憔悴報告

All about 映画関係、妄想関係、日々の出来事。

2匹目は怪物ではなく、ドジョウですらないだろう

2006年09月18日 | 今後の映画
最近知り合った(と言ってもトラックバック交換しただけですが)、「日刊【考える葦】Returns」さんというブログ(おもしろかったので、ブックマークもしときました)で、こんな情報を獲得したわけですが。

『グエムル2』製作決定!!(そのブログのエントリです)

コリアンのプロデューサーを罵ってやりたい感情に駆られるのは、ワタクシの冷静さが欠如しているせいでしょうか?
案の定、ポン・ジュノは降板
ただのどこにでもある怪物映画になる確率98%(当ブログ推測)なんですけど。
これを、「ハリウッドを目指した韓国映画界が、いよいよハリウッドの駄目な部分に到達しつつある!」と判断するのは早計だとしても、けっこうな韓国映画ファンだったりする(いわゆる「韓流」はもちろんどうでもいいけど)おれとしてはなんか寂しいな。
ハリウッドじゃなく、「アメリカ映画」を目指して欲しいのに。
潤沢な資本というのは、極めて恵まれた製作条件なのだ。
「金がなくても映画は撮れる」っつったって、金がなければ撮れない種類の映画はいくらでもある。
作家の能力だけではいかんともしがたいものを、韓国映画界は持っている。
それをドブに捨てるような真似をするというのだろうか?

それともいよいよ、映画が本格的に国境を越え始めた、と解釈すべきか。
つまり、もう映画に国籍はない
優れた製作スタッフが、映画を製作できる資本・環境を、国境など関係なく手にしたところに映画が生まれる、という。
例えばそれには、韓国資本によって完成し、しかし公開まで1年以上もかかってしまった『LOFT』も当てはまるのだろうか?
無国籍時代。
漂流者の時代。
おれは、今年のテーマは、「ホームレスでいこう!」だと思っている。

業務報告
軽々しくも重いことを書いてしまったような気がする。
まあ、識者にとっては「いまさら」って内容だろうけどね。


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