シソ科(Lamiaceae); シソ属(Perilla); エゴマ(P. frutescens); シソ(var. crispa)
学名: Perilla frutescens var. crispa
和名: シソ(紫蘇)
英名: Red Shiso
シソは強い植物だ。一回畑に植えると花が咲き、実が成り、その実から種がこぼれ落ちて自然に又翌年生えてくる。利用価値も高い。青シソは大葉として天ぷらや細かく刻んで薬味に用いるなど様々利用できる。赤シソはご存じ梅干しに使用できる。また、シソの実はまだ青い内にしごき取って冷凍しておくと総菜などに利用できて便利だ。以下は家で良くやるシソの実の総菜の作り方だ。
材料:シソの実、冷凍枝豆、ニンジン、ゴボウ、もしあればニンジンの葉っぱ。
作り方:ニンジン、ニンジンの葉、ゴボウを刻み、鍋で炒める。油も水も不要。適当に火が通ってきたら、醤油、味醂、砂糖で甘じょっぱく味付け。鞘から取りだしておいた枝豆を入れて更に煮る。火が通ったところでシソの実を入れて更に煮て、味を調整してお仕舞い。作るのにあまり時間はかからず、10分程度で出来てしまう。タッパーに入れて冷蔵しておくとかなり保存が利く。
シソは古くから生薬としても用いられ、葉を乾燥したものは紫蘇葉(しそよう)または蘇葉(そよう)という。種子を採取して乾燥したものを紫蘇子(しそし)、茎だけを天日で乾燥したものを紫蘇梗(しそこう)という(イー薬草ドットコム)。薬効は便秘、食欲不振、消化不良、気管支炎(気管支カタル)、せき・たん、ノイローゼ(神経症)などに有効だ。蕁麻疹などアレルギーにも有効だとされる。生薬としては赤ジソが用いられる。
更に、シソの実はエゴマと共にアルファリノレン酸を多く含むことで注目されている。アルファリノレン酸は青魚に多く含まれるDHAやEPAと共にオメガ3脂肪酸と言われるものの一つであり、成人病予防や食の洋風化に伴うアレルギー体質の改善にも有効だとされている。
そんなこんなで凄いパワーのある植物だけど便利でおいしい野菜なので是非お宅でも栽培してはどうでしょうか。
昨年庭に植えたこぼれ種から勝手に生えてきたシソの大株。1.5m以上にも育った。(花巻市桜台、2014年10月4日)
花をアップ。(同上)
花穂をアップ。実をしごき取るのにはもう少し待った方が良いかも。でもあまりゆっくりしてると茶色くなってしまうので、その前にしごき取った方が良い。(同上)
学名: Perilla frutescens var. crispa
和名: シソ(紫蘇)
英名: Red Shiso
シソは強い植物だ。一回畑に植えると花が咲き、実が成り、その実から種がこぼれ落ちて自然に又翌年生えてくる。利用価値も高い。青シソは大葉として天ぷらや細かく刻んで薬味に用いるなど様々利用できる。赤シソはご存じ梅干しに使用できる。また、シソの実はまだ青い内にしごき取って冷凍しておくと総菜などに利用できて便利だ。以下は家で良くやるシソの実の総菜の作り方だ。
材料:シソの実、冷凍枝豆、ニンジン、ゴボウ、もしあればニンジンの葉っぱ。
作り方:ニンジン、ニンジンの葉、ゴボウを刻み、鍋で炒める。油も水も不要。適当に火が通ってきたら、醤油、味醂、砂糖で甘じょっぱく味付け。鞘から取りだしておいた枝豆を入れて更に煮る。火が通ったところでシソの実を入れて更に煮て、味を調整してお仕舞い。作るのにあまり時間はかからず、10分程度で出来てしまう。タッパーに入れて冷蔵しておくとかなり保存が利く。
シソは古くから生薬としても用いられ、葉を乾燥したものは紫蘇葉(しそよう)または蘇葉(そよう)という。種子を採取して乾燥したものを紫蘇子(しそし)、茎だけを天日で乾燥したものを紫蘇梗(しそこう)という(イー薬草ドットコム)。薬効は便秘、食欲不振、消化不良、気管支炎(気管支カタル)、せき・たん、ノイローゼ(神経症)などに有効だ。蕁麻疹などアレルギーにも有効だとされる。生薬としては赤ジソが用いられる。
更に、シソの実はエゴマと共にアルファリノレン酸を多く含むことで注目されている。アルファリノレン酸は青魚に多く含まれるDHAやEPAと共にオメガ3脂肪酸と言われるものの一つであり、成人病予防や食の洋風化に伴うアレルギー体質の改善にも有効だとされている。
そんなこんなで凄いパワーのある植物だけど便利でおいしい野菜なので是非お宅でも栽培してはどうでしょうか。
昨年庭に植えたこぼれ種から勝手に生えてきたシソの大株。1.5m以上にも育った。(花巻市桜台、2014年10月4日)
花をアップ。(同上)
花穂をアップ。実をしごき取るのにはもう少し待った方が良いかも。でもあまりゆっくりしてると茶色くなってしまうので、その前にしごき取った方が良い。(同上)
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