アカバナ科(Onagraceae); 亜科(Onagroideae); 連(Onagreae); マツヨイグサ属(Oenothera); メマツヨイグサ(O. biennis)
学名: Oenothera biennis
和名: メマツヨイグサ(雌待宵草)、アレチマツヨイグサ(荒地待宵草)
英名: common evening primrose
7月になるとメマツヨイグサがあちこちでニョキニョキ伸び始めて目立ち始める。最初から枝分かれしているような株もあるが、回りの草と背比べをして枝分かれせずにひたすら上に伸びる株も目立つ。ヒメムカシヨモギなどと同様この時期には既に他の植物が繁茂しているので、それらの植物に負けないよう出来るだけ早く伸びることが重要なのだろう。
アカバナ科の植物だというがなるほど雰囲気は似ている。花弁は4枚、雄しべ8本雌しべの先端は4つに大きく分かれる。葉は長楕円状披針形で先端はとがる。ふちには浅い波状の鋸歯がある。アカバナと同じように花は長い茎状部分の先端に咲く。アカバナでは茎状の部分が子房に当たるが、メマツヨイグサの場合子房は茎状のものの下部にある。この茎状の部分は子房の先にあるので花柄ではない。
メマツヨイグサは7月の道端の植物としてはメジャーな植物だ。至る所に生えている。明治時代に北アメリカから渡来した帰化植物だというが、マツヨイグサの仲間では岩手ではもっとも目につく植物となっている。特に良く似た植物にマツヨイグサがあるが、マツヨイグサは花が終わると赤くなるが、メマツヨイグサはそれほど赤くならないのが区別点。
7月下旬道路脇で見つけたメマツヨイグサ。(紫波町、2014年7月18日)
こちらのメマツヨイグサは枝分かれせず、ひたすら上に伸びている。(花巻市浅沢、2014年7月29日)
グラウンド脇に伸びたメマツヨイグサ。草刈りから免れた僅かな隙間から必死に伸びて背比べをしている。(盛岡市砂米岩手県立大学、2014年8月2日)
同上。
同上。花をズームアップ。花びらは4枚、雄しべは8本、雌しべの先端は4つに大きく分かれている。(同上)
同上。花を横からズームアップ。花が長い茎状の部分の先に着いている。その根元に緑色がやや濃くなった部分が子房。(同上)
学名: Oenothera biennis
和名: メマツヨイグサ(雌待宵草)、アレチマツヨイグサ(荒地待宵草)
英名: common evening primrose
7月になるとメマツヨイグサがあちこちでニョキニョキ伸び始めて目立ち始める。最初から枝分かれしているような株もあるが、回りの草と背比べをして枝分かれせずにひたすら上に伸びる株も目立つ。ヒメムカシヨモギなどと同様この時期には既に他の植物が繁茂しているので、それらの植物に負けないよう出来るだけ早く伸びることが重要なのだろう。
アカバナ科の植物だというがなるほど雰囲気は似ている。花弁は4枚、雄しべ8本雌しべの先端は4つに大きく分かれる。葉は長楕円状披針形で先端はとがる。ふちには浅い波状の鋸歯がある。アカバナと同じように花は長い茎状部分の先端に咲く。アカバナでは茎状の部分が子房に当たるが、メマツヨイグサの場合子房は茎状のものの下部にある。この茎状の部分は子房の先にあるので花柄ではない。
メマツヨイグサは7月の道端の植物としてはメジャーな植物だ。至る所に生えている。明治時代に北アメリカから渡来した帰化植物だというが、マツヨイグサの仲間では岩手ではもっとも目につく植物となっている。特に良く似た植物にマツヨイグサがあるが、マツヨイグサは花が終わると赤くなるが、メマツヨイグサはそれほど赤くならないのが区別点。
7月下旬道路脇で見つけたメマツヨイグサ。(紫波町、2014年7月18日)
こちらのメマツヨイグサは枝分かれせず、ひたすら上に伸びている。(花巻市浅沢、2014年7月29日)
グラウンド脇に伸びたメマツヨイグサ。草刈りから免れた僅かな隙間から必死に伸びて背比べをしている。(盛岡市砂米岩手県立大学、2014年8月2日)
同上。
同上。花をズームアップ。花びらは4枚、雄しべは8本、雌しべの先端は4つに大きく分かれている。(同上)
同上。花を横からズームアップ。花が長い茎状の部分の先に着いている。その根元に緑色がやや濃くなった部分が子房。(同上)
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