碁聖戦予選・伊了三段戦(黒)
白1、3の狙いが分からなかった。
黒4で、見た目で大丈夫と判断してしまった。
白5までは、黒6で攻め合いは勝っているかと。
しかし、白7と打たれてから読むと
苦しい攻め合いに気がついた。
ここで長考では、遅い。
この攻め合いは、難解でいろんな変化があった。
実戦は黒13までとなり、軽傷でした。
黒5と白6の交換が自慢かと思い、
この図を選択したのですが、読み抜けがあった。
黒1に白2なら、もっと悪かった。
黒3から黒7で攻め合い勝ちと読んでいた。
(たぶん、相手も同じ読み)
しかし、白8で右辺が捕まらないようです。
最初の図、白1、白3には黒4くらいのようです。
これなら、白Aには黒Bで攻め合い勝ち。
黒4だと利きが多くなるので、
打ちにくい手ではあります。
でも、ここからしっかり読まないといけなかった。
この後も、読めてない事が多く、
全然ダメでしたが、大逆転勝ち。
読みの精度が、低すぎる碁でした。