イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

柑橘系の植物の葉につく ナミアゲハ

2018-01-28 21:36:33 | 趣味・特技
アゲハチョウ科(Papilionidae); アゲハチョウ亜科(Papilioninae); アゲハチョウ族(Papilionini); アゲハチョウ属(Papilio); 亜属(Papilio (Sinoprinceps)); アゲハ(P. xuthus)
学名: Papilio xuthus
英名: Asian Swallowtail, Chinese Yellow Swallowtail, Xuthus Swallowtail
和名: ナミアゲハ(並揚羽)

 我が王子が小学生の頃、グレープフルーツの種を鉢に播いて高さ1m程に育てたことがあった。鉢は大きいので玄関先に出しておいたが、ある夏の日葉っぱを見ると小さな卵が付いていた。それを観察していると、やがて黒い幼虫が出てきて、更に成長してやがて緑色のでっかいアゲハの幼虫になった。これは面白いと思い、秋に幼虫をグレープフルーツの枝ごと家に入れて虫かごの中で観察していたところ、ある日幼虫が大量にウンチをした。しかし、肝心の幼虫がどこかに脱走して見当たらない。あちこち捜したら、いたいた!窓側の壁に這い上って、サナギになっていた。それからも暫く観察していると、サナギからアゲハチョウが出てくるところも観察出来た。これらの顛末はビデオに撮って残してある。
 さて、それから時が流れ、王子も既に結婚し、子供も出来た。しかし、ある日、庭のイヌザンショウを見てみたら、いたいた!ナミアゲハの幼虫がいた!この幼虫は柑橘系の植物の葉っぱは何でも食べるらしく、以前あったサンショウの木にもついていたことがあった。
 イヌザンショウについたナミアゲハの幼虫を見て、王子が小学生だった頃のことを懐かしく思い出した。


虫に食われて葉っぱが少なくなったイヌザンショウの木にナミアゲハの幼虫を見つけた。(花巻市桜台、2013年9月20日)



同上



同上。緑色の5齢幼虫の他に黒地に白い斑紋の入ったもっと若い2齢~4齢幼虫も見つかった(左上の方)。(同上)

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