいものを手に入れた方が良いかということになり、これは楽器店に引き取ってもらうことにしました。長年この位置にあったピアノ…なくなるのは淋しいものでした。

     

 

いよいよ搬出の日…名残惜しくて運搬業者さんに写真撮影の許可をいただいて、カメラを構えながら送り出しました。さすが専門家、棒を使って動かしたり、肩掛けのロープを使って持ち上げて運んでいました。

     

     

     

     

     

 

リフト付きのトラックに載せ、背部のホコリもきれいにお掃除してから積み込みました。お二人で素早い動きで車まで運ばれ、あっという間に終了でした。

     

     

     

     

     

 

長いことありがとうと感謝を込めて送り出しました。部屋のぽっかり空いた空間が何とも淋しいもの…そんな時に出会ったのがこのバラの花です。なんと100本のバラ!とりどりの色も嬉しい花束でしたので思わず買ってしまいました。原村へ行く途中で買ったので、まずは山の家で撮った写真です。

     

     

     

 

それぞれの花は小さめでしたが、素敵な色合いの花たちでした。

     

      

        

     

     

 

ぽっかり空いたピアノのあった場所にも飾ってみました…

     

     

 

ピアノの断捨離と100本のバラの花のお話でした…

 

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初秋の原村風景

2024-09-18 | ドライブと散策

日中は暑くて気温が30℃を越えることもありますが、朝晩は涼しくなって虫の音も賑やかなこの頃です。原村の家に行った時に気になった風景を撮ってみました。まずは行く途中の諏訪湖風景…ヒシが繁る湖面に「サギ」がじっと佇んでいました。

     

 

我が家の庭は手入れが行き届かなくて草が伸び放題…それでも「ススキ」が穂を出し、「シュウメイギク(秋明菊)」が咲いて秋を感じる風情でした。

     

     

 

他に咲いていたのは「ハギ(萩)」と「ツリフネソウ(釣舟草)」、それに「クジャクアスター」です。名残の「ブッドレア」も咲いていましたがチョウには出会えませんでした。

     

     

     

     

 

「サラシナショウマ(更科升麻)」もチョウを呼ぶ花ですが、ここにもチョウはいませんでした。

     

     

 

チョウを呼ぶと言えば「フジバカマ(藤袴)」ですが、ここにヒョウモンチョウが一頭いただけでした。

     

     

     

 

足元にたくさん出ていてビックリしたのはこのキノコ…調べたら「オオシロカラカサタケ(大白唐傘茸)」のようです。毒キノコですので手を触れませんでした。

     

     

 

それでは原村の秋風景をご覧いただきましょう。毎年見に行っている「赤ソバ」の畑です。今年は色がやや薄い感じがしましたが、それでもきれいに咲いていました。

     

     

     

 

八ヶ岳の麓の赤ソバ畑の雰囲気が伝わるでしょうか。八ヶ岳をバックに咲き揃っていました。

     

     

     

 

秋の原村風景の一つ、赤ソバの花を堪能しました。

     

     

 

原村には普通の「ソバ」を作っている畑もあちこちにあって、そのソバ畑の花も真っ白にきれいに咲いていました。

     

     

 

原村といえば高原野菜の産地ですが、最近はブドウやブルーベリーの栽培もされています。それに稲作も盛んで、収穫間近の黄金色の田んぼ風景も見られました。

     

     

     

     

 

最後の風景は「ヒマワリ(向日葵)」畑です。これから満開を迎える「ヒマワリ」たちがたくさん植えられている畑がありました。夏の名残の風景ですが、やはり「ヒマワリ」の花には元気をもらえる気がしました。

     

     

     

 

原村で出会った花たちでした…

     

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鰻を食べに北杜市へ

2024-09-15 | 日常のあれこれ

次女夫婦が誘ってくれて、ウナギを食べに北杜市の小淵沢にある「井筒屋」さんへ行ってきました。かなり評判のお店のようで楽しみに出かけました。まずは出かける時の諏訪湖の様子です。湖岸近くは「ヒシ」がかなりの範囲で繁茂しています。

     

     

 

諏訪地域の田んぼの稲は黄金色になって来ていよいよ稲刈りが始まっています。

     

 

予約してくれたお店は小淵沢の駅の近くの「井筒屋」さんです。古民家風の建物は昭和初期の建築で、もうじき100年になるとのことでした。山梨県のうなぎ専門店井筒屋公式ホームページ (itutuya.com)

     

     

 

いただいたのは竹の器に入った熟成鰻…2種類あって私はその一で、かば焼きをごはんと共にいただいて後でお茶漬けもいただけるセットでした。

     

     

 

夫はその二…熟成鰻のかば焼きと白焼きのセットでした。どちらもとっても美味しくてもうお腹がいっぱい!この日のスポンサーは娘婿さん…大満足の鰻を御馳走になりました。

     

     

 

お供には山椒と八幡屋磯五郎の七味、それに注目は寄せ木細工のつまようじ入れでした…

     

 

もうじき築100年になるという古民家で建物も素敵でしたが、使われているテーブルやイスがアンティークのものでそれもまた素敵でした。

     

     

     

     

 

庭に面したテーブル席も素敵な空間になっていました。私たちは11時半の予約でしたが、その後12時頃には満席になっていました。

     

     

     

 

お店のあちこちにあった注目のものたち…戸棚や岡持や壺も趣がありました。

     

     

     

     

 

壁にかけてあった古い看板にも注目でした。やはりここは山梨県…「七賢」の看板もありました。

     

     

     

 

鰻を堪能した後、娘宅に寄りました。行く途中でソバ畑の白いソバの花に出会いました。

     

     

     

 

娘宅に着きました。庭を散策していたら小川の辺に「ホトトギス」の花を見つけました。しかも白花です!自然の中で咲いている「シロバナホトトギス」を見るのは初めてでした。普通の色のホトトギスも咲いていました。

     

     

     

 

水の流れの近くには「ツリフネソウ」や「セリ」の花も咲いていました。

     

     

 

「黄金アカシア」のきれいな葉を見上げ、いつものリビングで木々の緑を眺めながらのティータイム…この日は「キャトル・セゾン」の各種ケーキをいただきました。イチジクのショートケーキや焼きイチジクのタルト、シャインマスカットのチーズケーキなど…ここのケーキはいつも美味しいです。菓子工房 ル・キャトル・セゾン (quatresaisons-yatsugatake.com)

     

     

     

 

帰り道で西街道を通っていたら下諏訪側で雨が降り出しているようでした。その後、上諏訪側に微かですが虹も見られました。

     

     

 

美味しい鰻をいただき。最後に虹も見られてとってもいい一日でした…

    

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秋の牛伏川自然観察会

2024-09-11 | 自然観察

9月の初めに「秋の牛伏川自然観察会」があって参加しました。まだ夏のような日でしたが、自然界は確実に季節が進んでいて、夏の名残の花もありましたが、秋の花も咲き出していました。いつもこの時期に注目の花は「アケボノソウ(曙草)」です。この花はリンドウ科センブリ属で花びらの斑点を夜明けの星空に見立ててつけられた名前だということです。よく見ると素敵な雰囲気の花です。

     

     

 

黄色の蜜腺も可愛らしく、蜜を求めてアリが来ている花もありました。

     

 

今年はいつもの場所と違うところにも花が咲いているのを見つけ、そこの草刈りを中止してもらったので、たくさん「アケボノソウ」の観察ができました。

     

 

次に気になった花は「ジイソブ(蔓人参)」…根が高麗人参に似るそうです。花は「爺のそばかす」の意味で「バアソブ(婆のそばかす)」に似て、それより大きいところから名づけられたそうです。

     

     

 

この時期に群生している「ツリフネソウ」はちょうど見頃でした。ツリフネソウより先に咲き出す「キツリフネ」も咲いていました。

     

     

     

 

ここには黄色の花の咲く「オミナエシ(女郎花)」は無いのですが、白い花の咲く「オトコエシ(男郎花)」は咲いています。

     

 

もう花は終盤でしたが、「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」が咲いていました。秋にたくさん咲く「ミズヒキ(水引)」も繁っていました。

     

     

     

 

青い花では「ツユクサ(露草)」が夏の名残を留め、「ヤブマメ(藪豆)」がひっそりと咲いていました。 

     

     

 

白い花では「イタドリ」、「ウド」、秋の花「アキノカラマツ」、それにこれから咲く「サラシナショウマ(更科升麻)」も伸びていました。和製ホップの「カラハナソウ(唐花草)」の花にも出会いました。

     

     

     

     

     

 

小さな花ではあちこちにたくさん咲いていた「ゲンノショウコ(現の証拠)」…可愛らしい素敵な花姿です。

     

 

茎にトゲトゲのあるのは「アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)」です。これで果たして鰻が捕まえられるか疑問ですが…似たような花にかわいそうな名前の「ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」がありますが、葉が違います。茎を抱くような細長い葉は「アキノウナギツカミ」で三角形の葉は「ママコノシリヌグイ」です。

     

 

他には「アカソ(赤麻)」…茎の皮から繊維が採れるそうです。それに「ガンクビソウ(雁首草)」…キセルの雁首のような形に花がつくので名付けられたようです。

     

     

 

木々の実りの形も見られました。「ブナ(橅)」の実と「ヤマボウシ(山法師)」の赤い実(食べられます)と「コブシ(辛夷)」のこぶし(拳)のような実です。

     

     

     

     

     

 

「イタチササゲ(鼬ささげ)」にも実がついていました。その場所ではハチが巣作りをしていたので遠巻きに見てきました。

      

        

 

前日が雨でしたのでこの日の観察会は長靴で歩きました。葉の先に露を付けた可愛らしい姿の葉に出会いました!

     

     

 

最後にいつもの「フランス式階段工」の姿です。まだまだ夏の名残の青葉の中の階段工です。この日は少し上まで歩きましたので、階段工の他の姿も見て下さい。石造りがとても美しいです。

     

     

     

 

この谷間に沿った山の斜面には「張石水路」といわれる石積みの水路が造られていて、山の斜面の崩壊を防いでいます。フランス式階段工もですが、コンクリートを使わず石積み技術で築かれた砂防施設です。

     

     

 

毎年この時期に出会う花たちに今年も出合えて良かったです。この日の歩数は7092歩でした。高低差のある場所を歩いたのでかなりの運動になりました…

     

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