憔悴報告

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FF12連載「回顧録」第13章:か弱き者たちを越えて

2006年04月30日 | ゲーム
大灯台には灯台タイガー。
まさかホントにいるとは。

いよいよクライマックスという感じで、シド博士&マスター・ガブラスとの決戦。
最近ちょっと余裕が出てきて、割と簡単に敵を倒せてしまう。
ボスとか弱い。
このゲームって、敵が複数いて初めて戦闘がおもしろくなる感じなので、その辺りの作りこみがちょっともったいない感じはする。
ただ、プレイヤーが物語の中に投入されていることで、それすらも回収できてしまっているのも確かなのだ。

ジャッジマスター・ガブラスは弱かった。
それで何が悪い、と。
それならそれで、「弱い敵を倒した」という物語がプレイヤーの記憶に刻まれるだけだ。
そこまで「込み」でこのゲームは存在している。
終盤は、帝国勢力との一騎打ちが多い。
ときに、彼らは弱い。
ならば、これはそういう物語だ。
プレイヤー次第で動いてゆく物語だ。
それを「ゲーム」という枠で捉えるのは間違いだろうか?
おれは間違いだとは思わない。
終盤になると、メインストーリーを進めるよりも他のイベントで対する敵の方が強かったりすることがしょっちゅうある。
メインストーリー自体がしょぼいわけじゃない。
それはもちろんこの作品の中心だし、最後まで軸は一切ブレない。
しかし、メインストーリーよりもイヴァリースという世界の方が遥かにデカイ、デカ過ぎる
オンラインゲームだった『11』を踏襲しているからというのはあるだろうが、そういう作り手側の事情ではなくて、プレイヤーが感じることが重要だ。

最終決戦のステージは、第2デススターこと空中要塞バハムート
で、次回最終回

あとがき
●今回のタイトルロゴのバックってあれ、多分ガブラスだと思うんだけど、このチョイスはとってもいい。
ジャッジというだけでもちろん意味があるが、それ以上にガブラス近辺のドラマってこの話の中でメチャクチャ重要。
象徴的なまでに。
●ラストバトルに移行するときのムービーだけ観たけど、シビれる。
バハムートの主砲(メガフレア砲?)、イイ。
護衛のアレキサンダー&反乱軍旗艦ガーランドの位置取りとか戦略とか無駄に凝ってるし。
ここまで来ても、主要キャラクターの性格が寸分の狂いもなく反映されてるし。
かつてないライトな松野シナリオもおれは好きだ。
多少大味でもあまり気にならない。

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1 コメント

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2006-08-10 02:22:21
既に12章でトラックバックしていましたね。

すみませんが13章のトラックバックは削除してください。
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