![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c0/b9c641b2064945366034aa53b98ce460.jpg)
秋田駒ケ岳(1,637m)に登ってきますた。
と言っても秋田駒ケ岳は特定の山の名前ではなく、男女岳、男岳、女岳の総称なので、
最高峰の男女岳(おなめだけ)は登ったけど、男岳と女岳には登ってません。
本峰は少し低いけど男岳(1,623m)みたいです。
今回は会社の同僚6名でしたから、登山中、下山後のホテルまでアルコールの
切れない騒がしい山歩きでしたとさ。
秋田駒は花の名山で、現在高山植物の花が真っ盛りの状況。
梅雨の季節ですが、運良く降水確率0%の天気に清々しい風が吹き込んで気持ちのいい
山歩きでした。
コースは以下のとおり。
休日は一般車乗入禁止ですから、アルパコマクサの駐車場に車を止めシャトルバスで八合目へ
八合目からは周回コースの登山道を反時計周りで、途中男女岳に上り八合目駐車場まで帰って
きてます。
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アルパこまくさの駐車場から駒ケ岳八合目行きのバスに乗る。
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大型バスではとてもすれ違いができない狭い山道を登る。
運行時間をうまく調整していて、途中の待避場ですれ違うようになっている。
車酔いしそうなほどヘアピンカーブが続きます。
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片道620円のチケットを往復分、アルパこまくさて購入。
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八合目駐車場には立派な山小屋と売店トイレがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c8/587b0d13cb1a50c932d26e2e19f85a33.jpg)
登山道入口はこんな感じ。
手前に登山靴の底を洗う水場があります。(外来植物の侵入防止のため)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4c/750ac66aa75b4a1c12e576370785100b.jpg)
登り始めて間もなく、登山道上には多少の雪渓が残ってますが、規模は小さく
ルートロストの心配も無く問題ありません。
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途中の展望広場から、田沢湖の見晴らしがいい場所を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ee/a395e9a6871d8408b258c4bea0882e66.jpg)
休憩入れて1時間20分ほどで山頂鞍部にある阿弥陀池に着いた。
周囲の湿原は高山植物が一面で花の真っ盛りの状態でした。
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チングルマが真っ盛り。
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池の周囲は平坦な湿原が広がり、登山道は木道が整備されている。
木道もただの一本板ではなく、碁盤目に切込が入った滑り止め対策がしてあって
なかなか優しい仕様です。
しかも丸太杭も直接地中に打ち込んでおらず、塩ビパイブを埋め込んで
その中に丸太を挿入してあり、腐食防止と交換のし易さを考慮しており、始めて
目にする工夫がいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b4/000d8fa8f9636f0f262b2263f0118e09.jpg)
池のほとりは大勢の登山者が休憩中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/9e/b66bf7eafc5c4adb3de39d22da1fc0ab.jpg)
ここまでの登山道で目に付いた一部の高山植物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c8/63538b4667ef5362892842a0ca76287c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/2d/cc5fb3634d0917ac5ad0b30ed4abda47.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d0/1725422973469dab6a1e9de062ef24b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/fd/8ba0d8af6600bcb36aec1a87d81b8fc3.jpg)
男女岳に登る途中の登山道から、阿弥陀池越しの男岳方向。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/31/f0115ad5f83db0ad11b9ab45d383d32a.jpg)
同じく途中の花畑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/96/75e4d8f4b5c660db925eb2ba2b42d9de.jpg)
男女岳山頂近くからの阿弥陀池小屋と横岳方向。
帰りは小屋の横を通過し、正面の斜面に見える雪渓横の登山道を登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/2a/e1471d1c7964d3b05c50e878762cf193.jpg)
男女岳山頂。
1,600m程度の山ですが、日本海からの風雪に晒され活火山ということもあるためか、
高木がなく高山帯のような見晴らしのいい景色となってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4b/3922cf514caa10e65fae97560b1bfd47.jpg)
正面雪渓の右横の登山道を登って反対側の稜線に出ます。
そこの稜線からは女岳と1970年に噴火して出来た小岳の眺望がいい場所。
この山はカップルも含め若い人が多い山でしたな。
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反対側の稜線に出て、振り返ってみる男女岳方向。
全体的な登山道でここら辺くらいが、一番キツイ程度ですから、優しく楽しめる
コースだと思います。
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左から小岳、女岳、男岳のパノラマ画像。(実際はもっと広がりがあります)
女岳からは水蒸気が立ち上がっていて、活火山であることが確認できます。
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稜線を横岳に移動して、振り返ってみる男女岳方向。
歩いてみればあっという間。
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横岳に向かう稜線。
この辺だけ多少の低木があるが見晴らしはいい。
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横岳山頂周囲の休憩所。
正面の平野は岩手県の雫石方向だと思います。
写っていないけど左方向には岩手山が見えてました。
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下山方向を移動して焼森分岐到着。
火山で噴出して堆積したような軽石で埋め尽くされた広場。
ケルンと道標があるのみです。
正面奥に見える雲に隠れた山が岩手山。
雲が掛かって残念だけど、登山中は直射日光が当たるよりは、雲があったほうが
数段楽です。
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持ってみたけど軽石ですな。
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下山して、八合目駐車場が近づいてくると雪渓が出てきた。
登りよりは規模が大きかったが、赤テープとロープが張ってあり迷う心配はない。
吹き降ろす風が涼しく心地よかった。
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八合目山小屋無事到着。
休息入れて4時間丁度の、景色と高山植物の開花を十分楽しめた秋田駒ケ岳でした。
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移動距離は約6Km弱。
なだらかな周回コースですから人気がある山だと解ります。
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下山後はバスに乗ったアルパこまくさがある田沢湖高原温泉郷内のホテルに泊まり
反省会という名の酒飲み会。
翌日は乳頭温泉に入って帰ってきましたとさ。