2011年最初の月はまもなく満ちる。
日本全国、雪模様のようだが
東京はここ数日、月がまばゆい光を放っている。
数日前に妹のNaokoから
「お月さま、キレイ」という短いメールをもらって久しぶりに
冬の夜空を見上げた。
まだまん丸になるには、もう少しだけ
時間がかかりそうな月だった。
***********************
10日ほど前に、コロちゃんが
お散歩中に右後ろ足の人差し指を
骨折してしまい、しばらくお散歩中止令が出てからというもの
公園を歩く時間がなくなってしまった。
寒くて、震えながらも、あれこれ考えてみたり
いいアイデアが浮かんだり
空を見上げて深呼吸したり、
近所の知り合いとばったり会って
しばし立話をしてみたり。
小学校4年生から30年以上住んでいるから、
その層も厚い。
小学校時代の同級生。
もうみんな、いい年の中年になっている。
だってうまくいけば(?)
孫だっていてもおかしくない年端にさしかかっている。
息子のお母さん仲間。
子どもたちの近況話に花が咲く。
それから、近所のお店の顔見知りやら
犬仲間やら、さまざまな人たちとのたわいもないおしゃべり。
もちろん、歩くのは健康にだっていい。
専門家にはいろんなウンチクがあって、
ただ歩くのは意味がない…とか
聞くけれど、それでもまったく歩かないより
気持ちよく歩くほうがいいんだろうな、と思う。
そんな大切な時間。
***********************
11才のコロちゃんは、老犬だけれど
それでもいつも通り無邪気に元気いっぱい。
先週、早朝の駅まで再び旅立つTatsuroを一緒に見送ってきた。
今度はもう1年以上会えないんだよ、コロ。
何度も何度もギュッと抱きしめていた。
母さん。オレ、1年でもう少し
まともになって帰ってくるからね!と
この2ヶ月でずいぶんと
大人びた顔つきで
宣言して、見えなくなるまで手を振っていた。
だってまた会えるしね。
しばしのお別れ。
異国の地で、たくさんのことに出会い、
経験を積み、より大きくなっている真っ最中。
***********************
それは、肉体がなくなっても同じこと。
また会えるしね。
お別れの時は、いつも万感の思いがこみ上げて
思わず涙があふれてくるけど。
でも、もう私は知っている。
本当に、本当に、
ゼッタイにまた再会できること。
その時が来るまで、元気でね!
***********************
今日は仙台からいただいたメールで満月を知った。
そろそろかな、と気になっていた。
満月の夜。
ピンっと張り詰めた空気に、冴え渡る夜空。
ここしばらく、なんだか停滞していたものが
動き出しそうな予感。
心がすっきりと晴れなくて、霞がかかったような
やりきれないような、どうしたらいいのかわからないような
迷宮に迷い込んだ錯覚に入り込んでいた時を過ごしていたけれど
何かが満ちて、堰をきったように
あふれ始めて、うごめきだす。
そんな気配。
遠い空で美しく輝く星たちも、
お月さまも、きっと背中を押してくれることだろう。
新しい始まり。
日本全国、雪模様のようだが
東京はここ数日、月がまばゆい光を放っている。
数日前に妹のNaokoから
「お月さま、キレイ」という短いメールをもらって久しぶりに
冬の夜空を見上げた。
まだまん丸になるには、もう少しだけ
時間がかかりそうな月だった。
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10日ほど前に、コロちゃんが
お散歩中に右後ろ足の人差し指を
骨折してしまい、しばらくお散歩中止令が出てからというもの
公園を歩く時間がなくなってしまった。
寒くて、震えながらも、あれこれ考えてみたり
いいアイデアが浮かんだり
空を見上げて深呼吸したり、
近所の知り合いとばったり会って
しばし立話をしてみたり。
小学校4年生から30年以上住んでいるから、
その層も厚い。
小学校時代の同級生。
もうみんな、いい年の中年になっている。
だってうまくいけば(?)
孫だっていてもおかしくない年端にさしかかっている。
息子のお母さん仲間。
子どもたちの近況話に花が咲く。
それから、近所のお店の顔見知りやら
犬仲間やら、さまざまな人たちとのたわいもないおしゃべり。
もちろん、歩くのは健康にだっていい。
専門家にはいろんなウンチクがあって、
ただ歩くのは意味がない…とか
聞くけれど、それでもまったく歩かないより
気持ちよく歩くほうがいいんだろうな、と思う。
そんな大切な時間。
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11才のコロちゃんは、老犬だけれど
それでもいつも通り無邪気に元気いっぱい。
先週、早朝の駅まで再び旅立つTatsuroを一緒に見送ってきた。
今度はもう1年以上会えないんだよ、コロ。
何度も何度もギュッと抱きしめていた。
母さん。オレ、1年でもう少し
まともになって帰ってくるからね!と
この2ヶ月でずいぶんと
大人びた顔つきで
宣言して、見えなくなるまで手を振っていた。
だってまた会えるしね。
しばしのお別れ。
異国の地で、たくさんのことに出会い、
経験を積み、より大きくなっている真っ最中。
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それは、肉体がなくなっても同じこと。
また会えるしね。
お別れの時は、いつも万感の思いがこみ上げて
思わず涙があふれてくるけど。
でも、もう私は知っている。
本当に、本当に、
ゼッタイにまた再会できること。
その時が来るまで、元気でね!
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今日は仙台からいただいたメールで満月を知った。
そろそろかな、と気になっていた。
満月の夜。
ピンっと張り詰めた空気に、冴え渡る夜空。
ここしばらく、なんだか停滞していたものが
動き出しそうな予感。
心がすっきりと晴れなくて、霞がかかったような
やりきれないような、どうしたらいいのかわからないような
迷宮に迷い込んだ錯覚に入り込んでいた時を過ごしていたけれど
何かが満ちて、堰をきったように
あふれ始めて、うごめきだす。
そんな気配。
遠い空で美しく輝く星たちも、
お月さまも、きっと背中を押してくれることだろう。
新しい始まり。