KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ゆめぴりかのぬか床作り

2020年07月23日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
I tried to make Japanese traditional salted rice-bran paste using rice bran.This is so healthy because fermented food. Put a variety of vegetables here to make pickles.

ニューヨークで「ゆめぴりかのぬか床」作り♪

先日ブロンクスに戻った時に
前から気になっていた
Scarsdale スカースデイルにある
「the rice factory New York 」にお米を買いに。

マンハッタンやニュージャージーの
ジャパニーズスーパーマーケットに
足を伸ばすには時間がない時、

経路的には一番近いのがFrontier market 
フロンティアマーケットという
日本スーパーで刺し身用の鮮魚や薄切り肉が
ちゃんと日本仕様で、しかも週末は
50%引きから25%なのを偶然発見してからは、
帰るたびに日本の食材と生魚を選んで、

海鮮ちらし寿司や刺し身定食、
海鮮巻きを作るのが
ここ最近の楽しみの1つ。

そして、ジャパニーズのフリーペーパーの
広告で良く見かけていた
日本直送のお米をその場で精米してくれる
お店が近所にあるのを知って
ずっと行きたいと思っていた。
そろそろお米がなくなるから、と、ついに!

落ち着いたトーンの日本の渋めな色遣いの
オシャレで素敵な店内。
閉店する最中だったのに、

どうぞ!どうぞ!と
もう一度開けてくださり、店内へ。

あぁ、生身の日本人と会ってこうして
会話するのは久しぶり。

それだけでジーンとしてしまう。

ビデオ電話ではしょっちゅう家族や友だちと
おしゃべりしているけれど、やっぱり何かが違う。

お米が小さいショーケースに並び
好きな銘柄を選ぶことができる。

すべて日本から玄米で入ってくるのだという。

新潟のコシヒカリから東北、北海道までの
よく知られた名前が木の桝に入って、
そこから分量と精米のレベルをオーダーすると、

ガラス張りの精米室に入り、ガガーっと
その場で精米し、袋に詰めてくれる。

なんて懐かしい音。

これはリオにも見せなきゃ!と
車で待っているところを呼び出した。

Wow!知らなかったよ!
Brown rice ブラウンライスをミルして
ホワイトライスにしていたなんて!と驚いている。

今回はお店のイチオシ北海道の
「ゆめぴりか」を。
これはモチモチしていて好評なんですよ!という。

あー、知っています♪

ご存知なんですか?

札幌に仕事で良く行っていて、
友だちがそう言ってました。

ゆめぴりか、買ったこともあります!
これください!と7分づきでオーダーして。

精米が終わると、一緒に糠(ぬか)も
袋に入れてレジに持ってきて、

どうぞ、これ差し上げてますので
何かにお使いください、という。








わぁ、生ぬか!

すると、すかさず横で

コレは何?小麦粉みたいに使えるの?と大喜び。

ぬかは食べられないよ!

なんで?
だって玄米をミルしただけでしょ?
玄米そのままで食べられるじゃない?

うまく説明できないので、
お店の人に使い方を説明してもうことに。

ぬか漬けにしたり、体をこれで洗ったり
土の肥料にしたりできますよ!

Flour 粉みたいに使える?…また聞いている。、

んー、そうですね。これは使えませんね…

Why?…お店の人も答えてくれない。



納得がいかない様子だけれど、

私も子どもの頃からおばあちゃんに
そう言われてきたら考えてもみなかった。籾(もみ)の部分だったらわかるけど、
確かにそれもそうだ…

やっぱりツッコミどころや目のつけどころがなんか違う。

ともあれ、私は
「ゆめぴりかのぬか漬け」を作ろうと
初のぬか床作り。






これまでは祖母や母におすそ分けしてもらったり、
市販のものやキットを買っては
幾度となく冷蔵庫に入れて作ってみたものの、
どんどん出来るから、そのうちもて余し、
飽きてきてほっぽらかして
そのうち忘れ去り
カビだらけになって捨てる、ということを
繰り返ししてきた。

ここでの暮らしはさらに日本食を
食べる機会も少ないし、末路は予想できる。

それでもまた同じことの繰り返しでもいいか。

ぬかに塩と水を入れて、手でかき混ぜると懐かしいぬか漬けの香りが
ふんわりと立ちのぼり






幼い頃、
祖母が毎日壺をかき混ぜていた姿や、
母が四角い容器の冷蔵庫に入れていた
遠い日の記憶が、一瞬鮮やかによみがえり

それだけでもう、幸せな気分である。






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